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トライアンパサンディ

 

元GOLLBETTYのG-YUNcoSANDYを中心に2012年に結成されたトライアンパサンディ。結成以来数々の音源発表、積極的なライブ活動を続けてきた彼らだがその道のりは決して平坦なものではなかった。2016年には所属していたレーベルを抜け、メンバーの脱退も経験している。そんな中、2016年末に行われたワンマンライブでは意識的に避けてきたGOLLBETTYの曲を演奏する出来事も。この意識の変化がバンドに何をもたらしたかは今回届いたライブ会場限定ミニアルバム『EGG"S"』を聴けば案じることが出来ると思う。困難を乗り越え前に進み続けるG-YUNcoSANDYに話を訊く。

Q.2016年はトライアンパサンディにとって激動の年だったのではないですか?

G-YUN:激動過ぎました(笑)。レーベルを辞めて、年間70本ライブをやって、デモカードを配って、メンバーが辞めて…。次々と色んなことが起きる中でバンドとして明確な指針がなかったのでずっと悩んでいましたね。

 

Q.G-YUNちゃんはずっと過去の自分と戦っていると思うのですが。

G-YUN:そうですね。誰よりも過去の自分を意識してしまっています。やっぱり私にとってGOLLBETTYというバンドの存在は大きくて、自信のなかった私が自分の存在を肯定出来たのはあのバンドがあったからなんですよ。勿論トライアンパサンディも今の私にとってはGOLLBETTY以上に大事なバンドなんですけど、第三者に認められているかって考えたらまだまだなんですよ。そう思うと余計GOLLBETTY時代の自分の存在が怖くなって今の自分に自信が持てなくなっていって。

 

Q.だからトライアンパサンディはGOLLBETTYではやらなかったようなことに挑戦したり敢えて避けてきたりしたんですね。

G-YUN:はい。意識的に避けてきました。

 

Q.そんな中、2016年12月に行われたワンマンライブではGOLLBETTY時代の曲をライブで演奏していますよね。これまでのG-YUNちゃんだったら有り得ないと思うのですが。

G-YUN:ですよね(笑)。絶対にGOLLBETTYには頼りたくなかったので色んな話をもらっても頑なに拒否していましたから。

 

Q.では何故今回GOLLBETTYの曲をやろうと思ったのですか?

G-YUN:決してバンドの状況が良いとはいえないトライアンパサンディをずっと応援してくれる人達がいて、そういう人達が喜んでくれることが何か、どうやったら恩返し出来るかを考えたらGOLLBETTYの曲をやることで喜んでもらえるんじゃないかって思ったんですよ。

 

Q.信頼出来る人の前だったらGOLLBETTYだった自分を解放してもいいと。

G-YUN:そうですね。プライドもあったし、トライアンパサンディを聴いてもらうための道具にGOLLBETTYを使いたくなかったんです。でも今私がGOLLBETTYの曲をやるのはGOLLBETTYを利用する訳じゃないし、私が持っている武器で人を喜ばせることが出来るのってGOLLBETTYなんですよね。トライアンパサンディが思うように結果が出せなくて、それでも着いてきてくれる人達に「ごめんね」って気持ちがずっとあって。そんな人達に喜んでもらえるなら「GOLLBETTYの曲はやらない」っていう私の意固地な正義はいらないなって思ったんです。それでメンバーに相談したら「いいじゃん!」って。

 

Q.G-YUNちゃんの中で分離させていたトライアンパサンディのG-YUNcoSANDYとGOLLBETTYのG-YUNをひとつに戻すことが必要だったのかもしれませんね。ピッコロと神様が1人のナメック星人に戻ったことで超戦士になったように。

G-YUN:あははは。そうやってGOLLBETTYを受け入れたことで「トラパレード」のような曲も出来たんですよ。

 

Q.確かに「トラパレード」はこれまでの作りこまれた楽曲に比べるとバンドっぽさがありますよね。

G-YUN:インディー感というか。これまでのトライアンパサンディの曲はある意味完成された音をイメージして作っていたんですよ。だから「トラパレード」のようなインディー感のあるメロディやアレンジは避けてきたんです。「PEEK-A-BOO」とかもそうですね。

 

Q.これまではGOLLBETTYと差別化しなきゃいけないという固定概念があったのでしょうね。

G-YUN:そうなんですよ。でも「ミドリ

が出来たくらいから徐々になくなっていって。

 

Q.ピッコロが重いマントを脱いだような身軽さがありますもん。

G-YUN:またピッコロさん出てきた(笑)。でもそんな感じだと思います。ずっと気持ちが重かったんですよ。ライブハウスの人や関係者からは「めっちゃライブ良いけど何で売れないんだろうね」ってよく言われるので、不器用ながら動員を増やす為のチャレンジをしたりするんですけど中々結果に繋がらなくて。告知も結局SNSになってしまうし、色んなことに限界を感じていたんです。思い描いていた理想からはどんどん離れていくし、めっちゃもがいていました。だから本当に毎日不安だったんですよ。年も取っていくからいつまで続けられるかを考えるようになりましたし。

 

Q.「トラパレード」は一見明るい曲ですがそういう不安は表れていますよね。

G-YUN:「これで最後かもしれないな」って気持ちで書きました。よくバンドがMCで言うような「終わりはないから」って私は絶対言えないんですよ。だっていつか絶対終わるから。でもその終わる瞬間まで必死にやりたいし、そのときに「やってきて良かった」って言いたいんですよね。

 

Q.だから「トラパレード」は弱さの裏返しだと思いました。ポジティブな歌詞はG-YUNちゃんが自分の弱い部分を隠そうとしているんだろうなって。

G-YUN:バレてた!隠れてない!(笑)。

 

Q.だからこそ今確かにある日々を大事にしたい訳で。

G-YUN:その通りです。本当それ。隠れてなかったですか?(笑)。

 

Q.隠れてなかったです(笑)。

G-YUN:でもそうやって弱い部分も今なら見せれるのかも。今のトライアンパサンディを応援してくれる人達との信頼関係があるなら何でも見せられる。だから「トラパレード」でもみんなから歌詞のキーワードを募ることが出来たと思いますし。私達を応援してくれるみんなで生み出したいと思ったんですよね。「僕は君の一部」という言葉を送ってくれた人がいるんですけど、バンドってその通りだと思うんですよ。この曲を歌っているとみんなのことを思ってキュンってなります。

 

Q.意地悪な質問をしてもいいですか?今回、GOLLBETTYと向き合ったことでGOLLBETTYの再結成を考えたりはしましたか?

G-YUN:それはないですね。GOLLBETTYの再結成は絶対ないです。それはトライアンパサンディがどうとか関係なく100%ないです。ただワンマンでGOLLBETTYの曲をやることはGOLLBETTYのメンバーには報告しました。そしたら「やってくれてありがとう」とか言うんですよ。みんな良い奴なんです(笑)。でもだからといって再結成はしません。あのとき、全員で決めた解散だから、誰でもない全員の解散なんです。それに再結成したとしてあの頃のGOLLBETTYを超えることは出来ませんから。当時よりかっこよくないんだったら再結成なんてしちゃ駄目なんですよ。

 

Q.GOLLBETTYを超えるのはトライアンパサンディであるべきですからね。

G-YUN:超えれるはずなんですよ。私はそう信じていますから。これだけ色んなことが次々起きて私達も強くなっていると思いますし(笑)。

 

Q.次から次へと強い奴が出てくるから孫悟空も強くなっていった訳で。

G-YUN:そういう意味で自らハードルを上げようと6月の渋谷eggmanのワンマンを決めたんですよ。私は石橋を叩いて渡るタイプなんですけど、たまにめっちゃ走るんです(笑)。そうやって私の強い部分を引っ張り出してくれたのはトライアンパサンディを信じて着いてきてくれる人達なんです。みんながいなかったら何も出来なかったと思う。

 

Q. G-YUNちゃんの強さを引っ張り出したみんなは普段G-YUNちゃんから強さを引っ張り出してもらっている人達だと思いますよ。与えて与えられて、そういう信頼関係が生んだのが今回のアルバムだと思います。

G-YUN:そうやってすぐ泣かす(笑)。でもそういう関係でいれたら嬉しいですね。今の私達を信じてくれる人達に喜んでもらえるようにもっともっと頑張るから末永く宜しくお願いします!

 

 

バンド名:トライアンパサンディ

タイトル:EGG"S"

¥1,000 (税込)

TAS-0001

発売日:2016年12月11日

ライブ会場、通販限定リリース

 

メンバー

G-YUNcoSANDY(Vo)

HIDE(Gt)

MASAMU(Ba)

WANI(Dr)

 

 

ライブスケジュール

2.25 [Sat] 神戸太陽と虎

3.12 [Sun] 福岡graf

3.24 [Fri] 下北沢ReG

4.01 [Sat] 大阪DROP

4.09 [Sun] 今池3STAR

5.21 [Sun] 富山MAIRO

6.11 [Sun] 渋谷egg man

 

http://www.triampersandy.com/

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