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モーモールルギャバン

モーモールルギャバンのニューアルバム「ぼくは暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」が物凄い。モーモールルギャバンといえば、その奇をてらったライブパフォーマンスと、色モノ的な要素を含んだ歌詞ばかりがフィーチャーされがちだが、涙が出るくらいなロマンチックも、どうしようもない孤独感も併せ持ち、様々なジャンルの音楽を吸収してきた3人だからこそ鳴り得る高い音楽性も唯一無二の音として発信され、音楽ファンの間では既に確固たる地位を築きつつある。前作「BeVeci Calopueno」で感じたバンドの変化は、更に彼らの世界観をより突き詰め、今作「ぼくは暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」にも色濃く反映されバンドの無限のポテンシャルを感じさせる。モーモールルギャバン、2YOU MAGAZINE初登場。この素晴らしいアルバムについて、モーモールルギャバンというバンドについて、メンバーに話を訊く。

Q.結成当時は5人だったんですよね?

ゲイリー:はい。最初は僕がギターヴォーカルでした。当時のドラムとギターが辞めて、ギターはすぐ入ったんですけど、ドラムが見つからなかったので僕がドラムに転向して4人編成になったんです。その後、ギターが脱退して今の3人になりました。


Q.5人だったバンドが3人になるとかなりアレンジも変わりますよね?特にキーボードは大変だったんじゃないですか?

ユコ:上物が私だけになるんでもうアレンジはがっつり変わりましたね。とりあえず歪み系のエフェクターを買いに行きました(笑)。3人になったことですみ分けもはっきりしましたよね。3ピースがこんなにも面白いんだって思いました。

ゲイリー:ライブの反響も良かったんですよ。それで3人でもいけるんじゃないかって。


Q.モーモールルギャバンはどういう音楽をやろうと結成したバンドなんですか?

ゲイリー:当初の予定としては、難しいことはしたくないけどかっこいいことはしたいっていうのがテーマでした。演奏はお洒落なんだけど歌詞は小学生でもわかるようなのがやりたかったんですよね。それで出来た曲が「ユキちゃん」であり「パンティー泥棒の唄」であり「美沙子に捧げるラブソング」だったんですよね。そのコンセプトは今でも大事にしています。でもいつまでもパンティーとかゆきちゃんばかり言ってても仕方ないなって思って作ったのが今回のアルバムです(笑)。


Q.モーモールルギャバンって「ユキちゃん」とか、ライブでのパンティーコールのインパクトが強烈過ぎたからそのパブリックイメージが少なからずあると思うんですよ。でも前作「BeVeci Calopueno」くらいから、そういうパフォーマンス的な要素は音源では一旦置いておいて「音楽」としてさらけ出すようになったように感じます。

ユコ:嬉しいです。「BeVeci Calopueno」は結構そういうことを意識して作ったアルバムでした。それまでが結構面白可笑しい部分が前面に出るような曲が多かったので、そういうイメージに固まっちゃうのはちょっと違うなって。

ゲイリー:今回は更にストレートに良い物を作りたいなって思ったんですよ。悪ふざけとかはあまりしていないです。まあM-5「いつか君に殺されても」とかで「殺されても!!」とか歌ってますけど(笑)。

ユコ:結局やっちゃってるね(笑)。

ゲイリー:なにかやらないと気が済まないんだよね。でも俺達なりに最大限にストレートなものが出来たと思います。


Q.今作は「若さ」もテーマのひとつにあると思うんですけど。

ゲイリー:若い気持ちっていつまで持っていられるかわからないじゃないですか。じゃあ持っているうちに茶化したりせずに歌っておこうかな。

ユコ:今のエネルギーをね。

ゲイリー:「俺はまだ若いんだよぉ!」って言い張れるギリギリの年齢なのかな、もしかして(笑)。

ユコ:丸くなってきちゃったりね(笑)。

ゲイリー:そういうこと考えると「ヤバい!今のうちにやっておこう!」っていう気持ちになりますよね。あとこんなご時世じゃないですか。「今やらずにいつやるの?」っていうのもあります。自分の魂をえぐるような作業を今やらないでいつやるんだっていう。


Q.アルバムの聴きどころは?

マルガリータ:今回のアルバムの聴きどころは松浦くんです。(一同爆笑)

ゲイリー:松浦くんって人はM-5「いつか君に殺されても」で「悲しくないよ!」って言ってくれている人なんですけど、10回以上はあれで笑えましたからね。いい加減最近いちいち笑わなくなったけど(笑)。

ユコ:実は前作にも参加してもらっているんですよ。

ゲイリー:「パンティくわえたドラ猫の唄」で僕とガチンコバトルしました。

マルガリータ:松浦くん、聴きどころなんです(笑)。他も全部良いのでエンドレスで聴いています。


Q.ゲイリーさんはどうですか?

ゲイリー:今回は制作に時間がかかってギリギリまで延びちゃったんです。もう契約違反ギリギリまで(笑)。それで締め切り2日前にやっと完成したM-1「スシェンコ・トロブリスキー」は究極の難産曲だったけどクオリティの高いものになったので1曲目から心して聴いて欲しいです。あとM-4「ぼくは暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」は個人的ハイライトです。レコーディング中も涙をこらえながら、しかも結局は号泣しすぎて目と眼鏡の間にティッシュを挟んでいたくらい。この曲は魂を削る思いで作った曲なので少しでも多くの人に届いたら嬉しいです。


Q.ユコさんは?

ユコ:「BeVeci Calopueno」は所謂「作品」を作ろう思って作ったアルバムだったんですけど、今回は「表現」を意識をして作ったアルバムになりました。感情的な部分が大きいっていうか。ひとつひとつの言葉も日記を読むくらい赤裸々な言葉で綴ったものが多いんです。歌詞も今回は半分くらい私が書いているんですけど、感情的な部分を聴いてくれる人がどう感じるか気になりますね。

ゲイリー:M-10「気まぐれのように揺れる世界から」は僕が歌詞を何回も何回も何回も書き直したけど駄目で、最後の最後でユコさんに書いてもらったらバシって決まったんです。

ユコ:この曲はメッセージソングに近い曲で、人と自然の関わり方というか、人がどういう価値観をもって生きるべきかをテーマにして書きました。かなり自分のストライクな部分を表現しているので伝わると嬉しいなあ。伝わるのかなあ?

ゲイリー:8分超える曲を聴いて喜ぶ中学生は友達いないはずだね(笑)。

ユコ:私はそういうタイプだから(笑)。あとは単純に楽しんで聴いてくれたら嬉しいです!


Q.前作、今作とバンドに少なからず変化があって、リスナーの反応はどうでした?

ゲイリー:やっぱり戸惑う人もいると思います。ある程度「モーモールルギャバンはこういうバンドだ!」っていうイメージがみなさんの中で固まったところで「BeVeci Calopueno」を出して、ちょっとざわついたんですよ(笑)。

ユコ:「ん?」ってなったと思います(笑)。


Q.変化に戸惑ってる人の顔を見て、してやったり感もあるんじゃないですか?

ユコ:私はそういうのが大好きなんです(笑)。

ゲイリー:僕はそういうのが申し訳なくなっちゃう。

ユコ:私は喜んじゃう方なんで(笑)。あと音楽って色んな魅力があるから「次はあれにチャレンジしたい、次はこれにチャレンジしたい」ってどんどんやりたい事が出てきちゃうんです。今まではチャレンジではなく自分達の側面を出してきたんですよ。これからはまた色んな音楽を吸収して、新しい事にもチャレンジしていきます。

ゲイリー:ユコさんはそういうの本当に考えてやってるけど、僕はやりたいことを手当たり次第やっていることを周りの人が調整してくれているんです。「この曲やりたい、この曲やりたい、この曲やりたい」って無責任に投げるんで。周りのスタッフにはいつも助けられています(笑)。


Q.メンバーのバランスも面白いですよね。

ゲイリー:ユコさんは世界観から固めるタイプ、僕はメロディやコード進行や歌詞っていう断片から作るタイプなんですよ。音楽を作る過程が真逆なんですよね。だから面白いですよね。


Q.ではアルバムのツアーが始まりますので意気込みを訊かせてください。

ゲイリー:今回のツアーの目標は怪我をしないことです。(一同爆笑)

ユコ:それ大事(笑)。

ゲイリー:股関強打はニュースになったけど左手も骨折してましたからね。ライジングサンのステージで「俺、左手骨折しててもちゃんとドラム叩いてるよ!サンキュー!」って叫んだ瞬間にクラッときて股関を強打したんです。引き締めていきたいです(笑)。

マルガリータ:事故の無いようにしたいです。ライブはとにかく頑張ります。

ユコ:今回は結構みんなで騒げそうな曲も結構やるので祭りにしたいですね。みんなも負けじと騒いで欲しいです。

ゲイリー:是非ライブに遊びに来て下さい!

 

モーモールルギャバン:
T-マルガリータ(Ba) ゲイリー・ビッチェ(Dr、Vo)ユコ・カティ(Key、Vo)

【HPアドレス】
http://sound.jp/mo-lulu/

アルバムタイトル
【初回限定盤】

アルバムタイトル
【通常盤】

モーモールルギャバン
NEW ALBUM
僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ
【初回生産限定盤】
VICL-63858X  \2500
【通常盤 CD】
VICL-63858  \2500

2012年3月21日 ON SALE

モーモールルギャバン 2012 「31歳、それでも若さを叫ぶ!!Too-Ah!!

2012.03.02 (金) 鹿児島 SR ホール
2012.03.05 (月) 大分AT HALL
2012.03.09 (金) 黒崎MARCUS
2012.03.13 (火) 熊本NAVARO
2012.03.17 (土) 福岡BEAT STATION
2012.03.24 (土) 静岡サナッシュ
2012.04.01 (日) 金沢vanvanV4
2012.04.04 (水) 新潟RIVERST
2012.04.08 (日) 松本ALECX
2012.04.11 (水) 京都磔磔
2012.04.14 (土) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
2012.04.20 (金) 奈良NEVER LAND
2012.05.03 (木) 大阪梅田クラブクアトロ
2012.05.11 (金) 札幌ペニーレーン24
2012.05.16 (水) 八戸ROXX
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2012.06.22 (金) Zepp Tokyp

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