チャットモンチー
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橋本絵莉子   福岡晃子

チャットモンチー

 

2ピースバンドとして自由なアイディアと方法論で音楽ファンをうならせたアルバム「変身」、そして約1年の活動休止期間を経て、2014年8月に恒岡章(Dr / Hi-STANDARD、CUBISMO GRAFICO FIVE)、下村亮介(Key, G / the chef cooks me)という男性サポート2名を迎えた「男陣」でシングル「こころとあたま / いたちごっこ」を、また2015年1月には世武裕子(Pf,Synth)、北野愛子(Dr / DQS, nelca / ex.your gold, my pink)という女性2名を迎えた「乙女団」でシングル「ときめき / 隣の女」をそれぞれ4人体制で発表したチャットモンチー。その予想を超える発想でいつも僕らを楽しませてくれる彼女たちがデビュー10周年という記念すべきタイミングで発表するニューアルバム「共鳴」。今作には「男陣」「乙女団」というふたつの4ピース、橋本&福岡+恒岡という3ピース、橋本&福岡の2ピースといった4形態でレコーディングされた楽曲が並んでいる。進化を続けるチャットモンチーの音楽への飽くなき探求心が形となったアルバムを隅々まで楽しんで欲しい。

 

 

Q.シングルを「男陣」「乙女団」と制作されたわけですけど、当初からこの布陣でアルバムを作る予定だったのですか?

橋本:シングルを作りながら自然とこうなっていった感じですね。「男陣」でシングルを作ってみて「女子4人バージョンがあっても面白いじゃないか」ってところから「乙女団」が出来て。その流れでアルバムを作りました。

 

Q.そもそもサポートメンバーを迎えようと思ったのは?

橋本:結構軽いノリやったよな?お休み明けに「4人でやったことないからやってみよう」って感じでまず人数から決めたんです。そこから「じゃあ誰とやる?」って。

 

Q.メンバーはどのように決めたのですか?

橋本:ツネさん(恒岡)は2ピースのときに「いつかやってみたい

って言ってくれてるという情報を小耳にはさんで。それでドラムはツネさんにお願いしたんです。

福岡:昔、コピーしていた人と一緒にバンドをやるなんて思ってもなかったです。

橋本:始めは緊張していたけど3日で慣れました(笑)。あと何でも出来る人がいたらいいなという事でシモリョー君にもお願いして。「乙女団」はあっこちゃん(福岡)が世武ちゃんのサポートでベースを弾いてたことがあって「ピアノが必要だったら言ってね」と言ってくれていて。それがきっかけなんです。それで女子のドラムを探していたら「かっこいい友達がおるんやけど」ってあっこちゃんが愛子さん(北野)を連れて来てくれました。

福岡:えっちゃん(橋本)は愛子さんとの初対面がプリプロのときだったけど、凄く相性が良かったんです。

橋本:女子だけでバンドをやるのは楽しかったです。なんかバンドって凄いなって思いました。

 

Q.「男陣」と「乙女団」をやってみてどうでした?

福岡:どっちも面白かったです。男陣は部活みたいでしたね。「男陣」は探究心が凄いんですよ。それで曲も進化していく感じで。そうやって新曲を一緒に作ることでバンド感が増していくことも分かったんです。やればやるほど良くなっていくっていう。気合いですね。「乙女団」はOLみたいでした(笑)。

橋本:キャッキャキャッキャしてた。

福岡:めっちゃキャッキャキャッキャしてるんだけど本番の集中力は凄くて。メリハリがしっかりあるんですよね。あと決断が早い(笑)。

 

Q.アルバムの曲作りも「男陣」と「乙女団」で曲を振り分けて作ったのですか?

橋本:歌詞とメロディーを作る段階まではこれまでと一緒で、ある程度曲が出来てからどっちにお願いするか、2人でやるか、ツネさんと3人でやるかを割振りました。

 

Q.そうなんですね。「男陣」と「乙女団」で曲のキャラクターがはっきり分かれている印象があったので予め決めて制作したのだと思いました。

福岡:どっちでやるか決めた時点でアレンジをかなり寄せているんですよ。そこからサポートメンバーと一緒にアレンジを詰めていったので顕著に出ているんだと思います。

 

Q.「乙女団」の歌詞は全て福岡さんが作詞ですがこれは偶然ですか?

福岡:たまたまなんですよ。

 

Q.女性ならではの視点で書かれている歌詞が「乙女団」で演奏することで説得力が増しているなって。

福岡:やっぱりそういう歌詞は女の人同士でやったほうが説得力出ますよね。男の人だとやらされてる感が出ちゃうかも(笑)。女がやることで出る迫力ってあるじゃないですか。

 

Q.確かにツネさんとシモリョー君はタジタジしちゃいますよね。

福岡:タジタジしそう(笑)。

 

Q.M-4「隣の女」やM-5「毒の花」は「福岡さん、何かあったのかな」って想像させるくらいリアルですし。

福岡:「何かあったから書けるってもはやラッキー」ってテンションですね(笑)。いや、何かあったわけじゃないんですけど、何か引っかかるものっていうか、自分の中でちょっとした波が大きくなる瞬間が歌詞を書くモードのときは強いんですけど、そこに気付くのはラッキーだなって。

 

Q.特に「隣の女」は女性の嫌な部分を描きながらも最後の一文で「わたしも女だから」っていう…。

福岡:怖いですよね(笑)。30代になって女がやっと分かってきたというか。こういう女性嫌だなって思っているんだけど自分も女性だから当てはまる部分もあるっていう。女って怖いですね。

 

Q.一方、橋本さん作詞によるM-2「こころとあたま」やM-6「私が証」から感じた強さや温かさは母になったことも作用しているのかなって。

橋本:ゼロではないと思います。

福岡:それを直接的に感じないとこが凄いなって思いますね。気持ちや思いは日々変わっているはずなのに歌詞はえっちゃんのままなんですよ。歌っている内容の変化は感じるけど一見それが分からないのは凄いなと。

 

Q.M-3「ぜんぶカン」はバキバキのニューウェイブなトラックにラップが乗る新しい試みですよね。

福岡:ラップをえっちゃんに勧めてみたら弾き語りで作ってきたんですよ。弾き語りラップ(笑)。そこから「バンド

っていう概念を取っ払ってやってみたらこうなりました。

橋本:初めての試みでした。曲が出来たときは飛び道具になるかなって思っていたんですけど、アルバムに混じると意外と違和感なく聴けました。

 

Q.スチャットモンチー(スチャダラパー+チャットモンチー)の経験も活きているのでは?

橋本:そうですね。

 

Q.シングルではgroup_inouやナカコーさん(Koji Nakamura)によるリミックスもあり、あらゆるジャンルや人を巻き込んで新しい音楽を生み出していくのが今のチャットモンチーなのかもしれませんね。

橋本:どんなジャンルもいけると思います。4人のサポートメンバーもいるし、何だって再現出来るというか、大丈夫だっていう自信はありますね。

 

Q.思いっきり話が変わりますけど、僕ドラゴンボールが好きなんですよ。

橋本:え!?

福岡:私も好きです!

橋本:あっこちゃん、さっきまでフリーザの話してたもんな。

 

Q.ドラゴンボールって人がよく死ぬんですけど、なんだかんだ天国で元気にしているじゃないですか。M-7「楽園天国」を聴いて、天国はきっと楽しいところなんだろうなって、界王様の星を想像しながら聴きました。

橋本:まさに天国が楽しいところだったらいいなって思って書いたんです。

 

Q.死後の世界のことを考えたりしますか?

橋本:考えます。それを書いておこうと思ったんです。天国も最高だったら嬉しいです。

 

Q.M-10「いたちごっこ」は結構ぶっちゃけていますよね。

橋本:これは初めてお酒を飲んで酔っ払って書いた歌詞なんです。

 

Q.普段お酒は飲まれるのですか?

橋本:あんまり飲まないです。酔っ払って書いたらどんなことを書くのか実験してみたんです。そしたら意外とまとまっていてびっくりしました。そこまで泥酔じゃなかったのが良かったのかな(笑)。

 

Q.それでここまで書いているんですね。普段ストップをかけてることが溢れている感じ?

橋本:そうなのかも。まさか自分の歌で世の中の歌を批判することになるとは思っていませんでした。こんなこと思ってたんやって自分でもびっくりです。

福岡:えっちゃんがこういうことを感じていたことを私は知っているから「ついに出たか

って感じですね(笑)。ちょいちょい出してたのをみんな気付いてないだけですから(笑)。だからって批判っていう批判じゃないし、結局くらってしまっているのは自分なんですよね。でも酔っ払って歌い飛ばせる強さはいいなって思います。

 

Q.またお酒を飲んで書いてみたいですか?

橋本:もう1曲くらいはいける(笑)。でも似たようなことを書いたら嫌だから期間をあけてやろうかな。

福岡:「いたちごっこ2」でいいんじゃない?(笑)。

 

Q.M-11「ときめき」は久しぶりの恋愛ソングですが。

福岡:しばらく恋愛モノを書いてなかったし、そもそも恋愛の歌詞を書きたいって思うこと自体久しぶりで。でも今の私が恋愛の歌詞を書いたらどんな曲になるかなっていう好奇心から書きました。

 

Q.「いつだって恋がしたいよ あなた以外と」というフレーズからは、隣にいる人が当たり前にいる訳じゃないことを気付かされました。

福岡:ナイスリスナーです。その通りなんですよ。このフレーズだけ聴くとびっくりされるんですけど、本当に言いたいことはあなたを選んでそこにいるっていうことなんです。こういうことを歌う年齢になったのかもしれません(笑)。

 

Q.女性としての成長が生んだアルバムなのかもしれませんね。

福岡:サポートを迎えてバンドがやれる時点で少しは余裕が出てきたのかなって思います。誰かを迎えても自分達の色を出したりチャットモンチーであることを示せたアルバムなので。それはバンドとして成長した証拠なのかなって思います。

橋本:いろとりどりです。色んな曲と音が詰まっているけど全部チャットモンチーとしてまとまっているなって思います。

福岡:音楽的にもそうなんですけど、サポートメンバーを迎えることも、バンドの意識的な面でも新たな踏み出しをしたなって思うアルバムになったと思っています。

 

Q.これからのライブはどういう形態でやっていくのですか?

福岡:確約出来ないのがチャットモンチーなのではっきり言えないんですけど(笑)。でもその時々に応じたスタイルでやりたいようにやっていけたら最高ですね。

 

Q.久しぶりの「求愛ツアー」も楽しみです。ラインナップが最高ですね。

橋本:好きな人にしか出てもらいません!

 

Q.初日の広島の柳沢慎吾さんのインパクトも凄いですね。

福岡:その日は詳細不明です(笑)。でも絶対面白い日になります。柳沢慎吾さんとは以前お仕事をしたことがあるのですが100人力なので(笑)。ヒューマンパワーというか、人を喜ばせようっていう思いが誰よりも強い方なので、私達も学ぶことが多いですし、そういうパワーをチャットモンチーのお客さんにも観て欲しいなと思いお願いしました。

 

Q.名古屋はGRAPEVINEとの共演ですね。

橋本:楽しみです!

福岡:デビューする前にチャットモンチー全員で香川にライブを観に行ったんですよ。

橋本:オリーブホール!

福岡:チケット買って観に行ったら、ピックを拾ったんです。

橋本:そうそう、凄い思い出なんです。

福岡:うわーってなったよな。

橋本:虹色の三角形のピックだったよね。

 

Q.そして11月11日には7年振りの武道館公演も決定しています。

福岡:敢えて2人でやる?(笑)。

橋本:これだけ「男陣」「乙女団」って言っておいてな(笑)。

 

Q.デビュー10周年ということで特別な公演になりそうですね。

橋本:そうですね。

福岡:常に新しいことをしていきたいし、10周年なので今まで応援してきてくれた人にも喜んでもらえるような。

橋本:10年分とは言わないけど。

福岡:5年分くらい?(笑)

橋本:誕生日をお祝いするようなライブになったらいいなって思っています。

 

 

バンド名:チャットモンチー

タイトル:共鳴

2015年5月13日発売

 

初回生産限定盤【CD+DVD】

¥3,400(+税)

KSCL-2610 ~ KSCL-2611

■CD+DVD 2枚組

■デジパック仕様

■3/4発売シングル『ときめき / 隣の女』とのW購入者特典抽選応募券封入

 

初回仕様限定盤【CD】

¥2,900(+税)

KSCL-2612

■3/4発売シングル『ときめき / 隣の女』とのW購入者特典抽選応募券封入

 

全国対バンツアー『チャットモンチーの求愛ツアー♡2015』

6月4日(木):広島CLUB QUATTRO

チャットモンチー/柳沢慎吾

6月5日(金):福岡・Zepp Fukuoka

チャットモンチー/ハナレグミ

6月10日(水):大阪・Zepp Namba

チャットモンチー/Ken Yokoyama

6月11日(木):愛知・Zepp Nagoya

チャットモンチー/GRAPEVINE

6月20日(土):宮城・仙台Rensa

チャットモンチー/YOUR SONG IS GOOD

6月26日(金):北海道・Zepp Sapporo

チャットモンチー/スチャダラパー

7月1日(水):東京・Zepp Tokyo

チャットモンチー/●●●●(後日発表)

チケット一般発売:4月25日(土)

*東京公演のみ6月20日(土)一般発売

 

ワンマンライブ

「チャットモンチーのすごい10周年 in 日本武道館!!!!」

2015年11月11日 (水) 日本武道館

 

http://www.chatmonchy.com/

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