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ぶどう÷グレープ

ザ・ショッカーズ、HIDE&BILLY、バケラッタと、地元名古屋を中心に約30年に渡り数々のバンドで活躍してきたながい÷グレープを中心に2001年に結成されたぶどう÷グレープ。これまでに5枚のアルバム、ミニアルバム、そしてベストアルバムと、コンスタントに作品を発表。地元名古屋は勿論、東京、大阪を中心に活動をする中、アメリカ、イギリス(今秋にイギリスツアー決定!)など海外ツアーも行うなどワールドワイドな活動が話題となる。新メンバー74÷グレープを迎えて初の作品となる「彼の名前を思いだせない」はコケティッシュでポップなニューウェーブが炸裂するぶどう÷グレープの集大成ともいえる作品となっている。名古屋の音楽史を語るときに外すことのできないような人が30年に渡り名古屋で活動を続け、音源を出し続ける。常に今を生きるぶどう÷グレープをこれからもずっと追っていきたい。

Q.ぶどう÷グレープ結成以前の話を訊かせてください。

ながい:80年代のパンクやニューウェーブのムーブメントの影響を受けて日本語のソリッドでパンクなバンドをやろうとザ・ショッカーズを結成しました。中村達也もメンバーでしたね。旧ELLで活動してたんだけど浮き沈みもあって解散。その後はショッカーズのメンバーとHIDE&BILLYっていうアコースティックユニットを組みました。HIDE&BILLYはMr.Childrenと対バンしてます(笑)。その後、またバンドがやりたくなってHIDE&BILLYの2人にタイチ÷グレープともうひとりのメンバーも加えてバケラッタっていうバンドを始めました。


Q.バケラッタはぶどう÷グレープの前身バンドですよね。

ながい:そうですね。メンバーチェンジでマツイ÷グレープやミドリ÷グレープが加入して、初期ぶどう÷グレープのメンバーが揃いました。この頃からサエキけんぞうさんと関わらせてもらうようになって、新旧の東京ロッカーズや東京ニューウェーブと新しいニューウェーブのバンドが一緒にやるようなイベントに出させてもらっていました。でもそうやって活動を続けていくうちに自分が歌ってると変にライブハウスの大御所っぽくなっちゃうことに違和感を感じて。それでみどり÷グレープに歌わせたりして(笑)。でもみどり÷グレープが嫌がって新しく女の子ボーカルを探したんです。そこで出会ったのがくみんこ÷グレープでした。


Q.どうやって出会ったのですか?

ながい:ボーカルを探しているときに、たまたま隣のスタジオで歌ってたのがくみんこ÷グレープで。アンプが隣の声を拾って聴こえてきたんだけど「お!これは!」と思ってすぐに声をかけました(笑)。それで当時くみんこ÷グレープがやってたバンドのライブを見に行ったんですよ。

くみんこ:それで引き抜かれました(笑)。


Q.くみんこ÷グレープが入って音楽性もかなり変わったんじゃないですか?

ながい:くみんこ÷グレープが入ってキャンディポップな要素や、ダンサブルな要素は増えましたね。もともとニューウェーブも好きだけどブラックミュージックも好きだったから、くみんこ÷グレープが入ったことでそういう要素も強くなりました。でも音像が変わっても根本は変わらないから自分的にはそんなに変わったとは思っていないですね。


Q.74÷グレープさんの加入の経緯は?

ながい:みどり÷グレープが寿脱退して(笑)。74÷グレープはバケラッタの頃からよく知ってるベーシストだったんだけど、たまたま彼女がキーボードを弾くライブがあって見に行ったんですよ。そのライブが良かったから脅迫して(笑)。

74:誘われるだろうなって空気は出てました(笑)。でもキーボーディストじゃない私を誘う時点でピアニストとしてのスキルじゃないところで誘ってくれているんだなって。

ながい:逆にピアノのコードを知ってたり、ブルーノートスケールを弾いちゃうような子だと面白くないんですよ。キーボードの素人だからこその面白さはありますね。


Q.今作は新体制での初のアルバムですね。

ながい:しばらくぶりのアルバムだしネタが沢山あるからアルバムに落とし込むのが大変でした(笑)。エイトビート、ファンキー、アバンギャルド、攻撃的な歌詞、可愛い歌詞、失恋の歌詞、ぶどう÷グレープの全部を詰め込んだアルバムになったと思います。


Q.M-1「すってんころりん」は人間のテーマというか、物凄く前向きなパワーを感じました。

ながい:人生のテーマともいえる曲ですよね。ただの面白い歌じゃなくて開き直りのパワーもある。水前寺清子さんの「365歩のマーチ」のような根源的な力を与えるような曲を作りたかったんです。


Q.M-3「スーパーぺイン」はバケラッタの「SUPER PAIN」と関係あるのでしょうか?

ながい:おお!よく気づいてくれましたね!「スーパーぺイン」はテーマとしてずっと歌いたかったんですよ。でもバケラッタのときに「SUPER PAIN」っていうインストの曲を作ってしまったから、いつか「スーパーぺイン」って曲を書きたいってずっと思ってたんですよね。そこに気付いてくれて嬉しいです。


Q.改めてどういうアルバムになりましたか?

マツイ:僕はエイトビートが大好きなんだけど、ミドルテンポもあって新しいぶどう÷グレープの要素も出ていると思いますね。

くみんこ:私達ってよく「ひねくれている」とか「変わってる」って言われるんですよ(笑)。でも純粋にかっこいいアルバムになったと思います!

ながい:サウンドディレクターがザ・ショッカーズ、HIDE&BILLYのビリーなんですよ。しょっちゅうくっついていたくないんだけど、ここぞというときには彼にお願いしてるんです。音も今までで一番気に入ってますね。僕も貴重なギターを借りてレコーディングしているんで、サウンドのクオリティも高いと思う物が出来ました。

タイチ:ぶどう÷グレープ始まって11年、本当に満足いくアルバムが出来ましたね。新しいスタートが切れたと思っています。

くみんこ:このアルバムを聴いたらライブも体験して欲しいです!

 

ぶどう÷グレープ:
くみんこ÷グレープ
ながい÷グレープ
マツイ÷グレープ
タイチ÷グレープ
74÷グレープ

【HPアドレス】
http://budogrape.net/

アルバムタイトル

ぶどう÷グレープ
NEW ALBUM
彼の名前を思いだせない
MOR6928 初回生産限定デジパック仕様

NOW ON SALE

2000円(税込)

LIVE SCHEDULE

5/20(日)
名古屋・愛・地球は博記念公園(モリコロパーク)
「21th walkathon」

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