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Nothing's Carved In Stone

Nothing's Carved In Stoneからニューシングル「Pride」が届いた。TVアニメ「キングダム」のオープニングテーマ「Pride」をはじめ、映画「ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-」の挿入歌「Inside Out」、2011年に開催されたツアー「Tour echo」から新木場STUDIO COASTでのライヴ音源「Chain reaction」「Everlasting Youth」の合計4曲を収録した充実のシングルとなっている。このシングルの後にはメジャーデビューアルバム「Silver Sun」のリリースも控えている彼ら。今回の取材ではバンドの最年少である村松 拓にNothing's Carved In Stoneの歴史を振り返りながらじっくり話を訊くことにした。

Q.拓さんがバンドを始めたのはいつ頃なんですか?

村松:中学の時にザ・ブルーハーツを聴いたのがきっかけですね。その頃はもうザ・ブルーハーツは解散してたんですけど、同級生とコピーバンドを組んだんですよ。それが僕の初めてのバンドでしたね。その頃はギターでした。


Q.え?ヴォーカルじゃなかったんですか?

村松:ギターでしたね。「TRAIN-TRAIN」とかやってました(笑)。高校でも学園祭でコピーバンドをやったりしましたね。ザ・ブルーハーツからHUSKING BEE、あとKORNとか。今思うとバラバラなんですけど(笑)。それで18歳くらいで初めてオリジナルのバンドをやるようになって、23歳でABSTRACT MASHを始めました。


Q. Nothing's Carved In Stoneへの加入はMyspaceがきっかけだったんですよね?

村松:そうなんですよ。ヴォーカルを探していた真一(生形 真一)がABSTRACT MASHをMyspaceで見つけてくれて。それで横浜BAYSISに真一とオニィ(大喜多 崇規)がライブを見に来てくれたんですよ。


Q.もともと面識はあったんですか?

村松:いや全く。いきなりライブに来て声をかけてくれたんだけど、びっくりしちゃって。ほら、見た目怖いし(笑)。それで最初は僕、勘違いしてたんですよ。当時、ELLEGARDENが活動休止をした頃だったから、真一がABSTRACT MASHをプロデュースしたいのかなって思ってて。まさか一緒にバンドをやるなんて思いもしなかったですね。でも単純に面白そうだし、自分の成長に繋がるだろうなって思い加入することにしました。


Q. Nothing's Carved In Stoneに入ってみてどうでした?

村松:最初はやっぱり戸惑いましたね。錚々たるメンバーだし。それまでは外に向けて発信することってライブやCDのリリースくらいだったんですよ。でもNothing's Carved In Stoneはメディアを通しての発信があったり、メンバー的にもやはり注目されていたから戸惑いましたね。


Q.初ライブのことは覚えていますか?

村松:もうめちゃくちゃ緊張しましたね(笑)。あの日は僕だけじゃなくてメンバー全員緊張していたと思います。初ライブが自分たちの企画で、OGRE YOU ASSHOLEとBlieANに出てもらったんですけど、僕達が緊張しすぎて楽屋の雰囲気が重くなってみんな出ていっちゃうくらい(笑)。初ライブはそんな印象ですね。今は楽しくやってますよ(笑)。


Q.結成の頃からずっとバンドを見てきましたけど、どんどん拓さんが前に出てきているイメージがあります。

村松:嬉しいですね。確かに昔とは変わってきていると思います。正直、最初はNothing's Carved In Stoneで自分をどう表現するのが正解なのか分からなかった部分があって。それで悩んだ時期もありますね。考えて考えて、だんだん有機的になったというか、人間っぽい部分を出してもいいんだなって思えるようになったんですよ。パーソナルに近い部分を出してもいいんじゃないかって。そう思えるようになってからは自分でも変わったと思います。それは作品を順に聴いていくとよく分かりますよね。


Q.では作品ごとに振り返ってみようと思うのですが、1stアルバム「PARALLEL LIVES」はメンバー同士がガチンコでぶつかり合っているような、それでいてめちゃくちゃ楽しんでいるのがよく伝わるアルバムでしたよね。

村松:恐竜のじゃれ合いみたいなアルバムですよね(笑)。今聴いても1stっぽい衝動に溢れた作品だと思います。良い意味で荒削りだし、アンサンブルも成り立ってなさそうで成り立っているようでやっぱり成り立ってなかったり(笑)。でもそこが逆に良かったりするんですよね。たぶんまだメンバーがお互いを探っていたんだと思いますよ。個々がプレイヤーの部分を凄く出している作品ですね。


Q.その後、ツアーを経験したことで2ndアルバム「Sands of Time」は一気にバンド感を増した作品になった。

村松:そうですね。「PARALLEL LIVES」のツアーやシングル「Around the Clock」のツアーを通してバンドがバンドになったというか。「Sands of Time」は僕がNothing's Carved In Stoneに入って初めてゼロから作ったアルバムなんですよ。「PARALLEL LIVES」を作るときには僕がバンドに入った時点で曲はほぼ出来ていたので。だからこのアルバムは4人で作り上げたイメージが強いですね。


Q.続く3rdアルバム「echo」でバンドの可能性が更に自由に拡がった気がします。

村松:これもライブを通して変わったんだと思いますね。ライブでどういう曲があったら盛り上がるか、それとは別にどういう曲が今のNothing's Carved In Stoneに必要かをツアー中にとにかくメンバー間で話したんですよ。それで「Everlasting Youth」のようなバンドの新しい軸になるような曲が生まれたり。


Q.日本語詞を取り入れたのもこの作品からですよね。

村松:はい。よりお客さんとの繋がりを意識するようになったんだと思います。僕は歌詞を書くときインスピレーションや私生活のリアルから歌詞を書くんですけど、聴いてくれる人を意識するようになって日本語も取り入れるようになりました。直接、自分の言葉で伝えたいって思い始めたんですよ。


Q.だからといって全部日本語にならないのは「世代」ですよね(笑)。

村松:間違いないですね(笑)。やっぱり英語で歌うことも捨てきれないのは僕ら世代はありますね。英語のかっこ良さって絶対ありますし。例えば日本人の洋楽の楽しみ方のひとつに歌を音として楽しむ部分ってあると思うんですよ。だから語感として気持ち良い方面に持っていきたいときは英語で歌うし、芯の強い日本語でリアルに伝えたいときは日本語で歌いますね。でも最近はそこまで拘ってはいないですけどね(笑)。


Q.そして今回のシングルはどんなシングルになりましたか?

村松:ざっくり言うと分かりやすいシングルだと思いますね。M-1「Pride」は部分部分はマニアックなアレンジをしているんですけど、それでいてストレートに伝わる曲だと思います。M-2「Inside Out」はNothing's Carved In Stoneらしい複雑なアレンジがより伝わるような曲ですね。


Q.この2曲からロックのとてつもないパワーをガンガン感じます。今のロックのシーンにNothing's Carved In Stoneが絶対的に必要だってことを知らしめるシングルだと僕は思っています。

村松:めっちゃ嬉しいです。勿論ロックシーンを育んできてくれた諸先輩方のお陰で僕らがやれているんだとは思うんですけど、自分達もキャリアを積んで来て「シーンを牽引するぞ!」とまでは言えないかもしれないですけど、でもそれくらいの気持ちは持ってやっていますね。僕らからロックの得体の知れないかっこ良さを感じてくれたら嬉しいです。


Q.ところで拓さんはバンドの中で最年少ですよね?

村松:はい。みんな年上なんで完全に兄貴ですよね。僕は自然と子供扱いされるし「拓はちゃらんぽらんすぎる!」ってよく言われます(笑)。


Q.ちゃらんぽらん(笑)。各メンバーに対する思いがあれば聞かせてください。

村松:ひなっち(日向秀和)とオニィのリズム隊2人は、なんか恋人みたいなんですよ。あそこには割って入れないですね。リズムの相性も完璧ですし、あの2人がバンドのグルーブの主柱だと思っています。バンドのためにも末永くお幸せにやって欲しいです(笑)。真一はバンドの絶対的なリーダーですね。うちのバンドのロックな部分を真一が担っていると思います。バンドの方向性や活動スタイルに対しても結成した頃からずっと同じことを言い続けているし、本当にブレない男ですね。そういうところも凄くロックだなって。真一はバンドの精神的な主柱ですね。でも長いこと一緒にいると4人とも似てきたなって思いますね。どんどん本当のファミリーになっていく気がするんです。本当に良いバンドですよ(笑)。


Q.良いですね。8月のアルバムも楽しみにしています!

村松:期待して下さい!オーディエンスに対してもどんどんオープンになっていると思うし、ツアーも絶対に楽しいものになると思います。もう僕らは信頼できる仲間達と進んでいくだけですよ。ガンガンいきます!

 

Nothing's Carved In Stone:
日向 秀和(Ba)村松 拓(Vo)  大喜多 崇規(Dr) 生形 真一(Gt)

【HPアドレス】
http://www.ncis.jp/

アルバムタイトル

Nothing's Carved In Stone
NEW SINGLE
Pride
NCIS-1001

2012.07.18 ON SALE

¥1,260

Silver Sun Tour

08月21日(火) 千葉 LOOK
08月22日(水) HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
09月01日(土) 岡山 IMAGE
09月02日(日) 和歌山 CLUB GATE
09月04日(火) 金沢 AZ
09月05日(水) 長野 CLUB JUNK BOX
09月07日(金) 新潟 Live Hall GOLDEN PIGS RED STAGE
09月09日(日) 仙台 Rensa
09月15日(土) 札幌 ペニーレーン24
09月17日(月・祝) 秋田 Club SWINDLE
09月20日(木) 広島 ナミキジャンクション
09月22日(土) 松山 SALONKITTY
09月23日(日) 高松 DIME
09月26日(水) 鹿児島 SR HALL
09月28日(金) 熊本 DRUM Be-9 V2
09月29日(土) 福岡 DRUM LOGOS
10月02日(火) 名古屋 CLUB DIAMOND HALL
10月05日(金) Zepp DiverCity Tokyo
10月06日(土) なんば Hatch
※全会場ワンマン公演

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