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WEB限定インタビュー


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DOES
シングル「バクチ・ダンサー」が10万枚を超える異例の大ヒットとなり、その独特の世界観で現在の日本のロック・シーンにおいて最重要バンドの一つとなったDOESが1年8ヶ月ぶりにアルバム『MODERN AGE』をリリースした。前作までの極限まで削ぎ落としたアレンジとは打って変わり、音楽的な幅の広さを見せ付ける快作となった。第2期DOESと本人たちが言うように、大胆なアレンジ、広がりと深みが増した詩の世界観、変化ではなく進化と捉えるべきであろう。メンバー脱退という危機を乗り越え、この素晴らしい音楽を世に出してくれたメンバーに感謝!

Q.1年8ヶ月ぶりのフル・アルバムですが、手応えはいかがですか?

氏原ワタル:もう手応えしかない。前作とまるで違うものを作るって予告してた通りのものが出来たんじゃないかなって。
メジャーに来て3枚出して…2枚目3枚目は特に3ピースの素敵な…ギター1本で成立するような、アレンジを呼ばない、ちょっとパンク寄り、骨っぽいものを作ってきたわけなんだけど、それもやり尽くした感じがあったので今度はその上に服を着せるというか、ちょっとゴージャスにしてみたいなっていうのがあって。
バンド的にも色んなことを乗り越えて、今年からギターも変えて、曲の作り方もアレンジを呼ぶように…呼ぶようにというか、あんまり捉われないように、曲の可能性が消えないようなやりかたで作るようになって。それで1年間ライブやりながら合間合間でレコーディングしてたんですけどね。何か一貫してブレなかったですね、制作に関しては。


Q.前作『The World’s Edge』は「世界の果て」に象徴されるように「終わり」を感じる部分も多かったのですが、今作は逆に「始まり」を感じさせてくれる曲が多いように感じます。

氏原ワタル:うん、そうですね。まぁ歌詞的なところでは別に終わりを感じさせるということはないんですけど、果てというかギスギスした感じを出したかったですね。ロックが持ってるアナーキシズムというか、そういうものを出したかった。
今回はもう新しいことがやりたかった。第2期DOESという感じで。だからこそ今年の夏に『SINGLES』っていう、今までのシングル集を出して一旦区切りにした。で、「バクチ・ダンサー」から入ったファンにも分かりやすい説明書的なものにもなったし。
そこからの4枚目っていうのは、ちょっとしたリスタートなんですよね。仕切りなおしというか。そこは僕らとしても非常にワクワクするところでもあるし。同じことをずっと続けるんじゃなくて、どっかでステージが変わるみたいな。やってる方も聴いてる方も飽きないし。とにかく良いもの出来たなって。


Q.前のインタビューで「ロックをすごく知ってる人と、全然知らない人の両極端に届くようなものを作りたい」と仰ってましたけど、それが如実に現れた作品だと思います。

氏原ワタル:そういうのも特に考えてなかったですね。もう誰が聴いてもカッコ良いものっていうか。国内の音楽ってほぼ聴かないので、音作りとかはどうしても洋楽っぽくなっちゃうんだけど、それを…言い方が変だけど日本に伝えるというか、お茶の間、特に日本てものすごく閉塞的で。
今はネットがあるからそこまでではないと思うんだけど、海外に比べたらやっぱりね。やっぱりテレビの影響力っていうのがデカすぎて、マーケットがものすごく狭い。結局それが文化レベルを下げてるんじゃないかって気がするし。そういうの分かってる奴らはネットとかで情報を探すんだろうけど。それもやっぱ限度が在るんですよね。
音楽の良いところって能動的に欲しがらなくても耳に入っちゃうっていうところだと思うんで、僕らはメジャーにいる立場っていうのを利用して、何かこう異質なものというか、世界への窓口というか、そういうことの役割も出来るんじゃないかと思ってて。
立場はメジャーでも僕らはどアングラなんで、そういうヤツラがいるってことを知ってもらいたいですね。


Q.そういう意味で言うと「バクチ・ダンサー」の爆発的ヒットが大きかったんじゃないかと思うんですけど。

氏原ワタル:うん。あれでミュージック・ステーションに出させてもらったりして。まぁ浮くんですよ(笑)。生演奏しかやらないっていう条件も飲んでくれたし、ありがたい限りですね。
アンプに突っ込んだのは、尺の関係で放映されなかったんですけど、充分違和感は残せたんじゃないかと。良かったんじゃないかな…ああいうアクションが出来るってことがロックの良いところだし、そういうのが最近あんまりないじゃないですか。あろうとしてもネット上でやったんじゃ予定調和みたいなことが起きるから。
ああいうテレビっていう、すごく資本のかかった、欲深いヤツラがイッパイ集まったおかしなところで、それに対するアンチテーゼを出せるっていうのはバンドの特権っていうかね。
ブルーハーツやミッシェル(ガン・エレファント)がやってることに俺はものすごく興奮したしね。やっぱそういうことってやらなきゃいけないと思うんですよ。別にわざとやってるわけじゃなくて、スピリッツというか…。情報が分散されてる分、拠り所が逆にないと思って。
手元には情報が沢山あって個人的にはそれでいけるんだろうけど、それに対して世界が一体どこにあるのかっていうのが分からなくなっちゃってる。
でも肉の繋がりというか、ホントに会って会話することの大切さというか、ぶん殴ったら痛いし、殴られても痛いし、血は流されるし…そういうものってやっぱ普遍ですからね。どうやっても逆らえないものだから。そういうレベルで何かを表現しなくきゃいけないと思う。


Q.アルバム・タイトル『MODERN AGE』にはどのような意味が込められてるんですか?

氏原ワタル:今ってずっとすごい不況で…僕らも不況だからこそバンドやったようなものなんで(笑)。就職も出来ない…出来ないわけじゃないか(笑)。
ずっと晴れない雲行きで、ずっと曇り空みたいな。でもそんなに暗いわけでもないし、そんなに不幸なわけでもないし。じゃあ死ぬほどハッピーかって言われたら平和すぎてそれも分かんなくなってるし。
そんな中で一番大切なのは自分だと思うんだよね。個人個人の考え方とか。そういうところで頑張るとか、前に進むとか、下を向いてちゃいけないとか、そういうことを歌った曲が多いんですよ。
今までは情景描写してそれで終わりだったんだけど、それにもちょっと飽きちゃって。何かしらメッセージを伝えてもいいんじゃないかと。僕がブルーハーツや他のバンドに救われたようにね。もう僕らもそういう立場なんだろうし。ミュージシャンの特権というか、表現者の特権というか。自分のコンセンサスが伝わっていく。そういうのも織り込みたいなって。


Q.10万枚という大ヒットとなったM-1「バクチ・ダンサー」はどんなタイミングで生まれたんですか?

氏原ワタル:去年末ぐらいに「銀魂」の映画の話が来まして。その前からちょっとあったんですけどね。
今までみたいな8ビートでダーッっていうのはもうしたくないっていうのが。一応、映画用に8ビートのものは書いてみたんですけどね。実はそれが「ジャック・ナイフ」なんですけど。何ていうかその時の自分はそういうモードじゃなかったんで気に入らなかったんですよね。
で、「銀魂」の監督さんやスタッフの人たちと打ち合わせした結果「何をやってもらってもいいです」と言われたんで「分かりました!」って作ったのが「バクチ・ダンサー」だったんです。
で、「バクチ・ダンサー」と「ジャック・ナイフ」の両方を聴かせたら「バクチ・ダンサーのほうが良い!」って言われて「おお!流石!」みたいなね(笑)。


Q.曲の世界観とアニメの世界観が近いように感じますしね。

氏原ワタル:ああ、やっぱりそういう話をもらった時に…楽曲に関してはDOESっていう感じなんですけど、歌詞に関しては題材があると書きやすかったですね。春の映画だったし、春の息吹とか、桜の生命力とか儚さとか、そこら辺とダンサブルな…本能的な、血沸き踊る感じをミックスさせて、ダンスで暴れてロックしててモダンでカッコイイみたいな感じにしたかったですね。


Q.M-2「ロッカ・ホリデイ」のガレージ感とダンス感は70’〜80’のNEW WAVEの影響を感じます。

氏原ワタル:ああ、元々僕らNEW WAVEとかその辺の影響があるんで。あとヴェルヴェット・アンダーグラウンドとかそういうアバンギャルド系も好きだし、70’Sパンクとかも…行く人って大体その辺行くじゃないですか(笑)。僕もそうで。
この曲はスタジオでリフがパッと出てきて、じゃあこんな感じにしようって、スネアだけでポンポンポンってやって。その意外なドラム・アレンジから始まってダブル・ストロークの4つ打ちになって。だけどちょっとパンクの匂いがあって。音の録り方もガレージを意識して。
今作結構ガレージ感っていうのを考えてて。ホワイト・ストライプスも大好きだし、ジョン・スペンサーも大好きだし。その辺の感じも意識しつつ作りましたね。


Q.ダンスっぽいといってもロックであり、ガレージであり、パンクでありっていう中のテイストなんですよね。

氏原ワタル:そうなんですよね。やっぱ普通にハネることも出来りゃ、POGOも出来りゃ…でも何かちょっと新しい感じっていうか。詩の響き方にしてもその辺を意識しましたね。何か伝えたいっていうよりも響きの面白さみたいな。


Q.M-3「天国ジャム」は新境地というか、とにかく新しいDOESっていう感じがします。

氏原ワタル:僕、リズムって大好きなんでいつも頭の中に色んなリズムがある感じなんだけど、何で今までこのリズムを使わなかったんだろうって。
楽曲自体もすごくPOPに仕上がって…今までの自分のPOPさと、現代的な感じとか、スカスカな感じとかが良い感じで入って。しかも明るい曲だからアレンジがしやすくて。
チューブラーベルって…のど自慢で使うヤツね、あれを天国の鐘に見立てて入れたりとか。鈴やタンバリンも入れて、とにかく明るくしたかったんですよね。
結構、アルバムの肝となる曲で、現代が曇り空の中で明るいところを見たい、少しでも明るいところに行きたいっていう。だから自然と曲も明るくなった。「星のいない空」っていう歌詞も、今スターっていないじゃないですか。誰もが知ってて、誰もが好きな人っていないですよね。それはやっぱね、情報が分散化してて個人個人で色々楽しめるからしょうがないんですけど。マイ・ヒーローはいるんだけど、アワー・ヒローがいないっていうかね。その辺の寂しさはあるんですけど、別にそりゃそれでいいだろうっていう。だからこそ明るくいこうと。


Q.この曲はリズム隊としても新境地ですよね。

赤塚ヤスシ:そうっすね。DOESにしては珍しいっていうか、こういうハネは初めてじゃないですかね。だから作ってきたときはちょっとビックリしましたね。最初からこのリズムで出来てたんで。
他の曲見たいにダークで沈み込んでて疾走感のあるものって、もう手馴れた感じなんですけど、ホント意外なものが出来たっていう感じでしたね。

森田ケーサク:ドラムも今までにない感じだったんで、ホントに第2期DOESが始まったんだなって感じさせられましたね。


Q.その流れからのM-4「スーパー・カルマ」で更にDOESの世界が広がったように感じます。

氏原ワタル:まさにそうですね。この曲が一番イッてしまった曲ですね。
前回のアルバムで「アレンジが足りない」みたいな批判的なことも聞いて、頭にきて(笑)。3ピースだからこれなんだよ!みたいにわざとやってたんだけど、まぁそういうのが上手く伝わらなくてね。別にそれはそれでいいんだけど。
アレンジってやろうと思えばどこまでもやれるんですよね。どこまでも磨き上げれるし、ゴージャスに出来るし。でも派手だから良いってわけじゃないし、良い隙間って必要だと思うしね。特にバンドって…パンク・ロックなんてモロにそうだし。
でも、この曲は完全にバンド無視して作ったんで。最初は打ち込みで全部やろうと思ったぐらい。
僕、今曲作るとき、Pro Toolsで全部打ち込んで作ってるんですよ。最初からメチャメチャダンサブルな4つ打ちで作ってて、派手でカッコイイ音にして仕上げてって。そのままサンプラーとか他の素材使ってこのままレコーディングもやっちゃおうかなって思ってたんですけど、レコーディングしていく中で、バンドでやった音でないと成立しない感じになってきて。じゃあバンドとしてちゃんと録らなきゃいけないとなって。基本的な部分は何にも変わってないけど、やっぱり打ち込みと生演奏では違うというかね。


Q.この曲もリズム隊は新境地ですよね。

赤塚ヤスシ:まずシンセとか上モノ系が多用されてて、大丈夫か?って思いましたね、ライブでやるって考えたら。でも曲として成立してるし。このアルバムで第2期DOESを一番意識した曲でしたね。


Q.やっぱり今まではライブありきというか、再現できる範囲でのアレンジっていうのがあったんですかね。

氏原ワタル:うん、それはあった。これは…再現できないですね。ライブでやるとしたら…どうなるか分かんない(笑)。3人でやったらスッカスカですね(笑)。


Q.M-5「ユリイカ」【(またはエウレカ)「見つけた」という意味の古代ギリシア語の現在完了形。】の意味って?

氏原ワタル:ギリシャのアルキメデスの言葉で、砂金の生成法を編み出した時の言葉で「我発見せり」っていう意味ですね。
「我発見せり」ってバンドでもあるじゃないですか。例えば良い曲とか良いアイディアが浮かんだ時に「イェイ!」みたいなね。人生とか普通のことにおいてもそういうことってあるじゃないですか。何このバンド!とかこの店何!とか。そういう発見の喜びっていうか、自分が分かるとか他人が分かるとかそういう成長みたいな感じですかね。
探す行為っていうのがすごい重要で、待ってても何もできないから、動かなきゃ。


Q.M-6「神様と悪魔と僕」軽快でPOPでそれでいて今作で一番PUNKっぽい仕上がりになってますよね。個人的には一番好きな曲です。

氏原ワタル:『MODERN AGE』っていうアルバム・タイトルも含めて…ストロークスがかなり好きなんですよ。1stの2曲目に「MODERN AGE」って曲があって、このタイトル、カッコイイなって。それがずっと頭に残ってて今回アルバム・タイトルに使ったっていうのもあるんですよね。
で、彼らってすごいPOPだけど、汚れててクールですよね。そういうのって意外とないよなって思って。そういうのもあって、思い切って3コードで、明るいコード進行で。で、スッカスカな部分と、その後ハード・コアでドーンッと。多分あそこ意外だと思うんですよね。コレで来るのか??ってね。このリズムを作った時は、俺は天才だなと思いましたね(笑)。


Q.最初はサーフっぽい始まりで、いきなりハード・コアに変わるのはホントに意外でした。

氏原ワタル:そうそうサーフっぽい感じで。結構MGMTとか大好きでよく聴いてるんだけど。特に2ndの録音の仕方とかアプローチの仕方とか天才的だなと思った。よくぞ2枚目でここまでと。その辺ですごい興奮して。
そういう影響って常にあって、やっぱり曲にも反映されるんですよね。そうやって出てきた曲です。サーフだけど…僕らサーフっていうとメロコアだったりハード・コアだったりのすぐ横にあったような感じだから、全部合わせてやれたらなって。最初はすごく軽くノれるんだけど、サビがきたらモッシュ・ピット的なね。そういうのも面白いかなって。この曲もやっぱ肝ですよね。


Q.そうなんですよね。これが丁度真ん中にいるっていうのが、すごく意味があるように感じるんですよ。

氏原ワタル:最初は後半に入れようかと思ったんだけど、もったいないなと思って。「バクチ・ダンサー」はみんな知ってるかもしれないけど、そこから色んな世界が出てきて、中盤のトドメにこの曲があるっていう感じにしたかったんですよ。


Q.M-11「夜明け前」…メンバー脱退という危機的状況を乗り越えて生まれた曲ですよね。

氏原ワタル:ケーサクが一回脱退してるからね。

森田ケーサク:そこから戻ってきてからが、心機一転第2期が始まったっていう感じなんですよね。この「夜明け前」で復帰したんですよね。なので「夜明け前」からは心境も全然違います。

氏原ワタル:ファンからも「君がいない今でも前に進めてるかな」っていう歌詞について「君」っていうのはケーサクなのか?って聞かれるんですけど、完全NOですね(笑)。だって気持ち悪いじゃないですか(笑)。この歌詞はもっと普遍的なところで、もっと別の人だったりする。


Q.たまたま状況と歌詞がリンクしたっていうだけなんですね。

氏原ワタル:たまたまですね。まぁ辛かったですけどね、去年の今頃は。何もかもが上手くいかなかったですからね。


Q.その状況をひっくり返せるほど素晴らしいアルバムが出来て良かったですね。その時の心境のままならこのアルバムは出来てないでしょうし。

氏原ワタル:(笑)良かったです。やっぱ、バンドとか周りが上手くいってたら、色んなことが上手くいくんですよね。安心感があるというか、バック・ボーンがしっかりしてれば、あとは踊るだけなんで。


Q.ケーサクさんが辞めるとなって、失ってみて分かったこともあると思うんですけど。

氏原ワタル:他のドラマーとも何人か一緒にやってみて、それはそれですごい良かったんですけど、やっぱ8ビートですよね。ケーサクの8ビートの感じを出せる人がいなくて。まぁもっと探せばいるんだろうけど(笑)。

赤塚ヤスシ:あの独特な8ビートが叩けるのはこいつしかいなかった。

氏原ワタル:8ビートはいいんだけど、他のは殆どダメなんで。(一同爆笑)
その辺をね、普通に叩き直してたんですよね。そしたらパンクしちゃって、辞めると。で、今でもその辺の練習はちゃんとやってるしね。
まぁバンドの中に問題はいっぱいあるけど、だからこそ努力の大切さとか、前に進む大切さとか、動くことの大切さとか、経験の大切さとかがやっぱり身に染みて経験してるんで言えるんですよね。そういう局面に立った人に…立場も年齢も関係なく言ってあげられると思うんですよね。
俺がガキの頃にそういう言葉を大人から聞いたことなんて一度もなかったんで、何で言ってくれなかったんだろう?って思うんですよね。言ってくれればもっとまともになってたのに、もっとスムーズだったのにって思うこといっぱいあるから。言えることは言っておきたいなって。僕らの音楽を好きになってくれるファンならば特に。


Q.ケーサクさんが戻るって決めたのはどんなキッカケがあったんですか?

森田ケーサク:辞めてから3ヶ月間で自分の中での音楽の大きさとか、DOESってバンドの大きさとか感じましたし、それこそなくしてから気付いたっていうのが…。考える時間があって良かったなって、今となっては思いますね。
それに気付いた時にメンバーが「お前にしか叩けない8ビートがある」って言ってくれたんで。そんな風に言ってもらえるならもう一度一緒にやりたいっていう気持ちになって。やっぱりこのメンバーでやりたいって。俺のドラムを分かってくれてるのはこのメンバーだって思ったんです。


Q.メンバーの皆さんが思うDOESってどんなバンドですか?

氏原ワタル:うーーーん。どこにでも行けるけど…。

全員:どこにもいない!


Q.おお!キャッチフレーズができましたね。まさか3人同時に同じことを(笑)。

氏原ワタル:(笑)僕らって原爆オナニーズとも一緒にできるし、NICO Touches the Wallsともできるし、Perfumeともね対バンしたしね(笑)。

赤塚ヤスシ:それ対バンって言わないから(笑)。

氏原ワタル:だからまぁ何でも好きっていうのはあるね。ただこう何て言ったらいいんだろうね。ダサいものは嫌いっていっても当たり前だしなぁ。ダサいもの例に挙げるのは違うから。日本はそういうの多いですからね。
最近一番頭に来てるのはAKBですけどね。(一同爆笑)あんなゴリ押ししたら、みんな良く聴こえるわい!ってね。(一同爆笑)


Q.僕の個人的なDOESのイメージは、どこにでも行けるけど、どことも完全には馴染まないっていうものなんですけど。

氏原ワタル:(笑)馴染まないかぁ…馴染まないね、確かに。だからフェスとかで仲良くしてるの見ると「すげぇなぁ」って思う。よくあんなにキャッチーにできるよなって。
元々音楽サークルみたいなやつに馴染めないタイプで。…もう体育祭とか大嫌いだからね、俺。(一同爆笑)ボイコットしてたもん、友達と。

赤塚ヤスシ:体育祭ボイコットせんでもいいだろう(笑)。

氏原ワタル:いやぁ、みんなで和気藹々さ、頑張ろうよ〜みたいなノリで涙したりするじゃんか。

赤塚ヤスシ:そういう時期も必要だと思うぜ?若い頃は。(一同爆笑)若いっつうかガキやんか。

氏原ワタル:まぁ中学まではいいよ。高校にもなってさぁ。まぁ中学から間抜けだなぁって思ってたけどさ(笑)。何でこんなマスゲームみたいなことしなきゃなんないの?って。何にそんな感動しちゃってるの?って。


Q.そういう人が奏でてる音楽だから、好きになる人もいるんだと思いますよ。

氏原ワタル:何かやっぱ俺の友達ってみんなそんなタイプなんですよね。安直な感動には真実なんかないですからね。ちゃんとこう人間的というか…クールな芸術作品っていうのは、例えばそういう大衆に埋まっちゃうような人には作れませんから。やっぱどこかこう、頭のおかしい連中というかね、そういう人はやっぱ大好きですね。


Q.きっと共感を呼ぶと思いますけどね。

氏原ワタル:共感呼んでほしいね。…残念ながら少数派ですけどね。(一同爆笑)


Q.読者にメッセージをお願いします!

氏原ワタル:ホントあんまりないような感じのアルバムが出来たんで、ちょっと聴いてみてやってください。うん、DOESの新しいのはこんな感じなんですよって。

赤塚ヤスシ:自分たちでもホント自信作が出来たんで、これを聴いて盛り上がってくれたらうれしいですね。

森田ケーサク:こっから自分らがどうなっていくのかもまだ分からないし、これからのライブだったりもどうなるのか分からない部分もあって。そういうのもすごい楽しみなんで、そういうところも一緒に楽しんでもらえたらいいですね。

 

DOES:
氏原ワタル(Vo.G)、赤塚ヤスシ(B.Cho)、森田ケーサク(Dr.Cho)

【HPアドレス】
http://www.does-net.com/

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DOES
New Album
MODERN AGE
KSCL-1693

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■1/23(日) 四日市 CLUB CHAOS
■2/20(日) 名古屋 DIAMOND HALL

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