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My Hair is Bad
リアルな現状を身近な言葉で唄う、新潟県上越市で活動する平均20歳の若きロックバンドMy Hair is BadがTHE NINTH APOLLOからデビュー。高校時代から上越で様々なバンドのツアーサポートを務めてきた彼ら。感情を剥き出しにした楽曲と攻撃的でありながらも包容力を感じる独特の歌詞がリスナーの心に突き刺さり、地元シーンで多くの支持を得る。新潟上越という小さな町から全国に発せられる声を是非受けとめて欲しい。今回、2YOUではVo、Gtの椎木知仁にメールインタビューを試みた。独特の言い回し、句読点の使い方、言葉の選び方から彼の人間性を感じとって欲しい。

Q.新潟のバンドシーンはどういったものですか?

椎木:やっぱり勘違いされやすいんですけど、僕らは新潟県上越市のバンドで、新潟県新潟市のバンドではないんです。わかりにくいんですけど、上越市の方は田んぼばっかりで、ライブハウスも1つしかなくて、土日はジャスコに人がごった返すような、一言で言えば、田舎で。今となれば恥ずかしいんですけど、新潟市にライブをしに行き始めた当時は、敵対視、じゃないけど、都会の人にナメられたくないな、みたいのはやっぱりあって。だから場所が違うからどうこうってわけじゃないんですけど、いざ、新潟のバンドシーンは?と聞かれた時に一概にこうですとは答えられないというか。わかんない、というか。でもみんな仲は良いです。


Q.THE NINTH APOLLOからのリリースの経緯を教えて下さい。

椎木:バンド始めた当時から、地元の上越EARTHっていうライブハウスでライブをしていて。週末になるとツアーで色んなバンドが来てくれるんですけど、土地柄、たくさんバンドがいるわけじゃないので、僕らも高校生の頃からたくさんツアーバンドと一緒にやらせて貰っていて。でもいくらライブやっても、誰に認められるわけでもないし、松屋でアルバイトして稼いだお金でノルマを払って、とにかく打ち上げ頑張る、みたいなことの繰り返しで。そんな繰り返しの中で初めて「いいね」ときちんと向き合って話してくれた人がTHE NINTH APOLLOの渡辺社長で。たぶん16、17くらいの時に出会ったので、もう5年とか6年近く面倒をみてもらって、今回ついにリリースさせていただくことになりました。


Q.現代を生きる若者の日常のリアルが詰め込まれた歌詞がとても印象的でした。

椎木:ありがとうございます。昔、先輩の彼女に「日記みたいな歌詞」と言われて。それが最初はなんとなく嫌だったんですけど、文字に起こしてみたら、いや、その通りだったなと思って。僕、ライブになると勝手に歌詞を変えちゃったりする癖があって。散々考えて書いた歌詞とかでも、平気で違うこと言って、ドヤ、みたいな。そういう意味でも、日記じゃないですけど、その時思ったことをそのまま言いたい人なのかな、言っちゃいけなそうなこと言って恥ずかしい思いをしたい人なのかな、とかは自分で自分に感じています。「弱虫な歌詞だな」とかもよく言われますけど、意識して書いてる部分じゃないので、うるさいな、って思います。でもその通りでもあります。


Q.歌が耳ではなく直接心に刺さるような感覚を覚えました。バンドにとって歌の存在ってどのようなものですか?

椎木:多分僕ら他のバンドに比べたらかなり技術がない、というか下手なんです。こんなハッキリ書くのも問題かもしれないですけど、演奏が下手な上に、歌も別に上手じゃなくて、誤解を恐れずに書けば、なんでCD出せちゃったんだろう、とも思います。でも昔、下北沢でライブをした時にCDを買ってくれたお客さんが「技術とか一切参考にならなかったけど、よかった。」と言ってくれて、その時に、歌を歌っているのは僕なんですけど、3人でやっているっていうことを身に染みて感じて。バンドにとっての歌の存在はわからないですけど、僕にとってのバンドで歌う歌の存在は、3人でやってることを再確認させてくれるもの、というか、1人じゃできない、というか。あれ、質問、なんでしたっけ。ブレちゃった…。


Q.「昨日になりたくて」というタイトルに込められた意味を教えて下さい。

椎木:感覚的につけました。聞いてくれた方に考えて貰えたらいいな、くらいの気持ちでした。でもタイトルを付けた後に「なる」っていう字を変換したら、愛、鳴る、生る、成るとか素敵な字が沢山出て来て。僕らの曲は、昨日とか、過去に思い入れのある方の方がしっくりくるんじゃないかなと思うので、そういう方の昨日に鳴ってくれたらな、と、こないだ思いました。


Q.感覚的な話なのですがアルバムを聴いて上越でずっと歌っていて欲しいと思いました。歌詞や楽曲、声から上越で生活している3人の日常が見えた気がしたんです。

椎木:実は高校にあがるまで、毎年転校してるような家庭で。本当にあちこち色んなところに行きました。上越市に落ち着いてバンドを始めて、最初は不利なのかな、とも思ったけど、勿論有利な部分もあって、なにより今はちゃんと地元の1バンドとして上越EARTHを守りたいなと強く思っています。


Q.では最後にメッセージをお願いします。

椎木:バンドにとっても自分にとっても初めてのアルバムで、愛しいといか、可愛いというか、大切なアルバムです。色んなバンドが、たくさんの人に聞いて貰えたら、って言ってるのを見て、あぁお決まりお決まり、って思ってたから、今、本当にそう思ってる自分が恥ずかしいです。昨日になりたくて、どうかよろしくお願いします。わざわざインタビューして頂いて本当にありがとうございました。

 

My Hair is Bad:
バヤリース(Ba、Cho)  やまじゅん(Dr)  椎木知仁(Vo、Gt)


【HPアドレス】
http://77.xmbs.jp/myhair/

アルバムジャケット

My Hair is Bad
NEW ALBUM
昨日になりたくて
TNAD-0034

NOW ON SALE

1680円(税込み)

Release tour

3/2(土) 新潟 上越EARTH
3/3(日) 福井CHOP
3/5(火) 奈良 生駒RHEB GATE
3/6(水) 大阪 心斎橋新神楽
3/7(木) 東京 新宿ACB
3/13(水) 長野JUNK BOX
3/15(金) 新潟GOLDEN PIGS
3/16(土) 東京 新代田FEVER
3/17(日) 長野 松本ALECX
3/21(木) 東京 西荻窪FLAT
3/23(土) 愛知 名古屋APOLLO THEATER
3/24(日) 大阪/心斎橋FANJ twice
3/26(火) 大阪 寝屋川VINTAGE
3/28(木) 愛知 名古屋RAD
3/29(金) 大阪 江坂MUSE
3/30(土) 神奈川 横浜GALAXY

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