その美しくも切ない唯一無二の歌詞世界で聴く者を圧巻させるGENERAL HEAD MOUNTAIN。11月には、バンドの持つ激しさ、刹那さを存分に収録した全4曲から成るメジャーデビューシングル「羽」をリリースした。続いて、待望のメジャー1stフルアルバム「深まる日々に、微笑みを。」が完成。 身体を揺さ振り、心を抉り、その傷口を優しく癒してくれる全11曲収録のフルアルバム。GENERAL HEAD MOUNTAINが伝えたいことはひとつだけ。このアルバムこそが「素晴らしい答え」だ。

 

Q.どうやって結成されたのですか?

松尾照彦(Vo.Ba)(以下:松):もともと野球をやってたんですけど身体を壊して出来なくなったんですよ。それで2000年くらいに暇を持て余していてバンドを始めました。

オカダコウキ(Gt)(以下:オ):それで2003年に僕と海太が加入しました。


Q.その頃から今のような音楽性だったんですか?

松:スタイルは変わってないですね。曲名も漢字だったし、片仮名も英語も使ってなかったし。


Q.GENERAL HEAD MOUNTAINの特徴のひとつですよね。例えばサビで英語を使うとか一切ないですもんね。オール日本語っていう。

松:思春期に聴いてたのがほとんど英語で歌ってたバンドだったから、それに反発してたかも。あとは、「ここ日本だから」っていう。それが一番大きい理由です。


Q.影響を受けた音楽は?

オ:中学1年の時にHi-STANDARDを聴いてギターを始めました。

海太(Dr)(以下:海):僕はBRAHMANですね。

松:流行ってた音楽も聴いてたけど、父がフォークソングが好きで家でよく聴いてたんですよ。だからフォークがヒントになっている部分もありますね。


Q.11月にシングル「羽」でメジャーデビューしたわけですが、収録曲4曲ともタイトルが漢字1文字で統一されていましたが。

松:完全に狙っていきました。だからといって深い意味があるわけでは無いんですけど、漢字1文字で統一されている事で凄く作品っぽくなった感じはしますね。


Q.GENERAL HEAD MOUNTAINを知ってもらうにはうってつけの4曲ですよね。激しい曲、ストリングスの入ってる曲、BPM鬼速な曲っていうバンドの持つ色んな要素が入ったシングルだと思います。

松:それも確信的に作りましたね。シングルを作ろうってなって最初に書いた曲が「羽」でした。突き刺さらなきゃ意味が無いと思って刺すだけの音楽を追求して、6月に「木漏れ日にツキル」ってミニアルバムを出したんですよ。結果、成功して刺さったんですけど、じゃあ刺さった後に何が残るかっていったら何も残らなかったんです。そこで模索し始めた時に出来たのが「羽」です。


Q.「傘」のストリングスや、「恋」の詩は新境地な感じがしました。

松:「恋」みたいな詩はあまり書いたことなかったです。遠距離恋愛してる友達に取材して書いたのでリアルはリアルです(笑)。あ、でもちょっと色付けはしたかも知れません(笑)。


Q.メジャー1発目のシングルに「糸」のような曲が入るのもGENERAL HEAD MOUNTAINらしいですよね。

松:こういう遊びは必要ですよね。この4曲の要素全部が僕達なんで。激しい曲もポップな曲もバラードも馬鹿な曲も全部僕達だよっていう。


Q.その延長線上に今回のアルバム「深まる日々に、微笑みを。」があるんですね。

松:まさにそうです。シングルの4曲が膨らんで今回のアルバムになりました。「羽」で羽ばたく準備が整ったんですよ。アルバムはここから始まるんです。


Q.そんな始まりを感じさせるような「花にカルテット」でアルバムの幕が開くわけですが。

松:僕達がいつも弦やピアノのアレンジを頼む佐藤さんって人に「暗いマーチを作ってくれ」 って、マーチを間違えた解釈で捉えたまま発注して出来た曲です(笑)。序奏ですね。ここから本編に入っていくっていう。


Q.その本編の始まりを飾る「青」。

松:実はこの曲はアルバムの中で最後に書いた曲なんですよ。オープニング曲はアルバム全体像が見えてから書きたくて。青い時代を思い出しながら書きました。「大人になって行動範囲も広がって、隣の町くらい簡単に行けるんだけどあの橋だけは渡れないぜ。なぜならば!」っていう曲です。


Q. 「眩暈」は田淵ひさ子さんが参加されていますね。

松:メンバーがサイドギターにまわるっていう素晴らしい状況でした(笑)。

オ:色々話し合ったんですよ。「このフレーズ弾く?」みたいな。でも田淵さんが弾かなきゃ田淵さんのフレーズじゃないっていう。

松:大正解です。


Q.ここで「羽」ですが、アルバムの流れで聴くとシングルとはまた違う感じがしました。曲順とか相当考えたんじゃないですか?

松:正直、この曲の立ち居地が一番悩みました。「青」が無かったらきっと一曲目にしてただろうし。ギリギリまで悩んだんですけどこの位置で良かったですね。


Q.「感染」はバンドの新境地だと思いました。

松:これは僕がLUNA SEAが好きだったから、LUNA SEAっぽい曲を作ろうと思って出来た曲です(笑)。バンドの新しい可能性っていうのがテーマだったんですけど、シングルを作ったことで俺達がやればどんな音楽をやってもGENERAL HEAD MOUNTAINだっていう着地点を見つけたので何でも有りだと思って作りました。


Q.「合鍵」はアイゴン(會田茂一)さんのプロデュースですよね?

松:はい。アイゴンさんって、元を壊すことなく光沢を出してくれるんですよね。ニスを塗るみたいに最終工程を上手くやってくれるんですよ。やっぱり凄い人でしたね。あと、コーヒーを飲むのが凄く上品な方でした(笑)。

オ:あとカーディガンが似合う(笑)。


Q.「感情線」はイントロでいきなり持っていかれますよね。

松:最近こういうギターピロピロ系が流行っているじゃないですか。じゃあやってみようって(笑)。


Q.でもバンドにぴったりでしたよ。ピロピロ系。

松:まあ、こうなることは分かっていましたよね。壊滅的な感じ(笑)。あとはちょっと今の流れに喧嘩売ってみました。俺達ならここまでやるよっていう(笑)。


Q.物凄くカオティックな「逆鱗」は?

松:意図的に破滅や狂気を作れるかっていうのがテーマで。まともな状況の時にこれを作れるかって。結果意図的であれ、凄い爆発力と刹那と狂気がそこにあったので俺はまだ死んでないって思いました。


Q.再びアイゴンさんプロデュースの「菫」。

松:これは別れ際の男の惨めな瞬間を映画っぽく切り抜いた感じの曲です。そういう時って心臓がバクバクいってるだろうから、バラードじゃなくて心拍数に合わせたリズムでドラマが展開していく感じをイメージして作りました。


Q.そして「傘」ですが、「素晴らしい答えだ」って詩が凄く刺さりました。

松:この曲を書いたこと自体が素晴らしい答えだと思っているんで。ストーリーもあるから詩を読んでもらえればヒントはあるんだけど、僕にとってはこの曲を書いたことが答えです。


Q.そして「深まる日々に、微笑みを。」でアルバムを締めくくるわけですが。

松:アルバムタイトルにもなってるんですけど、僕が初めてまともにタイトルを付けた曲ですね。拘ることも大事だけど果たしてそれで曲が死なないだろうかって思った時に「死ぬわ」って思ったのでこういうタイトルになりました。アルバムの最後に相応しい曲ですね。


Q.このアルバムを引っさげてのツアーもありますが意気込みを聞かせてください。

松:聴いてもらってからライブに来てもらえればまた違うのかなって。ぜひ聴いてください。

 

HPアドレス:http://www.generalheadmountain.com/

 

GENERAL HEAD MOUNTAIN
Album
深まる日々に、微笑みを。
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2009.1.20 ON SALE

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GENERAL HEAD MOUNTAIN
Single

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1月26日(火) 名古屋CLUB QUATTRO

GENERAL HEAD MOUNTAIN TOUR 2010「花笑み編」
 3月19日(金) 名古屋APOLLO THEATER【ONEMAN】

 


 

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