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JUNKY WALTZ

2001年の結成以来、全国のDOOM信者を唸らせてきた岐阜を代表するヘヴィロックバンド、JUNKY WALTZが6年振りとなる2ndフルアルバム「THE WORLD OF DOOM AND ROLL」を発表する。シーンを揺るがした前作「COUNTERRFEIT JUSTICE」に引き続きプロデュース&レコーディングを岡崎幸人氏(ETERNAL ELYSIUM)が担当。DOOMを独自の解釈で昇華させた、タイトルよろしくDOOM AND ROLLサウンドを体現するような、生々しいまでに張り詰めた空気と大陸的なスケール感、そしてロックンロールのダイナミズムが見事に同居した作品に仕上がっている。バンドのみならず様々なシーンで活躍するHASH-ROYAL氏に話を訊いた。

Q.JUNKY WALTZが結成された2001年当時の岐阜のシーンはどのようなものでしたか?

HASH:厳密に言うと前身バンドを97年に結成していて、メンバーチェンジを機に改名する形でJUNKY WALTZを始めたんですよ。それが2001年。当時、STAB 4 REASONやDEAD REFORCEの動向は刺激になりましたね。バンドの活動の仕方から自主企画の打ち方まで参考にしていました。


Q.今とは音楽性も少し違ったんですよね。

HASH:速いビートで疾走感のあるものをやっていました。2003年にヴォーカルが脱退して、半年くらいオーディションをしたんですけど無駄に終わり、2004年から僕が歌うことになって。その頃には疾走感よりもグルーヴィーで横ノリな音楽に個人的な嗜好もシフトしていたので段々今の感じになっていきました。


Q.その頃影響を受けていたのはどういう音楽だったんですか?

HASH:ザック・ワイルドがやっているブラック・レーベル・ソサイアティとか、ペッパー・キーナンが入ってスローヘヴィーになってからのC.O.C.には影響を受けましたね。あと当時メタリカが「セイント・アンガー」を出した頃で、あのアルバムにも影響は受けましたね。スピード勝負じゃなくて味で勝負するっていう。


Q.若いリスナーにはDOOMを知らない人もいると思うのですがHASHさんが思うDOOMの定義を訊かせてください。

HASH:定義からいえばブラックサバスですよね。暗さであったり、スローなテンポであったり、どこか狂気じみたところであったり。色んな要素があるんですけど、ブラックサバスの遺伝子を受け継いだような音楽が総じてDOOMって呼ばれていると思います。


Q.JUNKY WALTZは所謂DOOMのイメージよりもロックンロール色が強い気がします。

HASH:そこは拘ってますね。僕らはあくまで歌モノでありたいんですよ。ブラックサバスの中でもオジー・オズボーン期はもちろん、ロニー・ジェイムズ・ディオ期のような馴染みやすいメロディーも好きで。DOOMっていうとスローやヘヴィーに目がいきがちなんですけど、所詮はブラックサバスもディープパープルやレッド・ツェッペリンと肩を並べるロックンロールバンドなんですよ。僕は各々が自由な解釈で踊れる音楽がロックンロールだと思ってて。だからロックを細分化したときに僕達はDOOMの括りに入ると思うんですけど、ロックンロールであることは大事にしたいですね。


Q.JUNKY WALTZを聴いていると波の中にいるような感覚を覚えます。

HASH:嬉しいです。僕はライブハウスの真ん中より後ろでお酒を飲んで自分の世界に浸りながら爆音に身を委ねるのが好きなんですよ。だからそれに合う音楽を自ら体現したいと思ってやっています。


Q.ライブの一体感も好きですけど、バンド対ひとりの世界に入ったときの気持ちよさは至極ですよね。

HASH:それ大事ですよね。頭を振るでも手を挙げるでも何でも良いんですけど、自分の世界に没頭してくれたら嬉しいし、僕らが目指しているのはそこなんですよ。


Q.6年振りのアルバムはどのような作品になりましたか?

HASH:2011年に結成11年目にして始めて3ピースになったんですよ。大幅なシフトチェンジなので本来ならライブを重ねて3人の一体感を練り上げていく必要があると思うんですけど、いかんせんメンバーも30代中盤から40代もいるので中々場数を踏めない状況で。なのでコンセプトを立てて作ったアルバムではなくて、アルバムを出すこと自体を先決にした作品になりました。


Q.先程3人での場数を踏んでいないとの話がありましたけど、だからこそ今作は衝動的な作品に感じました。

HASH:ありがとうございます。バンドとしてのこなれた感は出て無いんですけど、みんなキャリアのある人間なのでそれぞれのバックボーンが顕著に出たとは思いますね。ベースにしろドラムにしろ彼らのキャリアを信じて引き込んだんですけど、そういう意味では間違ってなかったと思います。


Q.ではリスナーにメッセージをお願いします。

HASH:個人の解釈で自由に捉えて欲しいです。このBPMだから頭振らなきゃいけないとか、このBPMだから横ノリじゃなきゃいけないっていうルールなんて全くないので。まずCDを聴いてもらって、この作品対あなたでどう感じたのかが全てです。誰かに合わせる必要はないので自分の解釈で踊って欲しいですね。僕はそれが人間らしさだと思うんですよ。今の日本は風営法の改正でダンスをするなっていう、人間の個性そのものを否定するような法律がまかり通るような国なんですよ。個人個人がそこに気付いて、「音楽で踊る」とか「自由な解釈で捉える」ってことがそれに対するレジスタンスだと思うんですよ。だからこの作品でそこまでの境地に達するかは分かりませんが、何かのきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

JUNKY WALTZ:
HASH-ROYAL(Vo、Gt) River★mAn(Ba) TarB(Dr)


【HPアドレス】
http://www.junkywaltz.com/

アルバムジャケット

JUNKY WALTZ
NEW ALBUM
THE WORLD OF DOOM AND ROLL
SGCD-1002

NOW ON SALE

2625円

FLY ME INTO THE DOOM Tour 2013-2014

4/14(SUN)静岡・浜松MESCALIN DRIVE
5/4(SAT)三重・四日市CLUB CHAOS
5/18(SAT)岐阜・柳が瀬ants
6/1(SAT)東京・新宿Wild Side Tokyo
6/15(SAT)長野・松本Sound Hall a.C

以降のスケジュール、各公演詳細はHPをチェック!

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