PICK UP INTERVIEW
前のページに戻る
UNCHAIN
あらゆるジャンルを独自の解釈で吸収し、全く新しい音楽として放ち続けてきたUNCHAINが「ロック」と「ソウル」というコンセプトに分けたベストアルバムを2枚同時リリース!今作は、コンピへの提供曲、シングルのc/w、初回限定盤や特典などのみに収録されたレアトラックなど、UNCHAINの隠れた名曲ばかりを収録したコンセプトベストアルバムになっている。またDVDには「Hello, Young Souls!!」リリースツアーファイナルと、昨年12月のプレミアムアコースティックライブ「Silent Night, Velvet Souls」の映像も収録。この2枚のCDと2枚のDVDでUNCHAINの様々な顔を堪能してください!

Q.凄くUNCHAINらしいベストの出し方ですよね。

谷川:今回のベストはB面集のようなベストなんですよ。でもただそのままB面を集めたようなベストを出しても面白くないと思って僕らのコンセプトでもあるロックとソウルの二面性で分けてみました。ライブのDVDはそれぞれワンマンライブとアコースティックライブを収録しているので是非見てほしいですね。


Q.この4枚のディスクでUNCHAINの色んな顔が見れますよね。

谷川:もう全部(笑)。まだUNCHAINを聴いたことがない人には入門編としてもばっちりだと思います。


Qこのタイミングでこういうベストを出そうと思ったのは?.

谷川:今年で結成15周年、メジャーに行って5年目なんです。それでシングルのc/w曲やカヴァー曲でアルバムに収録されてない曲が結構あったんですよ。あと実はこういうB面っぽい曲のほうが意外とリラックスして伸び伸びとやってたりするんで(笑)。そういう曲達をアルバムとしてまとめておきたいなって。


Q.自分達でこれまでの楽曲をこうやって並べてみてどうですか?

谷:今回新曲もあるんですけど、今までの僕らをまとめるアルバムの冒頭にふさわしい曲になったんですよ。だからこれまでとこれからのUNCHAINが詰まってると思います。

谷川:ベストの話なのにいきなり新曲の話しだしたね(笑)。

谷:あとは色んな曲がある中で最も浮くんじゃないかって思っているのがVANSコンピ収録曲の「BLACK or WHITE?」ですね。

谷川:これはレアナンバーですね。この曲はレコーディング前の名古屋のワンマンで初めてライブで演ったんですよ。

谷:それ以降やってないしね(笑)。

吉田:ライブで演ったことのない曲も今回のベストにはありますからね。僕は「HYPERBALLAD」とか好きですね。この曲はかっこいい。

谷川:この曲も2年前くらいのカウントダウン・ジャパンで1回演ったきりだね。

佐藤:「TAKES ME BACK」もリリース前に1回演っただけだし(笑)。


Q.じゃあ本当にレア曲が多いんですね。

谷川:そうですね。集まってますね(笑)。


Q.DVDにも収録されている2010年9月18日の恵比寿リキッドルームのワンマンはどんなライブでした?

谷川:リキッドのワンマンは凄くリラックスしてやれましたね。

谷:僕らにとって9月18日っていう日は因縁の日なんですよ。過去の9月18日のライブは何故か全て失敗してたので。インディーズの頃のツアーの初日が9月18日で、それはもう物凄いライブをしてしまって(笑)。

谷川:翌年はレコ発ツアーファイナルが9月18日だったんだけど、それもまた酷いライブで(笑)。心が折れるライブだったんですよね。

谷:マイナススタートだったから上がる一方なんですよね(笑)。

谷川:しかもこの日は女性コーラス隊が入ってたんですよ。女性が現場にいるだけでテンションが上がるし(笑)。

佐藤:凄く面白いワンマンでした。


Q.もう1枚のDVDにはアコースティックライブが収録されていますが。

谷川:この日のライブはUNCHAINとしての新しい試みでした。ライブハウスでアコースティックでやるのも初めてだったんで。12月だったからステージもクリスマス仕様にしたり本当に楽しかったですね。

佐藤:去年1年は上京して色んなことに挑戦した1年だったんで、この日のアコースティックライブもそうだし、はっちゃけた部分やお客さんとの距離間を大事にした、普段よりも近いUNCHAINを見せることも出来たと思いますね。


Q.本当に色んな顔を持っていると思うのですが、改めてUNCHAINってどんなバンドだと思います?

谷川:この2枚のベストを聴くととても同じバンドだとは思えないくらい色んなことをやってるバンドだなって思います(笑)。そういう幅広さはあると思うし、本当に色んなジャンルの音楽を吸収してやってきたんだなって思いますね。
その時々で自分達の中でコンセプトやブームがあって色んなことを考えてやってきたので、自分でもしUNCHAINを傍から見たら「あいつら器用なバンドだな」って思いますね(笑)。


Q.UNCHAINってどこのシーンとも繋がれる希有なバンドだと思うんですよ。パンクシーンでもクラブシーンでもやれるじゃないですか。

谷川:どのシーンに行っても目立ちたいんですよね(笑)。でも器用なバンドでどこにでも行けるからこそ、じゃあ次はどこに行こうかっていうのはいつも考えますね。
今まではどこにでも行けるし誰とでもやれるって思ってやってきたんですけど、これからはもう一個つき詰めた場所というか、UNCHAINにしかやれないことや誰もついて来れないところを目指したい。どこまで自分達の世界が独自のものになれるかっていうのが課題であり目標でありますね。


Q.具体的に何か新しい挑戦をしていたりしますか?

谷川:そうですね。今回のベストにはそれぞれ新曲が1曲ずつ入っているんですけど、どっちの曲も日本語なんですよ。今、アルバムのレコーディング中なんですけどそのアルバムもまた日本語でやろうと思っています。


Q.また日本語で歌おうと思ったのは?

谷川:僕らの世界観を、ライブに来てくれるお客さんや聴いてくれる人にもっと深く伝えるためには歌詞が大きいんじゃないかって思ったんです。二転三転して(笑)。やっぱり日本語だとメロディーは同じメロディーでも伝わり方や飛んでいき方がどうも違うなと。
それで前作「Hello、Young Souls!!」を作ったときは日本語だろうが英語だろうが関係なくUNCHAINのお客さんは弾けてくれるって思ってたんですけど、それだとUNCHAINのお客さん以外の人を巻き込めるのかなって思ったんです。それでまた日本語にしたんです。


Q.前々作「Music is the key」も日本語詩でしたけどその頃ともまた違う印象を受けました。

谷川:あのアルバムも勿論僕のキャラクターなんですけど、僕のキャラクターの中の真面目な部分しか出ていないんですよね。実際僕は真面目なんですけど、真面目に変な奴なんですよね。その変な部分が出てなかったと思うんです。その変な部分が個性で、その部分にこそ僕の独自の世界があって。だからそういう部分をもっと出したくなったんです。


Q.今回の新曲は詩を書く視点も変わりましたよね。

谷川:今までは僕の人生の経験談というか実際にあった話しか書けなかったんですよ。でも僕は波乱万丈な人生を送ってきたわけじゃなくて普通の人生を普通に生きてきたんで、そんな人間の経験談を書いても面白いものは書けないんです。だったら僕の経験じゃなくて、僕が創った物語を書いたほうが面白いんじゃないかって。
だから今回のシングルも主人公が僕じゃなくて、僕が想像した誰かさんなんです。そっちの方が面白いものが出来る気がするんですよね。だから次の作品の世界観は結構変わるかもしれないですね。


Q.15年間、色んな変化を経て今のUNCHAINが出来ていると思うんですよ。だから次はどうなるのか凄く楽しみです。

谷川:ずっと落ち着かない感じはしますけどね(笑)。でもそれは悪いことじゃないと思っているし、どんどん変わることが僕らの変わらないことだったりするし。じゃあ何で変わるかっていうともう一歩前に進みたいから変わろうとするわけだし。そういう挑戦は常にしていくだろうし、してきたんだなって思いますね。


Q.UNCHAINの根本にはパンクスピリッツがあると思うんですよね。RAMONESのように変わらないこともパンクだしThe Clashのように変わり続けることもパンクだと思うんです。UNCHAINは後者だと思うし。

谷川:でも根本的には変わってないんですよ。言いたいことも何も変わってないし。僕の経験談だろうが、僕の創った話だろうが言いたいことは一緒なんです。一緒なんですけどその時々のやりたいこともあるんですよね。
もともと天邪鬼だから同じことをずっとやりたくなかったりするし。それで変化を求めるんです。それは15年前から変わってないですね。


Q.では最後にベストを聴いてくれる人にメッセージを。

佐藤:B面集なのでライブでも殆どやってない曲ばかりなのでこうやって改めて聴いてみると自分達でも忘れかけていたUNCHAINの一面があったり、成長した部分があったり、変わらない部分もあったり。そういう僕らの歴史がしっかり詰まっているのでぜひ聴いて欲しいです。これからのUNCHAINはまた新しい色を出して行くのでそれも楽しみにしていて欲しいです。

谷:CDだけじゃなくてDVDも僕らの素が見れて楽しめると思うので両方を楽しんでください。

吉田:DVDの内容が本当に良いので、僕だったらDVD単体でも買います(笑)。

谷川:今回のベストはレアアイテムがぎっしり詰まった作品ですけど、UNCHAINを知るにはやっぱり良い機会だと思うんですよね。この2枚のCDと2枚のDVDでUNCHAINの色んな顔を見れるとおもうので是非堪能してください。

 

UNCHAIN:
佐藤将文(G./Cho.)
谷川正憲(Vo./G.)
谷浩彰(B./Cho.)
吉田昇吾(Dr.)

【HPアドレス】
www.fluctus.jp/unchain/

アルバムジャケット

UNCHAIN
NEW ALBUM
CONCEPT BEST & LIVE DVD〜Rock Flavour〜
FLCT-0003B

2011/03/23 ON SALE

[CD+DVD] ¥2800

アルバムジャケット

UNCHAIN
NEW ALBUM
CONCEPT BEST & LIVE DVD〜Soul Flavour〜
FLCT-0004B

2011/03/23 ON SALE

[CD+DVD] ¥2800

LIVE SCHEDULE

■UNCHAIN "Rock Flavour Show"
04/16(sat) @ Shibuya WWW
 open/start 17:15/18:00
 チケット前売:¥3,000 (1D別)

■UNCHAIN "Soul Flavour Show"
04/17(sun) @ Shibuya WWW
 open/start 17:15/18:00
 チケット前売:¥3,000 (1D別)

前のページに戻る
2YOU MAGAZINE編集部
〒453-0811 名古屋市中村区太閤通9-20 ミヤウラビル302
Tel: 052-485-5993