青春パンク・ブーム真最中の2000年代前半。名古屋から全国規模で一大ムーブメントを起こした「名古屋大合唱」というイベントがあった。その中心となったのがthe BOOGIE JACKと中部TRACK。あれから数年、名古屋の伝説・英雄となったthe BOOGIE JACKのSHUNTAと、中部TRACKのHEYすけ、岡ちゃんがそれぞれのバンド解散後に立ち上げた新プロジェクト、SUPER-SUPERS。おもしろかっこよく音楽をやり続けているVo.GtのSHUNTA-ARMSTRONGに当時の事もこれからの事も語ってもらった。

 

Q.どうやって結成されたの?

SHUNTA:ブギー(the BOOGIE JACK)が活動休止して、僕は元サザンハリケーンの梅沢学滋とスペースタヌキっていうユニットを組んだんですよ。でもやっぱりバンドがやりたくなってブギーのドラムの真ちゃんとまずは路上ライブから始めたんです。それでメンバーを探す事になった時に昔から交流のあった中トラ(中部TRACK)の岡ちゃんとHEYすけに声をかけてSUPER-SUPERSがスタートしました。


Q.「名古屋大合唱」というムーブメントを起こした2バンドのメンバーが集まる事で何か意識はした?

SHUNTA:どっちのバンドも半ば解散状態の中でのSUPER-SUPERS結成だったので、組んだ当初は「名古屋大合唱」というひとつのシーンを創ったメンバーでの結成は意識していないと言えば嘘になりますね。
結成した頃はやっぱりブギーと中トラのお客さんが来てくれてたし、ブギーと中トラの影を追われるんだろうなっていうプレッシャーもあったし。でもそれを期待されてもなっていう葛藤はありました。
今思うと、単純に仲の良いメンバーが集まっただけなんですけどね。ここからブギーや中トラを越えるバンドを作っていきたいし名古屋大合唱を超えるシーンを作っていきたいですね。


Q.今の名古屋のシーンに対してはどう思う?

SHUNTA:色んなツアーバンドが名古屋は難しいって言うけど、全国を回ってきて思ったのはどこも一緒だなっていう。音楽を楽しめる環境をバンド側が伝えていくっていうか、ライブハウスではこんなにも面白い事が起きてるんだよっていうのをしっかり伝えている土地はシーンがしっかりあると思うんですよ。
ライブハウスってバンドをやっていない人からするとまだまだ入り辛い場所だと思うんですよ。それを「面白い事やってるからとりあえず一度来てみなよ」って教えてあげたい。今のシーンがどうこうじゃなくて、これからのシーンをそういう場所にしていきたいです。


Q.良い意味でライブハウスの敷居を下げるって事だよね。ライブハウスはおもしろかっこいい場所なんだよっていう。

SHUNTA:そう!おもしろかっこいい場所なんですよ!僕はライブをやるのも好きだけど見に行くのも大好きなんですよ。
ライブハウスの帰り道って、ディズニーランドの帰りのような、魔法にかかった感じが凄くおもしろかっこいいじゃないですか。そういうのを自分が体感したら、今度は自分発信でやりたいんですよね。魔法にかけてやりたいなって。


Q.SUPER-SUPERSの音楽ってど真ん中の王道ロックだと思うんだけど、今こういう音を堂々と鳴らしてるバンドって実は物凄く少ないよね。

SHUNTA:みんな避けちゃってるんで空席が出来てる(笑)。でも僕らはやっぱりこういう音楽が好きだし。
SUPER-SUPERSにしか出来ない音楽って何だろうって考えた時に、結成当初はブギーでも中トラでも無い音楽を作り込んでいたんですけど、あの頃とは環境も変わってライブ一本にしてもメンバーが集まる時間にしても物凄く貴重で、本当に自分がやりたい音楽を放出していかないと意味がないって思うようになったんですよ。
例えそれがブギーや中トラの延長線だろうと構わないって思い出したら、自然と歌詞の内容もブギーの頃では歌えなかったような事も素直に歌えるようになったりして。


Q.生活観のある音楽っていうか、凄く等身大な音楽だよね。

SHUNTA:仕事をしていたり、学校に通っていたりっていう日常の中で僕らの音楽を聴いてくれる人達の生活の一部になれるような音楽をやりたいです。


Q.SHUNTA君にとってそういう音楽ってどういう音楽?

SHUNTA:僕にとってはそれがユニコーンとハイロウズ。この2バンドは音楽だけじゃなくて人柄が大好きなんですよ。もちろん他にも色々聴くけど、ユニコーンとハイロウズが好きだって事は大声で言いたいです(笑)。ヒロトさんに関してはバンドが変わってもぶれないし。ああいう風になりたい。


Q.今のSHUNTA君を見て欲しいよね。全然立ち止まってないから。

SHUNTA:やっぱりSUPER-SUPERSになって、ブギーに強い思い入れのある人達はどんどん離れていったんですよ。ブギーを否定する訳じゃないんだけど、今の俺が一番旬だと思って音楽をやっているのに、当時応援してくれてた人達が次々と離れていく景色をずっと見てきて。
だからこそ今のSUPER-SUPERSを応援してくれてる人は大事にしたいし、未だ見ぬお客さん達にも音楽はおもしろかっこいいって事を伝えていきたいですね。それだけ今の音楽に自信もあるし、SUPER-SUPERSは前だけ見て走っているんで。

 

HPアドレス: http://www.super-supers.com/

 

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