PICK UP INTERVIEW
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04 Limited Sazabys
前作「sonor」から僅か9ヶ月、今や名古屋を代表するバンドへと成長を遂げた04 Limited Sazabysが早くもニューミニアルバム「monolith」をリリースする。全国35カ所で開催された「sonor tour 2013」は各地でSOLD OUTを連発、初のワンマン公演となった地元名古屋アポロシアターはバンドのひとつの到達点ともいえる伝説の夜になった。その後、盟友BACKLIFT、THREE LIGHTS DOWN KINGSと共に「名古屋ど真ん中計画」東名阪ツアーを決行。確実にネクストステップへと進んでいることをシーンに叩きつけた。そして届いた今作は、バンドの更なる進化を証明する全7曲を収録。この勢いは誰にも止められない!

Q.前作から僅か9カ月でのリリースですが、怒涛のスケジュールの中、いつの間に制作していたのですか?

GEN:ツアーが9月に終わったんですけど、それからもライブが多かったので、10月はライブをしながら曲を書いてレコーディングするという凄じいスケジュールでした。ツアー中に書いた曲も少しあるんですけど、殆ど10月に全部集中してやりました。


Q.「sonor」はメロディックパンクの枠を超えたアルバムでしたが反響はどうでしたか?

GEN:今まではメロコアのバンドと一緒にやることが圧倒的に多かったんですけど、「sonor」を作ってからはジャンルレスな活動が出来るようになりましたね。

HIROKAZ:何故かラウド系にモテます(笑)。

GEN:色んなバンドとやることで凄く刺激を受けるし、今まで以上に自分達の音楽が届いているんだなって実感も沸きました。


Q.そして今回のアルバム「monolith」ですが、これまた物凄いアルバムを作りましたね。

GEN:あざす!


Q.まずGEN君の書く歌詞が覚醒している。これはちょっと凄いですよ。

GEN:嬉しいです。今回は殆ど日本語詞なんです。日本語ってカクカクしているじゃないですか。そういう意味では英語の方が滑らかだしメロディーにも馴染みやすいんです。でもカクカクしている分、リズムとノリと韻で遊べるなって。


Q.言葉遊びだったり、言葉の区切り方が面白いですよね。例えば宇多田ヒカルの「Automatic」みたいな。日本語だけど日本語じゃない響き方というか。

GEN:なるほど。勿論言葉に意味はあるんですけど、1つの楽器として歌を捉えている部分はありますね。


Q.GEN君の書く歌詞をメンバーはどう捉えていますか?

KO-HEI:歌詞の世界観は本当に凄いなって思います。歌詞から普段見せないGENの顔が見えるからこいつ(GEN)のことが分からなくなります(笑)。黒い部分と優しい部分があるので一体どれが本物のGENなんだって。でも曲の中の表情が本物のGENなんだろうなとは思いつつも、今だに分からない(笑)。

GEN:僕がいっぱいいるんですよ(笑)。例えばM-5「Wednesday」の前半は英語詞なんですけど、その英語の部分には自分の中に色んな人間がいて、自分達が喧嘩したり会議をしたりして結論を出すっていう曲なんです。僕の頭の中の色んな人格が追いつめられて分からなくなっている状態の曲ですね。


Q.この「Wednesday」やM-2「midnight crusing」から感じるのですがGEN君は夜中に色々考えるタイプですよね。

GEN:そうですね。基本的に僕は夜中は起きているので。

KO-HEI:寝ろよ(笑)。


Q.M-1「monolith」はかなりエモーショナルな楽曲ですね。

GEN:完全にエモいです。

KO-HEI:僕らはずっと「buster call」を超える曲を作りたいって気持ちがあって。超えたい気持ちから、色んなことをやろうとしていた時期があったんです。キャッチーから逸脱しそうなくらい詰め込み過ぎた時期もあって色んなコードを持ち寄ったりしたんですけど、一旦戻って「buster call」のようなコードでも作れるんじゃないかって思ったんです。それが引き金になってGENがスタジオにこもって完成させたんです。この曲を聴いた瞬間「これだ!」と思いましたね。


Q.この曲は音も抜いていますよね。

GEN:そうですね。音の抜き差しが出来るようになったんですよ。この曲は個人的にAメロ大賞をあげたいくらい良いAメロなので、ベースを一切弾かないで歌とアルペジオだけにしました。そうすることで音にメリハリが出たと思います。


Q.M-3「nem…」は眠気の中のナチュラルハイ感が出ていますね。

GEN:僕はいつも眠いんですけど(笑)。その眠い時に考え事をするのが一番アイディアが浮かぶんですよ。布団の中で眠りにつくギリギリの状態をキープすると夢の中の音だけが聴こえたり映像だけが見えたりするんです。そういう状況を歌った曲ですね。なので思い浮かんだ言葉をそのまま羅列して歌詞にしています。


Q.M-4「Chicken race」は既にライブでも披露していますが、こういう四つ打ちの軽快なダンスナンバーはバンドの新しい顔ですよね。

GEN:これが一番新しいタイプの曲かもしれませんね。

KO-HEI:曲が出来なかった時期に「全くやったことないことをやってみよう」って作った曲が「Chicken race」ですね。

GEN:分かり易くノレる曲だと思います。


Q.前作以降、バンドがジャンルレスな活動をしてきたことがこの曲にフィードバックされているかもしれませんね。

GEN:そう思います。やったことのないタイプの曲だったので面白かったです。

RYU-TA:やってて凄く面白いです。

HIROKAZ:この曲はギターもかなり遊んでいます。


Q.GEN君の歌の表現力もかなり増していますよね。ファルセットの使い方とか、表情がとても豊かになったなって思います。

GEN:そこは意識していますね。「Marking all!!!」の頃はファルセットを使うことすらポリシーとして嫌だったんですけど、「ANTENNA」くらいから徐々にファルセットも使うようになって。あと、今作は全力で歌う部分と喋る様に歌う部分のメリハリもちゃんとあって、歌そのものに対する考え方が変わってきたのかなって自分でも思います。


Q.それはMCにも表れていませんか?ツアーファイナルのワンマンや名古屋ど真ん中計画のライブを観てGEN君のMCが少し変わった気がしたんです。それって自分達の音楽を聴いてくれる人の顔が見えているからなのかなって。

GEN:それはあるかもしれませんね。「sonor」を出す前は夢のイメージしかなかったものが、ちょっとずつ目の前に来たので現実味を帯びてきたんですよ。それが歌やMCに出ているのかもしれないですね。


Q.そしてRYU-TA君ファンお待ちかねのM-6「Touch your shape」。爆発していますね。

RYU-TA:ありがとうございます!

KO-HEI:RYU-TAが歌うと思いっきりメロコアになりますよね(笑)。

RYU-TA:いきなり僕の歌からなのでびっくりする人がいたらごめんなさい!


Q.このまま最後までRYU-TA君の歌でぶっ飛ばすのかと思ったらAメロしか歌わないのもニクいですよね。

GEN:そうですね。RYU-TAがAメロを歌うことでBメロが締まるんですよ。もともとこの曲は僕が全部歌っていたんですけど、レコーディング直前でRYU-TAに歌ってもらったんです。レコーディングしたものを聴いたらかなり前のめりだったんですけど、それも含めRYU-TAの良さだなって思います。

RYU-TA:飛び道具です(笑)。

GEN:この曲は結構前からあって。僕らの根底にあるメロコアやパンクロックが爆発した曲ですね。


Q.今作からほぼ日本語詞ですがこれは意識的に変えたのですか?

GEN:どうしようか迷った部分もあるんですけど、自然と日本語で書くようになってきました。「midnight cruising」とかは最初は英語だったんですけど、良い曲だからって日本語で書き直したり。その名残で最後のサビだけ英語なんですけど。


Q.M-7「hello」はどのようなことを歌っているのですか?

GEN:瞬間瞬間の概念というか、時間は過ぎ去るじゃないですか。だから幸せな瞬間を保存して自分の中で永遠にするっていう曲なんですけど、歌詞は韻を踏んで遊んだりしていますね。「悪化して落下してる」とか、日本語のカクカク感を活かして遊んでいます。


Q.「monolith」でも「涙の口実」「涙の抗議中」とか、耳で聴いても歌詞カードを読んでも楽しめますよね。日本語になったからこその楽しみ方というか。

GEN:楽しいですよね。日本語にすることも聴いてくれる人からどんな反応がくるかなって最初は思っていたんですけど拡がりしかなかったので。日本語の歌詞を評価してもらってるんだなって実感しています。


Q.改めてどんなアルバムになりましたか?

KO-HEI:前作よりも更に進化したアルバムが出来ました。ドラムもやりたいように叩かせてもらっているしかなり手応えのあるものが出来たと思っています。

RYU-TA:僕らの良さを感じてもらえるアルバムになったので沢山の人に聴いて欲しいです。

HIROKAZ:「sonor」よりも更に色のあるアルバムになったので色んな幅の人に聴いてもらえるアルバムになったんじゃないかなって思います。

GEN:今回のアルバムの歌詞には今の自分の状態がそのまま表れているんですよ。昔だったらかっこつけて書くとこも飾らずに恥ずかしがらずに書けるので、バンドとしても個人的にも良い状態だなって思います。今回、本当に色んなことに挑戦しているんですけど全体的にポップに仕上がったので、誰が聴いても楽しめる最高のポップアルバムが出来ました。


Q.今、名古屋のメロディックパンクシーンが盛り上がってきている中で、04 Limited Sazabysとしての使命感って感じたりしていますか?

GEN:やっぱり名古屋が盛り上がってきている中で、この前もBACKLIFT、THREE LIGHTS DOWN KINGSとのツアーをしたばかりなんですけど、あいつらにも負けたくないし、とりあえず名古屋で一番になりたいですね。下の世代のバンドもどんどん来ているので、名古屋のバンドシーンを引っ張っていけるようなバンドになりたいですね。


Q.名古屋シーンといえば、アルバムのボーナストラック、最高でした。聴いた人のお楽しみにしておきたいので内容は伏せますけど、滅茶苦茶名古屋愛に満ちてますね。

GEN:あれ、良くないですか?名古屋のみんなに聴いて欲しいです。僕らは名古屋でずっと活動してきて、これからも名古屋で頑張っていきたいんですけど、「誰がどう考えても04 Limited Sazabysが名古屋で1番だ」って言われるようなバンドになりたいんですよ。名古屋のトップを目指して頑張ります!


04 Limited Sazabys:
HIROKAZ (Gt、Cho) KO-HEI (Dr、Cho) GEN(Vo、Ba) RYU-TA(Gt、Cho)


【HPアドレス】
http://www.04limitedsazabys.com/

アルバムジャケット

04 Limited Sazabys
NEW ALBUM
monolith

2014/2/12 ON SALE

【初回生産限定盤】
CD-EXTRA仕様(2013LIVE@名古屋クアトロ)
NBDL-0012 1890円
【通常盤】
NBDL-0013 1890円

Live Schedule

2014.01.04 [Sat] 【大阪】心斎橋BRONZE
2014.01.05 [Sun] 【京都】京都GROWLY
2014.01.10 [Fri] 【東京】八王子RIPS
2014.01.18 [Sat] 【兵庫】神戸太陽と虎
2014.01.23 [Thu] 【静岡】静岡UMBER
2014.02.01 [Sat] 【宮城】仙台Bird Land
2014.02.02 [Sun] 【神奈川】横浜F.A.D
2014.02.23 [Sun] 【東京】代官山UNIT

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