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アクロバット★少年

 

名古屋のおまぬけしょぼポップパンクバンド、アクロバット★少年が2017年の来る結成10周年を目前にシングル3部作「ネミー・サミー・ダリー」「ドラマチック恋のからあげ」「フライングV」を連続リリースした。2007年、ありさーもんを中心に結成したアクロバット★少年は、そのバンド名から男性バンドだと思われることが多いそうだが結成時はメンバー全員が女の子の正真正銘のガールズバンドだった。この9年間で度重なるメンバーチェンジを繰り返しながら、乙女なギターボーカルありさーもんを筆頭に、おはし、神野という布陣でが揃い踏み、バンドはより強靭に。女子ならではの視点から突き刺すゲスい歌、不満や疑問に中指を立てるパンクソング、変なワードを使っているのにちょっと泣ける歌といった、アクロバット★少年の持つ3大要素を3枚のシングルで満遍なく聴く事が出来る。何故か気になる名古屋のパンク少女、ありさーもんに話を訊いた。

 

Q.新体制になって1年半経ちましたがバンドに変化はありましたか?

ありさーもん:個人的にはメンバーに気付かされることが凄く多くなったと思っていて。今のメンバーはちゃんと意見を言い合えるしアドバイスもくれる。よりバンドとしてひとつのものを作り上げている感覚が強くなりましたね。

 

Q.最近のアクロバット★少年からはやりたいことがはっきりしたような印象を受けます。

ありさーもん:これまであやふやだったことがメンバーと話し合うことではっきりしてきたのかもしれない。今回の3枚のシングルもメンバーからの提案だったんですよ。来年で10周年を迎えるんですけど、そこに向けて何かやれることがないか考えていく中で、シングルを連続で発表して勢いをつけていこうって。

 

Q.今回のシングル3部作はアクロバット★少年というバンドの持つポップな面、パンクな面、泣ける面といった要素をそれぞれのシングルでひとつずつ表していますよね。

ありさーもん:その通りです。私たちの得意な分野をひとつずつ搾り出したシングルを3枚出すのがコンセプトだったので。

 

Q.「ネミー・サミー・ダリー」はライブの打ち上げでよく見る光景が歌われていて。

ありさーもん:打ち上げって、バンドだけじゃなくて、なんか偉い人も、よく分からないお客さんも、色んな人がいるじゃないですか。その中で「誰こいつ?」って人に「君は路上でやったら伸びると思うよ」って言われたことがあって「うるせーな、誰だよ。」って思ったときの気持ちを曲にしました。眠いし寒いしだるいし、つまらないなって(笑)。

 

Q.それをネミー・サミー・ダリーというキャラクターに見立てて歌っているんですね。

ありさーもん:そうなんです。反発心で生まれたキャラクターです。

 

Q.こういうパンクスピリッツはメンバーが敬愛するロリータ18号の影響も大きそうですね。

ありさーもん:滅茶苦茶大きいです。ロリータ18号に出会ったことで凄く変わったし、パンクの人が優しいってことも知りました。私はそこに惹かれるし、言いたいことを素直に歌に出来るかっこよさにも影響を受けていますね。「ネミー・サミー・ダリー」のカップリング曲「Dr.Martens」はロリータ18号に捧げる曲なんですよ。ただ、対バンしたときに歌ったらその日のマサヨさん(石坂マサヨ:ロリータ18号)はDr.MartensじゃなくてGEORGE COXのラバーソウルを履いていましたけど(笑)。

 

Q.「ドラマチック恋のからあげ」は切ないラブバラードですが、からあげっていう言葉を選択するセンスがありさーもんらしいです。

ありさーもん:ある日、スーパーの広告を見ていて「鳥もも肉100グラム55円」っていう響きが凄く良いと思ったんです。あと、からあげを作る過程って恋をしていく過程と似ていると思うんですよね。衣という名の愛情だったり、油で揚げるシュワって音だったり、恋愛とからあげって凄く近い気がする。私もいつか旦那さんに美味しいからあげを作ってあげたいです。安いお肉でも愛情は込めていたら美味しいと思うんです。この曲はそういう歌ですね。

 

Q.この曲はベースのおはし君とのデュエットですよね。

ありさーもん:男性目線と女性目線で分けています。おはしも自分のバンドで歌っている人なのでアクロバット★少年でも歌ったら面白いと思ってツインボーカルに挑戦しました。今のメンバーになって全員の個性が出せるようになったんですよ。これまでは「私が主役!」って意識があったんですけど今はメンバーの三角形のバランスが凄く良い気がしますね。

 

Q.「フライングV」ではこのまま何処か遠くに飛んでいきそうな勢いのある曲で。

ありさーもん:ロリータ18号と東京で一緒にライブをやったときに初めてダイブしたんですけど、お客さんに持ち上げられてクルクル回転したんです(笑)。私はそういうのが初めてだったから「このまま飛んでいける!」って興奮したんです。それで自分が使っているギターとかけて曲にしました。女の子がフライングVを持ってるのってかっこ良いですよね。この曲は自分で聴いてもワクワクする曲になったと思います。

 

Q.アクロバット★少年は2017年には結成10周年を迎える訳ですが、大幅なメンバーチェンジがありながらも10年続けてきた中で感じることってありますか?

ありさーもん:最初はただの文化祭バンドだったのが、ライブハウスでライブをするようになってどんどんバンドが楽しくなって、よく分からないなりに我武者羅に9年間やってきたんですけど、自分の好きなバンドに共通してることって長くやっていることなんですよね。売れる受けないじゃなくて辞める辞めないってう。私もまだまだ自分の動きを止める気もないし、アクロバット★少年は死ぬ瞬間までやっていたいんですよ。バンドを続けるかっこ良さはやっぱりロリータ18号に教えてもらいました。私がおばさんになってもフライングVを持って歌っていたいですね。

 

Q.アクロバット★少年としてはどういうバンドになっていきたいですか?

ありさーもん:少年ナイフとロリータ18号と並ぶバンドになりたいです。でも正直、未来なんて考えたことがなくて。今を楽しく生きていたらきっと未来はついてくるじゃないですか。だからとにかく毎日を楽しく生きようと思っています。その為にも色んな曲を作って色んな場所でライブをやって、枠に捕らわれず、アクロバット★少年を全力で楽しもうと思っています。

 

 

アーティスト:アクロバット★少年

●タイトル:「ネミー・サミー・ダリー」

2016年2月5日発売

ライブ会場限定販売4曲入り

500円

 

 

 

●タイトル:「ドラマチック恋のからあげ」

2016年6月18日発売

ライブ会場限定販売4曲入り

500円

 

 

 

●タイトル:「フライングV」

2016年10月31日発売

ライブ会場限定販売4曲入り

500円

 

 

 

 

メンバー

ありさーもん(うたとフライングV)

おはし(ベース)

神野(ドラム)

※神野(ドラム)ありさーもん(うたとフライングV)おはし(ベース)

 

ライブ

11月3日(木)中百舌鳥club massive

11月4日(金)京都MOJO

11月11日(金)神戸RAT

11月13日(日)福井CHOP

11月23日(水)両国SUNRIZE

12/11(日)大須UNLIMITS

 

HP

http://acrobatboys.com/index/

 

 

2YOU MAGAZINE編集部

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