PICK UP INTERVIEW
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LASTGASP
2006年に岡崎で結成されたLASTGASPが結成から7年、ついに全国流通ミニアルバム「Serendipity」をリリースした。結成から僅かな期間でワンマンライブをソールドアウトさせるなど順風満帆に思えた彼らであったが、その後、メンバーチェンジ、事故によるメンバーの死など様々な壁が彼らの前に立ちはだかり苦悩の日々が続いたという。それでも活動を止めることなく、ひとつひとつ乗り越えてきた彼らが最強の布陣で完成させたミニアルバムが今作だ。長期に渡り岡崎シーンを担ってきたLASTGASPが全国に今飛び立つ。

Q.ここまで様々な壁を乗り越えてきたと思うので、音源リリースは感慨深いですよね。

岡田:なんだか不思議ですね。ドキドキしています。


Q.今のメンバーが揃った経緯を教えて下さい。

岡田:2011年12月に前のメンバーの脱退がいきなり決まって…。12月に脱退の話が出て12月中に抜けたので路頭に迷ったんです。

高山:それでもバンドは続けたいからメンバーを探すことになって。

岡田:ギターの小野田はすぐ決まったんだけどドラムの成瀬には最初断られたんですよ(笑)。

成瀬:前のバンドが終わったばかりだったからすぐに違うバンドをやる気分じゃなかったんですよ(笑)。

岡田:それで「じゃあ1回だけ試しにやってみない?」ってスタジオに誘ったんですけど、そのまま加入しました(笑)。


Q.あの、突っ込んだ話になるかもしれませんがいいですか?

岡田:どうぞ。


Q.2010年の大晦日に安井君の事故がありました。その状況の中、LASTGASPを続けることを選択したのは凄い決断だと当時感じました。

岡田:最初はやっぱり混乱しました。でも不思議と、バンドを解散させることよりもどうやってバンドを続けようかって悩んでいたんです。LASTGASPを終わらせることは全く頭に浮かばなかったですね。ここでバンドを辞めたら全部終わっちゃう気がしたんですよね。勿論混乱はしましたけど、LASTGASPは安井のためにも自分達のためにも続けようって思ったんです。


Q.その時の決意はM-7「ALIVE」に表れていますね。

岡田:この曲は安井の事故があったときに書きました。弱さをさらけ出してでもバンドを続けていきたいという決意の曲ですね。僕は自分が感じたことしか歌詞に出来ないんですよ。だからシンプルなんですけど、ありのままの生の声が歌詞になっているんだと思います。


Q.アルバムタイトル「Serendipity」にはどういう意味があるのでしょうか。

岡田:何かに向かって進んで行く中で目指していたものとは違う何かを見つける能力っていう意味があるんですけど、僕はこの言葉に、何かがやってくるんじゃなくて何かに向かって行くイメージがあって。自分で何かを掴んでいくというか。そういうスタンスでやってきたし、待っていたら何も始まらないっていつも思っているのでこのタイトルにしました。


Q.活動を止めざるを得ない状況の中でもバンドを続けることを選んだLASTGASPを表すようなタイトルですね。

岡田:もしかしたら語弊があるかもしれないんですけど、あの出来事すらバンドが前に進むためのきっかけだと捉えるようにしているんです。そう思って僕らはLASTGASPを続けてきたので。


Q.改めてどういうアルバムになりましたか?

岡田:飾りっけのないストレートなものが出来たし、今までを全て詰め込めたと思っています。やっとLASTGASPが具現化出来たイメージですね。

高山:僕は最初からこのバンドにいるけど、最高傑作だと自信を持って言えますね。

成瀬:サウンド的にもライブ感があるアルバムだと思います。

小野田:LASTGASPはライブバンドなので、それを上手く盤に封じ込められたと思います。


Q.音的にもデモの頃と印象が少し変わりましたよね。

岡田:ちょっと重心が下がりましたね。がっしりしたというか、どっしりしたというか。当時に比べて勢いが音にしっかり出ている気がしますね。


Q.ドラムが変わったのも大きいかもしれないですね。ドラムからはハードコア要素も感じましたし。

成瀬:それは嬉しいです。見抜かれてびっくりしました(笑)。僕はもろハードコアの影響を受けているのでそれをLASTGASPに上手く反映したかったんですよ。嬉しいです。


Q.新しい要素が加わることで新しいLASTGASPになっているのがよく伝わります。

岡田:キャラクターが確立していますからね。それでいて気持ちのベクトルが一緒なのがバンドの良い状態を物語っていると自負しています。


Q.LASTGASPが活動する三河シーンはどうですか?

小野田:豊橋はclub Knotが出来てからツアーバンドが来るようになって状況が変わった気がします。県外のバンドと一緒にライブが出来るようになって視野が全国に拡がりましたね。

成瀬:僕は岡崎なんですけど、どんどん後輩も出てきてお互い刺激を受けながらやっています。ライブハウスのスタッフとの距離も近いし、バンドをやるのに凄く良い環境が岡崎にはある気がします。若手バンドも面白いバンドが沢山いますし。

石川:LASTGASPは若いながらに岡崎シーンを引っ張ってきたんですよ。岡崎ではCDデビューしているバンドと横並びで肩を並べて頑張っていたんです。だから今の若手バンドの中にもLASTGASPのファンが沢山いるんですね。逆に言えばLASTGASPが成功しないと若手の夢を壊してしまうんです。だからある意味LASTGASPが岡崎を背負っているんです。


Q.責任重大ですね。では最後にバンドの目標を教えて下さい。

岡田:笑われるかもしれないけど、僕は武道館でやりたいって本気で思っています。でも無茶な話とかじゃなくて、本当にやれそうな気がしてるんですよ。それくらい大きな夢を掲げないと何も出来ない気がするんですよね。だからLASTGASPで立ちますよ、武道館のステージに。それが僕らの目標です。

 

LASTGASP:
成瀬陽介 (Dr、Cho) 高山晴朗 (Ba、Cho) 岡田勇希 (Vo、Gt) 小野田 稔 (Gt、Cho)


【HPアドレス】
http://lastgasp.jp/

アルバムジャケット

LASTGASP
NEW ALBUM
Serendipity
WNLC-1001

NOW ON SALE

¥1500 (tax in)

LIVE SCHEDULE

3/1   愛知・名古屋 R.A.D
3/2   大阪・船場 club MERCURY
3/8   宮城・仙台 BAR TAKE
3/9   東京・大塚 Deepa
3/10  静岡・磐田 FM STAGE
3/24  愛知・岡崎 CAM HALL

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