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ザ50回転ズ

コンセプトミニアルバム3部作いよいよ完結!!2010年11月発表の「ロックンロール・マジック」では四次元ツアーをコンセプトにロックンロール四次元旅行を大いに満喫、2011年7月発表の「ロックンロール世界旅行」では世界のありとあらゆる音楽をザ50回転ズ解釈で表現するなど、アルバム毎のコンセプトを誰より本人たちが思いっきり楽しみながらロックンロールしてきたザ50回転ズ!そしてシリーズ第3段、四次元ツアー、世界旅行に続くコンセプトはまさかまさかのラブレター!!映画「荒川アンダー ザ ブリッジ」主題歌「涙のスターダスト・トレイン」を含む全6通のロックンロール・ラブレター!!ザ50回転ズのぶっちぎりのラブソング集でキュンキュンしちゃって!!

Q.いよいよ3部作シリーズも第3弾になりましたね。

ダニー:大トリがやってきました!


Q.完結するのがちょっと寂しい気もします。これ、一生続けばいいのに(笑)。

ダニー:ありがたきお言葉!100部作やっちゃいますか?(笑)。ロックンロール100部作!


Q.それ、是非お願いします(笑)。そもそもこの3部作シリーズを始めたきっかけは何だったのですか?

ダニー:ちょうど前のレーベルから今のレーベルに移籍したタイミングだったのですが、フルアルバムを作って一旦やり切った感があったんですよね。じゃあ更にザ50回転ズの面白い要素を引き出すにはどうすればいいかって考えたときに、明確なコンセプトを立ててやることで面白い要素がより引き立つんじゃないかって思ったんです。それでまず「ロックンロール・マジック」が出来ました。それが面白かったから3部作にしようって。


Q.今回のテーマはずばり「ラブレター」だと思いますが、このテーマはどこから?

ダニー:今回はアルバムテーマより先にM-1「涙のスターダストトレイン」が出来たんですよ。映画「荒川アンダー ザ ブリッジ」の主題歌の話を頂いて書き下ろしたんですけど、この曲を軸に、コンセプトアルバムとしてどう成り立たそうか考えたんです。それでこの曲が持つロマンチックなところをクローズアップしたら、テーマは胸キュンなものがいいなと。


Q.そもそも映画の話はどうやって?

ダニー:飯塚健監督がザ50回転ズを好きで聴いてくれていたみたいで「自分の好きなバンドに映画の主題歌を書いて欲しい」ってオファーを頂いたんです。二つ返事で「やらせてください!」と。


Q.それはグッときますね。

ダニー:監督からロックンロール・ラブレターが届いたイメージですね。あ、うまいこと言いました(笑)。だからこの映画があって、「涙のスターダストトレイン」が出来てからコンセプトを考えた結果、「ラブレターだ!」と。


Q.良い話ですね。でもM-2「エイトビートがとまらない」でいきなりラブレターのイメージがぶっ飛んだのですが(笑)。

ダニー:こんなハードなラブソングないですからね(笑)。


Q.でもこれでピンと来たんですよ。今回のラブレター集は、所謂「恋のラブレター」じゃなくて、ザ50回転ズからロックンロールへのラブレターなんじゃないなかって。

ダニー:まさに仰るとおりで、世の中見渡せばラブソングが掃いて棄てるほどあるじゃないですか。もちろん僕らの好きなコーラスグループやR&B、ロックンロールの歌詞を見てもラブソングは多いから全然抵抗はないんですよ。でも50回転ズはあえて所謂ラブソングを外したところの面白さをテーマにしたかったんです。メインストリームでは「男の子がどう〜」とか「女の子がどう〜」っていうラブソングが多いでしょ(笑)。じゃあ50回転ズが歌うべきラブソングって何だろうって考えたら「俺達はロックンロールに恋しているんだからロックンロールにラブレターを送ろう!」っていう。


Q.しびれます。M-3「ロックンロール・ラブレター」はまさにロックンロールへのロマンチックなラブレタ―ですね。

ダニー:ロックンロールに「バーン!」とやられた瞬間が今でも忘れられなくて、イイ歳して今でもロックンロールをやっていますからね。


Q.キラキラ感もグッときます。

ダニー:アレンジ的には凄くシンプルだし、キラキラ感も忍ばせる程度にしか入れていないんですよ。それでも全体的に甘酸っぱい感じになりました!


Q.M-4「おねがいR・A・D・I・O」は音楽をラジオで聴いてた人にはたまりませんね。

ダニー:そうでしょう、そうでしょう!ラジオ最高ですからね。ラジオには色んな音楽を教えてもらいましたから。


Q.ラジオはロマンありますよね。僕はラジオから音楽が聴こえてくると、ステレオの中で誰かが演奏してると思ってました。

ダニー:そういうロマンですよ!ラモーンズの「Do You Remember Rock'N' Roll Radio?」のせいか、僕らにとってラジオはロックンロールを教えてくれた先輩のような存在なんですよ。まさにロックンロール先生。この曲はラジオに対しての愛情たっぷりです!


Q.「僕の知らないメロディがセイハロー」っていう歌詞が最高です。

ダニー:全く知らない世界の全く知らない音楽がラジオを通して届いてくるのって凄くロマンチックですよね!


Q.不意に流れた曲に鳥肌が立つ瞬間ありますよね。でもその曲が誰の曲なのか、DJが先に紹介しちゃってて誰の曲か分からないまま終わるとか(笑)。

ダニー:曲締めせずに話し始めるDJね(笑)。「曲名言えよ!」っていう(笑)。その曲が誰の曲か分かったときの嬉しさったらないですよね。ラジオ、良いんです!!


Q.M-5「Baby,I Love You」はメロウで素敵なラブソングですね。

ダニー:完全にニック・ロウとデイブ・エドモンズがやってたロックパイルのイメージですよね。超ストレートなラブソングを書いてみたかったんですよ。ザ50回転ズの中では一番メロウな曲に仕上がりましたね。


Q.ここまでロマンチックな曲が続いてきたじゃないですか。なのに最後にとんでもない大どんでん返しが…。

ダニー:ちゃぶ台がひっくり返るみたいな(笑)。完全に「ドテー!」っていうズッコケ感(笑)。俺のロマンチックな時間を返してくれと(笑)。でもこの曲を入れることがザ50回転ズらしいなって思うんですよね!M-6「ぶっちぎりのラブソング」がアルバムの完成度や自分達の満足度もグンと上げてくれました。ここまではロマンチックなアルバムだったのに、最後の最後でアイロニカルというか、皮肉チックなこと歌っちゃいました(笑)。


Q.この歌詞は恋愛をテーマにしたラブソングに対しての皮肉ですよね。

ダニー:「逢いたかったら逢いに行けよ!」っていう(笑)。でもこの曲もちゃんとラブソングですからね。コンセプトアルバムとしてしっかりまとまったと思っております!


Q.この3部作を経たザ50回転ズが次にやりたい事は?

ダニー:今回の作品でストックを全て出し切ったから今はストックが1曲も無い状態です。スッカラカンのカランカランです(笑)。僕はその時その時で好きなレコードを聴いて、やりたい音楽を見つけてやってきました。まだまだ聴きたいレコードがあるし、聴いたらやりたくなる音楽もどんどん増えると思うんですよね。それで今はちょうどレコードを買いまくっている時期なんですよ(笑)。「こんなのやりたい、あんなのもやりたい」ってどんどん溜まってきている時期なので、それがまたザ50回転ズの曲になって出てくるんでしょうね。


Q.最近はどんな音楽を聴いていますか?

ダニー:80年代以前のハードコアが出てくる寸前までのパンクバンドとかよく聴いていますね。あと「ロックンロール世界旅行」以降、ボブ・マーリーとかピーター・トッシュみたいなレゲエとか、古いカントリーとか、アイリッシュトラッドとか、面白いと思ったものは迷いなく聴いているので、それがザ50回転ズの音楽に集約されていくんだと思います。でもどんな音楽をやってもザ50回転ズになる自信はありますよ。


Q.この3部作で本当に音楽の楽しさを教えてもらいました。ザ50回転ズから色んな音楽に辿り着いたキッズも多いと思います。

ダニー:嬉しいです!今回のアルバムは敢えてルーツが見えにくいコンセプトなんですけど、「Baby,I Love You」にはドゥーワップっぽいコーラスが入っていたり、「ロックンロール・ラブレター」の頭のタンバリンなんか明らかにザ・フーだったり、「ぶっちぎりのラブソング」のドラムは完全にレッド・ツェッペリンですからね(笑)。例えば昔はルーツを知らずに聴いてたものが今聴くと「これザ・クラッシュやんけ!」とかあるじゃないですか。だから今ザ50回転ズを聴いてくれている子がこの3部作を何年後かに振り返って聴くとザ50回転ズのルーツの種明かしがあったりして面白いかもしれませんね。そうやって二次的な楽しみ方も出来ると思います!この三部作、やって良かった!

 

ザ50回転ズ:
ダニー(Gt、Vo)
ドリー(Ba、Vo)
ボギー(Dr、Vo)

【HPアドレス】
http://www.50kaiten.com/

アルバムタイトル
【初回限定盤】

アルバムタイトル
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