PICK UP INTERVIEW
前のページに戻る
SEBASTIAN X

作品を重ねるごとにその存在が確かなものになっていくSEBASTIAN X。彼女達がキャリア初となるパッケージシングル「ヒバリオペラ」を2000枚限定リリースした。春を感じさせるミディアムテンポのラブソング「ヒバリオペラ」、人間の表も裏も包み隠さず歌ったメッセージソング「つきぬけて」、矢野顕子さんのカヴァー「春咲小紅」、TV番組の企画から生まれたレア曲「さよなら京都の人」の全4曲収録の今作は春がそのままパッケージされたようなコンセプチュアルな作品になっている。永原真夏に話を訊く。

Q.いま、SEBASTIAN Xの存在はまなっちゃん(永原)にとってどういうものになっていますか?

永原:一周して素直に音楽をやっていく仲間だと思っていますね。そのシンプルなひとことに尽きます。まるっと一周して一新したというよりは、今までやってきたことを引っ括めてプレーンな気持ちになったような感じですね。


Q.今までの経験を身にまといつつ、原点に戻ったような。

永原:線の上を真っ直ぐ歩いてたつもりだったけど実は円だったみたいな。行く先、行く先にプレーンな場所があって、そこにまた久しぶりに到達できたなって今は思っています。自分が素直に楽しいと思ったり、素直に感動したりする部分が分かってきたし、ライブにしてもそういう部分が物凄くあらわになっていると思いますね。


Q.僕は初期のSEBASTIAN Xから明るさの裏に少し陰を感じていました。だけど今は喜怒哀楽の喜と楽の感情が素直に出ているように感じます。

永原:SEBASTIAN Xの前にやっていたバンドが喜怒哀楽の怒と哀が前に出ているようなバンドだったので、その反動でマイナスのパワーじゃなくてプラスのパワーから音楽を作りたいと思って始めたのがSEBASTIAN Xでした。でも最初の頃は喜と楽と言うテーマが自分にうまくマッチしてなかった部分があって。でも色んな人に出会って、色んな経験を積むことで自然とプラスのパワーで歌えるようになってきたんです。あと、自分のことを好きって言って下さる人や関わって下さる人が増えれば増えるほど、素直な気持ちで歌いたいし、素直な気持ちで人と関わっていきたいって思うようになりました。


Q.今回のシングルは春がまるごとパッケージされたような印象を受けました。

永原:はい。最初は意識していたわけじゃないんですけど、この4曲をパッケージしたときに自然と春がテーマになりました。


Q.M-1「ヒバリオペラ」は春らしいラブソングですね。

永原:4/29に上野水上野音でやる主催野外イベント「TOKYO春告ジャンボリー」に合わせてリリースされるシングルだったので、みんなで共有できるものを歌いたいって考えたときに、強いメッセージ性のあるものより漠然とラブソングがいいなって思いました。私のイメージなんですけど、春の恋って純愛より羽目を外したり、宴会の席で出会った二人が付き合っちゃったみたいなイメージがあるんですけど、それを包み隠さず歌詞に出来たらなって思って書きました。あとやっぱり日本人って春に思い入れがあるじゃないですか。長い冬をこえて、春がきて、桜が咲いたら入学式があって、大人は花見をしながらお酒飲んでっていう。そういうのって凄く日本人らしいと思うんです。そういう感覚をSEBASTIAN Xらしく共有したくて作った曲です。


Q.M-2「つきぬけて」は表裏一体がテーマになっていると思うのですが。

永原:はい。光と影とか、明るいと暗いくらいとか、今までは対極にあるものとして捉えていたんですけど、全部自分の中にあるものだと気付いたんです。だからそこに対して優劣をつけず同じ感覚で歌おうと思って作った曲です。


Q.M-3「春咲小紅」は矢野顕子さんのカヴァーですが物凄くマッチしていますよね。

永原:矢野顕子さんは毎日聴いてるくらい好きなんです。シティ・ポップスのカヴァーコンピレーションに提供させてもらった曲なんですけど、ずっと矢野顕子さんの曲をカヴァーしたかったので私の夢が叶いました。


Q.SEBASTIAN Xを好きな人には原曲も聴いて欲しいですよね。

永原:聴いて欲しいです!矢野さんの曲って少女っぽい曲もあれば、達観した目線で書かれた曲もあって、凄く地に足のついた音楽だと思うんです。だからSEBASTIAN Xとしては逆に地に足のついてないキャピキャピした感じでカヴァーしました。


Q.でもその少女っぽさと地に足のついている感じってSEBASTIN Xからも感じますよ。

永原:それ凄く嬉しいです!ありがとうございます!


Q.M-4「さよなら京都の人」は京都の町並みや情景がリアルに浮かびます。

永原:この曲はあるドキュメンタリー番組で視聴者の方から恋愛の思い出話を投稿してもらって、そこから想像して曲を書く企画で生まれた曲なんですけど、60歳くらいの男性の方が「昔の彼女と歩いた京都」をテーマに投稿してくれたんです。それが凄く良くて。それで実際に京都を歩いて歌詞を書きました。最後のフレーズは京都の人ならみんな歌える通り名歌らしいので覚えたくて歌詞に入れました(笑)。


Q.これ、全国版も聴きたいですね。「さよなら名古屋の人」とか。

永原:良いですね!でも”さよなら”縛りはやばいですね(笑)。


Q.確かに(笑)。では最後に今後の予定があれば教えて下さい。

永原:4月に「TOKYO春告ジャンボリー2013」というイベントを東京で行ったのですが、名古屋は6月にK.D ハポンで「ヒバリ二重奏」というイベントを行います。K.D ハポンは暗いコンクリートの箱じゃなくて、木で出来た季節感のあるライブハウスなので、「プチ春告」のような感じになったら嬉しいですね。名古屋の方は是非遊びに来て下さい!


SEBASTIAN X:
永原真夏 VOCAL
飯田裕 BASS
沖山良太 DRUMS
工藤歩里 KEYBOARD


【HPアドレス】
http://sebastianx.info/

アルバムジャケット

SEBASTIAN X
NEW ALBUM
ヒバリオペラ
RDCA-1029

NOW ON SALE

¥1000(tax-in)

※枚数限定発売(一部店舗では既に売り切れになっております)
※紙ジャケット仕様/360mm角ポスター仕様歌詞カード封入
※ダウンロード販売に関してはM-1,M-2の2曲のみ。

[収録曲](全4曲収録)
1.ヒバリオペラ(新曲)
2.つきぬけて(新曲)
3.春咲小紅(矢野顕子カバー)
4.さよなら京都の人(初音源化)

SEBASTIAN X presents『ヒバリ二重奏』

2013年6月28日(金)
大阪・心斎橋Pangea
OPEN 18:30/START 19:00
出演:SEBASTIAN X/Wienners
ADV¥2800
各プレイガイドにてチケット一般発売中(ローソンチケット/イープラス/チケットぴあ)

2013年6月29日(土)
名古屋K.D ハポン
OPEN 18:30/START 19:00
出演:SEBASTIAN X/奇妙礼太郎
ADV¥2800
THANK YOU,SOLD OUT!!

前のページに戻る
2YOU MAGAZINE編集部
〒453-0837 愛知県名古屋市中村区二瀬町153 ニルヴァーナ101号室
Tel: 052-485-5993