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NOT A NAME SOLDIERS

世界中のハードコアファンから絶大な支持を受けた岡崎ハードコアシーンの伝説、TOMORROWが解散したのが2003年。「やり切った」という言葉を残し、突如バンドはその活動に幕を下ろした。時が流れ2008年、TOMORROWのボーカルであったDAIが沈黙を破り結成したのがNOT A NAME SOLDIERS。DEMOのリリース、ANSWER RECORDSからの1stシングル、自主レーベルからの2nd、3rdシングルと立て続けに音源をリリースしライブ活動を続けてきた彼らの待望のフルアルバムがHAWAIIAN6やHARDCORE FANCLUBが所属するレーベルIKKI NOT DEADからリリースされる。ハードコアに対する強い思いが込められた全15曲収録の圧巻のアルバムとなっている。岡崎シーンの生きる伝説DAI氏に話を訊いてきた。

Q.2003年にTOMORROWを解散してからのことを訊かせてください。

DAI:TOMORROWを解散して、もうハードコアはやらないつもりだったんだよね。TOMORROWでやり切った感があったから。それから数年して久しぶりにハードコアのライブに行ってSTRIKE OUTのライブを見たんだよ。そしたら消えたはずのハードコアに対する火に完全に油を注いでしまったんだよね。それで何の迷いもなく、もう1回バンドをやろうと思ったのがNOT A NAME SOLDIERSの始まりだね。それが2008年なんだけど、純粋にバンドに対する想いが再爆発したんだよね。


Q.DAIさんに火を付けたのがSTRIKE OUTなのが最高ですね。

DAI:そうだよね。STRIKE OUTの活動はハードコアから離れてた俺の耳にもガンガン入ってきてて。それでライブを見に行って正直悔しかったんだよね。彼らは続けていく中でしっかりとライブに答えを残していたんだよ。愛知県には色んなバンドがいてさ、名古屋、豊田、春日井、豊橋、それで岡崎があって、色んな土地さながらのカラーを持ったバンドがいるから、僕も愛する岡崎の中で良いものを作って残したいなって思ったんだよね。それは岡崎に住んでいるからこそ強く思うね。


Q.DAIさんから見た岡崎のハードコアシーンはどういうものですか?

DAI:個性が強いね。音もそうだけど、考え方もみんながそれぞれしっかり強く持っているし、頑固者が集まっていると思う。個性を強く持っていないと岡崎のパンク・ハードコアシーンでは前に出ることは出来ないんじゃないかな。すぐ隣には豊田市があってさ、TURTLE ISLANDやらORdERやらROTARY BEGINNERSっていう素晴らしいバンドがいるわけじゃん。その中で岡崎も肩を並べていられるのは堂々と個性的な活動をしているからだと思うんだよ。


Q.言ってしまえば、いちローカルである岡崎が世界的に見てもハードコアを語るときに外せない町なのも凄いですよね。

DAI:それは本当にそうだよね。愛知県と言ったらやっぱり名古屋じゃん。だから岡崎のバンドって存在を示したがるんだよ。僕らも最初のうちは地方にライブしに行くと「フロム名古屋」って言われたからね。だから「畜生!名古屋じゃなくて岡崎なんだよ!」っていうハングリー精神が岡崎のハードコアを育てたのかもしれないね。勿論名古屋のハードコアシーンも凄く好きだし、もっともっと色んなバンドと出食わしたい。それで色んな音を感じたり、色んな姿勢を持っている人と会話したりすることで音楽が生まれているのは間違いないから。そういう出会いを繰り返しながら岡崎を背負ってやってるからね。


Q.では名古屋のハードコアシーンはどのように思いますか?

DAI:早いなって思うよ。音楽の影響を受けたのは殆ど名古屋のバンドがスタートだったんじゃないかな。勿論岡崎にはMANIAC HIGH SENCEってバンドがいて、僕のハードコア人生はそこから始まったんだけど、ハードコアのスケールを感じさせてくれたのはTAKE THE LEADだったね。サウンドだけじゃなくてハードコアに対する思想とかをぶつけられて自分のビジョンが拡がったからね。そこからはS.D.S、RESULT、WITS END、OUT OF TOUCH、NICE VIEWと、へし折られる様なバンドに続々出会ったから憧れだったよ。今だったらREALITY CRISISや九狼吽とかね、本当に愛知のハードコアシーンって日本の中でも指折りだと思うよ。勿論全国各地そのつもりで音楽をやってると思うけどね。でもやっぱり愛知は凄いよ。


Q.IKKI NOT DEADからのリリースの経緯は?

DAI:レーベルの人間味だよね。IKKI NOT DEADは凄くピュアなんだよ。HAWAIIAN6と出会ったのは10年くらい前だけど思えばその頃から始まってた気がするよ。HAWAIIAN6との出会いは運命を感じる。これから本当の付き合いが始まると思うと嬉しいよ。どれだけIKKI NOT DEADに音楽で返せるかだよね。


Q.今回のリリースで色んな壁が壊れるかもしれないですよね。

DAI:本当そう思うよ。例えば僕らの企画にBRAHMANやマキシマムザホルモンを呼んだときに、単純に「アンダーグラウンドの幅が広がった」と思ったんだよ。逆に僕らのお客さんもメロディックのシーンに触れるきっかけになるだろうし。それで自分の中にあったアンダーグラウンドのハードコアに対する強い気持ちが更に強くなったんだよね。全力でやってれば好き嫌いは別としても必ず伝わるんだよね。全力だからこそ僕らは否定も全部受けとめるしね。こうやって繋がっていくことでバンドもリスナーも一緒に成長出来ると思うよ。こういう連鎖がこの国を変えると僕は本気で思っている。それだけのアルバムが出来たから。だから今度は、このアルバムに勝るライブをやることだよね。それがレーベルに対する敬意だとも思ってるからね。楽しみだよ。

 

NOT A NAME SOLDIERS:
DAI-NAMITE(BASTARD.V)
YASUMI(SNIPE.G)
YOSHIHIRO(ASSULT.B)
AK-WAR(GRANADE.Dr)

【HPアドレス】
http://www.basementclub.com/notanamesoldiers/

アルバムタイトル

NOT A NAME SOLDIERS
NEW ALBUM
RESIST FLAGS
XQDB-1005 / IKKI NOT DEAD

2012年6月6日 ON SALE

\2,000

LIVE SCHEDULE

5/4(祝) 名古屋 DAY TRIP
5/6(日)横須賀 かぼちゃ屋
5/14(月)沼津 Quars
5/19(土)SSMC(シンサカエミュージックサーキット) 2012
5/27(日)高崎 GUNMA SUNBURST

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