PICK UP INTERVIEW
前のページに戻る
怒髪天

2014年に30周年を迎える怒髪天が「俺達は、まだまだいけちゃう野郎ども」をコンセプトに、とにかく日本を元気でいっぱいにするようなアルバム「ドリーム・バイキングス」を完成させた。2YOU MAGAZINE的解釈ではドリームをバイキングする、つまり夢食べ放題という今の日本に絶対的に必要な夢、希望、元気、明るさがてんこ盛りなアルバムになっている。前向きに突き抜けたメッセージもさることながら、楽曲面でもバンドのルーツを遡るようなアレンジや新境地ともいえる挑戦など、結成29年目にしてギラギラにバンドを楽しんでいるのもしっかり伝わる。来たる30周年を目前に走る走る、怒髪天、走る!!

Q.「Tabbey Road」は怒髪天の歴史を総括したような最高傑作でしたが、「ドリーム・バイキングス」はそれすら越えてとんでもないアルバムになりましたね。

増子:でしょ?俺らも「Tabbey Road」を作ったときに凄いアルバムが出来たと思ったし、やっぱりどこか総括したようなアルバムだったから、次は遊びの入ったアルバムになるかなって思ってたのよ。でも曲を作り始めたらとんでもなく良い曲ばかり出来てさ。最新作が最高傑作って最高だよね。心からそう思えるものが出来たよ。


Q.「ドリーム・バイキングス」というタイトル通り夢のあるアルバムですよね。

増子:夢もあるし、前向きで突き抜けた凄く良いアルバムになったよ。やっぱり震炎があってさ、音楽で何が出来るかっていったら、いつも俺が言ってることだけど、悲しい思い出は消せないけど楽しい思い出を増やしてあげられることだと思うんだよ。暗い場所を照らすのは光だし、暗い気持ちを照らすのは明るい気持ちなんだよね。だからアホみたいにスカッとした明るい音楽を俺らは作りたいよね。


Q.日本が駄目だってあっちでもこっちでも散々言ってる中でM-1「威風怒道~愛と栄光のテーマ~」は奮い立たされました。まるで明るい日本の国王として増子さんが国民の前に立っている姿が目に浮かびます。

増子:完全に国歌だよね。もうさ、現状駄目なのは大前提じゃん。そこを嘆いたって仕方ないんだよ。じゃあ次のアクションをどう起こすかを考えなきゃいけないんだよね。それが俺はロックだと思う。


Q.続くM-2「独立!俺キングダム」もこの国で生きる活力が湧く曲でした。

増子:自分自身が国であり、日本で生きる人間だからね。みんなで作っていかなきゃ駄目だと思うな。あと今回のアルバムは音楽的にルーツを振り返るっていうテーマもネタとしてやってて。この曲はARBのオマージュでもあるんだけどさ。めんたいロックの影響を受けてるからね。M-3「神様は小学生」はルースターズをイメージしてるし。


Q.確かに今作は色んな要素を感じますね。沢田研二やラッツ&スターっぽさも感じました。

増子:そうそう。だから凄く楽しみながら作れたね。そういう意味でも幅広いアルバムになったかな。


Q.M-4「ドリーム・バイキング・ロック」はアルバムを象徴するような曲ですね。

増子:俺達が活動再開後に作った「情熱のストレート」って曲があるんだけどさ、その曲の熱で「よし行くぞ!」って頑張ってきてさ。周りから「限界なんじゃない?」って言われても全部越えてきたんだよ。満身創痍で、足を挫いてようが、鼻血が出てようが、立ちあがって行くのが男だし、周りに「大丈夫か?」って言われても「全然大丈夫!」って言う痩せ我慢こそ男の美学だと俺は思うからさ。それを体現する曲を歌いたくて作った曲だね。


Q.限界も常識も情熱で越えていくっていう。

増子:その通り。情熱が全てを越えると思うよ。そういうシンプルで分かり易いことだけ歌ってるから。それに俺は伝えたいことがあって音楽をやってるから、濁したくないし変な比喩的な表現はもう要らないかなって思うんだよ。ダイレクトに伝えて、ライブで楽しんで一緒に歌えるのが自分にとっては今一番必要なことだからね。


Q.怒髪天のライブは魂と魂のぶつかり合いなイメージがありますからね。それは「濁声交響曲」に思いっきり表れていますし。

増子:一人の声じゃ届かないことも何人か集まれば大きな声になるし、一人じゃ運べない重い荷物も何人か集まれば動かせたりするじゃん。そういうことだよね。その形がいびつであろうともさ、みんなでやれば何かになる。それは実生活でもライブでも俺が感じてきたことだね。


Q.M-8「WAZAN」では新しい怒髪天の顔も見れました。

増子:これだけバンドやってきてまだ新しいことが出来るんだって俺もびっくりしたよ。俺達が曲を作るときってほぼ曲先なんだけど、これは詞先なんだよね。詞先だとさ、どうしても詞に寄り添ったイメージで曲を書くから歌モノになり易いんだよね。でもこの曲は歌詞を友康(上原子)に渡したら歌モノじゃない曲を付けてきて。曲作りのバリエーションがここに来て増えたんだよね。


Q.これだけエフェクトをかけるのも怒髪天では珍しいですよね。

増子:今まではないね。俺達も完成形を知らなかったから、出来上がったものを聴いたときはびっくりしたね。怒髪天の新境地だと思うな。


Q.M-11「愛の出番だ!」は、前作で「愛じゃねえか?」って自分に問いかけていたことへの答えがはっきり出ていますよね。

増子:まさに。今回、答えは出たよね。言ってしまえばバンドマンなんてチンピラみたいなもんだよ。それが震災があってさ、救援物資を車に積んで東北に走るわけじゃない。そういう何か動かす気持ちって何なのか考えたらさ、愛でしかないんだよ。俺はこれまで愛って言葉を出来るだけ使いたくなかった。だけどもう愛なんだよ。この気持ちや熱は愛って言葉でしか表わせないんだよ。そこに気付いたね。この曲はソウルフルな歌い方に寄せずライブのような歌い方で歌ったんだけど、それは俺の歌い方で愛を歌いたかったからなんだよね。自分で言うのも何だけどさ、今回のアルバムは初めて自分に才能があるんじゃないかって思ったくらい良いアルバムになったと思う。でもまだ未完成なんだよね。ライブでみんなと一緒に歌うことで初めてこのアルバムは完成するからさ。この1年、全国に行くから、色んな場所でみんなと一緒に歌いたいな。


【HPアドレス】
http://dohatsuten.jp/

アルバムジャケット

怒髪天
NEW ALBUM
ドリーム・バイキングス

NOW ON SALE

【CD+DVD】TECI-1360 \3500
【CD】TECI-1361 \2800

DOHATSUTEN三十路(ミソジ)まえ "夢街道四人五脚"

2013年5月19日(日)神奈川県 横浜ベイホール
2013年5月21日(火)埼玉県 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3
2013年5月23日(木)静岡県 浜松窓枠
2013年5月25日(土)岐阜県 岐阜CLUB ROOTS
2013年5月26日(日)福井県 福井CHOP
2013年5月28日(火)奈良県 奈良NEVER LAND
2013年5月30日(木)和歌山県 和歌山CLUB GATE
2013年6月1日(土)高知県 高知X-pt.
2013年6月2日(日)香川県 高松DIME
2013年6月7日(金)山形県 ミュージック昭和 Session
2013年6月9日(日)新潟県 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2013年6月13日(木)福島県 郡山HIP SHOT JAPAN
2013年6月15日(土)青森県 弘前Mag-Net
2013年6月16日(日)岩手県 久慈LIVE HOUSE UNITY
2013年6月23日(日)山梨県 甲府CONVICTION
2013年6月25日(火)兵庫県 神戸WYNTERLAND
2013年6月27日(木)鹿児島県 鹿児島SR HALL
2013年6月29日(土)熊本県 熊本DRUM Be-9 V1
2013年6月30日(日)長崎県 長崎DRUM Be-7
2013年7月2日(火)滋賀県 滋賀U★STONE
2013年7月6日(土)富山県 富山MAIRO
2013年7月7日(日)石川県 金沢AZ
2013年7月14日(日)島根県 松江canova
2013年7月15日(月・祝)岡山県 岡山IMAGE
2013年7月21日(日)群馬県 高崎Club FLEEZ
2013年7月22日(月)千葉県 千葉LOOK
2013年8月3日(土)沖縄県 桜坂セントラル
2013年8月4日(日)沖縄県 桜坂セントラル

前のページに戻る
2YOU MAGAZINE編集部
〒453-0837 愛知県名古屋市中村区二瀬町153 ニルヴァーナ101号室
Tel: 052-485-5993