PICK UP INTERVIEW
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AJISAI
AJISAIがニューアルバム「決して鼓動は鳴りやまない」を完成させた。この力強いタイトルにも表れているように、バンドの強い意思やメッセージが込められた今作は彼らの芯に迫るような作品になっている。今作のテーマにあるのは「生きる」ということ。現在に生きる全ての人間のテーマともいえる「生きる」ということが描かれた歌詞は松本のストレートな歌詞も相俟って誰もがリアルに感じることが出来るだろう。楽曲それぞれの物語が真っ直ぐに突き刺さるAJISAIの真骨頂ともいえるアルバムだ。メンバーを代表して須江に話を訊く。

Q.アルバム全体から「生きるとは?」という問題提起を感じました。「決しては鼓動は鳴りやまない」というタイトルからもバンドの意思が物凄く伝わってきます。

須江:これまでの作品のタイトルは聴き手にある程度想像を任せていた部分が多くあったんですが、今作は僕らの意志、メッセージを明確に伝えたいと思っていました。長くバンドをやってきて着飾ったり慣れてしまっていた気持ちをリセットして自分たちの芯の部分をもっと出していきたい。対バンしたバンドだったりツアーを回る中で僕らを見てくれたお客さん、関係者の方、メンバーそれぞれが出会った人達との交流の中でもっと自分たちの意志というものをちゃんと伝えていきたいという気持ちが強くなった事がとても大きかったなと思います。


Q.M-2「心呼吸」はアルバムを象徴するような曲ですよね。深呼吸ではなく心呼吸というのもとても深いと思いました。

須江:今回のアルバムには「生きる」というテーマがあります。人それぞれ色々な生き方があってどれが正解っていう事はないと思うんですが、僕らが思う「生きる」というメッセージを詰め込んだアルバムです。「心呼吸」が出来たときにこれがアルバムテーマになりました。生きる意味を考えるというのが今の時代に生きている人の共通の悩みだという気がしています。人生に意味がある事が大事なんじゃなくて「あなた」が呼吸をして鼓動を止めない事。それが一番尊い事だと思いこのアルバムタイトルを付けました。曲のタイトルも深呼吸という身体の呼吸だけじゃなくより深い心の中の事まで表現したいという松本くんの気持ちが現れているものだと思います。


Q.M-1「アンドロイド」はまるで映画のような世界観ですが物凄く考えさせられました。僕らが子供だった頃には想像もしてなかったような便利な時代になったけど、それと同時に無くしてしまったものもあるような気がして。

須江:松本くんは音楽をやっていなかったら本を書きたいと思っていたらしく、この曲は物語を書く気持ちで一気に歌詞を書き上げたそうです。小さい頃の僕らが楽しんでいたマンガかアニメかのように技術が進歩していて楽しい世の中になったなと思うんですがそれと同時に顔をみて直接他人と交流するという事が少なくなっている気がしますね。このままヴァーチャルの世界が進歩していったら歌詞に出てくるようなアンドロイドが生まれるかもしれません。でも、作り物の世界に触れて最初は満足していても本当に大事な人達に気づいていくだろうという物語。実際の世界が想像もつかないような世界になっていたとしてもそうであって欲しいという想いを込めた曲だと思います。


Q.M-3「七色カメレオン」M-5「鱗」は自分の弱さと向き合った上で、何とか今の自分を変えたいともがいている人は共感出来る曲だと感じました。

須江:一見強そうに見える人でも本当は一人で悩んで苦しんでいる。本当に強い人なんていないと思うんです。きっとプライドとか今まで生きてきた自分なりのルールみたいなのが邪魔して上手く自分を変えていけないんじゃないかな。誰だって弱いところ、汚いところをさらけ出したいなんて思わないはずだけど一人で生きているんじゃなくてきっと本当の自分の事を分かって見ていてくれる人がいて弱い自分を認めて人に助けてもらう事は恥ずかしい事じゃないんだよっていう事を伝えたいですね。悩んで苦しんでいる人に光を見せてあげたいと強く思っています。僕らだってそうだしこれからも悩み続けるんだろうけど次は変われた自分が他の誰かに光を見せてあげられたら。そういうのってとても素敵じゃないですか。


Q.M-7「シンプルライフ」はアイリッシュ要素も取り入れていてライブで盛り上がりそうですね。みなさんのルーツにこういった音楽もあったのですか?

須江:アイリッシュ音楽にはまったくルーツがないんです(笑)。ヴィジュアル系がルーツですから!なんとなくギターでイントロを作ったら「アイリッシュ風だね」みたいな話になって「あっ、そうなんだ」と。それからアイリッシュ音楽を聞いてみて各所にそれっぽいフレーズやアレンジを組み入れていきました。ライブの事も意識して作ったので狙い通り盛り上がってくれたら嬉しいですね。


Q.アルバム通して、今作は歌詞がリアルですよね。1曲1曲にしっかり物語があって、それがストレートに歌われているからこそ真っ直ぐ伝わる気がしました。

須江:松本くんの声がとてもストレートな声をしているのでシンプルな等身大の歌詞が人にちゃんと伝わると思うんです。書きたい事は松本くんに一任しているんですが出て来たものに関してメンバーでどういう気持ちで演奏すればいいか考えたりして一曲一曲が松本くんの世界観からバンドの世界観になり少しづつ世界の形が広がっていってそして聴いてくれる皆さんの世界の一つになってくれたらとても嬉しいです。


Q.改めてどういう作品になりましたか?

須江:自分自身の可能性を広げてくれた作品になったと思います。今までだったら躊躇するような感じにもチャレンジできたのでとても有意義な制作でした。また次回作ももっとこうしようとかもっと違う感じの曲も作っていきたいなと創作意欲を刺激されています。現時点ではやっぱり最高の作品が出来たと自負があるんですがAJISAIのこれからの音楽にも期待していて欲しいと思います。もっともっといい曲を書きたいし面白い事もやりたいと思っています。ツアーを回る中できっと曲も成長していってCDに収録されている空気感がもっと広がっていく気がしているのでぜひライブにも来て頂いて音源よりもっとすごい曲になっているのを聞いて一緒に音楽を楽しんでもらえたらとても嬉しいです。これからのAJISAIにも期待していて下さい!よろしくお願いします!


AJISAI:
山本 太作(Dr)須江 篤史(Gt、Cho)松本 俊(Vo、Gt)mocchi(Ba.cho)


【HPアドレス】
http://ajisaiweb.com/

アルバムジャケット

AJISAI
NEW ALBUM
決して鼓動は鳴りやまない
GUSM-2004

NOW ON SALE

2310円

AJISAI TOUR 2013 ?決して鼓動は鳴りやまない?

8/21(水)渋谷O-Crest
8/29(木)盛岡club change WAVE
8/30(金)仙台CLUB JUNK BOX
9/01(日)札幌BESSIE HALL
9/13(金)横浜BAYSIS
9/14(土)HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-2
9/16(月)西川口HEARTS
9/21(土)福島Out Line
9/22(日)高崎CLUB FLEEZ
9/23(月)水戸LIGHT HOUSE
9/26(木)金沢VANVAN V4
9/27(金)京都MUSE
9/29(日)松本SOUND HALL aC
10/11(金)名古屋CLUB ROCK’N'ROLL
10/12(土)広島ナミキジャンクション
10/14(月)岡山MO:GLA
10/16(水)神戸太陽と虎
10/18(金)阿倍野ROCK TOWN
10/20(日)大分T.O.P.S Bitts Hall
10/21(月)福岡graf
10/27(日)新潟CLUB RIVERST
TOUR FINAL
11/3(日)渋谷CLUB QUATTRO (ワンマン)

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