PICK UP INTERVIEW
WEB限定インタビュー


前のページに戻る
Dr.SOUL

2009年5月 EX-アニマルズのYOKOI 、EX-小島のSUGI 、EX-サイケデリックバタフライのTAKASHIで名古屋にて結成。彼らのバックボーンであるパンクロックを根底に持ちながら、甘く切ないメロディーに日本語詞を乗せ、トリオ・バンドとは思えないパワフルなLIVEで見る者を圧倒する。笑いあり、涙ありのオリジナルDr.SOUL ワールドを創出し続けている!

Q.2YOU初登場ということでまずは結成の経緯を教えてください。

YOKOI:ニューヨークで知り合ったんですよ。これマジメに言った方がいいのかな?

SUGI:ハッタリ利かせないかんでな(笑)。

YOKOI:まぁニューヨークで知り合って、日本に戻ってきたらたまたま全員出身が名古屋だったんで「じゃあバンドやろっか」ってなって。(一同爆笑)


Q.(笑)それで押していく方向でいいんですか?

YOKOI:それでいいです!


Q.いや…でもex〜ってすごいバンド名が並んでますし、せっかくだからちゃんと紹介したいなと。そうするとニューヨークで出会ったっていう設定が…。

TAKASHI:じゃあ、それぞれバンドを辞めてニューヨークに遊びに行って出会ったっていう設定でいく?

YOKOI:もうチグハグでいいですよ。辻褄が合わんほうがいい(笑)。

TAKASHI:どっちみち8割冗談なんで(笑)。

YOKOI:いや、でもホントに今までの経験があったからこそ、今こういう形でできてるっていうのはありますね。

TAKASHI:それは3人ともそうだね。それぞれがやってたバンドでの経験があったからこその今なんだろうね。

SUGI:ホント、今一番楽しい。やりたいことがちゃんとできてるっていうのがあるよね。まぁ今まで色々経験してきて、悪い面も良い面も見てきたから、やっていいことといかんことが理解できてるっていうのは絶対ある。

YOKOI:でも、思い出に悪いことは一個もないですよ。

TAKASHI:うん、人生に無駄はないね。


Q.「やりたいことをやる」「楽しむ」っていう前提で結成されたんですか?

YOKOI:いや、もっと軽いノリで…。軽いノリじゃなかったか。

TAKASHI:軽いノリじゃあなかったよ。

YOKOI:でも、最初からこうなるのは予測してやりはじめた。

SUGI:確かにね。

YOKOI:確実に終着点っていうのをハッキリさせてやり始めたバンド。


Q.じゃあ、音楽性も最初から今のような感じでって決めてたんですか?

YOKOI:いや、音楽性は誰が何を考えとるのか分からんかった。そこから始まって…だけど一つの曲に対して面白いんですよね、作っていくのが。「こういうのもあるんだ」って、自分の引き出しにないものを各々持ってて。それがいい形になって出てきてる。

TAKASHI:だから作曲はみんなでやってるんですよね。誰かが持ってきたワンフレーズからみんなで膨らましていく感じで。


Q.リフから作っていく感じなんですか?メロディが良いからメロディ先なのかと思ってました。

SUGI:うーーん。同時進行なのかな?…でも言われてみればメロディが先かも。メロディからコード拾ってって。


Q.特にサビのメロディがキャッチーで一回聴いたら覚えちゃいそうなぐらい良いメロディなんですよね。そしてそれの大合唱のリフレインっていう。

YOKOI:うん。サビは大事にしてるっていうのはあるかな。

TAKASHI:3人しかいないから、パワーを出さなきゃいけないと思うんですよね。だから自然とサビは3人で歌うっていう感じになってて。結成した頃からそういう風で、それが僕らのカラーにはなってると思いますね。自分らの方向性とかカラーって「別に決めなくていいんじゃない?そのうち自然に出てくるって」っていう感じでやってたんですよ。


Q.根底にPUNKがあることは明確ですが、アレンジにレゲエを持ってきたりと幅広くやってますよね。

YOKOI:僕たち、根底にPUNKはあるけど、自分たちのことPUNKって言いたくない。何か、今ジャンルを固定しちゃうと、そのようになっちゃう気がする。PUNKは好きなんだけど…昔はPUNKSだとかPUNK ROCKERだってことに誇りを持っとったけど、今はそうじゃなくてロックンローラーって言いたいね。

SUGI:どうとでも捉えれるでね。

TAKASHI:もう「ROCK」の一言でいいんじゃないかと思います。痛快なROCKで。ルールがないっていうのが…。

YOKOI:PUNKって自由なものなのに、逆にそのジャンルで狭くしてる気がするんですよね。あれはPUNKじゃないとかさ。


Q.まぁPUNKが様式美になりつつあるのかもしれないですね。

YOKOI:そうかもしれない。

SUGI:俺たちもこの先ひょっとしたらもっともっとPOPになっていくかもしれないしね。


Q.独特のPOPさがありますよね。

TAKASHI:最近よく言われます。「見た目と違ってPOPだね」って(笑)。昔の自分だったらPOPって言われるのすごく嫌だったけど(笑)。それでも軟弱な感じがしないのは、自然と僕らのカラーが出てると思うんですよ。


Q.誤解を生む発言かもしれないですけど、個人的には80’SのUKのOi PUNKに近いPOPさを感じます。

SUGI:それはYOKOIがOi好きだからじゃない?

YOKOI:確かに僕Oi好きですね。だけど、Oiって言いたくない(笑)。


Q.(笑)Oi PUNKかどうかは置いておいて、COCKNEY REJECTSやCOCK SPARRERのPOPさとかキャッチーさに近いと思うんですよ。

TAKASHI:何となく分かります。僕はその辺だとSHAM 69ぐらいしか知らないですけど、『If the Kids Are United』とかで大合唱して拳上げて…。

YOKOI:そう!SHAM 69とかもPOPですよね。あの…PUNKってやっぱりSEX PISTOLSとかを想像しちゃうじゃないですか、どうしても。ああいう破滅型ロックンローラーを。だけど破滅型ロックンロールって今の時代に合わんっすよね(笑)。だって昔コテコテPUNKやっとった人たちが、もう60近くになっとたりとか…そんな時代に昔の言葉って撤回できるのかな?って思ったりすることもあるもんで。だから今現在やってる自分たちのことを「今やってるからこそ」PUNKって言いたくないなって。


Q.多分その考えや行動が逆に精神論の部分でのPUNKなんでしょうね。

TAKASHI:ジャンルを固定されたくないとか、自由でいたいとか…そうかもしれないですね。主張できるっていうのが一番強いと思うから、PUNKって。例えば戦争はアカンのじゃない?とかそういうところでの影響はあると思うし、このバンドでもそういう曲もあるし。


Q.歌詞はどんなことを歌っているのですか?

YOKOI:歌詞は…歌詞かぁ…。(一同爆笑)歌詞は多分それぞれに意味がありますよ。意味があるんだけど、その意味って一回聴いただけでは結局分かんないと思うんで…CD買ってってことですね!(一同爆笑)

TAKASHI:で、捉え方は自由なんでね。メンバーそれぞれの中に意味はあるんだけど、捉え方は自由だから。

YOKOI:でも、日本語詞にはこだわってます!

SUGI:(タイトルは)英語が多いけどね。(一同爆笑)

YOKOI:あ、ホントだ。(一同爆笑)いや、でも誰でも分かる英語しか使ってない。それか英語でも英語になってない…造語っていうのを。単語単語を足して勝手に意味を作ってるみたいな。

TAKASHI:やっぱり日本でやってる以上日本語で伝えたいですね。それで勇気や希望や元気を与えたいんで。

SUGI:曲も歌詞も一回のライブでちゃんと伝えられるように作ってあるしね。


Q.特にM-10『大和』の歌詞が気になります。愛国心的な部分もあるのかなと。

YOKOI:愛国心?僕は日本が好きですよ!(一同爆笑)でも、この曲は「それぞれ悩みはあるだろうけど、人生一回きりだから好きなことやろうよ」っていうのが言いたいんですよね。


Q.何故タイトルを『大和』にしたんですか?

YOKOI:それは僕たちが大和…日本に住んでいるから!自然があって平和なところで育って、それぞれの人に自由があるはずなのに、実はすごく束縛されとると思うんですよ。ある一定の歳になったらこうあらないかんっていう…。こういう大人にならなきゃいけないとか、固定概念というか常識というか、そういうものがあると思うんですよ。そういうのじゃなくて、自分が楽しんで人に迷惑をかけずに生きてれば、誰に何を言われようが…っていう。

TAKASHI:YOKOIの人生そのものだね。(一同爆笑)


Q.(笑)そしてそれが今のDr.SOULの姿でもあるんでしょうね。

YOKOI:そうなんですよ!だから何となく1stアルバムの最後の曲にふさわしいかなと。聴く人が聴いたら切ないのかもしれないですけど「切ないけどこっから行こうよ!」みたいな。僕たち1stアルバムを出して、これが終着点じゃないもんで。だから最後に旅立ちの歌っていうのが…ちょうど締まってていいのでしょうか?(一同爆笑)

TAKASHI:で、1曲目は1曲目で荒々しく。「争うなよお前たち」みたいなね。争いなんか何も生まないよっていうのを経験して学んだんで。


Q.その経験を経てDr.SOULを始めようと思ったキッカケって何だったんですか?

SUGI:正直、何も考えてない(笑)。もうバンドも辞めようかなと思ってたし。で、YOKOIに誘われて「じゃあやろっかな」ってなっただけで。こだわりはないんだよね、そこで。

YOKOI:僕は、歳を取ったからっていって、辞めたくなかったんですよ。まだまだやり残したことが自分の中にあるし…だから始めた。

TAKASHI:でも、前からYOKOIの頭の中に構想はあったんだよね?ドラムは誰で、ベースは誰でっていうのが。

YOKOI:うん。ベースはSUGIさんがいいな、ドラムはTAKAちゃんがいいなっていうのは10年前から思ってたことで。で、今こうできた。ホント、タイミングですよね。あの時ニューヨークで会ってなかったら…。(一同爆笑)


Q.(笑)ニューヨーク押しますね。確かにもっと早い段階で集まってたら、こだわりとか色々あったのかもしれないですね。

SUGI:あー絶対そうだわ。まとまらんかっただろうね。

TAKASHI:その通りなんですよ。僕らが3人で飲んでるときにそんな話をしたんですよね。「これが10年前だったら俺らできてないよな」って。今だからお互いのことが分かり合えてるし、これからもできると思います。

YOKOI:各々経験してきたことがすごく大きいんだと思う。結局最後に「これでメシ食おう」とか真剣に考えたらダメなんだなって。元々、音楽って楽しいもんだもんで、それについてきてくれる人たちっていうのは…お客さんも見とるわけじゃないですか。自分たちが楽しんでないと結局…。


Q.1周回ってバンドを始めた時の気持ちに戻れたのかもしれないですね。

YOKOI:そう!そうなんですよ結局。

TAKASHI:初心に戻ったんですね。今まで色んなバンドやってきたけど、初心に立ち返って「俺PUNK好きだな」ってなったんですよね。このバンドがPUNKかどうかは置いといて、好きなことやろうって思えたんです。

SUGI:俺もこのバンドやりだして思ったのは、今まで自由に音楽やれとらんかったなってことで。だからホント面白いなと思ってさ、バンドやっとることが。曲が形になっていくのも面白いなって。

TAKASHI:その気持ちは曲げずにいきたいね。初心忘るるべからずっていつも思ってます。

YOKOI:3人とも作詞・作曲にこだわってないんですよね。この3人がいるからこの曲が出来たっていう捉え方が各々できるんですよ。


Q.今作のテーマを教えてください。

YOKOI:ない!

TAKASHI:ケセラ・セラで。なるようになると(笑)。

YOKOI:CD出したら勝手に売れるだろうぐらいの。(一同爆笑)

SUGI:まぁ売れると思うんだけどね。

TAKASHI:売れるでしょう、これは!

YOKOI:後先考えてないし、反省することも全くない!(一同爆笑)だって生きてることが楽しいから。嫌なことも次のプラスになるから経験すればいいんですよ。でも…2回として同じ間違いはしたらいかんし…。

TAKASHI:いっつも飲みすぎて失敗してるじゃん。(一同爆笑)

YOKOI:1回でも間違いはしたらいかん!…とは思ってます!(一同爆笑)

TAKASHI:今日は飲まん!と思っててもプシュっとね。

YOKOI:まぁでも僕は機械じゃないから。(一同爆笑)人間味溢れるライブが全てをプラス思考に持ってってる。


Q.この音源を出して、ライブはどんな感じにしていきたいですか?

YOKOI:普通に高校生の子だったりとか、スーツを着たサラリーマンだったりとかが普通に来れるライブにしたいんですよね。皮ジャンじゃなきゃダメとかそういうのじゃなくて。だからPUNKって言いたくない。

SUGI:でもYOKOIを見ると…違うんだよね。(一同爆笑)

TAKASHI:赤いモヒカンで、体にもちょこちょこっとあってね…ちょこちょこどころじゃないけど(笑)。

YOKOI:でも、僕はモヒカンをやめたくはない。(一同爆笑)やめるときはハゲたとき。(一同爆笑)

SUGI:じゃあもうすぐだね(笑)。

YOKOI:何年できるかなぁ…。(一同爆笑)…ロックってやっぱ不良な音楽ではあると思うんですよ。最近って普通の子がステージに上がって、親近感がもてますっていうのがいい時代なのかもしれんけど、その辺は…僕の中で矛盾しとるのかもしれんけど、ロックってロックやっとる人に見えるからロックなんだと思うの。


Q.今後バンドとしてどうなっていきたいですか?

SUGI:目標は大きく持ちたいな。最近、ホントCD売れんじゃないですか。でも売れんって言っても絶対売れんわけじゃないもんで。そういう人たちが出てこないかんと思うんだよね。俺らがそうなりたい。前に対バンした高校生のバンドがさ、ライブとか全然行かないんだって言ってて。それは何でかっていったらやっぱヒロトみたいなロックスターが身近におらんもんでだと思うんだよね。

YOKOI:そう!ロックが今衰退しとるのって、ロックスターがいないからですよね。

SUGI:ヒロトとかはもう別格じゃん。でも、今から頑張ったバンドが売れていってメシが食えるようになっていったらさ、憧れて頑張るヤツも絶対出てくるもんね。

TAKASHI:僕らがそれになりたい、なってやるって気持ちはありますね。やっぱり演者側がカッコ良くないと。

SUGI:このままじゃ音楽作る人おらんくなっちゃうんじゃないかと思うよ。

YOKOI:やっぱりモヒカンアリですよね。僕がやっとること間違いじゃないですよ!(一同爆笑)まぁでも、こんなこと今話さなかったら「そうだな」なんて思わなかったかもしれない。(一同爆笑)それぐらい自然にやってる。

SUGI:そういえば「出れんの!?サマソニ!?」に応募しとるもんで、みんな応援してね。


Q.レコ発ライブに来る人にメッセージをお願いします!

YOKOI:僕たちのライブは観て損がない。絶対に楽しませるから。アツさの押し売りじゃなくて、楽しいライブをモットーにしてます。

TAKASHI:ちょっと今日良い時計付けとるね。

YOKOI:これロレックスの偽もんなんだわ…ローヤル。(一同爆笑)俺、偽もんでいいと思う。俺も偽もんのロックンローラーだもん。でも偽もんの方が意外とものは良かったりするんだよね!(一同爆笑)

SUGI:とりあえずこのバンドを好きになってもらいたいもんで、ぐっと来させたいね。あとは…その時にならんと分からんもんね。

TAKASHI:その瞬間、その時、その日は本当にその時しかないんで、僕らもその瞬間にアツいもの楽しいものを一生懸命出していくんで、みんなで楽しく…お酒飲んでワーってパーティーができればいいと思います。

SUGI:ホントに気軽に来てほしいな。

TAKASHI:嫌なこと忘れて元気になってくれれば、僕らも幸せだし、みんなも幸せになってくれたらいいんじゃないかな。

 

Dr.SOUL:
YOKOI(Vo.G)、SUGI(Vo.B)、TAKASHI(Dr.Cho)

【HPアドレス】
http://www.geocities.jp/nagoya_docter_soul/

アルバムタイトル

Dr.SOUL
New album
RED HOT DEATH ROCK CITY
VSCD5610

NOW ON SALE

\2415(税込み)

LIVE SCHEDULE

■7/9(土)名古屋CLUB QUATTRO
■7/10(日)静岡Sunash
■7/17(日)浜松MESCALiN DRiVE
■8/12(金)名古屋CLUB QUATTRO
(東海地方のみ抜粋)

前のページに戻る
2YOU MAGAZINE編集部
〒453-0837 愛知県名古屋市中村区二瀬町153 ニルヴァーナ101号室
Tel: 052-485-5993