PICK UP INTERVIEW
前のページに戻る
nothingman

nothingmanの勢いが凄い。ミニアルバム「会いにいく」を2011年1月にライブ会場限定で発売し、そのツアーでは全国のリスナーに文字通り会いに行き、直接アルバムを届けたことで沢山の人と出会ったnothingman。そんな彼らが自信を持って作成したアルバム「夜をあける」。そのタイトルにも表れているように、自らの意思でなにかを始める強い決意や覚悟を感じる。「始めないと始まらない」。nothingmanの勢いが詰め込まれた会心作の誕生です。

Q.前作「会いにいく」を会場限定でリリースしてみてどうだった?

宮下:まずツアーに出たい気持ちが強かったんです。会場限定だったのでCDを手にするために沢山の人がライブハウスに足を運んでくれたので、自分達の繋いできた活動が身を結んだと思いましたね。あのアルバムを作ったことで、よりライブを意識するようになりました。


Q.確かにこの1年のnothingmanはライブバンドのイメージがかなりあるよね。

宮下:「有観客試合」「無観客試合」っていうライブDVDを今回のアルバムの特典で作ったんですけど、それが今年の6月と10月のライブ映像なんですよ。それを見たときに、まだ最近のライブなのに物凄く昔のライブのように感じたんです。それだけ短い期間で沢山ライブもやったし、成長も出来たんじゃないかなって思います。


Q.2011年は初のワンマンもありましたよね。

宮下:7月にやったワンマンは自分達にとっても大きかったです。3月に震災があってバンドとしても色々考えたんです。本当は初のワンマンは、例えばレコ発でやるのがいいとか、ツアーファイナルでやるのがいいとか、やるタイミングを考えてたんです。でもあの震災があって、今やりたいことがあるなら、今すぐやるべきなんじゃないかと思ったんです。だからレコ発でもツアーファイナルでもないけど、今ワンマンがやりたいんだから今すぐやろうって。そうやってそこを目指してやっていったら有難いことにソールドアウトして。だから今のnothingmanにとって確固たる自信に繋がったワンマンでしたね。出し惜しみじゃなくてやりたいことは今やる。それが「夜をあける」にも繋がっていると思います。


Q.「夜をあける」というタイトルの意味は?

宮下:突き進む感じを出したかったんです。普通だったら「夜があける」だと思うんですよ。でも自分で「夜をあける」ことが大事なんじゃないかなって思ったんです。nothingmanを5年くらいやってきて振り返ってみると、どこか待ってたところがあったかもしれないんです。でもそうじゃなくて、何も無いところに自分の道を切り開いていくべきなんじゃないかなって思ったんです。メイキングザロードです(笑)。だから夜明けを待っているより自分で夜をあけていかないとって思ったんです。


Q.待っているだけじゃ何も始まらないと。

宮下:そうそう。やっぱりバンドって自分達の活動の核となる理念がないと駄目だと思うんですよね。歌詞を書いて曲を作って演奏するのが右足だとしたら、自分達で何かを考えてバンドを動かしていくのが左足なんですよね。それで両足を交互に動かしてやっとバンドは前に進んでいくと思うんです。それがバンド活動だと思うんです。


Q.そういう強い意思がアルバムに凄く表れているよね。今までのnothingmanのイメージとは違った勢いのあるM-1「あたらしいあなた」で始まるのも今の勢いを象徴していると思います。

太田:ありがとうございます。あの曲のインパクトはアルバムの最初に持ってくることで威力をかなり発揮しますよね。今回のアルバムで僕らのイメージは変わるかもしれないです(笑)。

今井:何枚目かのCDなのでnothingmanらしさもありつつ、曲の構成や展開、イメージも今までとは違うものになるように意識はしましたね。

宮下:かなり攻撃的ですからね(笑)。

太田:アッパーな曲は全部BPM180超えていますからね(笑)。


Q.ライブ感もかなりある。M-2「スローモーション」なんかライブが目に浮かびます。

宮下:曲の作り方も少し変わったんです。ライブって一瞬で過ぎ去る瞬間の連続だと思うんです。
だからこそ、歌詞や情景って丁寧に伝えていかないといけないと思うんです。だからそれをライブでいかに伝わるかを考えて作りました。「スローモーション」はそういう要素だけじゃなくて、音楽的にも今までと違う新たな挑戦をしているんです。曲調だったり歌メロだったり。ずっとこういう曲がやりたかったけど、今まではやれなかった。でも今のnothingmanならやれると思ったんですよね。もしかしたら聴いてくれる人にはそんなに大差ないかもしれませんが、自分達の心持ちはかなり違いますね。

太田:やっぱり攻めている感じはかなりあると思います。一曲一曲の説得力があるっていうか。以前よりも、一音一音に重みが増していると思うんですよね。それにギター、ベース、ドラムそれぞれにもちゃんと意思がある気がします。それは歌をしっかり届けることにも繋がるんです。歌詞の世界観を把握して聴くと楽曲も情景が浮かぶように仕上がっていると思うんですよ。歌詞を一番に届けるのがnothingmanの楽曲において重要なことだと思うんですよ。だからアレンジも宮下の歌をしっかり届けられるように心掛けています。それがnothingmanを届けることだと思っています。


Q.あと今のnothingmanは人のと繋がりを凄く大事にしている印象があります。

宮下:そうですね。これまでの活動で出会った人が今作には沢山関わってくれているんです。ジャケットを撮影してくれた前田達也君も、ポスターの写真をとってくれたハブ君もライブハウスで出会ったし、PVを取ってくれたLimitmakerfilmの竹山尚希君はTWOFOURの厚介(若杉厚介)に紹介してもらったんですけど、その厚介もFOLK ROCK FAN CLUBっていう弾き語りのチームで仲良くなったし。制作に関わってくれた人みんなが「ライト マイ ライフ」の制作のときには僕らの周りにいなかった人なんですよね。ジャケットデザインをしてくれた永井一郎さんやリリースにおいて力を借してくれたタワーレコードのみんなにも本当に感謝しています。僕らは出会いに恵まれています。

太田:「会いにいく」で会いにいった人としっかり繋がれているのが何より嬉しいですね。

宮下:僕らはそうやってこれからも活動していきたいですね。

 

nothingman:
今井 昂(Ba、Cho) 宮下 浩(Vo、Gt)  太田 幸伸(Dr、Cho)

【HPアドレス】
http://nothingman.biz/
【夜をあける 特設HP】
http://nothingman.biz/pc/yoruwoakeru.html

アルバムタイトル

nothingman
NEW ALBUM
夜をあける
OBOCD-015  \1500

NOW ON SALE

ONE BY ONE RECORDS

LIVE SCHEDULE

ワンマンライブ
■2012/1/29(日) 新栄CLUB ROCK’N’ROLL

前のページに戻る
2YOU MAGAZINE編集部
〒453-0837 愛知県名古屋市中村区二瀬町153 ニルヴァーナ101号室
Tel: 052-485-5993