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ファミリーコンプレックス
結成11年目を迎えた名古屋のロックンガール、ファミリーコンプレックス。通称ファミコン。11年間のキャリア初となるアルバムを自主レーベルからリリース決定。大学のサークルで結成されたファミコンは、マイぺースながら着実に活動を続け、i GO主催の野外フェス「野田ロックフェスティバル」に出演するなど実力派ガールズロックバンドとしてBボタン押しっぱなし状態で駆け回ってきました。所謂「女の子バンド」とは一線を画したバリバリ全快ロックンロール。これがオーバー30の女の子の本気のロックです。スターをとって無敵状態のファミコン、初のインタビューです。

Q.結11年目なんだよね。

カワグチ:そうなんですよ(笑)。最初はジュディー・アンド・マリーとリンドバーグのコピーをしていました(笑)。

コスゲ:ライブハウスに出るわけでもなく、ただスタジオで3、4年間ずっとフラカンのコピーをしていました(笑)。


Q.ライブハウスに出るようになったのはいつ頃から?

カワグチ:きっかけはスタジオでフラカンをやってたら外に音がダダ漏れだったみたいで、たまたまいたライブハウスの方に「コピーでいいからライブしない?」って誘われたんです。しばらくコピーでライブをしながら段々オリジナルに移行していきました。それが結成5年目くらいですね。


Q.ファミコンの曲って「所謂女の子バンド」のイメージとは全然違うよね。

コスゲ:「女の子」を追求するバンドよりも男の子寄りなバンドをやりたかったんですよね。聴いてる音楽もそういうのが多いですし。あまり女の子女の子したバンドは私達には合わないかなって。


Q.活動もすごくマイペースだよね。

カワグチ:ガンガンやる余裕がなかったんですよ(笑)。ライブ自体も、ただ音を出すのに精いっぱいだったし。今思うとライブっていうより発表会みたいでしたね。

コスゲ:あまり余裕はなかったですね。i GO主催の野田ロックフェスティバルに出させてもらった頃くらいからちょっとずつ自信もついてきてマイペースだけど楽しくやれるようになっていった感じです。


Q.2007年には結成以来不動だったメンバーの脱退もあったよね。

コスゲ:今考えるもっと早く決断すれば良かったって思います。あそこで足踏みしてたのが勿体なかったなって。

カワグチ:それまでは現状維持バンドだったんですよ。でもファミコンを良くするためにはメンバーチェンジは必要だったんです。その一歩がずっと踏み出せなかったんですよね。

コスゲ:あの一件があったからファミコンは前に進めたのかもしれません。


Q.その後、イシイさんっていう強烈なメンバーも入って。

カワグチ:そうなんですよ。アキちゃん(イシイ)がファミコンを引っ張ってくれてる部分はすごく大きいです。

コスゲ:今までは「これ、やりたいけど私達にやれるかな…」ってメンバーで悩んで終わってたのを、アキちゃんが「やりゃ良いやん」ってサラって言ってくれるんです。


Q.去年は初めての自主企画もあったもんね。

コスゲ:それも「まだ自分達には早いから」ってずっと逃げてきたんですけど、アキちゃんが「やったら良いやん」って(笑)。

カワグチ:「遂に自主企画」っていうより「やっと自主企画」って感じでしたね(笑)。でも本当に楽しかったです。だからアキちゃんが入って、やっとバンド活動の楽しさがわかってきましたね。

コスゲ:受け身だったファミコンがバンドをやることの責任感を感じて自分達から動けるようになったんですよ。11年目はファミコンの巻き返しスタートです。

カワグチ:気付くの遅いよね(笑)。


Q.今回アルバムタイトルに「逆襲」って言葉が使われてるのもそういう意味から?

コスゲ:女の子だけで細々とやってきたけど、11年目にしてやっと自分達から発信出来るんですよ。もう「逆襲」しか思い浮かびませんでした。


Q.「E」っていうのは?「ファミコンの逆襲」なら「F」だよね?

コスゲ:私が作る曲がほとんどEで始まるコードなんですよ。アルバムの曲を並べたらEの曲ばかりで(笑)。それでみんなから「Eの衝撃やわ」って言われたんです。その言葉が印象的で。あ、でも書かないでください!曲がEの曲ばっかりってバレちゃいます(笑)。


Q.M-1「ROCK'N GIRL」はファミコンのテーマソングだよね。

カワグチ:はい。やっぱりこの曲が私達の代表曲なのでアルバムはこの曲から始めたかったんです。デモの頃と聴き比べてもらったらファミコンの成長を感じてもらえると思います。


Q.M-8「30」は30歳女子の説得力があるよね。

コスゲ:メンバーのうち3人が30代になったんですよ。それでやっぱり生活も変わったし、今後バンドを続けていくことにもしかしたら障害が出てくるかもしれないと思ったんです。でも絶対にバンドは辞めたくないので30歳になった女のバンドマンとしての決意を曲にしました。

カワグチ:テンポもいつもより速い曲で私達の気合いが表れてると思います。あとは私達一応女の子バンドなので年齢も公表してなかったんですけど、30歳になったくらいからコスゲが開き直ってきて(笑)。


Q.ファミコン、凄く明るくなったよね。

コスゲ:それは意識してます。これまでの曲って暗かったんですよ。でも「30」が出来たくらいから自分への応援歌のような曲が多くなっていったんですよね。良い意味で開き直れたと思うんです。M-4「世界のエールから」も自分を奮い立たせるような曲なんだけど、今までの私からは出てこなかった曲だと思いますね。

Q.初めてのアルバムはファミコンにとってどんなものになった?

コスゲ:暗かった自分も、後ろ向きだった自分も、やっと前向きになれた自分も、全部入っています。その時その時の自分をみんなが音で表現してくれているんです。それがファミリーコンプレックスなんですよね。

 

ファミリーコンプレックス:
イシイ(Dr)  カワグチ(Vo.Gt)  キトウ(Ba)  コスゲ(Gt)

【HPアドレス】
http://famicomde.gozaru.jp/

アルバムジャケット

ファミリーコンプレックス
NEW ALBUM
Eの逆襲

2011/5/8 ON SALE

\1500

LIVE SCHEDULE

■5/8(日) 今池HUCK FINN
ファミリーコンプレックス1stアルバム「Eの逆襲」発売イベント
「名古屋逆襲祭」

open 18:00 start 18:30
adv/door \2,000(+Drink代\500)

w / i GO / short film no.9 / 里帰り

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