PICK UP INTERVIEW
WEB限定インタビュー


前のページに戻る
RADIO STOMP DRIVE

あのRADIOTSとSTOMPIN' BIRDがスプリットをリリース!どちらも日本のパンク・シーンにおいて多大な影響を与え続けているバンドなだけに、否が応にも期待は大きくなる。その期待を遥かに超えてしまった『RADIO STOMP DRIVE』!!!両バンドによる合作という触れ込みは伊達じゃない。どちらの個性も突出しているのに、まるで1つのバンドによる作品のような統一感もある。これはスプリットという概念を引っくり返すほどの衝撃だった。殿堂入り間違いナシの超名盤!

Q.お互いの個性をしっかりと理解した上で作られた超名作だと思います!スプリットの話はいつ頃、どちらから出た話なんですか?個人的にはスプリットの話を聞いたときNOFXとRANCIDのスプリットを思い出しました!

TOM:嬉しい例えですね〜。2009年の夏の終わりに、横須賀かぼちゃ屋の楽屋でのYOSHIYA君の一言から始まりました。STOMPIN' BIRDにとってスプリット作品は初めてだってのに、直感で即OK!

YOSHIYA:そのスプリット大好きだったな〜スタッズパンクと痛快メロディックのダンス!カッケエかった。今回のスプリットは、誘ったこっちもバリバリな直感だよ!お互いに感じ合える刺激も、ブッ飛んでるエナジーも持ってるからさ。それと間違いなく、お互いを行き来できる気持ちいい何かを俺等は感じてた。バンドも客も、どっちの意味でもね。
だから、その年末の2ndアルバムのツアーファイナルにSTOMPIN'に出てもらったんだ。


Q.7曲の並びも含めて違和感がないんですが、両バンドともどのように作曲していったのですか?このスプリットのために書いた曲ですか?

YOSHIYA:全曲書き下ろしです。俺等はこのスプリット全体での楽曲の振り幅を意識してた。王道シンガロング&繊細な「SWEET REVENGER」がまずできて、そこにブッ飛んで激しい「TEENAGE...」ができた。そうして、震災が起きて…「MOON DROPS」は、震災後にイメージして作ったから、もうギリギリもいいとこだったよ。

TOM:「WHY」は前アルバム「BIRDS ATTACK!」に入れるスキが無くて保留になってたネタを元に、「WE DON'T CARE」はスプリット発売が具体的に決まってきた頃に作り始め、PUNK ROCK GUYはこのスプリットならではのブッ込みソングとして最後に作りました。

YOSHIYA:タイトルにもなってる「RADIO STOMP DRIVE」は、まさに両バンドの合作にして大傑作だよ!先にタイトルが決まって、HIROMITSUがマンドリンのリフアイデアを出してもらって、TOMがギターを主軸に構成。ここまではメールでのデータのやり取りだった。そうしてレコーディング中に確認しつつ、俺がスタジオでメロと歌詞をつけて、その後にTOMが相乗でメロと歌詞を、そこでまた俺がフェイクを。そうやってほとんど現場で、煽り煽られでテンションあげて作ってたね。「わ!キタ!」、「次、俺いく!」、「マジ、カッケエ!」、「じゃあ、ここ俺いれたい!」みたいにね、ドンドン刺激し合って、その場で目の前で出来上がっていったんだよ。


Q.最初から「単なるスプリット」ではなく「両バンドによる合作」という話だったのですか?このスタイルはスプリットの概念を変えたと思うし、今後影響を受けるレーベルやバンドがいそうですよね!

YOSHIYA:どんなスプリットにするか…俺等はこのスプリットの前にBALZACとスプリットをやってたから、間違いなく違うコンセプトでヤリたかった。だから、まず同じスタジオで、同じエンジニアで録りたい!って。そうすることによって、サウンドバランスのバラバラ感が落ち着くことにも繋がるし、その中でも絶対に個性を出し合っていけるのはお互いに自信があったから、お互い「面白れえーっ!」って盛り上がった。

TOM:合作となると、住んでる場所とかスケジュールとかの条件が限られてくるんですよね。でも何より、「似てる様で似てない、似てない様で似てる」っていう近すぎないバンドがやらないと面白く無いと思うんですよ。この奇跡のバランスはなかなか真似出来ないと思いますよ(笑)。

YOSHIYA:うん。やっぱ凄く難しいのかもしれないけど、合作で曲を作ったらめちゃめちゃヤベエだろー!って話があがった以上、俺等両バンドでそれをギリギリまでチャレンジしたんだよね。そりゃあ、思い切り爆裂するっての(笑)!


Q.M-1『PUNK ROCK GUY』(STOMPIN' BIRD)はPUNK ROCKへの愛が溢れた名曲ですね。

TOM:PUNK ROCKへの愛は勿論の事、そのPUNK ROCKを愛するヨシヤ君への愛が溢れた曲です。やりたい放題やってるから、怒る人は怒るかも(笑)。

YOSHIYA:本当アリガトウ!これはトンでもないサプライズだったよ。マジでビックリした。リアルな俺が書かれてんだから(笑)。それにTOMのPUNK ROCKへの想いがバリバリ伝わってくるんだ。ガチ名曲だよ。誰にも文句言わせねえっつうの(笑)!


Q.M-2『SWEET REVENGER』(RADIOTS)は「これぞRADIOTS!」という感じのシンガロングなPUNK ROCKで。

YOSHIYA:シンガロングな中に繊細さが溢れてるでしょ、凄く!作ったHIROMITSUの気持ちとシンクロさせて、このタイトルをつけたんだけど、HIROMITSUが自身のイベントで使ってたタイトルが「SWEET REVENGER」でね。とても皮肉と愛に満ちたイジワルな曲です。なんたって「優しくヤッチまうぜ!」だからね。

TOM:イントロからガンアガりの期待を裏切らない曲ですよね。早くライヴで拳を上げて「ウォーオーオー!!」って歌いたい!


Q.M-3『WHY』(STOMPIN' BIRD)はSTOMPIN' BIRDの一面でもあるロカビリー色が出てて…RADIOTSの皆さんもロカビリー好きそうですよね。

TOM:最近は特にロカビリーやロックンロール感を出そうと考えながら曲を作ってはいないんです。ただルーツとして勝手に滲み出ちゃうんですよね。その位、STOMPIN' BIRDには染み付いた音楽の一つなんです。

YOSHIYA:この曲を初めて聴いた時に、腰が「クイッ、クイッ」って動いたんだ。ステップ踏んで踊りたくなった。「SWING」ってやつさ!ダンス!ダンス!


Q.M-4『TEENAGE IN THE CIGARETTES BOX』(RADIOTS)はM-3からの流れがそのまま活かされていて楽曲が更に映えてるように感じます!

TOM:全然意図してなかったんですが、オレのギターのハウリングからHIROMITSUのギターのハウリングにバトンタッチする感じが超イイ!って事になって。このスプリットの数ある奇跡の中の一つです。しかもここからのRADIOTSの爆発っぷりがヤバい!

YOSHIYA:爆裂!爆発!燃え尽きる!そういう言葉の嵐が似合う。HIROMITSUが作ったGtリフに、その場で俺のメロが融合して爆発した奇跡のビッグバンチューンだよ。タバコ1本を1年に例えた。ティーンネージを燃え尽きてくれ!時間は待っちゃくれねえ。でも、マジなその姿をいくつになってもできるんだぜ!って俺は言いたいんだ。


Q.M-5『WE DON'T CARE』(STOMPIN' BIRD)はSTOMPIN' BIRDお得意の王道メロディ!コーラスはRADIOTSメンバーが担当したとか?

TOM:他の曲も全曲、何かしらお互いにコーラスパートで参加してるんですよ。でもこの曲は、特にRADIOTSと一緒に拳を上げて歌いたいってコンセプトもあって、バッチリイメージ通り仕上がって大満足です。

YOSHIYA:このシンガロングは気持ちいい!俺等も皆、思い切り楽しんでコーラスしたからね。けど、ラストんとこで、俺だけベタに間違えて、めっちゃ笑われたんだよな〜。ホントこういう曲を作ったら、TOMは天才的!バツグンのセンスあるよ。


Q.M-6『MOON DROPS』(RADIOTS)の哀愁感タップリのPUNK ROCK。90’SUKメロディックの影響もチラリと感じました。

YOSHIYA:特に哀愁バリバリなギターフレーズがね。80's後期〜のメジャー感を思い切り意識してみたんだ。この曲は、震災後まもなくにあった和歌山でのライヴ帰りのハイウェイからみたデカイ月がね。とても力強く、そして恐ろしくもあった。それでも、どうしようもないくらい大きかった!人はとても小さいかもしれないけどさ、だからこそ届くんだよね。涙も想いもさ。物事のデカさなんかに関係なく、強くなる気持ちは誰もが持っててイイはずだろ?

TOM:レコーディング中に歌が入ってない状態で初めて聴いた時に、想像もつかない雰囲気の曲だったのでビックリでした。その後ヨシヤ君の歌が入って、何の違和感も無く「RADIOTSの曲」に仕上がって更にビックリ。RADIOTSが新たな領域に踏み込んだ超名曲!

YOSHIYA:アリガトウ!そうして、ロックはいつまでも鳴り止まないんだ。パンクロックも、ロックンロールもずっとね。


Q.M-7『RADIO STOMP DRIVE』は2バンドのメンバー全員で演奏してるんですよね。

YOSHIYA:そう!コレはRADIOTSとSTOMPIN' BIRDの最狂の合作!問題作にして、大傑作!だからプレイするのが楽しみでしょうがないよ。

TOM:この曲があるからRADIOTSとSTOMPIN' BIRDで何回か合同練習もしなきゃねって事で、また楽しみを一つ増やしちゃいました。


Q.PUNK ROCKだけでなく、Oi PUNK、アイリッシュはもちろん、カウパンク〜ラスティックの要素もガッツリ詰まってて、両バンドの懐の広さを見せていますね。

TOM:何となく王道なアイリッシュパンクっぽくなっちゃうかな?って思ってたんですが、お互いアイディアを出し合って作っていったら、凄くイイ感じに「RADIOTSとSTOMPIN' BIRDの間の子」が生まれて。録り終わって聴いた時の感動も半端無かったですけど、作る過程も超楽しかったですね。

YOSHIYA:この曲を作りながら、お互いのセンスが何度も何度もSEXしてたんだと思うんだ。刺激し合って、昂ぶって、ドキドキが止まらなかった。これは全曲通しても言えるよ。そういえば、STOMPIN'のYASUが、「コレが名曲入りしちゃったら、俺等RADIO
STOMP DRIVEってバンドって思われちゃうね!」って嘆いてたよ(笑)。ホントそれぐらいブッ飛んだ俺等皆の代表曲なんだ。絶対にライヴハウス全部でシンガロングしようぜ!


Q. スプリット制作前、RADIOTSから見たSTOMPIN' BIRDってどんなバンドでしたか?

YOSHIYA:出会うのには時間がかかってんだけどね。印象は一言で、「ブッ飛んでる!」そして、ライヴってモンを心底わかってるな!と。メンバーの存在や構成は俺等と明らかに違うけど、STOMPIN'のメンバーの存在感と個性が面白くバランスあってさ、観てて聴いててマジ気持ちいい!でもね、時に妙にグッと切なくなる。アレはいったい何なんだ?そういうギャップにも惚れてるよ。


Q.逆にSTOMPIN' BIRDはRADIOTSをどう見てました?

TOM:僕らはSOBUT時代のYOSHIYA君には出会ってなくて、RADIOTSが結成したての時期に初めて一緒にやる機会があって、こんなにステージからエネルギーをまき散らすバンドって久々だな〜って感じました。その後、観るたびに放出されるエネルギーが増えるから、本当に毎回一緒にライヴするのが楽しみなバンドでした。勿論、これからも。


Q.このスプリットを通じてお互いの見方って少し変わりしましたか?

TOM:内側の人間臭さを更に知っちゃって、また好きになっちゃいましたよ。

YOSHIYA:お互いにね!そして、両バンドとも自分のバンドを愛してる!これが1番だろうね。だから、相手を愛せるし、刺激やエナジーを交換できるんじゃないかな。クソ気持ちいいぜー!って。


Q.9/24名古屋HUCK FINN、10/2豊橋ell.KNOTと東海地方でもレコ発がありますよね。2バンドでのツアーということで普段とは違う感じになるだろうと思います!意気込みの程お聞かせください!

TOM:勝ち負けでライヴをやってる訳じゃないんですが、今回お互い絶対に負けられないライヴ×16本っていうツアーなんですよ。その意地が、よりライヴを面白くすると思うし、何よりその日のその瞬間にならないと何が起こるか分らないので是非目撃しに来て欲しいです!

YOSHIYA:ヤッチャウヨーーーッ!!!!もうヤメテーーー!ってくらい。ハチャメチャ爆裂。16本ブッ飛び抜こうぜ!!!COME OR DIE!!!

 

【RADIOTS HPアドレス】
http://www.radiots.net/
【STOMPIN’ BIRD HPアドレス】
http://stompinbird.com/

アルバムタイトル

RADIOTS & STOMPIN’ BIRD split CD

RADIO STOMP DRIVE
URCS-128

2011/09/07 ON SALE

¥1,575(税込み)

RADIOTS x STOMPIN’BIRD “RADIO STOMP DRIVE TOUR 2011”

■9/24(土) 名古屋 HUCKFINN
■10/2(日) 豊橋 ell.KNOT
(東海地方のみ抜粋)

前のページに戻る
2YOU MAGAZINE編集部
〒453-0837 愛知県名古屋市中村区二瀬町153 ニルヴァーナ101号室
Tel: 052-485-5993