PICK UP INTERVIEW
WEB限定インタビュー


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NACANO

PENPALSのHAYASHIを中心にYUJIN(babamania)、YOSIKO(ex,FARMSTAY/近藤智洋バンド)、YANA(GHEEE, ex.ZEPPET STORE)、PIRO(ex.ZOOBOMBS)といったそうそうたるメンバーで2007年に結成されたNACANO!本当に日本のバンドなのかと思わず耳を疑う演奏力とセンスで、エレクトロシーンを引っ掻き回す!メンバーが影響を受けたであろう80年代のロック、カルチャーへのリスペクトもたっぷり注入!あらゆる音楽を飲み込んだNACANOモンスター!「HAYASHIさんはどんな音楽を聴いてるの?」ってことで、ひたすら音楽の話をしてきました(笑)。

Q.本当に日本のバンドかと疑いました(笑)。

HAYASHI:自分でも思います(笑)。良くも悪くもというか、「日本のバンド」ってことを無視しすぎというか。別に海外志向が強いってわけでもないんだけど、僕の中にあるロックの「匂い」とか「触感」っていうのは、恐らく日本人のそれとは全く別物なんだろうっていうのは自覚しました。で、諦めました(笑)。カッコつけられないというか。
NACANOの場合「洋楽っぽい」とかのレベルじゃないですからね。逆に言うとよっぽど頑張らないと日本では認めてもらえないってことでもあると思います。でもこのアルバムをドロップしたことで、指を突っ込む隙間は作れたかなと。あとはそこからどれだけ穴を拡げられるかですね。


Q.M-1「TODAY」はマンチェスターからマッドチェスターへ移行していくようなニュアンスがたまらなく好きです。ラップも素晴らしい。

HAYASHI:個人的にはKLFとかのイメージで。少しサイケデリックなリフとかは、自分の引き出しからようやく「出番が来た!」って感じです。ラップはbabamaniaのGENKIにお願いしたんだけど、英語のラップで彼を超える人は日本にはいないと思います。彼も同い年なので楽曲のバックボーンとかも理解してくれたし。


Q.M-2「NEW WORLD」はThe Velvet UndergroundとJAPANを足したような感じが最高です。

HAYASHI:JAPANっていう感想は他の人からももらって、全く意識してなかったけど嬉しかったですね。自分の中に今でもその血が流れていたか!と。PENPALSってキャリアからは意外に思われるけど、高校から大学の初期はかなりゴスとかポジパンでしたからね(笑)。でもそういう背景が自然と出せるっていうのはよいことだと思います。


Q.M-3「BODIES」やM-4「DUST IN THE DARK」のような、楽曲はポップなんだけどボーカルにどこか哀愁のある感じもアンニュイですね。

HAYASHI:そこもリアルにポジパンやニューウェーブの影響で。JOY DIVISIONしかり、ダークだけどポップっていうのは理想ですよね、やっぱ。今後もこの路線はとことん追求していきたいです。自分の声の魅力を活かせるのもこのテイストだと思うし。


Q.M-5「REMEMBER」のような懐かしくてベタベタな感じも最高です。

HAYASHI:他にも何曲かこのテイストの「BEST HIT USA!!」って感じの作ったんですけど、この曲がギリギリセーフでした(笑)。でもVAN SHEやPHOENIXのようにベタなモチーフをさらっと違和感なく取り入れられるセンスっていうのはとても共感できます。


Q.M-7「BODY TALK」M-8「6/7」はゴス要素が強いですね。

HAYASHI:まさに、ですね。なんかやけにゴスがテーマのようになってしまってますが(笑)。でも10代のころはほんとそこに胸ときめかしてましたから。BAUHAUSとかGENE LOVES JEZEBELとか。やっぱりあの辺ってポップなんですよ。キュンとね。楽曲も佇まいも。ただ暗いだけじゃない。


Q.M-10「IMTA」はイントロのギターが最高すぎます。

HAYASHI:80〜90年代エレクトロファンクの王道というか、エレクトロのビートにハードロックギターというフォーマットを踏襲しました。最近のバンドだとCHROMEOには相当影響受けて。トークボックスも初めて買って特訓しました。ちなみにこの曲のソロは全部僕です。完全に自分出しすぎてます(笑)。


Q.M-12「HIGHER LOVE」はNACANO流マドンナ解釈?

HAYASHI:その通りです。きっとこの曲のオケでそのまま「HOLIDAY」が歌える。マドンナは最近CDで全部買いなおして聴きまくりました。もしかしたらマイケルやプリンスよりもマドンナが好きなのかもって思って、やっぱ日本人としてずれてるなと(笑)。


Q.80年代の音楽やムーブメントはNACANOにとってどういうものですか?

HAYASHI:まさに原点そのものです。小学生の時に友達のお父さんが海外赴任で、その人がアメリカからたくさんのミュージックビデオを持って帰ってきて見せてくれたんですよ。衝撃でしたね、子供ながらに。帰国子女の友達も多くて、その子たちのカセットにはTHE CARSやCHEAP TRICKなんかが普通に入ってる。音楽っていうのはこういうものなんだってその当時に刷り込まれてましたね。


Q.このアルバムはぜひお父さん、お母さんと聴いて欲しいですね。50歳くらいの方のほうが火がついちゃうかもしれない(笑)。

HAYASHI:それはホント理想なんです。僕がNACANOで作りたいのはダンスミュージックじゃなくてポップミュージック。それは色あせない音楽なんですよね。僕が子供のころに洋楽の優れたポップソングを聞いたことによって、今の今までそれを追い求めてるように、このアルバムを聞いた大人が「懐かしい」と思ってくれることは、究極の賛辞です。熟女好きですし(笑)。
ポール・マッカートニーのライヴビデオで、観客のお父さんが子供肩車して2人で一緒に歌ってるシーンがあって、そこでマジで泣きました。うらやましい。


Q.これからもあの時代の音楽を現在の感覚で鳴らしてください。僕も親父と聴きます(笑)。

HAYASHI:ありがとうございます!お父様にもよろしくお伝えください(笑)

 

NACANO:
HAYASHI(Vo.Gt.Synth) 
YUJIN(Gt)
YOSIKO(Ba)
YANA(DRUM)
PIRO(Perc)

【HPアドレス】
http://nacanomusic.com/

アルバムタイトル

NACANO
NEW ALBUM
DIL
ANTCD-0005

NOW ON SALE

\2000

LIVE SCHEDULE

■7/8 大阪 club vijon
■7/19 下北沢 SHELTER

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