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RAT
2003年に名古屋で結成されたRAT。2005年の上京以降、ライブ活動をメインに、自主製作で数枚アルバムを発表、更には映画「ソラニン」にインソムニア役でメンバー全員が出演するなど様々な活動をしてきた。そして2011年3月、Graveyard Labelから1stアルバム「Slipout」をリリース。爆発寸前ロックンロールの中に優しくて暖かくて真っ直ぐなメッセージが込められた人間賛歌の数々。RATのジャイアン!?(2YOU的見解)こと浜田 健嗣にじっくり話を訊いた。

Q.結成は名古屋なんですよね?

浜田 健嗣:僕と当時のドラムで結成したんですけど1年くらいベースが決まらなくて。それで対バン相手だった神谷くんが正式に入って上京しようとした矢先にドラマーが失踪したんですよ(笑)。


Q.え!?

浜田 健嗣:そうそう(笑)。それで仕方なく2人で上京しました。当時、ドラムの直樹(西川)もメンバーを探していたみたいで、知人に紹介してもらったんです。それで今のRATになりました。それが2005年ですね。


Q.名古屋時代はどういうバンドと一緒にやってたんですか?

浜田 健嗣: BULLET777とはよく一緒にやってたしBONEIDOLにはお世話になりましたね。


Q.当時のCLUB BLシーンというか。

浜田 健嗣:そうですね。RATの初ライブはBLですからね。ドラムとギターの2ピースの時に(笑)。でも僕らはあまりシーンとか拘りはないんですよね。でもそんなんだからバンドの友達が少ないんです(笑)。


Q.レーベルに所属したきっかけは?

浜田 健嗣:これがスーパー偶然なんですよ。RATのCDを流してくれてた知り合いの飲み屋にうちのボスが飲みに行ったらしくて「こいつら誰だ?」って(笑)。それでボスが「明日会わせてくれ」って。そこからはとんとん拍子でいつの間にかアルバムが完成してました(笑)。


Q.人間臭いアルバムですよね。男は共感することも多いと思います。

浜田 健嗣:めちゃくちゃ男にモテます(笑)。人間臭さは大事にしたいですよね。そこは絶対に曲げたくないんで。生身で体験したことや思ったことだけを歌っていきたいです。だから何を歌ってるかわからん音楽は好きじゃないですもんね。


Q.M-1「FREE」は2011年版「GET THE GLORY」だと思うんですよ。

浜田 健嗣:ありがとうございます(笑)。やっぱり環境も変わって、初めてのことだらけじゃないですか。だから新鮮だけどストレスも溜まってて。そんな自分に「未来を切り開いて高く飛ぶのさ」って歌ってるんですよね。
ここで辞めちゃうのは簡単だけど、それを抜けたら何かを掴めるのかなって。まさに「栄光をつかめ」ですよね。


Q.M-2「My Friend」ほど真っ直ぐな応援歌は聴いたことありません。

浜田 健嗣:友達と飲んでるときにそいつが「俺は変わらないといけない」って言ってたんですよね。でもそいつに「変わらないといけないって思っている時点で変われているんじゃないの?」って言ったんです。それで次の日にそいつを思い浮かべて書いた曲ですね。


Q.M-3「人も花も」の「悪口を言われてもグッとこらえて少し大人 大切な人たちの悪口を言われたらすかさずぶん殴れ」って」いう歌詞はグッときます。

浜田 健嗣:僕はメンバーや周りの人から「お前はとにかく口が悪い」ってよく言われるんですよ(笑)。でも知らない奴が僕の友達のことを悪く言ってたらすぐにキレますね。


Q.ああ、だから僕の中でRATは映画版ドラえもんのジャイアンなんですよ。

浜田 健嗣:ジャ、ジャイアンですか?(爆笑)


Q. 普段は乱暴者で、男臭くて人間臭くて真っ直ぐで、でもその中にちゃんと優しさがある。それって映画の時のジャイアンですよね。

浜田 健嗣:ハハハ(爆笑)。自分のことは我慢できるんですよね。でも友達のこと言われると「お前に何がわかるんだ!?」ってなりますね。ハハハ、ジャイアンだ(笑)。


Q.M-5「君が思うほど」を必要とする人はいっぱいいると思います。

浜田 健嗣:例えば引きこもりや登校拒否の子がいたとして、ラジオから流れたこの曲を聴いて「あぁ、世界はそんなに歪んでいなくて、人はそんなに汚くないのかな」って思ってくれて外に出る一歩に繋がるかもしれない。
「部屋でじっとしていても誰も助けてくれない」って、そいつに言っちゃったら厳しいのかもしれないけど、言ってあげることが優しさだと思うんですよ。
「誰も俺の気持ちをわかってくれない」っていう人に「そりゃわからんよ」って言うのが優しさなんだと思うんですよ。
みんな曖昧に付き合うからそいつも出てこれなくなる。
「自分の気持ちなんか自分でしかわからんだろ」「お前が自分で何とかしないと誰も救ってくれないぞ」って言ってあげないと。それが僕は本当の優しさだと思うから。だからこの曲は大事な曲ですね。


Q.今日はこうやって話せて良かったです。見た目、絶対に悪そうなのに本当に優しくて暖かい。

浜田 健嗣:ありがとうございます。だって俺ジャイアンですから(笑)。

 

RAT:
西川 直樹(Dr) 浜田 健嗣(Vo、Gt) 神谷"God"寿幸(Ba)

【HPアドレス】
http://rat-web.jp/

アルバムジャケット

RAT
NEW ALBUM
Slipout
GUGY-2003

2011/1/19 ON SALE

\2,100 (tax incl.) GROWING UP Inc. / Graveyard Label

RAT レコ発 Slipout tour

■03.27(日)名古屋TIGHT ROPE
■03.28(月)豊橋ellKnot
■04.03(日)浜松FORCE
■04.09(土)名古屋MUSIC FARM
■05.22(日)名古屋ellSIZE
■07.15(金)名古屋CLUB UPSET

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