PICK UP INTERVIEW
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The Flickers
The Flickersが1stフル・アルバム「A PIECE OF THE WORLD」を完成させた。ロックンロールリバイバル、ガレージ、ニューウェーブ、エレクトロなど様々な音楽を飲み込んだ多彩な楽曲に中性的なヴォーカルが乗ることで独自の存在感をシーンに放つ彼ら。2枚のミニアルバム、1枚のEPで提示してきたものを総括したようなアルバムを創り上げたThe Flickersに話を訊いた。飽くなき音楽への追求心が感じとれるインタビューとなった。

Q.まずは結成の経緯を訊かせて下さい。

堀内:今から8年前くらいに僕がみんなを誘ったのがきっかけです。

安島:僕は音楽は好きだったんですけど楽器をやったことがなかったんです。でも高校の同級生だった堀内に誘われてバンドをやることになって。

本吉:僕は音楽をそんなにちゃんと聴いたこともなかったんですけど、バンドに誘われて楽しそうだなって思ってドラムを始めました。


Q.ではバンドを始めた頃はどのような音楽をやっていたのですか?

安島:本当に楽器を始めたばっかりだったので、最初は音を鳴らすだけで楽しかったです。やっていくうちに自分達のやりたいことを形にする技術が少しずつ着いてきて、今やってるような音楽をやるようになりました。僕が青春時代に聴いていた音楽に近いです。


Q.みなさんのルーツはどういう音楽なのですか?

安島:小学生の頃は海外に住んでいたので家にあったバンゲリスやピンク・フロイドを聴いていました。逆に日本のポップスに触れる機会がありませんでした。

堀内:僕はガレージの影響が大きいですね。

本吉:僕はザ・ストロークスやスーパーカーですね。


Q.なるほど、3人のルーツが見事にThe Flickersに落とし込まれていますね。ロックンロールリバイバルからニューウェーブ、エレクトロまで感じます。

安島:そうですね。目指しているのはロックンロールなんですけどエンターテイメントの要素が強い楽曲になっていると思います。「踊るロック」ってよく言われますし。勿論ライブでもお客さんに踊って欲しい、盛り上がって欲しいって思っています。でもそれだけで終わらない、その先にある何かを持って帰ってもらえるような意味のある音楽を作りたいと思っています。


Q歌詞にはどのようなテーマがありますか?

安島:僕の歌詞はあまり明るくないんですけど、でも暗いだけじゃなく最後にちゃんと前を向ける希望のある歌詞を書きたいなって思っています。ご機嫌取りで書くんじゃなくて、人間の魂のこもったような、命の宿った歌詞でありたいなって。狙いが先行して自分から遠いとこに行ってしまった歌詞は嫌ですね。自分の中から出てくるものだけを歌いたいです。


Q.1stミニアルバム「WONDERGROUND」は衝動的な作品、2ndミニアルバム「WAVEMENT」はバンドのクレバーな部分が現れた作品だったと思うのですが、今作はそれを総括したようなアルバムですよね。

安島:はい。今回のフルアルバムは現時点の等身大の自分達をそのままぶつけて出てきたものをアルバムにするのが正しいと思ったんです。なので特に意図的にテーマを設けたわけじゃないんですけど、結果的に総括したような作品になりました。でもここがゴールじゃなく、出発点だと思っていて。このアルバムが出来たことで次もしっかり見えたと思っています。第一歩ってやつです。


Q.アルバムからはバンドの振り幅の広さも感じます。歌詞も表と裏の感情がしっかり歌われているなって。

安島:それはこのバンドの特徴だと思うんですけど、僕は明るいことだけを歌いたいわけじゃないんですよね。四六時中そんな気持ちじゃないので。前を向く前には塞ぎこんだ気持ちもあって、そこから顔を上げて進んで行くと思うんですよ。だから僕はダークサイドもないがしろにせず描きたいんです。その上で、希望を歌いたいんですよね。いつだってハッピーな感じにはしたくないんです。


Q.そういう歌詞がThe Flickersの楽曲に乗ることでエンターテイメントになるんですね。

安島:やっぱり大事にしたいのは人の心や気持ちや魂なんです。でもそこだけだときついかなって思うんですよ。音楽的な面白さも愛情だと僕は思っていて。ちゃんと人に届く、ような、共有しあえるような音楽をやりたいんです。だから僕は音楽の面白さを忘れたくないですね。逆にそこに気を取られすぎて気持ちを置き去りにしちゃうような音楽もやりたくはないですけど。そのバランスを大事に音楽を作ってます。


Q.次にバンドは目指すものはどういったものでしょうか?

安島:自分の心は勿論、他人の心にも向き合いつつ、音楽的な発想も突き詰めていきたいです。The Flickersというバンドにもっとシビアに向き合って、僕らの音楽をパワーアップさせたいです。


Q.ではリスナーにメッセージをお願いします。

堀内:今の僕らの全てが詰まったアルバムが出来ました。The Flickersの世界を楽しんで欲しいです。

本吉:凄く人間味のあるアルバムです。心の揺れ幅も感じてくれたら嬉しいです。

安島:とにかく聴いて欲しいですね。このアルバムが、聴いてくれた人の心や生活に寄りそえる音楽であることを心から願っています。


The Flickers:
安島 裕輔 (Vo/Gt/Prog) 堀内 祥太郎 (Ba/Cho) 本吉“Nico”弘樹 (Dr/Cho)


【HPアドレス】
http://www.theflickers.net/

アルバムジャケット

The Flickers
NEW ALBUM
A PIECE OF THE WORLD
RDCA-1032

NOW ON SALE

2200円

Live Schedule

2013/07/14(日) 梅田 Shangri-La
2013/07/15(月) 名古屋 APOLLO THEATER
2013/07/20(土) 渋谷 CLUB QUATTRO
2013/08/02(金) ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013
2013/08/10(土) SUMMER SONIC 2013
2013/08/17(土) RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO
2013/08/31(土) RUSH BALL 15th

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