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SEBASTIAN X

SEBASTIAN Xの3rdミニアルバム「ひなぎくと怪獣」がとにかく爆発している。前作「FUTURES」は「1対1」「自分対自分」と向き合うことで生まれたアルバムであったが、それに対し今作は感情の爆発を衝動的に音で表現したような振り切れた作品になっている。その中でも信販会社JACCSの音楽キャンペーン企画『あなたの夢に応援歌』に提供した楽曲「GO BACK TO MONSTER」は今回のアルバムの指針となるくらいバンドにとって重要な楽曲であったという。SEBASTIAN Xの更なるポテンシャルが爆発した今作についてメンバー全員に話を訊きました。今のSEBASTIAN X、物凄いことになっています。

Q.今回のアルバム、爆発していますね。

永原:やったー!ありがとうございます!


Q.前作「FUTURES」とは対照的なアルバムに感じました。

永原:そうですね。コミュニケーションについて考えていたことが溢れて音楽になったのが前作「FUTURES」でした。SEBASTIAN Xを始めてからはずっとそうやって音楽を作ってきたんです。でも今回はただ湧き上がる感情の爆発にだけピントを合わせて、理屈とか人間模様とか、とことん無視しました。今、感情が爆発しているんですよ!


Q.先行配信されていた「GO BACK TO MONSTER」を聴いたときに「SEBASTIAN Xに何が起きているんだ!?」って思うくらいの爆発力にびっくりしたのですが、アルバムを聴いて凄く納得しました。

永原:嬉しいです!今回のアルバムができたきっかけになったのが「GO BACK TO MONSTER」なんですよ。JACCSの音楽キャンペーン企画で書いた曲なんですけど、「あなたの夢に応援歌」っていうテーマに沿って私なりの応援歌を考えたんです。夢を叶えることって自分の中のコアが爆発することだと私は思うんですよ。職業とか、固有名詞とか、そういうのじゃなくて、感情そのものが夢っていう。その夢が生まれる瞬間を書いた曲が「GO BACK TO MONSTER」なんです。この曲を書いたときは、自分の中のモヤモヤが爆発しましたね。今までは我を出すことって恥ずかしいと思ってたんですよ。我がままで自分のことしか考えて無いような気がしてたんです。でもこの曲が出来て、そういう感情や人格と対峙することが出来たんです。今までコントロールできなかった感情と向き合えたことのがアルバムにも大きく影響していますね。


Q.演奏で意識したことはありますか?

工藤:今作は爆発力があると同時に歌も凄く前に出てるから、そのバランスは上手く伝えられたらいいなって思って演奏しましたね。

沖山:今までに比べると素直に出来たと思います。「GO BACK TO MONSTER」を作ったときの感情のまま作ったアルバムなので、勢いは演奏にも出ていると思います。

飯田:アルバム全体のテーマがしっかりしていたから、演奏も、メッセージ性や楽曲のアレンジも、そこに寄っていったと思います。


Q.「GO BACK TO MONSTER」はアルバムの方向性を決めるうえで大きな存在だったんですね。

永原:はい。アルバムを作る最初の段階では「全部生っぽい音でやってみようかな」とか、やりたいことがいっぱいあったんですけど「GO BACK TO MONSTER」みたいな曲が生まれたことで、そこにとことん向き合うことにしました。それくらい強かったんですよ、この曲が。

飯田:同じ時期に単発で3曲くらいレコーディングしたんですけど、全部方向性がバラバラだったんですよ。でもどの曲もSEBASTIAN Xの今後の可能性を秘めた曲で。その中で自然と「GO BACK TO MONSTER」の示す方向を選んでいったんです。だから他の曲を指針にしていたらまた全然違うアルバムになったと思います。でも選んだのは自分達なので、バンドがそういう雰囲気だったんだとは思います。

永原:(周りからの)「こうしたほうが良いんじゃない?」っていう声に惑わされずに、自分の爆発力だけに素直に従ってみたらこうなりました(笑)。冷静に頭で考えると色んな人の意見も理解出来るけど、今SEBASTIAN Xが何をやりたいかなって思ったときに、とにかく今は全部置いておいて、爆発したいなって思ったんです。衝動的に。


Q.それは凄く伝わります。でも何故か初期衝動とは違う衝動を感じました。

永原:そうなんです!10代の頃の衝動ってコントロール出来ないから、無駄に人を傷つけたり自分を傷つけたりしちゃう。でも大人になっても衝動は生まれるし、それをコントロール出来ると思うし、それを悪いことだとも思わないんです。美意識として「衝動はコントロール出来ないものだ」っていうのはロマンとして理解出来まるんですよ。でも大人になってからの衝動はコントロール出来てこそだと私は思うんですよね。自分の衝動を探る作業が必要だと思います。それがアルバムにも作用していると思うんです。大人の衝動ですね(笑)。


Q. あとこのアルバムを聴く前に、出来ればこれまでの作品を順番に聴いてからこのアルバムに辿り着いて欲しいと思いました。

永原:うちのお姉ちゃんもそう言ってました(笑)。

飯田:でもそれは絶対にありますね。SEBASTIAN Xってハッピーなバンドって言われがちですけど、今作で激しい面も提示出来たと思うし。SEBASTIAN Xには色んな要素があって、色んなことをやってきたから、それを聴いたうえで今作を聴いてくれたら絶対に面白いと思います。

工藤:私達、飽き性なんでアルバム毎に変わっちゃうし(笑)。

永原:キャラクターに従ってやるのも癪に障るしね(笑)。多面体であるべきだし、色んな表現があるべきだと思っています。

飯田:永原真夏が歌ったらSEBASTIAN Xだって言える安心感や自信はありますね。何をやってもSEBASTIAN Xだと思っています。

永原:私は私の人格に沿って歌っていきたいです!これからも!

 

SEBASTIAN X:
飯田裕(Ba) 沖山良太(Dr) 永原真夏(Vo)工藤歩里(Key)

【HPアドレス】
http://sebastianx.info/

アルバムタイトル

SEBASTIAN X
NEW ALBUM
ひなぎくと怪獣
RDCA-1024

2012/07/11 ON SALE

初回盤 ¥1890

LIVE SCHEDULE

SEBASTIAN X ツアー2012 "ひなぎくと怪獣" ファイナルシリーズ
SEBASTIAN Xワンマンライブ「怪獣オーケストラ」
2012/09/21(金)仙台PARK SQUARE
2012/09/28(金)名古屋SONSET STRIP
2012/09/29(土)大阪FANDANGO
2012/10/11(木)渋谷CLUB QUATTRO

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