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WEB限定インタビュー


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goohy's holiday
沼津の御大であり、90年代インディーズ・ブームの立役者の一つでもあるGOOFY’S HOLIDAY。長い活動の中には、音楽性の変化も当然あった。メンバーの脱退もあった。しかし彼らが歩みを止めることはなかった。思うように活動できない歯痒い時期もあっただろう。しかし!2010年1月にYoung(Dr.cho)、A2C(B.cho)が正式加入し、遂に!遂に!超久々の単独音源「REVISITED」をリリース!!!これが意外にも(失礼!)疾走感と初期衝動感タップリの若々しい仕上がりとなっている。元キッズたちも現キッズたちもノック・アウト間違いナシだ!

Q.まずはちょっと過去の話を聞かせてください。最初の頃ってニューロティカとメタリカを融合させたような音楽をやろうとしてたって話を聞いたことがあるんですが。

Endy:そうそう、まさにそれ。やっぱりこう「重くて・速くて・メロディアスで・シンガロング」みたいなものを。メタリカっていうか、スラッシュ・メタルとロティカとかトイ・ドールズとかを融合させて。


Q.時代的にはSnuffの影響が大きかったのかと思うんですが。

Endy:Snuffを知ったのはちょっと遅めなんだよね。沼津は田舎だから情報入ってくるの遅くて(笑)。多分19歳ぐらいだったかな。GOOFY’S HOLIDAYっていう名前になるかならないかぐらいの頃。


Q.Snuffを知る前から、スラッシュ・メタルとメロディアスなものの融合っていうのは考えてたんだ?

Endy:当時GOOFYは俺以外にギターがいて4人でやってたんだけど、そのギターの趣味で今よりはもっとハードコアとかミクスチャーっぽいような曲もやってたね。


Q.そこからギターが抜けて3ピースになって自主音源を出すわけですが、その頃にはもうスラッシュ+メロディっていう音楽性に辿り着いてましたよね。

Endy:そうだね。やりたかったことに近いものはできてたと思うよ。


Q.でその後、名曲『ONE WAY』が出来ましたよね。あれって本人たち的にも大きな転機だったんじゃないかと思うんですけど。

Endy:あの時期はやっぱ…『ONE WAY』だけではないんだけど、歌もの?…歌ものっていうか「曲が良い」みたいな、所謂「良いロック」みたいなものを作りたかった。シンプルで…元々あんまりカテゴライズされるのが好きじゃないし、意味がないって思ってたから、シンプルで良いロックを目指した結果だよね。まぁ割りと…あの時期の曲は良いなと。


Q.ぶっちゃけた話、あの頃がセールス的にも動員的にもピークだったと思うんだけど。

Endy:そうだね、良かったんじゃないかな。まぁ時代もありつつだけどね。あのアルバム(「bridge」)が一番好きでしたなんて子もいるし。つってもバンドマンだったり30過ぎたようなヤツばっかだけど(笑)。全然「子」じゃねえじゃんっていう(笑)。


Q. 「bridge」以降の「monochrome」からは段々音楽性も変わっていったじゃないですか。その辺はどんな心境の変化があったんですか?

Endy:何だろう…やっぱりこう…パンクロックの紋切り型みたいなのがイヤになっちゃって。まぁパンクロックだけじゃないけど、そん時はロックがねぇ好きすぎて嫌いになっちゃった感じなんだよね。結構ロックとかは、まぁ何だろう…やっぱりラディカルであってほしいというか、革新的なものがバッとでてきてすごくなっていく…新しい融合が生まれたりとかね。
それがもう同じようなものしか出てこなくなっちゃったなぁって思ったら、段々つまらなくなっちゃった。その当時はそういうのもあって。プラス演奏…「monochrome」を作った時に、ヘヴィであるとか、タイトであるみたいなところを目指してやったんだけど、自分らが思ってるようにはできなくて。そっからタイトさとか、グルーヴとか、ノリとか…そういうのを重視していったら結局ファンクとかブラック・ミュージックとかそっちに行っちゃった。


Q.サンタナみたいだった時期もありましたもんね。

Endy:そうそう、ラテンとかね。


Q.個人的には、その時期「GOOFY’S HOLIDAY」という名前でやる必要があるのかな?って思ったりもしました。

Endy:あの時、実は計画があって。ファンクやラテンは別の名前でやって、GOOFYはちゃんとロックに戻そうって決めてたんだよね。その計画中に、メンバー・チェンジがあったりして。まぁ結果それは形になったんだけどね。今は別バンドでラテン、ファンクっていうか…DISCOっていうか、そういうのをやってて、GOOFYはGOOFYでロックをやってて。今はそっちのバンドは動けてないんだけど。


Q.あの音楽性もちょっと早すぎた感はあるけどね。

Endy:そうだね。今はそういうのも結構いるしね。早すぎるんだよな、いつも。おかしいなぁ。(一同爆笑)


Q.その頃のメンバーの脱退って辛かったんじゃないですか?特にベースのよっちゃんの脱退は。

Endy:そうなんだよね。で、一人になってみて、やっぱり色んなことを見つめ直してさ。それで気が付いたのは、俺が一番引っ張っていくべき立場だったのに、俺が一番意見を消してたなっていうか…何ていうのかなぁ…俺はみんなの好きなものをまとめる役みたいな感じになってて。
例えば「monochrome」作るときなんかは、ドラムのヤツがパンテラとかヘヴィなものが好き、ベースのヤツはファンクとかグルーヴィーなものが好き、ギターのヤツ(「monochrome」当時は4ピース・バンド)はアメリカン・ロックとかが好きっていう状態で。じゃあ3人の意見をまとめて、俺も全部好きだからそれに当てはまるような曲を作りましょうっていう感じで作ったようなアルバムでさ。結局、俺の意見ってあんまり入ってないなっていう。
そういう風に考えて自分を見つめ直した時に、一番カッコイイなって思ったのはNUKEY PIKESなんだよね(笑)。あーーーそうかぁと思って。NUKEY PIKESだったりとか、昔のハードコア・スラッシュだったりとか…。


Q.日本だとNEO HARDCORE TALEの頃のバンドたちですよね。

Endy:そうそう。海外だとスラッシュでもグラインド寄りなものが好きだなと。で、そこが一番好きなんだけど、やっぱり歌ものも好きだなっていうことで。じゃあ結局1周戻ったぞと(笑)。結局戻っちゃってみたいなさ(笑)。そんな感じが「今」かな。


Q.その自分の感覚が1周戻った時に、ヘルプのメンバーで動き出したわけじゃないですか。やっぱりキツかった?

Endy:彼らもすごい頑張ってくれてたんだけど、例えばどのタイミングで正式メンバーになるんだろう?とか、自分がどういう状態になったら(彼らに)預けられるんだろう?とか色んなことを悩みながら…。で、当然のことなんだけど、自分と比べたら経験がないわけでさ。その中で…独り相撲になっちゃってるなって感じながら、それでもやっぱりやらなきゃなっていう感じで一生懸命やってて。
そうこうする内にヒデ(Young)が…ヒデも最初はヘルプだったんだけどメンバーになって、A2Cが入ってきて。「よし!じゃあ行きますか!」っていうことになってさ。A2Cが入ってどれぐらいだっけ?1年ちょい?

A2C:もうすぐ1年半ぐらいですね。

Endy:1年半かけて、やっと形が少し見えてきたかなって。そんな感じ。


Q.サポート・メンバーでのライブも何度か観てるけど、やっぱりEndyの「何とかしなきゃ」っていうのが大きかったように感じます。

Endy:やっぱりそうなんだろうね。まぁ気付かずにそうなってたんだろうね。「お前らもちゃんと自分の仕事ちゃんとしろよ」なんて思いながらも、結局どっかで「俺が何とかしなきゃ」っていう気持ちが大きかった…まぁ当たり前なんだけどね、俺のバンドなんだし。
何て言うのかな…やっぱり持ってるものをリレーションしてこそメンバーだと思うんだよね。そういう関係を全く作れなかったというか、作ろうとする前にバンドとしてどういう風に思ってる形に近づけるかの方が大きかったから、メンタリティの共有みたいなものは、そんなに深くしてる時間もなかったし。
それがサポート・メンバーっていうものなんだろうけど…もちろん全然感謝してるし、彼らの今の人生を頑張ってほしいなって思ってるよ。


Q.サポート・メンバーだと化学反応的なものは生まれないのかもしれないですね。Endyが頭の中で描いたことを形にするだけというか。

Endy:そうだね。しかもそれの8割出来ればいいほうでしょ。


Q.そういうキツい状況があっても「GOOFY’S HOLIDAY」という名前で続けていこうと思ったのは何故?

Endy:1人になってみて…もうGOOFYの名前じゃなくてもいいじゃんってなるのかもしれないけど…何かね、作ってきた曲をゴールさせてないというか、曲以外のこともそうだけど「まだ出来るだろう」っていうことを完遂させてないうちに、幕を下ろすっていうのがイヤだなっていうのが大きくて。
これは紙面に載せていいのか分かんないけど、やっぱりシーンのこと…全国的っていうよりもすごくローカルを大事にしてやってきたバンドだから、沼津に俺らがいる意味みたいなものも考えたりしてさ。そう考えた時に、色んなことが俺の一存じゃもう決めれなくなってるなっていうか。


Q.沼津にGOOFY’S HOLIDAYがいることの大切さは分かりますよ。

Endy:責任もあるし。まぁでも根っこは結局「やりきってない」っていう気持ちだよね。可能性があるって感じてるものを、わざわざ止める必要もないっていうかさ。


Q.こうやってメンバーが決まって「アルバムを作ろう」っなるまでの期間も苦労はありましたか?

Endy:もちろんバンドって技量があったほうが良いとは思うんだけど、やっぱりこう、さっきも言ってたメンタリティとかリレーション…共有とかそういうところから始めたのね。「俺はこれをこう思って、ここに向かってやってる」って。
技術云々とかさ…例えば自分が弾けてない、叩けてないと思うことが仮にあったとしても、そんなことは自分で片付けりゃいいし、やってりゃできるようになるよって言って。
それよりも「どう思って、どこに向かって歩いていくのか」っていうことを明確に共有しましょうっていう話をして。で2人の意見を聞いたら「同意できる」「一緒にやりたい」っていうことだったから。(メンバー2人に)あってるよね?

Young:あってます!(一同爆笑)


Q.メンバー2人は、元々GOOFY’S HOLIDAYのファンだったわけでしょ。いざメンバーになるってどういう気持ちでした?

Young:最初は何にも考えてなかったです。僕、高校生の頃に観に行ってて、普通にただのファンだったんですよ。で、高校出てから大阪行って、大阪でちょっとバンドやってたんですけど、その時もGOOFYが大阪来たら観に行ってました。当時は話とかしたことなかったんです、挨拶するぐらいで。
で、前のドラムの人が抜けるってなった時に、たまたま僕が沼津に戻ってきてたんで「やってみない?」ってことになって。「やります!」って言ったはいいものの…意味が分かんなくて(笑)。おかしいぞ、これ!って。(一同爆笑)
観てる立場から、急に逆になるわけじゃないですか。僕が受けた感動を、僕が見せることが出来るのか?とか…もちろん技術面も含めて、不安はあったけど…それよりもテンション上がるっていう(笑)。これは一生懸命やらなきゃって。

A2C:誘ってもらった時はヒデさん(Young)と一緒で、多少ビビりましたけど…僕でいいのか?っていうところで。結局は単純に「やってみたい」っていう興味だけで飛び込んで…色々苦労したことも、もちろん今でもそうですけど(笑)。
そんなに世の中甘くないなっていうのは感じつつやってきたんですけど、そういう技術てきなところじゃなくて、音楽に対する姿勢っていうのは、ものすごく尊敬できるというか…Endyさんもそうだし、ヒデさんもそうだし。

Young:楽しいよね、やってて。

A2C:単純にこの人たちと一緒にやりたいっていう気持ちでやってるっていうか。もちろんGOOFYだっていうのは意識はしてるけども、姿勢とか生き方とかそういうものが刺激的過ぎたんで。

Young:ホント全然変わりました。GOOFYに入る前にもバンドはやってたけど、質っていうか、違うなって。ホントはやらなきゃいけなかったことを、今までずっとやってなかったんだなって。ただ自分が好きでドラムを叩いてるだけだったのが、世界が広がりましたね。

Endy:そういうことお客さん聞きたくないと思うよ、全然。(一同爆笑)

Young:あ、そうか!うまく割愛してください。(一同爆笑)


Q.昔、Endyが「まずは意識改革なんだよ」って言ってたけど、それがしっかり伝わったってことですね。

Endy:うん、まぁね。しっかり伝わってるといいけど…なんて。(一同爆笑)
まぁ俺の側からしても、滑った転んだ色々ありながらも、気持ちや目的をシェアできるってことは、いい音楽をやるってことと同じぐらいバンドの醍醐味だと思うからさ。その中で、チームとして…スタッフも含めてのチームとして、世の中に何を問うかとか、この世の中をどういいように変えていけるのか…そう言うと話デカ過ぎちゃうけど(笑)。
単純にライブで楽しい時間をお客さんたちと一緒に楽しめるのか?っていうこととかさ。そういうことを真剣に話し合えるっていうのを考えたら…昔のメンバーの頃って一種の緊張感というか…お互いに思うとこもありながらやってる中での緊張感みたいなものもあったし、それが音に出てたのかなって思う。今はそうじゃなくて、同じものを見た中で、みんなでどこに向かっていけるのか?っていう音作りをしていけるイメージが持てるから、やりがいがあるなと。
あとは、みんな忙しい身の中でどう上手に時間を作って、より多くのことをできるのか?っていうのがこれからの課題になっていくのかな。でも単純に、今やれてて良かったなって思えてるのは3人同じじゃないかな。


Q.今回、過去の曲を再録したセルフカバー集を出すわけですが。

Endy:今ライブハウスに来る一番アツい層…若い子達は俺たちのことを知らないと思うんだよね。「何か有名だったらしいよ」みたいなさ。そういうんじゃなくて、今もリアルに動いてますよっていうところで考えた時に、とりあえず「この1枚を持ってればライブに来たら楽しいよ」っていう音源を用意する義務があるんじゃないかと思ったんだよね。
あとは、前のレーベルも離れちゃって、今回完全に自主なんだよね。動くに当たって、前のレーベルのフォローがないんだったら、自分らで管理できる盤を持つべきだっていうのもある。


Q.選曲はどのように決めたんですか?

Endy:今ライブでやってる曲プラスやりそうな曲が中心だね。「bridge」の時期の歌もの的な曲たちもあるから、その辺もいずれはまとめてやりたいなっていうのもあるけどね。今はとりあえずライブに来て「よいしょー!」って感じのヤツをね。


Q.リズム隊の2人は本格的なレコーディングは初めて?

Endy:各々やってたんでしょ?

Young:まぁでもそんな…。

A2C:レベルの違いはやっぱりありましたよ。

Endy:追い込まれた感があったでしょ。(一同爆笑)

A2C:ここまで本格的なのは初ですね。基本ビビり症なんで怖かったですね(笑)。

Endy:ちょっと待って!怖いって言うと俺が竹刀とか持ってさぁ…もうやめて!(一同爆笑)

A2C:トータルで言えばホント楽しかったです(笑)。でも、やっぱり思うところは沢山ありました。

Young:大きいところを作るには、小さいところをちゃんとやっとかないとダメだなって。

Endy:そういうのいる?お客さんに。

Young:いらない。(一同爆笑)

Endy:2人とも口下手だから全然言えてないんだけど、3人で思ったのは…2人はもちろんだろうし、俺も再確認したんだけど、やっぱり作り上げていく喜び。出来上がっていく姿っていうのはホント楽しかった。
ほら、自分が叩いたドラム、弾いたベースの上にギターが乗っかって、そこに歌が乗っかってっていうのがさ。「うわーこうなった!」っていう喜び…みたいなところがあるねっていう話を3人でしてたのに、何故か自分のことばっかり話し出すという。(一同爆笑)

A2C:それは僕かヒデさんのどっちかが言った体で書いといてください。(一同爆笑)


Q.それはダメです!(一同爆笑)

A2C:うわー、それ言いたかったな!言ってたのにな!(一同爆笑)

Endy:でも、そういうことでいいんでしょ?

A2C:言いたかったなぁ…。

Endy:その中で思う反省とかもあるってことでしょ?

A2C:そうなんですよね…。

Endy:いつもこうなんだよね。(一同爆笑)


Q.長年連れ添ったメンバーでレコーディングすると、お互いのことが分かるからある程度予測できちゃうと思うけど、全く違うメンバーで録ったからレコーディング・マジックも起きるんじゃないですか?

Endy:そうだね。とりあえず…俺ギター上手いなっていう(笑)。


Q.それはマジックでもなんでもないし。(一同爆笑)

Endy:それは冗談だけどね(笑)。今回、目指したのは「作り込んでいってしっかり上手い」とか「聴かせる」とかじゃなくて、初期衝動っていうか…。いつも言ってることなんだけど、大御所的な動きはやめようね…っていうさ。
やっぱり誘われて、タイミングが合って、状況さえ許せば、誰とでもライブやろうとかね。ちゃんと礼を尽くすとか、どんだけ呼びたい気持ちがあるのか?とか、そういうとこがない人とはやりたくないけど。でもまぁ新人の気持ちでやりたいよねって話はしてる。
そこから考えて、初期衝動が詰まった音源を作ろうって。そこに関してが一番良かったのかな。上手くなりすぎちゃった人たちとだったら出来ないっていうかさ。とにかく勢いとハートでガーッといくぞ!っていうね。そういうところには近付いたんじゃないかな。…ギター・ソロだけやたらベテラン臭くなっちゃったけど(笑)。その辺のなんちゃってエモ・バンドより全然エモいっていう(笑)。


Q.初期衝動っていう意味では選曲もそうなのかもしれないですね。Endyが元々やりたかったことを詰め込んでるっていう。

Endy:そうだね。で、この2人が前任の人のものを消化しながらも、自分なりの…やっぱり同じことやっても、同じにはならないから。その辺で言った時に、その面白味っていうのは出たんじゃないかな。素直に…こんな言い方あれだけど、今までで一番良い音源かもしれないなって俺は思ってるよ。


Q.色々スッキリしたんでしょうね。

Endy:そうだと思う。例えばレコーディングで出来なかったこと…やりたかったのに出来なかったことがあったとしてさ、前は出来なかったことでずっとガーッってなってたんだけど、今は出来なかったことよりも、出来たことをどう良くしていくか?っていう…。昔じゃ考えられなかったな。スッキリした…変な意味じゃなく割り切ったっていうか。俺はそういうのがすごいあるな。


Q.1人になってモヤモヤしてた時期があったから辿り着いたのかもしれないですね。

Endy:そうだね。やっぱり結局やってることに…やってることに意味はないけど…今GOOFYは17年か18年ぐらいやってるんだけど、やってることに意味がなかったっていうんじゃなくて、これが幕を閉じる時に…まぁいつになるか分からないけど、来年かもしれないし100年後かもしれないし…100年はないか(笑)。その幕を閉じる時に初めて「ああ意味があったな」って決まってくることだと思うから、意味のないことに意味をつけるために俺たちは何が出来るのか?っていうのがテーマかな…そういうことかな。(2人に)あってる?

Young:いいと思います。

Endy:あってるって(笑)。


Q.従順なメンバーですね!(一同爆笑)

Endy:「それ違う!」って言っちゃったら対案ださなきゃいけないからね!(一同爆笑)


Q.対案出すのが面倒だから「うん」って言っとこうって(笑)?

Endy:もう!「何でもいい」が一番困るんだよ!ってお母さんがよく言うでしょ。(一同爆笑)


Q.2人は過去のGOOFYのアルバムも聴いてたわけじゃないですか。聴き比べてみてどうですか?

Young:僕の中では別物として扱わないと…変なことに(笑)。変なことになっちゃうじゃないですか。(一同爆笑)

Endy:そうだよね、大ファン出身だもんね(笑)。

Young:ファン過ぎて超えたくないというか。こう線を引くというか。

A2C:もちろん昔の音源と、僕たちが録ったものを聴き比べて…これは言っていいのかなぁ…別物というか…僕は実力云々とかとりあえず置いといてこっちの方がカッコイイと思います!

Endy:言っていいし、言った方がいいよ、それは!(一同爆笑)

A2C:いや、色んな思いがあるだろうなと…。

Endy:いやいやいや、それはもう過ぎたことだからさ。


Q.Endyも「今までで一番いいかも」って言ってましたしね。

Endy:一番いいと思うよ!聴いて単純にアガれるものが出来たんじゃないかな。で、選曲的にも捨て曲ナシみたいなとこにはなってるし。大袈裟だけど…俺が持ってる音楽的要素のほんの一部分だけど、その一部分の中でガッツリチョイスした楽曲たちだから…まぁ「良い!」って思わなきゃ出さないよねって話だから。

Young:僕、ただのファンのままだったら、この音源聴いたら泣きますよ、多分。

Endy:今回、自主でっていうのも、出してくれるところがなかったわけではなくて、自主でやりたい!っていうのが強いかな。こういう時代だからこそ、よりお客さんに近いっていうのを目指してっていうのがデカくて。
これは昔のインタビューでも言ってたんだけど、もし生涯でアルバムを10万枚売るんなら、1つのアルバムで10万枚売るよりも、10枚のアルバムを1万枚売りたいって。それはずっと思ってるから、バカみたいに売れてた頃も「それは違う」と思ってたし、インタビューでもそれは言ってた。「こういう音楽はこんなに売れちゃダメだよ」って思ってたしね。言ってしまうと、現在の所謂「そういう音楽」が好きな人には俺らはダメかもしれないね。型に嵌ってないっていうかさ。だからその中で気付く人は絶対気付いてくれると思うし、そういう要素は沢山入ってると思うから。


Q.知らない人にとっては新しいでしょうしね。

Endy:それはあるかもしれない。昔話になっちゃうけど…昔は人とどれだけ違うのか?っていうのが勝負だったじゃん。だから型に嵌ってくれればくれるほどこっちはチャンスがあるっていうかさ。だから似たようなバンドどんどん出てきたらいいんじゃないかな!

一同:沈黙

Endy:あ、これ書かないほうがいいね。(一同爆笑)冗談はさておき、やっぱり個性みたいなものは、俺らの世代っていうのは出そうと思って出してたし、出ちゃってたっていうのもあるだろうしさ。これから先もきっと型に嵌ったような曲は作れないと思うしね。


Q.「売れてやろう!」っていうよりは「一発かましてやろう!」みたいな人が多かったのかもしれないですね。

Endy:そうだね!「つまんねぇ音楽業界に噛み付いてやろう」みたいなヤツばっかだったからね。で、やっぱさ、人と同じようなことやってるヤツって馬鹿にされてたじゃん?「アイツラ○○みたいだな」とかさ。そういうのってさ…懐古主義とは違うんだけど、せめぎあうっていうののホントの意味なんじゃないのかなって思う。そうなってくるとみんな違って、みんないいよね!ってなってくると思うんだよね。
やっぱりどんなに同じシーンにいたっていってもSHERBETとHUSKING BEEは全然違う音じゃん。それぞれに個性があったし、その中で俺らには俺らのいいところがあったんだと思うんだ。そういうのをみんなに感じてほしいなって。


Q.GOOFYってインディ・チャートじゃなくて、普通のオリコン・チャートに入ってましたよね?

Endy:入ってた、入ってた。確か40位ぐらいだったんじゃない?

Young:え?あんまり知りたくない情報でした…。

Endy:バカいってんじゃないよ!3枚入ってるよ!

Young:薄々気付いてはいたけど…。

Endy:経歴なんざクソ食らえって感じだけどね。さっきの話じゃないけど、こんなに売れちゃおかしいよ。当時若かったしさ、オーバーグラウンドがイヤで、アンダーグラウンドなことに憧れてやってたはずなのに、いつの間にかオーバーグラウンド扱いされてることがものすごくイヤだったな。
そんな中で向き合うべきは自分の音楽の質しかないってなってさ。だから質がいい人たちとはお付き合いしたいなっていう。それが結果的に幅広い付き合いが生まれたって感じになったんだよね。


Q.新曲を作っていくっていうのは今のところは考えてないんですか?

Endy:もう新曲作りには取り掛かってるから、目標としては年内にリリースしたいと思ってる。どんなに遅くても来年の4月ぐらいまでには出したいねって話してる。今回の音源はそこに向けての布石っていう意味もある。もちろん今回のアルバムもすごく力を入れて作ったものだから是非とも聴いてほしいけどね!


Q.ツアーの意気込みを聞かせてください!

Endy:5/21が四日市CHAOSで、5/22が名古屋HUCK FINNなんだけど、奇しくも初日、2日目が東海地方なんだよね。静岡は東海3県に入れてもらえてないみたいなところもあるんだけど(笑)。まぁ静岡だって多少東海なんだぜ!ってところを見せ付けれるようなライブにしたいね!東海感のあるライブを!

Young:昔から好きでいてくれる人も、今回からの人も、その時しか会わない人もいると思います。ホントに色んな人との出会いがあると思うんで、それを大切にしていきたいなと思いますね。みんなと言葉を交わすわけにはいかないけど、ちゃんと見せるとこ見せて、感じてもらって。ステージからお客さんの顔見て、コミュニケーションっていうと、ちょっと違うのかもしれないけど、ちゃんとお互いが成り立つような一日一日を重ねたいっていう気持ちですね。

Endy:目と目で通じ合う。そういう仲になりたいわけだ。(一同爆笑)

A2C:ヒデさんもぼちぼちいいこと言いますよね。(一同爆笑)僕はシンプルに皆さんと楽しくグッとアツくなるようなライブをしたいなと。それだけです!

Endy:いいライブやります!期待して来てください!全然期待超えるんで!

 

GOOFY’S HOLIDAY
Endy(Vo.G) 、A2C(B.Cho)、 Young(Dr.Cho)

【HPアドレス】
http://cxoxt.net/

アルバムタイトル

GOOFY'S HOLIDAY
NEW ALBUM
REVISITED
DQC-9011

2011.5.18 on SALE

税込定価¥1,500(税抜¥1,429) ※TOWER RECORDS限定!

GOOFY'S HOLIDAY"REVISITED TOUR 2011"

5/21(土) 四日市CLUB CHAOS
w/dr.snufkin / ジャッカルレコーズ / and more
5/22(日) 名古屋HUCK FINN
w/ASPARAGUS / NOT REBOUND / dr.snufkin / at Anytime
7/24(日) 沼津WAVE
w/misunderstand / SCREW WALKER / THE TRUST BLAST

※ツアー日程その他はHP:http://cxoxt.netをチェック!

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