PICK UP INTERVIEW
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AJISAI

10周年を迎えるAJISAIから、バンド史上最も純度の高いライブ感溢れる作品が届いた。しかも盟友No Regret Life小田和奏が主宰するレーベル「spiral-motion」からのリリースである。様々な経験を経て、様々な困難を乗り越え、バンドが辿り着いた場所は、AJISAIがもう一度初期衝動を取り戻すためにひかれた「スタートライン」だった。転ぶかもしれない。吹き飛ばされるかもしれない。それでも勢いよく、ただ前だけを見て突っ走る彼らの今を象徴するようなアルバムになっている。AJISAIメンバーは勿論、レーベル代表として共に走ることを決意した小田和奏も交え話を訊いた。

Q.今回のアルバム、突き抜けていますね。

須江:ありがとうございます!レーベルを移籍して心機一転、初期衝動を取り戻したかのような作品になったと思います。


Q.和奏君がAJISAIをリリースしようと思ったきっかけは?

小田:No Regret Lifeのツアーで九州や中国地方にAJISAIと行ったんですけど、そのツアーで1週間くらい衣食住を共にしたことで家族みたいな関係になったんですよ。それで彼らが前の事務所をやめることになって色んな話をする中で自然な流れで一緒にやることになりました。


Q.そもそもの出会いはいつ頃なんですか?

小田:5、6年前くらいだっけ?

松本:初めて対バンしたのは水戸でしたね。

山本:最初はめっちゃ怖かったんですよ。いかつい3人が蛇柄のアンプを運んでて(笑)。絶対に怖い人達だって思いました(笑)。

小田:しばらく目を併せてくれなかったもんね。(一同爆笑)


Q.AJISAIは和奏君と一緒に制作してみてどうでした?

mocchi:今までバンドをやってきた中で圧倒的に楽しく作れたアルバムになりました。
須江:和奏さんが積極的に「これはどう?あれはどう?」ってアドバイスをくれたんですけど、そういう作り方をしたことがなかったので、バンドの殻が破れた気がします。


Q.何かから解き放たれた感も凄いですよね。

松本:何かから!(一同爆笑)

須江:何から解放されたかはご想像にお任せします(笑)。


Q.M-1「君がいて僕がいて」からは新しいAJISAIの勢いを凄く感じます。.

松本:嬉しいです。うわもの(同期物)を乗せず4人の音だけで作った勢いのある曲になりました。新しい僕らのスタートを切るようなインパクトもこの曲にはあると思いますね。


Q.この曲からはバンドの決意のようなものを感じたのですが、それはM-2「深い森」にも繋がりますよね。霧が晴れていくような印象を受けました。

松本:はい。この曲は僕らが積み重ねてきたものを一度まっさらにして、またゼロから始めようという気持ちで書きました。歌詞も一箇所一箇所は暗いけど、全体を通して聴くとちゃんと前を向いているんですよ。今だから歌えた曲ですね。


Q.M-3「汚れた世界」は仲間であったり家族であったり、近くにいる人の大切さを再確認させられる曲ですよね。

松本:すぐ隣にいてくれる人を笑顔ひとつで助けてあげることが出来ると思うんですよ。生きていくだけで大変な世の中ですけど、そんな時代だからこそ誰かと寄り添って生きていきたいっていうメッセージを込めています。


Q.M-4「side by side」の合唱はライブで盛り上がりそうですね。

山本:この曲はライブをイメージしやすい曲だと思います。

須江:ライブを意識しているから楽器も重ねていないんですよ。シンプルだからこそ伝わるんじゃないかなって。


Q.続くM-5「メビウスの輪」だけアルバムの中でポジションが違う曲ですよね。

松本:そうなんですよ。どうしても汚いものから目をそむけがちだと思うんですけど、敢えてそこに焦点をあてて毒を吐いた曲ですね。AJISAIの陰の部分に振り切っています。この曲があることで他の曲がまた活きてくると思いますね。


Q.M-6「桜が咲いたなら」は別れの曲ではありますが、新しい出会いも予感させる曲ですね。

松本:人間は出会いと別れを繰り返して生きていると思うんですよね。そんな中で歩き出すきっかけになるような曲を歌いたくて作りました。


Q.M-7「サボテンの独り言」はシリアスなテーマをサボテンに歌わせるという、違う角度からのメッセージの届け方が面白かったです。

松本: 自殺者が増えていく中、生きたくても生きられない人もいるわけで。こういう重いテーマを人目線じゃなく病室のサボテンの目線で書くことで絵本の中の世界のようになるのは面白いですね。ファンタジーのようで、しっかりとメッセージが込められた曲になりました。


Q.和奏君は完成したアルバムを聴いてどう感じました?

小田:AJISAIからアルバム制作にあたって10曲くらい新曲があがってきたときに、「ああ、今のAJISAIはライブモードなんだな」って思ったから、そこを重視したんですよ。今までのAJISAIの音源はクリアなイメージがあったんですけど、今作はバンドの持ち味やポップ感はそのままに、更にダイナミックさやバンド感を引き出すことが出来たと思っています。

須江:和奏さんとの出会いが生んだアルバムですね。


Q.10年目にして新しい一歩を踏み出したAJISAIを感じるアルバムですね。

須江:はい。バンドの楽しさを再確認できたのは大きかったですね。

mocchi:新しい僕らを見届けて欲しいです。

松本:ライブにも遊びに来て欲しいですね。現場の楽しさも知って欲しいです。

山本:ライブに来てもらえればCDも聴きたくなる自信はあります。

小田:今ってCDを聴いてくれる人にバンドが直接届ける時代なのかなって思うんですよ。だから今作は会場限定にしたんです。CDが売れないとか言われているけど、ライブを生で見たいって気持ちはきっと変わってないと思うんですよね。今、AJISAIもライブモードなので色んな人のもとに一緒に届けに行きたいですね。

 

AJISAI:
松本 俊(Vo.Gt) 須江 篤史(Gt.Cho) Mocchi(Ba.Cho) 山本 太作(Dr)

【HPアドレス】
http://ajisaiweb.com/

アルバムタイトル

AJISAI
NEW ALBIM
WORLD ENTARANCE e.p.
GUSM-2002

NOW ON SALE

¥1,890

AJISAI TOUR 2012 -WORLD ENTRANCE-

08/10(金) 京都MUSE
08/11(土) 名古屋ell.FITS ALL
08/17(金) 水戸LIGHT HOUSE
08/18(土) 新宿Naked Loft
08/23(木) 鹿児島SR Hall
08/24(金) 福岡SPIRAL FACTORY
08/26(日) 大分T.O.P.S Bitts HALL
08/27(月) 岡山CRAZY MAMA 2nd Room
08/28(火) 松山SALON KITTY
08/31(金) 高崎club FLEEZ
09/01(土) 宇都宮HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2
09/07(金) 札幌sound lab mole
09/15(土) 横浜BAYSIS
09/16(日) 新潟GOLDEN PIGS
09/17(月) 金沢vanvan V4 
09/27(木) 福島Out Line 
09/28(金) 仙台Milkyway
10/06(土) 大分T.O.P.S Bitts HALL
10/07(日) 広島NAMIKI JUNCTION
10/28(日) 渋谷CLUB QUATTRO

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