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チーナ

チーナがミニアルバム「Shupoon!!」から2年半振りとなる待望のフルアルバム「GRANVILLE」をregaやSawagiといった個性的なバンドを世に送り出すレーベルSOPHORI FIELD COMPANYからリリースする。ピアノヴォーカル、ヴァイオリン、コントラバス、ギター&マイクロコルグ、そしてサポートドラムの5人から成る独特の個性を放つチーナは、その編成や楽器のイメージの枠にとらわれないダイナミックな音像から繊細な表現まで、ポップス、クラシック、ロック、オーガニックといった様々な要素を独自の解釈で表現している個性的なバンドだ。まるで楽器が生きているように鳴っているのは、固定概念に捉われず、自由に楽器を楽しんで演奏しているからだろう。チーナ、実に面白い。

Q.チーナを始めるまではピアノの弾き語りだったんですよね?

椎名:はい。最初はソロでやっていました。それでライブをするときに大学が一緒だったヴァイオリンの柴とコントラバスの林にサポートをしてもらったのがきっかけですね。ギターのリーダーはエンジニアをしてくれてました。それがいつの間にかバンドになりました(笑)。


Q.サポートメンバーを探すときにドラムやベースじゃなくてヴァイオリンやコントラバスを選んだのは?

椎名:私はもともとクラシックの勉強をしていたんですよ。だからヴァイオリンやコントラバスのほうがしっくりくるんです。なので変わったことをやっている意識はなかったですね。たまたま知り合いにヴァイオリンとコントラバスを弾ける2人がいたのでラッキーでした(笑)。


Q.では逆にそこにギターで入るのはどうでした?

リーダー:最初はアコースティックギターだったので特に違和感はなかったですね。やっていく中でバンドっぽくなっていったのでエレキギターを使うようになったんですよ。マイクロコルグの電子音もすっと入れることが出来ましたね。


Q.チーナは使用している楽器のイメージより実際はかなりダイナミックですよね。

椎名:それは凄く言われます。私は「アコースティックバンドに見られたくない」っていうコンプレックスがあったんですよ。ロックバンドへの憧れもあったし、強がりもあったと思うんですけど、そういう気持ちがバンドをダイナミックな方向に走らせたんだと思いますね。最初の頃は「クラシック」って言われるのが凄く嫌だったんです。色んな人に「楽器にあった演奏をしたほうが良い」とか「クラシックでやったほうがいい」って言われることが多かったので。でもピアノをガチャガチャ弾きたい気持ちが強かったんです。


Q.楽器の持つ固定概念を覆すようなプレイですもんね。だからチーナを聴くと楽器が生きているように聴こえるんですよ。

椎名:それは嬉しいです!

柴:クラシックって制約が多いんですよ。でも「何をやってもいいんだ」ってチーナをやり出して思うようになりました。


Q.それぞれの楽器で拘りはありますか?

リーダー:僕、実はギターに興味がないんです(笑)。ギタリストとしての自覚がないんですよ。ギターでどう目立つかより、メロディーや曲にどうギターで音を足すかをテーマにしているんです。


Q.それはエンジニアならではの考え方かもしれないですね。

リーダー:ですね。音の隙間を埋めるイメージなんですよ。…隙間産業です(笑)。

林:私はスタンダードのベースが解らなかったので勉強しました。エレキベースも全然弾けなかったんですけど練習して、コントラバス、アップライト、エレキの3本で頑張っています。でもやっぱりクラシックの良い部分は大切にしていきたいですね。弓を使うことも拘っています。

柴:私はヴァイオリンの可能性を拡げる意識をいつもしていますね。椎名から「汚い音で弾いて!」って言われたことがあるんですけど、今までヴァイオリンをやってきてその概念はないじゃないですか(笑)。そういう固定概念を捨ててやってみることに拘っています。

椎名:私は逆にピアノに拘りはないですね。ピアノの知識もないし、所謂キーボーディスト、ピアニストでもないと自分では思っているので、ロックでもクラシックでもないピアノを探しているのかもしれないですね。


Q.初のフルアルバムですが、どういうアルバムになりましたか?

椎名:色んな活動をしてきた中で、私達の音楽を聴いてくれたりライブを見てくれた人達の感想や反応が凄く反映されていると思います。どちらかと言えば歌詞は暗いんですけど、チーナの音楽で表現すると何故かハッピーになるんですよ。楽しんで聴けるアルバムになりましたね。


Q.カナダでの経験も活きているのではないですか?

椎名:それはかなりありますね。

柴:アルバムタイトルの「GRANVILLE」もカナダのグランビルアイランドマーケットから付けているんです。

椎名:予想以上にカナダのお客さんから反応があったんですよ。カナダの人が本当にチーナの音楽を楽しんでくれたんです。歌詞が日本語なので言葉の意味は伝わらないんですけど、詞のイメージを曲から想像して話しかけてくれたりして。しかもそれがドンピシャだったんですよ。音楽って伝わるんだなって確信しましたね。「伝える」って気持ちを持って音楽をやる自信はカナダでかなりつきました。それはこのアルバムに強く出ていますね。


Q.ではリスナーにメッセージをお願いします。

リーダー:自然体のチーナが詰まった作品になりました。色んなことがやれるバンドだし、色んな色を出せるバンドだと思っています。是非聴いて下さい。

柴:遊んでいるみたいに作ったアルバムなので楽しく聴いて欲しいです。あとライブは音源とは違った表現になる曲もあるので、是非ライブにも遊びに来て下さい。

椎名:今までチーナを応援してくれていた人達を裏切らないようなチーナらしさもあると思います。あと今までは独りよがりだったところもあるのですが、初めて聴いてくれる人にも楽しんで聴いてもらえるものを目指して作りました。是非騙されたと思って聴いて下さい(笑)。

林:今のチーナのベストを尽くしました。今まで聴いてくれた人も初めての人も楽しんで聴いて下さい!

 

チーナ:
柴 由佳子(Vn) リーダー(Gt.microKORG) 椎名 杏子(Vo,Pf) 林 絵里(Cb)

【HPアドレス】
http://chiina.net/

アルバムタイトル

チーナ
NEW ALBUM
GRANVILLE
XQLC-1002 SOPHORI FIELD COMPANY

NOW ON SALE

¥2300

チーナ1st full album 『GRANVILLE』 Release Tour

7月16日(月・祝) 北海道 札幌Sound Lab mole
8月4日(土) 京都VOXhall
8月5日(日) 名古屋 新栄CLUB ROCK'N'ROLL
8月10日(金) 熊本NAVARO
8月11日(土) 佐賀RAG・G
8月12日(日) 福岡UTERO
8月18日(土) 東京 新宿LOFT
8月26日(日) 大阪CONPASS
9月1日(土) 神奈川 横浜JACK CAFE
9月9日(日)  茨城 水戸SONIC
9月17日(月・祝) 千葉 稲毛K's Dream
9月22日(土) 兵庫 神戸VARIT
9月30日(日) 名古屋 鶴舞K.Dハポン
10月 カナダツアー

ツアーファイナル
11月11日(日)東京・代官山UNIT(ワンマン)

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