2009年にcolla discより1stミニアルバム「サンゲンショク」をリリースし、一躍、その名を全国に知らしめたviridianが1年7ヶ月振りに放つ2ndミニアルバム「シグナル」をondo recordsからリリースする。聴き手の胸に染み込むウタとコトバ、ワンアンドオンリーのバンドサウンドで、名古屋音楽シーンの中でも唯一無二の存在感を放つviridian。素晴らしいアルバムを完成させたばかりの佐野仁美(Vo.AG)と神谷佑(Dr.)に話を訊いた。彼らの発信する純度の高いシグナルを受けとって欲しい。

 

Q. 前作「サンゲンショク」から1年7ヶ月振りのアルバムですがバンドに変化はあった?

神谷:バンドとして凄く固まりましたね。CDを作ってツアーを回った経験が「シグナル」に活きていると思うし。ちゃんと想像していた通りの物が作れるようにもなりましたしね。

佐野:それは如実に感じますね。

神谷:あとはメンバー各自が自分の意思を明確に持つようになったのが大きいです。


Q.ああ、それは「シグナル」っていうタイトルにも表れていますよね。「サンゲンショク」はその名の通り3人の個性が混ざり合ってるイメージだったのが、今回は3人の個性が「青!赤!黄!」ってはっきりしている感じがしたんですよね。それが「シグナル」に繋がってるっていう。

佐野:言われてみれば!

神谷:コンセプトとして何かがあった訳じゃないけど、3人それぞれが漠然とそういう感じに向かっていったのかも。今回のアルバムは直情的というか、心の内に向かっていく部分というか、そういうドロドロした感情を音にしたところもあったり、単純に激しい曲も多かったり。まあ一発録りっていうのも作用して(笑)。


Q. うん、だからライブ感もある作品になったと。

神谷:はい、凄いですね、このアルバム。だって、本当に凄くないですか?


Q.凄いですよ(笑)。神谷君のドラムもM-1「スライドショー」から飛ばしてるもんね。

神谷:あれは若干やり過ぎました(笑)。なんかアルバム全体通して若気の至り感はありますよね(笑)。タッチの荒い感じとか、フレーズをはみ出してる感じとか、そういう意味も含めてライブ感のあるドラムを叩いてます。


Q.佐野さんはどうですか?前作より激しい曲も多いですが。

佐野:「はじめましてviridianです。こんな3人がこんな音楽をやってます。」っていうのが「サンゲンショク」だったんですけど、今回は「私はこんな事を考えています」っていう、自分の内面を表現した歌詞が多いかも。


Q. 前作よりも言い切っている詩が多い気がしました。

佐野:そうですね。自己完結して書く事もあるし、投げちゃう事もあるんですけど。

神谷:佐野の中のドロドロした部分が出ていますよね。あと誰かに歌わされるような歌は歌えないと思います。歌い手本人から出てきた言葉の方が圧倒的に説得力があると思うんです。だから詩は佐野が書くし、メロディーも佐野がつけるし。

佐野:自由にさせてもらっています(笑)。


Q.そんな中、M-5「MYC」は宮地君が作詞作曲ですよね?

神谷:この流れを期待していました(笑)。

佐野:もともと宮地君がバンド用って訳でもなく書いてた曲があって。その曲を宮地君が歌ってるのを私が盗み録音してたんです(笑)。それを家で練習して歌詞も教えてもらって。だから元々はviridianの曲として出来た訳じゃないんですよ。


Q.メンバーとはいえ、自分以外の詩を歌うのはどうでした?

佐野:「宮地君だったらどう歌うかな?」って考えて歌いました。なりきって思いっきり激しく歌いましたね。詩も面白いですよね。

神谷:難しい言葉を使ってるけど歌ってる事は酔っ払った時の事を歌ってるだけですからね(笑)。


Q.このM-5「MYC」とM-6「雨上がり」がライブ音源で収録されてるのは?

神谷:完全に次回作への布石ですね。まだ何も決まってないけど更に次の作品は「シグナル」から連続する作品になるイメージがあるんですよ。今回は、ライブでも定評があるのでライブ音源を収録しました。まあ、次も楽しみにしておいてください(笑)。


Q.これからどう音楽と向き合っていきたいですか?

神谷:何か大きな目標があるっていうよりか、自分達のやりたい事を地に足つけて何の濁りもなく表現していきたいですね。それに共感してもらえれば嬉しいし、共感出来なくても曲げるつもりはないし。ゆっくりのペースでも良いので自分達の音楽を続けていきたいですね。10年でも20年でも。続けなきゃ意味がないし。

佐野:お婆ちゃんになっても歌っていたいしね。


Q.佐野さんにとって歌う事って?

佐野:私は歌が好きなんです。歌なんて生活に必要なものじゃないかもしれないけど、絶対に無くならないと思うんです。
例えば貧乏になっても、年をとっても、歌だけは記憶に残るし、そういう時こそ気持ちって大事だと思うし。そんな時に歌は凄い存在になると思うんです。
あと私にとって歌うことが唯一の自己表現なんです。かっこ良い言葉を羅列してそれっぽい雰囲気で歌うのは嫌なので、嘘のない歌を歌っていきたいです。自分を歌っていきたいです。

 

viridian:
神谷 佑(Dr.) 佐野 仁美(Vo.AG) 宮地 貴史(EG)

【HPアドレス】
http://viridi-an.net/

 

viridian
2nd mini album
シグナル
ORAA-60001

2010/09/01 ON SALE

\1,500[税込] ondo records




2nd mini album 「シグナル」release tour

■9/26(日)名古屋新栄 CLUB ROCK'N'ROLL
  ワンマンライブ

 


 

2YOU MAGAZINE編集部
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