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ガガガSP

2012年8月にベースの桑原康伸がすい炎で入院したことで、全国ツアーの中止、アルバム発売延期を余儀なくされたガガガSPが完全復活を果たし、オリジナルアルバムとしては約3年半振りのアルバム「日常アナキズム」を完成させた。2013年1月14日には「新生桑原康伸誕生!ガガガSP復活ワンマン。16年目突入!俺らはこういうバンドだ!」と題し、彼らの原点のライブハウスである神戸Star-Clubで開催される。その復活ライブ翌日に発売されるニューアルバム「日常アナキズム」は同じ時代の日本で、現実と向き合いながらも真っ直ぐ生きる全ての人へのガガガSPからの応援歌のようなアルバムだ。何かに押しつぶされそうなとき、躓きそうなとき、ガガガSPのライブに足を運んでみて欲しい。

Q.前作「PUNK is FOLK」から約3年半振りのアルバムですが、この間に日本にもバンドにも様々なことが起きました。まず桑原さんの病によるツアーの中止がありましたが今回のアルバムの楽曲はその間に作られたのですか?

前田:いや、このアルバム自体は桑原の病気前に作られた楽曲ばかりですね。アルバムの歌入れのレコーディング中にスタジオで救急車で運ばれましたからね(笑)。ホントに人間なにが起きるかわかりませんよね…。世の中も。


Q.ガガガSPは震災後、すぐにチャリティーライブ、チャリティー曲の配信、ガガガDXの再集結と、すぐに行動されていましたが、音楽で何かをしようという気持ちは大きいですか?

山本:音楽で僕たちが表現出来るものはすごく限られていると思います。基本的に求めてもらえる環境があるのであればすぐにでも行動に移したいと思っています。

前田:何かをしようなんてまだ言えるような立場ではないんですが、学生時代に阪神大震災を神戸で全員経験してるメンバーなんで、東日本大震災のあったその日から他人事ではなくなんかフラッシュバックしたような感じでソワソワして、落ち着かなかったんですよね。やれる事は音楽しかありませんから。


Q.今作は「日常アナキズム」と名付けられていますがアルバムのコンセプトを教えて下さい。

前田:普段の日常ってあまり変わらないですよね。変わったとしても、あまり良い事が突然降って沸いてくるなんて事はほとんどない。みんな毎日会社、子育て、学校、バイト、ニート、1日のサイクルなんてそれぞれ変わらない日々を過ごしていて、やっぱりストレスが溜まったり爆発したい時があると思うんです。それを爆発させて、スカッとして帰ってもらうのが僕らみたいなバンドの指命かなと思いまして。やはりライブは日常の中のちょっとした「アナキズム」なんかなと。そういうテーマにしました。

山本:力強さを意識して作りました。僕の個人的な意見ですが、今一番必要なものって思いやりとか優しさとか感動とかじゃなしに誰かを奮い立たせるものやと思います。アルバムタイトルのアナキズムという言葉は無政府主義という意味なんですが、やれ政府が悪いだの誰かの所為だのそんな風潮が世の中に蔓延しているように思います。政権も総理大臣もコロコロかわるようなこんな国にしたのはそんな風潮も原因の1つのような気がします。無政府主義=「自分のケツぐらい自分でもたんかい」という意味をこめました。


Q.M-1「燃やせ!!」M-12「人生強騒曲」には物凄く奮い立たされました。

前田:やっぱりなんか興奮できる要素がある曲は僕らのバンドには必須科目ですからね(笑)。そういう風に聴いて頂いてるのならば、この2曲も浮かばれます!


Q.M-5「ただひたすらの日常アナーキー」はガガガSPそのもののような歌詞ですね。ガガガSPにとって日常とはどういうものでしょうか?

前田:日常はみなさんと同じですよ。ただライブハウスでは、「非日常」の空間を作る側だと思ってますね。みなさんだって満員電車でダイブはしないですよね(笑)、僕もライブ以外ではあんな顔もしないですし、横柄な口調で生きてないですからね(笑) 。

山本:メンバーそれぞれあるとは思うんですが、このバンドは結構さっぱりしている人たちの集まりだと思います。付かず離れずを繰り返しているような印象があります。なので15年続いたのかもしれません。この曲でやっているのはそれぞれ個人の日常的な感情の波を表しているのかもしれません。


Q.結成16年、俄然変わらないスタンスで突き進んでいると思うのですが、今後の目標はありますか?

前田:スタンスはバンドが存続していく限り一生変わらないような気がします(笑)。個人的にはライブのMCと曲の配分や、もっと見てくれはる人にわかりやすい構成で、ある時は真っ直ぐに、またある時は斜めからいろんな物事を見て、性格が少し曲がってる様な曲も書きつつ、タフにやって行きたいです。

山本:やはりライブをただひたすらやっていきたいです。自分たちはそこでしか存在価値を見いだせないバンドだと思いますし、これまでもそういう活動をしてきました。今回の「日常アナキズム」もライブを想定した曲ばかりなので是非ライブで聴いてほしいです。


Q.では最後メッセージをお願いします。

山本:今回のアルバムは僕らなりの応援歌です。いつの時代も同じだとは思いますが現実をリアルに生きているなら生活していくってしんどい事やと思います。僕はリアルに生きるって、簡単に言ったら自分のケツは自分で拭く事やと思っています。そういう生き方をしている人達が疲れた時にこのアルバム聴いてテンション上げてもらえたらムチャクチャありがたいです。それとこれからなにかを始めようとしている人に「お前一発かましたれよ」っていうアルバムやと思うので、これを聴いて是非ライブに来てください。

前田:ガガガSPも16年目に入りました。まだ見たことも聴いたこともないという人が15年以上やってても沢山おられると思いますので、是非一度お足をお運び頂けるとありがたいです。遊園地よりオモロいライブやりますんで(笑)。ヨロシクお願いします。御拝読ありがとうございました。

 

ガガガSP:
山本 聡(ギター弾き手)
コザック前田(唄い手)
桑原 康伸 (ベース弾き手)
田嶋 悟士(ドラム叩き手)

【HPアドレス】
http://www.ldandk.com/gagaga/

アルバムジャケット

ガガガSP
NEW ALBUM
日常アナキズム
OSRCD-013

2013/1/15 ON SALE

¥2,625

live schedule

01/14(月・祝) 神戸Star Club
「新生桑原康伸誕生!ガガガSP復活ワンマン。16年目突入!俺らはこういうバンドだ!」 SLOLD OUT!!!
01/20(日) 大阪BIG CAT
出演:ガガガSP  / Theピーズ / TOMOVSKY / ギターウルフ /他

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