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WEB限定インタビュー


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空中ループ

空中ループの動きが活発になってきた。これまでに自主でミニアルバム2枚、シングル1枚をリリースしてきた彼ら。その音源が自主制作でありながらタワーレコードを中心に大きく取り上げられ話題となり、ますますバンドの動きに注目が集まってきた。そして空中ループはライブ活動に専念し、ターニングポイントとも言える出会いをした。その出会いはプロジェクトとなり「Walk across the universe」と名付けられ、彼らは共に音を鳴らし始めた。そして届いたのが「Walk across the universe EP」だ。この名作を作り上げた空中ループに話を訊いてきた。そして次号では来たるフルアルバムについてメンバーにたっぷりと取材させて頂く予定です!空中ループから目を離さないで!

Q.どうやって結成されたんですか?

松井:空中ループの結成はちょっとややこしいんですよ(笑)。最初は僕と当時のドラムの2人で結成しました。


Q.2人でどんな音楽をやってたんですか?

松井:あの頃は実験的なことをやろうと思ってたんですよね。所謂バンドっていう形じゃない何かをやろうとしてたんだと思います。でもその形はすぐに終わって、2006年4月から僕一人で空中ループと名乗って活動していました。


Q.その頃はバンドではなく松井君のソロユニットのような感じだったんだ。

松井:そうですね。でもやっぱり頭の中でイメージする音はバンドサウンドなんですよね。だからイメージ通りのライブが出来なくてちょっと限界を感じ始めていました。それで昔一緒にバンドをやっていた森と和田を誘ったんですよ。佐藤は京都のライブハウスのVOXhallの方から紹介してもらいました。それで今の4人が揃いました。


Q.ソロからバンドになって、改めてどういう音楽をやろうと思ってました?

松井:僕の中にある音のイメージや世界観をメンバーに伝えながら、それをバンドに落とし込んでいくイメージですよね。そこにメンバーそれぞれの色が加わってひとつの音楽を作るっていうスタイルでしたね。


Q.その頃、自主レーベルを立ち上げたんですよね。

松井:はい。誰も相手にしてくれなかったから自分達で始めました(笑)。でもやっていくうちに楽しくなっていって。完全に自主だったんで、1st「LOOP ON LIFE」は最初タワーレコード京都店と新宿店のみの販売だったんですよ。でもそれが全国発売することになって、その後の2nd「夜明け、光。」もタワーレコード全店が推してくれる「タワレコメン」に選ばれたり、その流れでタワーレコードとのコラボ・シングル「オンガクノ光 EP」もリリースしたり。かなり手応えは感じていましたね。


Q.はい。その頃には色んなところで名前を見るようになりました。でもその勢いとは裏腹に、リリースだけでみるとかなりの間が空いたように感じるのですが。

松井:そうですね。自分達だけでやる限界は感じてました。今まで通り、自分達でまた音源を作ることはやろうと思えば出来たと思います。でも何かしっくりこなかったんですよね。次の一手が見えないというか。
それくらいの頃にwonderground musicの加藤さんにライブを見てもらったり、今回プロデュースして頂いた大谷さんが「一緒にやりたいねって言って下さったり。だから大谷さんとやれる状況を作れるまでは音源を出すのも辞めておこうって思ってたんです。それで具体的に大谷さんと音源を作るにいたってwondergroundの加藤さんが「エンジニアは益子樹さんが良いんじゃない?」って助言してくれて、そこからは一気にプロジェクトが進み始めたんです。


Q.そのプロジェクトには「Walk across the universe」と名付けられていますが、これはどういうものなのでしょうか?

松井:プロデューサーの大谷さん、エンジニアの益子さん、それと空中ループの三者でひとつのプロジェクトとしてやったら面白いんじゃないかって、wondergroundの加藤さんが提案してくれたんです。


Q.プロデューサーさんもエンジニアさんも含めてプロジェクト名をつけての制作は外への打ち出し方も面白いですよね。

松井:そうなんですよね。ひとつのプロジェクトとして流れがみえるのは面白いですよね。大谷さんも益子さんもアーティストでもあるのでミュージシャンとしても意見を言ってくれるんですよね。物凄く勉強になるし、アーティスト同士の化学反応が起こっているような感覚もあってレコーディングは面白かったですね。


Q.久しぶりの単独作ですが、どんなシングルになりました?

松井:過去の空中ループを更新したような次のステージの作品になったと思いますね。意欲的に色んなこともやったし、かなりの自信作が出来ました。今回から僕だけじゃなくメンバーも曲を書くようにもなったし。


Q.イメージがかなり変わりましたよね。

松井:バンドらしくなったのかもしれないですね。

森:各々が曲を書き出したのが大きいのかも。これまではメロディーから曲が出来るのが多かったけど、リズムから出来る曲も増えたんでイメージも変わったかもしれないですね。

松井:みんながオールを漕ぎだしたイメージですね。


Q.M-1「Traveling」は今の空中ループの状況をよく表してますね。

松井:ありがとうございます。旅がテーマなんですけど、今まで空中ループが歩んで来て、これから向かっていく先のイメージを表現できた曲だと思っています。


Q.決意表明ともとれるリアルな歌詞ですよね。

松井:はい。今の気持ちをありのまま込めたんですよ。これまでは変にまとめようとする癖があったんです。でもこの曲は感情のまま書いたんです。それが今の僕らっぽいとも思ったんですよね。


Q.M-2「Saturday」は凄く勢いもありますよね。

松井:こういうロックバンド然としてる曲はあまりなかったかもしれないですね。

和田:これまでは空中ループっていう枠の中でやってたのが、みんなが自分を出してきたんだと思います。僕も大好きなハードロックを空中ループに持ちこんでみたり(笑)。

森:枠の中でやってたのを、今は枠とか関係なく走ってる感じなんですよね。

松井:それは「Walk across the universe」のおかげだと思います。今まではメンバーの枠の中で100%のものをやっていたんですが、大谷さんや益子さんとのプロジェクトで101%を目指したことが本当に大きいです。


Q.M-3「Dancing in the rain」は森さん作曲ですが。

森:これは大谷さんに「なんでそういうフィーリングのベースを持ってるのに曲に反映しないの?」って言われて書いた曲なんですよ。空中ループの世界観を101%に持っていけたと自分では思っていますね。


Q.M-4「ステレオ」は大谷さんのカヴァーなんですね。

松井:はい。大谷さんがPolarisの前にやってたLab LIFeのカヴァーです。大谷さんのソロのSPENCERのライブを見に行ったときに、大谷さんがセルフカヴァーされていたんです。それでレーベルの加藤さんが「今の空中ループでやったら面白いかもね」って言ってくれて。自分達の中にないような楽曲なので勉強することが多かったですね。


Q.この4曲を聴かせてもらって、9月のアルバムが楽しみで仕方ありません。

松井:ありがとうございます。以前とは違った景色をみながらやってます。今、バンドに維新が起きてるんです。アルバムも楽しみにしててください!

 

空中ループ:
和田 直樹(Guitar,Protools)
さとう かおり(Drums)
松井 省悟(Vocal,Guitar,Programing)
森 勇太(Bass)

【HPアドレス】
http://www.kuuchuuloop.net/

アルバムタイトル

空中ループ
NEW SINGLE
Walk across the universe EP
WRCD-50

2011年7月6日発売

1,260円(税込)

LIVE SCHEDULE

■7月16日(土)
 新栄クラブ・ロックンロール
空中ループpresents
「Live across the universe tour vol.1」

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