PICK UP INTERVIEW
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フラワーカンパニーズ

前作「チェスト!チェスト!チェスト!」から約2年振りとなる通算14枚目のフルアルバム「ハッピーエンド」をリリースしたフラワーカンパニーズ。全体的にミディアムテンポの曲が多く、今フラワーカンパニーズが伝えたいこと、歌いたいことをじっくりと聴かせるような曲が並んだ今作。言葉の持つ力を再確認させられるようなアルバムだ。また「エンドロール」ではスキマスイッチの常田真太郎氏を起用したことで結成23年目にして新しいフラワーカンパニーズの顔を垣間見ることが出来る。結成から23年、天国と地獄を行ったり来たりしながらもただひたすら自分の道を走り続けてきたフラワーカンパニーズ。いつか訪れるハッピーエンドまで、まだまだ道は続く。

Q.今作は芯のあるミディアムテンポな曲が多いからこそ、歌詞が真っ直ぐ伝わるアルバムですよね。

マエカワ:そうだね。意識せずともそういうアルバムになったと思う。

鈴木:震災が起きて、そうなるざるを得なかったんだよね。ここ10年くらいは無邪気に曲も歌詞も作ることが出来ていたんだけど、今回は出来ない時期も長かった。震災以降考え直したことも多かったから。勿論僕らだけじゃなくて日本中がそうだったと思うし。

マエカワ:今まで生きてきた中で想像もしてなかったことが起きてしまったんだよね。その中で次に進むにはどうするかみんな考えただろうし。


Q.そこに正面から向き合ったアルバムだと感じました。

鈴木:向き合わざるを得なかったよね。そこを抜きにして歌を歌えなかった。でも震災に関係ないことを歌うのだって間違いじゃないとは思うよ。今作だって、もろに震災のことも歌ってるし、関係ない事も歌っているからね。


Q.「ハッピーエンド」というアルバムタイトルもグッときました。

マエカワ:M-3「エンドロール」の大サビで「ハッピーエンド」ってワードが象徴的に出てくるんだけど、長いことフラカンをやってきて「ハッピーエンド」って言葉とフラカンって似つかないなって(笑)。でもそれが面白いなって思ったんだよ。まあ、何にでもいつか終わりはある訳で、そのときにはハッピーだったら良いなとは思うよね。終わりがあるのは仕方ないしね。


Q.「エンドロール」はスキマスイッチの常田真太郎さんをプロデューサーに起用されていますが、名古屋的にはとても嬉しいコラボレーションだなと。

マエカワ:でしょ?そこは外せないよね(笑)。

鈴木:地元コラボね(笑)。出会ったのは10年前くらいで、フラカンも出てたイベントを観に常田が新宿ロフトに来てて客席で話しかけてきたんだよね。「僕、神沢中学なんです」「俺、天白中学だよ!隣じゃん!」って(笑)。それで飲みに行ったんだけど、その頃はまだスキマスイッチもデビュー前で俺は彼のバンド名すら知らなくて。そうこうしているうちにスキマスイッチがデビューして一気に売れて、中々連絡は取ってなかったんだけど2年前のap bank fesや去年のCOUNTDOWN JAPAN11/12で再会したんだよ。そのときに「何か一緒にやりたいね」って話をしたんだよね。

マエカワ:でも現実味はなくて「いつかやれたらな」くらいで。

鈴木:それでアルバムを作る中で「エンドロール」の歌詞が全然出来なくて。30回くらい書き直した挙句、「もう出来ないかも」ってとこまでいったからね。それで誰かと合作したらどうだろうと思って常田に声をかけたんです。

マエカワ:だからフラカンのファンや関係者は「どういう繋がり?」って思うかもしれないけど、実は10年前からのドラマがあったっていう。

鈴木:常田も忙しい時期だったからスタジオに入ったのは1回だし、打ち合わせも1回しかしてないんだけど、彼は歌詞も書ける人だから共同作業が凄く面白かったね。

マエカワ:論理的に説明してくれたからね。

鈴木:そうそう。例えば「歌詞の時間軸がズレていますね」とか。好き嫌いで話されると納得いかないけど、彼は数学的に説明してくれるんだよ。

マエカワ:プロの仕事だよね。あとそういうテクニックだけじゃなくて、人間が出来てるんだよね。じゃなきゃ鈴木が知り会ったばかりの人と飲みにいくなんてないもん。

鈴木:100%ないよ(笑)。しかも男となんて(笑)。

マエカワ:だから今回のセッションは10年前から始まっていたんだよ。


Q.フラカン4人の絶対的なバンド感ってあるじゃないですか。そこを常田さんが理解しているからこそ成り立つコラボですよね。

マエカワ:その通り。そのバンド感をあいつが解ってくれてるから出来たと思うよ。俺達は4人でやってきた自負はあるけど、常田と一緒にやって発想が拡がったからね。本当にやって良かったよ。

鈴木:物凄い逸材を見つけたよ。みんなとっくに知っていただろうけどね(笑)。

マエカワ:結構衝撃的だったよね。アルバムの中で「エンドロール」は最後に出来た曲なんだけど、最初にこの曲が出来ていたらまた違うアルバムになってたと思うよ。


Q.前作「チェスト!チェスト!チェスト!」とは対照的にメンバー4人の生の音がダイレクトに伝わる気がしました。

マエカワ:そうなんだよね。前作は鍵盤やストリングスを入れて、曲が良くなることを先行したんだよ。でも今作は4人でライブでやれることを改めて見据えて作ったアルバムだね。アップテンポの曲は少ないけど、ライブに近いアルバムだと思う。ミディアムテンポでグッと力強く攻めていくものを作りたかったし作れたと思っているよ。


Q.では最後にメッセージをお願いします!

マエカワ:ジャケットの鈴木のアップも楽しんで欲しいです(笑)。

鈴木:これだけバンドやってきて、今俺の顔のアップは斬新でしょ(笑)。自分発信じゃまず思い浮かばないアイディアだよね(笑)。

マエカワ:常田もそうだしジャケット案もそうだけど、色んな人の意見が入ってもフラカンには確固たるものがあるからブレないよね。年々強固になっていくよ。

 

フラワーカンパニーズ:
竹安 堅一(Gt)鈴木 圭介(Vo)グレートマエカワ(Ba)ミスター小西(Dr)

【HPアドレス】
http://www.flowercompanyz.com/

アルバムジャケット

フラワーカンパニーズ
NEW ALBUM
ハッピーエンド

NOW ON SALE

初回盤【CD+DVD】
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通常盤【CD】
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フラワーカンパニーズ ワンマンツアー “ハッピーエンド 2012‐2013”

(2012)
10/21(日)渋谷公会堂
10/27(土)和歌山GATE
10/28(日)徳島GRIND HOUSE
11/03(土・祝)青森QUARTER
11/04(日)盛岡CHANGE WAVE
11/10(土)新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
11/11(日)富山SOUL POWER
11/17(土)宮崎SR BOX
11/18(日)大分T.O.P.S Bitts Hall
12/08(土)京都 磔磔
12/09(日)京都 磔磔
12/15(土)札幌PENNYLANE24

(2013)
01/19(土)福岡BEAT STATION
01/20(日)長崎STUDIO DO
01/26(土)松山SALON KITTY
01/27(日)高知X-pt
02/02(土)仙台darwin
02/03(日)水戸LIGHT HOUSE
02/10(日)奈良NEVERLAND
02/11(月・祝)滋賀U-STONE
02/16(土)沖縄桜坂セントラル
03/02(土)長野CLUB JUNKBOX
03/03(日)金沢AZ
03/09(土)広島CLUB QUATTRO
03/16(土)名古屋DIAMOND HALL
03/17(日)静岡sunash
03/30(土)大阪なんばHatch

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