PICK UP INTERVIEW
WEB限定インタビュー


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TOTALFAT

シーンに衝撃を与えたメジャー移籍第1段アルバム「OVER DRIVE」から約1年半!物凄い勢いでパンク・シーンを爆走するTOTALFATから、待望のニュー・アルバム「DAMN HERO」が届きました!彼らを形成する、様々な要素が散りばめられた全15曲は、TOTALFATの持つキラキラ感が爆発的に増幅した最高傑作!激ファスト、激ポップ、激キャッチーな楽曲と圧倒的な超絶テクニックが、ジェネレーション・ヒーローとして確固たる地位を確立していることを裏付けています!!TOTALFAT渾身のニューアルバム、激必聴盤です!!

Q.昨年はメジャーデビューや結成10周年と、バンドにとって特別な年でしたよね。バンドに変化はありました?

Shun:特別なことが1年間に集約されていましたね。とにかく突っ走りました。でも今までとやってることは何も変わっていないので変化というより増幅したのかもしれないです。
10周年っていうアニバーサリーイヤーにメジャーに移籍して、それに伴ってお客さんからの期待値もライブで肌で感じるようにはなりましたね。


Q.TOTALFATがメジャーにいくことって、海外のパンク・シーンっぽいですよね。THE OFFSPRINGやGREEN DAYがメジャーで活動するのに近いのかなって。

Shun:確かに日本はまだパンク・バンドがメジャーに行くことが嫌煙されがちですけど、結局自分達のやりたいことを尊重していけば、逆に良い環境を作っていけると思うんですよね。
僕らが憧れていた海外のパンク・バンドってとにかくスケールが大きいんですよ。そういう意味で僕らもどんどん間口を拡げていきたいし、スケールは大きくいきたいです。

Bunta:単純に音も今までより良い音で録れるしね。時間もかけれるし。

Shun:そうだね。80年代、90年代のパンクも大好きなんですけど、2000年以降のパンクのハイファイな感じが凄く好きなんですよ。BLINK182とかNEW FOUND GLORYとか。

Bunta:インディーズの頃では作りえないような細かい部分まで拘れるし、それが音にも表れているんですよね。メジャーでやることによって自分達が思い描いていた音に近付けたんじゃないかって実感しています。


Q.今回も岡野ハジメさんをプロデューサーに迎えての制作ですよね。

Jose:はい。前作「OVER DRIVE」のときは「TOTALFATらしさ」を増幅させるポジションを徹底してくれていたと思うんですけど、今回はより「プロデューサー岡野ハジメ」としてのアイディアや音色やパターンを提示して頂きました。僕らに無い要素ばかりで本当に面白かったです。
だからといってあくまでバンド主体で、「自分達がやりたくないことは、全員がハッピーじゃなかったらやる必要はないよ」って言ってくれるし、その上で「じゃあこんなのはどう?」ってまた違う方法を具体的な音で提案してくれるんですよ。
岡野さんと一緒にアルバムを作って、音楽ってまだまだこんなに色んなものがあるんだって勉強になりましたね。

Shun:あとはすごくバンドマンに近い方なんですよ。

Jose:そうだね。ふざけるときは一緒にふざけてくれるし、熱くなるところは一緒に熱くなってくれるんです。

Shun:年齢さえ近ければ一緒にバンドやっていましたね(笑)。


Q.今回のタイトル「DAMN HERO」について訊かせてください。「DAMN」には「駄目な」とか「どうしようもない」っていう意味があると思うんですけど。

Shun:自分達のスタンスとして、ファンとの距離感を大事にしているんです。それに対してファンのみんなも真っ直ぐ向かってきてくれて。「辛いときにTOTALFATを聴いています」って声をかけてくれる人もいるんですよ。
正直、自分達も駄目なときは駄目だし、上手くいかないときは何をやっても上手くいかない。でもそれを表に出さずに音楽をやるときはキラキラしてる部分やストロングな部分を最前線に立ててライブで戦っている訳で。
根本的な部分ではみんなと変わらないけど、音楽をやるときだけは君達のヒーローでいさせてくれっていう。結局僕達も駄目なこともあるけどステージの上では踏ん張らせてよっていう意味も込めています。


Q.今作はどういうアルバムになりました?

Jose:聴いてくれる人が元気になってくれるようなアルバムになりました。「頑張ろうぜ」って背中を押すような、気付いたら殆どが応援歌みたいな。

Shun:それはアルバムのテーマっていうよりはTOTALFATっていうバンドのテーマですよね。もちろんクオリティーはアップデートされていると思うんですけど根本の部分は変わってないですね。だからTOTALFATをより突き詰めた作品だと思います。


Q.M-1「Livin’ for The Future」は今までのアルバムの始まり方とは違った印象を受けました。

Bunta:そうですね。今までの僕らのアルバムって全部1曲目は2ビートの速い曲だったんですよ。でも「OVER DRIVE」を作って、2ビートじゃない曲でも2ビート以上にモッシュが起きたり盛り上がっているのを見て、いつものセオリーで言ったらアルバムの1曲目は2ビートの曲を持ってくるのが鉄板だし安心出来るんだけど、ここは敢えて勝負に出てみようかなって。
速くない曲でも、自分達の表現力や演奏力で戦えるんじゃないかなってこの1年の活動で思えたんですよね。だからある意味、この曲をド頭に持ってきたのは勝負です。


Q.M-2「Sky of California」は「これぞメロコア!」ですよね。

Jose:これまでもこういう曲は作ってきたけど、今までで一番気持ちよく出来たと思っています。

Shun:この曲をスタジオで合わせたとき、最初恥ずかしかったんですよ(笑)。インディーズの1stにもこういう曲が入ってるんですけど「10代の頃っぽくない?」なんて言いながら(笑)。
こういう曲って実はやってきたようでしっかりはやれてなかったんですよね。演奏力やアレンジ力の問題もあったし。でもこの曲は、贅肉をそり落としてシンプルに、爽快に、明快に、TOTALFATにとってのどストライクなメロコアが初めてちゃんと納得する形で仕上げられたのかもしれないです。


Q.10年越しの初期衝動というか。

Shun:そうですね。やっと(笑)。

Jose:10年前の僕達が聴いたら「ヤバイ!」って興奮するだろうね(笑)。


Q.M-5「World of Glory」はJOE INOUEさんとのコラボレーションですが、きっかけは?

Shun:JOE君とは「OVER DRIVE」の頃から英詞の指導で制作チームに入ってもらっているんです。それで一緒にいる時間も長かったんですよ。曲作り、プリプロ、レコーディングってずっと一緒で。年齢も近かったし、好きな音楽も近かったから、距離が縮まるのも早かったんですよね。
それで情報交換したり、音楽の話をしてるうちに、段々お下劣な言葉でラップしあって遊ぶようにもなって(笑)。要は同級生が好きな音楽をきっかけにバンド始めるのに近い感じです。お互いの感性の投げ合いみたいなのもテンポ良く出来て凄く満足しています。


Q.M-6「Carry On」やM-10「Dance On、My Friends」からは、初期のNITRO RECORDS(THE PFFSPRING・デクスター主宰のインディーズレーベル)の匂いがプンプンします。

Shun:NITRO RECORDSっていうワードがインタビューで出てくるとは思わなかったです。(一同爆笑)

Bunta:まさかのNITRO RECORDS(笑)。でもまさにあの辺の影響ですからね。

Shun:「THE OFFSPRING感」みたいなのが合言葉になってた時期があったんですよ。

Jose:2008年にTHE OFFSPRINGのジャパンツアーで7箇所一緒に回れたことで、改めて「やっぱりTHE OFFSPRING最高だ!」ってところに落ち着いたんですよね。

Shun:ただそれをすぐやろうと思っても出来なかったんですけどね(笑)。

Jose:そうそう(笑)。だから未だに曲作りに行き詰まると聴きなおしますしね。あと、ああいう音楽って僕達に懐かしくても若い子には新しいと思うんですよ。だから僕らの音楽を聴いてくれる人に僕らのルーツを知ってもらうきっかけになれば嬉しいですよね。


Q.そういう意味ではTOTALFATはTHE OFFSPRINGを体現していますよね。「アメリカーナ」の楽しさと「スマッシュ」の激しさも持ち合わせているというか。

Shun:それ、めっちゃ嬉しいです!

Bunta:THE OFFSPRINGと対バン出来るのは日本では僕達しかいないって言われるようになりたいですよね。


Q.M-12「Jack is a Punk Rocker」はJackっていうキャラクターを想像しながら聴きました。

Kuboty:どんなキャラクターが浮かびました?


Q.パンク好きなおっさん。

一同:大爆笑

Shun:正解です!もう大正解です!(笑)。

Kuboty:パンク好きのおっさん!(一同爆笑)

Shun:この曲にはモデルがいて、今もソニーミュージックにいる人なんですけど、元々はEpitaph Records(BAD RELIGION・ブレット主宰レーベル)の日本盤を出してた人なんですよ。だから大正解すよ(笑)。


Q.あ!!ジャックさん!!

Shun:知ってますか?あのジャックさんです。パンク好きなおじさまです(笑)。まだ僕達が14、15歳くらいの頃にラジオやテレビやインターネットやレコード屋で情報を得ていた発信源がまさにジャックさん世代の人達だったんですよね。
それで今は、サマーソニックやパンクスプリングだったり、Good CharlotteやTHE OFFSPRINGだったり、追い求めてきたものを自分達に与えてくれるのもジャックさんなんですよ。バンドにとっては確実にお父さん的な存在です。もう何年も前からジャックさんへの曲は作ろうと思ってたんです!!


Q.M-7「Damage」からはロカビリー要素も感じました。

Shun:ああ。ロカビリーっていうつもりで作ったわけではないんですけどそう言われるのもわかる気がします。取り入れたい要素としてはグラムや、あとはスタジアム的な大きめなイメージだったり…。

Bunta:テンポやビートはSPACE COWBOYやLADY GAGAのような今のエレクトロの感じをTOTALFAT的にやってみたらグラムっぽい感じになったのかもしれないですね。

Kuboty:歌い出しのメロディーや歌い方はロカビリーであったり、メロディーだけで言ったらジャジーですよね。もはやブルージーを飛び越えてジャジーです(笑)。


Q.何をやっても芯がTOTALFATなのは凄いですよね。ただ、M-13「Revelation」は完全にやりすぎです(笑)。ギターソロなんてX JAPANじゃないですか(笑)。

Shun:小節数とか完全にX JAPANです(笑)。ソロ1からソロ2がありますからね(笑)。


Q.しかも途中からHELLOWEENに変わりますよね(笑)。

Kuboty:正解です(笑)。

Shun:清水アキラのディナーショーみたいですよね。1曲の中で色んなアーティストが聴けるみたいな(笑)。


Q.そしてM-14「See You Later、Take Care」、M-15「All For You」でアルバムは切なく締まるという。

Jose:いつかTOTALFATでバラードをやりたいって願望があるんですけど、作っていくとアップテンポになったりしちゃってたんですよ。でもこの曲はテーマ先行でラブソングを作ったら切ない曲が出来たのでアルバムの最後にもってきました。


Q.こういう曲を最後にもってくるのもX JAPAN的発想ですよね。

Kuboty:それは僕以外の3人は狙ってなかったと思いますが、凄く解ります(笑)。「Unfinishd」で終わるみたいな(笑)。


Q.「Say Anything」で終わるみたいな(笑)。ではこのアルバムを引っ提げてのツアーの意気込みを最後に訊かせてください!

Kuboty:ギターを練習します。

Jose:ライブで楽しみたくて作った曲ばかりなので、ライブにも是非遊びに来てください。

Bunta:日本も僕らも活気づいてフルテンでいきたいですね。

Shun:名古屋に来るのはツアーの終盤に全国を回った上で来れるので、状態も良いと思うんです。初めてライブに来る人も、いつもライブに来てくれる人達も、みんなを驚かす自信があるのでアルバムを聴いて遊びに来てください。

 

TOTALFAT:
Bunta(Dr) Kuboty(Gt) Shun(Vo.Ba) Jose(Vo.Gt)

【HPアドレス】
http://www.totalfat.net
http://www.totalfat.jp

アルバムタイトル

TOTALFAT
NEW ALBUM
DAMN HERO

2011/5/25発売

【初回生産限定盤】KSCL1800-1801 \3100 (tax in) CD+DVD
【通常盤】KSCL1802 \2800 (tax in) CD

アルバムタイトル

TOTALFAT
NEW SINGLE
World of Glory with JOE INOUE
KSCL1776

2011/5/25発売

\1,020 (tax in)

THE HERO IS DAMNED TOUR 2011

■6/18(土)  静岡 清水JAMJAMJAM
■6/19(日)  岐阜BRAVO
■7/18(月祝) 愛知 名古屋QUATTRO(ワンマン)

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