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√thumm

√thumm待望のニュー・アルバム「mimoro」が、かねてから親交のあったクボタマサヒコ(kuh、TOQUIO LEQUIO TEQUNOS、ex.BEAT CRUSADERS)主宰レーベル「CAPTAIN HAUS RECORDINGS」からリリースされた。豊かな文化遺産と自然に恵まれた奈良という土地で独自の進化を遂げてきたオリエンタル・テクノ・バンド、√thumm。ノスタルジックでオリエンタルな世界観とエレクトロ、テクノポップが見事に融合した和の世界観は海外でも支持され、毎年フランスで行われるヨーロッパ最大規模の日本フェス「JAPAN EXPO 2010」にも出演し話題となる。そして2012年、奈良の神山「ミモロ山」の名を掲げた最新作「mimoro」を音楽シーンに献上。電気音芸者√thummによるたおやかテクノをご堪能ください。

Q.結成当初は5人だったんですよね?

sujin:はい。結成当時は5人いたので、lioはピアノで、他にヴォーカルがいてJ-POPをやってました。それがライブ1週間前に突然ドラムとヴォーカルが抜けて…あわててボコーダーを買いに行ってその日からヴォーカルlioが誕生したんです。ドラムを打ち込んでライブをしたら√thummが出来上がったという感じで、みんなエレクトロは好きだけど狙ってやってはいないですね。


Q.みなさんの音楽のルーツを教えて下さい。

sujin:3人とも誰もロックを通ってないかな。アメリカンな感じは好きじゃなくて、テクノというかエレポップが好きかな。ドイツのバンガローとか。lioは小さい頃からずっとクラシックピアノをやっていたし、shimarと僕は以前、RAYMOND TEAMというバンドをやっていて音響系やAORなんかに影響を受けてましたね。√thummのルーツをものすごくわかりやすく言うと、「jazzanova、neptunes、nujabes、DAFT PUNK、YMO ×和!!」で出来上がると思います。


Q.所謂テクノやエレクトロを基準にしつつも、奈良の文化や和の要素を感じます。

sujin:その和に関して意識している部分はないです。逆に和メロ以外は書けないんです。メロディーは僕とlioが書いているのですが、2人とも自然のまま出てきているものです。そのメロディーが和なのでそれに歌詞をのせるために奈良の神社、寺、古い和歌の事を書いています。奈良には神社や寺も多く、そこに足を踏み入れると時間軸がおかしくなってその時代には、こんな人がこんな歌を歌っていたのじゃないかってイメージして歌詞を作ってます。M-6「こよなし」という曲は√thummの住む街・奈良の大和郡山を舞台にしています。歌詞の中にある“赤色のこよなし”は郡山シンボルの金魚のことだったりします。
そもそも、このアルバムタイトル「mimoro」自体が奈良県桜井市にある「三輪山」の古い呼び名の「三諸山」のミモロから来ていますし、僕のsujinというのもその三諸山に神社を建てた崇神天皇からスジンですし。奈良が好きすぎるのでしょうね。


Q.機械的な音楽の中に生活感や人間らしさを感じるのが√thummの面白さだと思いました。

sujin:人間らしさという部分には、こだわっています。シンセやリズムは今流行のソフトシンセという演算処理、すべては1.0の組み合わせ、その世界が作るものを避けています。どうせ最終的にはCDやMP3で1.0の世界なんだけど、その最終の時までどれだけアナログを残せるか…。「レンジ温め」では無く手料理を届けたい、しかしながらマズイ創作料理よりコンビニで温める方がうまいってのもわかってはいるつもりです。

Q.今回のアルバムはCAPTAIN HAUS RECORDINGSからのリリースですが、きっかけは?

sujin:キャプテンハウスからのきっかけは…何ですかね、クボタさんは何て思ってるんやろぅ…(笑)。僕ら4年前の1枚目の頃からキャプテンハウスとは知り合いですし。自分たちの音楽がポップなものからオーガニックなものに変わってきたっていうタイミングかな…とりあえず僕らが今持っているものを最高に引き出してくれるレーベルだと思っています。レーベルがすごい好きってのは前のバンドで曽我部さんのroseレコードから出した時みたいで、あのころとすごく似ています。


Q.今作「mimoro」は今までに増してバンド感のある作品に感じました。

sujin:「mimoro」がアナログなのはエンジニア大知里さんのおかげ!!!自分たちが作り込む手前にこのテイクでいいっすよってアナログな荒さがあるところで止められる(笑)。鬼コーチ!!でも本当そのバンド感ってのもキャプテンハウスが引き出してくれた一つだと思います。


Q.それではリスナーにメッセージをお願いします。

shimar:今作の「mimoro」では担当のドラムだけではなく、シンセベースも弾いています(M-3「may」M-6「こよなし」M-8「浮雲」)。歌詞を書いたり、曲作りにも前作「YAMATOPIA」よりも意欲的に参加しました!M−10「WHITE」は僕が作った曲で初めて√thummで採用された曲です(笑)。イケイケな曲から遅めで聴かせる曲まで詰まったアルバムになっています!

lio:愛を込めてつくりました。前作とは違ってリアルタイムの演奏も多く、音のあたたかさも感じれる作品です。私たちと音楽を繋げてくれている縁の深い奈良の三輪山から世界に向けて広がっていってほしいです。この今の√thummの集大成をお聴きください。

sujin:M-1「Time trip」M-3「may」M-6「こよなし」M-8「浮雲」はボクがDrをたたいています! ボクのローンが残っているmoogとprophet5が200Vから117Vにダウントランスされた奈良のイケイケ電気で鳴ってる音を噛み締めてください!

 

√thumm:
shimar (Dr.) lio(Vo.Ep.SynBa.)  sujin(Gu.Prog.)

【HPアドレス】
http://www.rootthumm.com/

アルバムタイトル

√thumm
NEW ALBUM
Mimoro
CHRS-023

NOW ON SALE

\2,415

LIVE SCHEDULE

12/07/06 @大阪 club vijon
12/07/07 @名古屋 TIGHT ROPE
12/07/21 @新宿 MARZ
12/08/04 @奈良 aran café
12/08/13 @徳島 CROWBAR
12/09/07 @岡山 RHYME

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