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Wienners
新世界の扉が開く…!ついにメジャーに進出したWienners。これは日本のロック・シーンにおいて非常に大きな出来事だと断言出来る。前作「UTOPIA」から1年、満を持して発表されたメジャー第1弾両A面シングルは、目まぐるしく展開される楽曲構成とオリエンタルで軽快な四つ打ちビートが印象的な「蒼天ディライト」、Wiennersパンク炸裂の「ドリームビート」、この2曲のマッシュアップ・ナンバー「蒼天!ドリームマッチ」から成る3曲が収録されている。Wiennersが何故面白いか?それはパンク、ハードコアに、面白いと思った音楽要素をどんどん付け加えて、メジャーというフィールドで大衆に向けて放つからだ。ジャンルも世代もカルチャーも超えた音楽、それがWiennersなのだ。理想郷はもう目の前、新世界はWiennersが拓く…!

Q.メジャーデビューおめでとうございます!

玉屋:ありがとうございます!


Q.結成当時からメジャーでの活動は視野にあったのですか?

玉屋:特にメジャーに拘ってたわけではなかったんですけど、沢山の人に届けたいっていう意識は強かったですね。


Q.改めて玉屋君のルーツを探りたいんですけど、パンクやハードコアに出会ったのは?

玉屋:きっかけは完全にHi-STANDARDですね。それでハイスタを聴いていくうちに今度はGOING STEADYに出会ったんですけど、ある日ゴイステのライブを見に行ったときに対バンで出ていたDASH BOARDに衝撃を受けて。そこからはもう西荻窪WATTSのシーンにどっぷりでしたね。


Q.あのシーンからの影響は玉屋君がやっていたSCHOOL YOUTHに物凄く表れていましたよね。

玉屋:完全に出てましたね(笑)。


Q.その部分はWiennersにも受け継がれていると思うのですが、受け継ぎつつも変化…というかどんどん進化していったじゃないですか。

玉屋:はい。


Q.そこは意識的に?

玉屋:そうですね。例えば、音の話で言えば所謂ポップスを聴くようになったのが大きいと思うんですよ。それまではパンクやハードコアしか聴いてなかったですから。


Q.具体的にどのような音楽を聴くようになったのですか?

玉屋:ネオ渋谷系って言われるような、CAPSULEとかPlus-Tech Squeeze BoxとかHazel Nuts Chocolateとか。そういう音楽からインプットしたものをパンクのフィルターを通してアウトプットしたら面白いなって。SCHOOL YOUTHはとにかく好きなことだけやってったバンドだったし、それで良いバンドだったと思うんですよ。でも評価されている周りのバンドを見て「俺もちゃんとやれば出来るのにな」って思うようになって。それで言い訳抜きで音楽をやろうと始めたのがWiennersなんです。


Q.初めてライブを見たときは衝撃でした。ジャンク感とポップ感が両方突き抜けているなって。反響はどうでした?

玉屋:反響も大きかったですね。パンクバンドでサンプラーやキーボードを使っているバンドが殆どいなかったですし。勿論、良い反応ばかりじゃなくて「こんなのパンクじゃねえ!」って斜に構えている人もいましたけど。でも「そんなの関係ねえ!」って。


Q.当時、SCHOOL YOUTHでタブーだったことをWiennersでは有りにしている印象も受けました。極端にいえば、SCHOOL YOUTH時代の玉屋君からはアンチJ-POP的な匂いも感じていましたし。

玉屋:まさにそうですね。


Q.そこを認めることで生まれたのがWiennersなのかなって。

玉屋:ああ、本当にその通りなんですよ。SCHOOL YOUTHは若気の至りも含めて、目に映るもの全てに中指立てていたんです。キーボードが入ってるなんて有り得なかったし、そもそも3ピース以外はパンク・バンドじゃないって思ってましたから(笑)。その凝り固まった価値観を西荻窪のシーンが壊してくれたんです。あのシーンって、アウトプットはアンダーグラウンドでしたけど、つまらない拘りがなかったんです。それより面白いことやった者勝ちっていう。パンクがしっかり根底にあった上で、パンク以外も聴いていないとやれない音楽をやってるバンドしかいなかったし。


Q.そういう出会いから、今度は凝り固まった考えに中指を立てたのかもしれないですね。

玉屋:そうなんです。俺はやっぱりパンクが好きなんですよ。でも好きな反面、閉鎖的だなって思うことが多くて。それはメジャーっていう存在に対してだったり、パンク以外の音楽に対してだったり、色々な部分で感じていて。俺は、パンクって戦うことだと思っているんですよ。だから、リングにも上がらずにポップスを馬鹿にするのは全然パンクじゃない。そこにアンチを唱えようと思ったんです。


Q.今回のデビューシングル「蒼天ディライト/ドリームビート」も思いっきりポップですしね。

玉屋:間口は広くないとメジャーでやる意味はないなって。それで今回は俺らの武器だと思ってるメロディーを、四つ打ちのリズムに乗せてみたんです。四つ打ちの大きなリズムの中に、Wiennersっぽい細かいリズムを落とし込むことに挑戦しました。そしたら面白いポップスが出来上がりました。


Q.やっていることはマニアックだと思うんですよ。でもWiennersの面白さって、マニアックなものを如何にポップに聴かせるかっていう部分にある気がします。

玉屋:仰る通りですね。マニアックなものをマニアックにやるのは実は簡単なんですよ。でもマニアックさを失わずにポップに届けるのは本当に難しいんです。俺はそこを追求していきたいですね。究極の理想は、お爺ちゃんやお婆ちゃんも、パンクスも、誰が聴いても良い曲だって言って貰えることですから。誰が聴いてもワクワクするものを作りたいですよね。


Q.すごく分かります。Wiennersはメジャーでやりたいことが明確にありそうですね。

玉屋:目指す場所は確実にありますね。メジャーでどう戦うかって考えたときに、俺は結果を出さないと意味がないと思っているので敢えて「売れたい」って言ってますから。面白がってくれる仲間と一緒に戦っていきたいなって思っています。


Wienners:
∴560(Ba.cho)、MAX(Vo.Key.sampler、玉屋2060%(Vo.Gt)、マナブシティ(Dr)


【HPアドレス】
http://wienners.net/

アルバムジャケット
【期間限定盤】

album
【通常盤】

5exit
NEW ALBUM
蒼天ディライト/ドリームビート
YYSS-1003

NOW ON SALE

【期間限定盤】【CD+DVD】
TFCC-89451/¥1,500(税込)
【通常盤】【CD】
TFCC-89452/¥1,000(税込)

蒼天!ドリームマッチ TOUR 2013

8月25日(日)仙台 enn 2nd
9月05日(木) 名古屋 CLUB UPSET 
9月06日(金)心斎橋 Pangea
9月25日(水)渋谷 CLUB QUATTRO

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