PICK UP INTERVIEW
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rega
regaが1年7ヶ月ぶりに完成させたミニアルバム「DISCUSS」が面白い。今作は「1人1曲」がテーマとなっており、メンバーとスタッフの6人個々のイメージを1曲ずつ具現化するという、これまでとは異なる作曲スタイルで構築されている。このチャレンジを経たことでバンドは新たな発見をしたという。またメンバー全員がイニシアチブをとった経験が今後のバンドにどのような変化をもたらすか、早くも次回作を期待させる。「1人1曲」ということで、誰がどの曲なのかの答え合わせも兼ねて、青木昭信、四本晶に話を訊く。

Q.今回のアルバムは「1人1曲」がテーマがということですが、この発想は?

四本:構想自体は前作「SOLT&PLUM」のレコーディングの途中くらいから沸々と湧きあがっていて。みんながみんな感じてたことだったんですよ。それでレコーディングの打ち上げで話し合って「1人1曲」っていうテーマが決まったんです。

青木:今までのやり方にマンネリを感じたのもあって。あとメンバー個々でやりたいことがあるのが見えてきたのも大きいかも。今までのregaは僕がまとめ役だったんですけど、みんなの良いところを抑さえてしまっているのかなって思うこともあったんです。それで、自分がやってたことをみんなに分担したらどうなるかなって。


Q.バンドのイニシアチブをシェアしたと。

青木:そうですね。その結果、みんなが今まで以上にバンドのことを考える時間が増えて。

四本:それが凄く良い方向に転がったというか。次に繋がる何かが見えた気がしたんですよね。

青木:スタジオに入っても、みんなが積極的に曲を持ってくるようになりましたね。


Q.今回、何が素晴らしいかって、そのシェアする人数の中にスタッフも入っていることですよね。相変わらず仲良いなって(笑)。

青木:あははは。

四本:今回はミニアルバムで6曲かなって。うちはメンバーとレーベル社長とスタッフで6人だからちょうどいいねって(笑)。


Q.誰がどの曲を作ったか考えながら聴くと凄く面白いですよね。音楽の楽しみ方を面白く提示してるアルバムだと思いました。

四本:ありがとうございます!


Q.僕も曲を聴きながら考えてきたので今日は答え合わせをしてもらおうかなって思ってるのですが(笑)。

四本:おお!!

青木:良いですね(笑)。


Q.まずアルバム1曲目のM-1「agility」は堀さん(SOPHORI FIELD COMPANY)じゃないですか?僕のSOPHORI FIELD COMPANYのイメージってこういう曲なんですよ。

四本:正解!

青木:凄い(笑)。この曲は堀さんをイメージして作った曲ですね。


Q.堀さんが作ったわけではなくてイメージして出来た曲なんですね。

青木:堀さんとスタッフの2曲はそうですね。

四本:僕は堀さんってサッカーのイメージがあって。そのイメージを曲に落とし込みました。あとは堀さんがよく言ってる瞬発力も意識していますね。


Q.いきなり「ドカーン!」ってきますもんね。堀さんは曲を聴いてどう思いましたか?

堀:僕が思うregaを作ってきてくれたなって思いました。バンドは常に新しいことに挑戦していくし、変わっていく可能性もあるじゃないですか。でもバンドがどう変わったとしても僕の中で絶対に残して欲しいregaの軸があって。そこがしっかりこの曲で表現されていたので嬉しいです。これが僕の思うregaのスタンダードですね。


Q.なるほど。あとregaはみんな良い奴なので1曲目は絶対に社長を持ってくるだろうなって思っていました(笑)。

四本:あははは。社長を立ててね(笑)。


Q.続くM-2「EQ」はちょっと迷っているんですよ。ド頭のドラムが印象的だったからみーくん(三宅)かなって思ってアルバムを聴いていったら、他の曲でみーくんっぽいのが出てきて。

青木:なるほど(笑)。

四本:他にみーくんっぽいのありました?


Q.みーくんにはセンチメンタルでいて欲しいという勝手な願望からM-3「Faust」かM-5「Romance」かなって。そう思って改めて「EQ」を聴くとドラムやギターの歪みは新しいけど、曲の展開や手法は6曲の中で一番regaっぽさを感じたんですよね。となると、青木君かなあ。

青木:これ、僕です。

四本:めっちゃ当たりますね!

青木:分析の仕方がちゃんとしてる(笑)。でも本当にその通りで、今までのregaのやり方と今までなかったやり方を組み合わせて作ったんですよ。最初のドラムもギターの歪みもやってみたかったアイディアだったし。


Q.やっぱり青木君だ。となるとやっぱりみーくんが「Faust」か「Romance」なんですよねえ。これ、迷いますけど、「Romance」がみーくんでいて欲しいという理由もあって、「Faust」はスタッフさん!

四本:…残念!惜しかったす!!みーくんなんです(笑)。


Q.悔しいです(笑)。今までみーくんが曲を作ったことってあるのですか?

四本:いや、初めてだと思いますよ。

青木:彼が自分で叩きたいドラムがあって、そこに僕らが合わせていく感じで作りました。みーくんのドラム目線のイメージに近づけるように音を作って答え合わせをしていった感じですね。


Q.曲の展開がストレートだなって思いました。

青木:彼はJ-POPを作りたい人なんで、よく「何でインストやってんの?」って訊くんですけど(笑)。シンプルにA、B、サビっていう展開なんですよ。


Q.そういう展開って珍しいですよね。

青木:そうですね。regaではあまりない展開です。発想がみーくんらしくて良いなって思います。


Q.M-4「Goblin」はregaにしては短い曲ですが。

青木:はい。3分くらいです。


Q.あと凄く派手ですよね。ケーキが爆発したみたいな。

四本:わははは。コントのケーキが爆発するやつだ(笑)。


Q.そういうのをイメージしたら打ち上げで爆発してる晶君が浮かんだんですけど(笑)。

四本:その節はご迷惑をおかけしました(笑)。その通りです、僕です(笑)。この曲はもともとミニマルで無機質な曲を作ってみたかったところから、あれよこれよやってたら本当にケーキが爆発したみたいな派手な曲になりましたね。この前、アルバムを聴いた母親からいきなり「4曲目でしょ。」ってメールが来て。「なんで分かったの?」って訊いたら「あんたの明るい性格とセンスよ」って(笑)。その後に絵文字がバーッって並んでました(笑)。

青木:親は偉大だね(笑)。

四本:この曲は、自分でいうのもなんだけど僕っぽいなって思う部分があって。性格というか、らしさが出てるんですよ。

青木:わりと面倒臭い曲だから晶も試行錯誤している感じがあったけど、後半の盛り上がりや曲の短さとかは、ちゃんと自分の曲を仕上げてきたなって思いましたね。ルーツも見えるし。

四本:メロコアね(笑)。今まであまり自分のルーツとか出さなかったけど、今回自分を出すことで自信に繋がった部分はあると思います。


Q.次の作品に繋がるかもしれないですよね。今までは意識的に青木君がイニシアチブをとっていたのですか?

青木:昔からそのポジションが得意だったんですよ。生徒会役員じゃないのに生徒会長に裏で指示していたり。

四本:裏で(笑)。


Q.あははは。そして「Romance」ですが、これがスタッフさんなんですね。

四本:そうですね。みーくんじゃないです(笑)。

青木:これはスタッフが持ってきた曲のイメージに合わせていきました。


Q.そういう作業って今までやったことあります?

青木:ないですね。難しかったです。

四本:出来上がったアルバムをスタッフが聴いてこの曲が一番好きって言ってくれたので良かったです。


Q.そして最後のM-6「Migration」は竜二君ですね。この曲には竜二君の二面性が出てるのかなって思いました。竜二君って、はっちゃけた部分とストイックな部分を併せ持っているじゃないですか。その二面性が、曲の転換部分に表れているような気がしたんです。

四本:凄い分析力(笑)。

青木:竜二の曲はギターの旋律が綺麗なんですよ。僕の激しめな曲に対して、それだけじゃ埋まらない竜二の心を埋めるのがこういう叙情的な曲なのかもしれないです。


Q.今回、メンバーそれぞれがイニシアチブを取ったことでこれからのregaがどうなるか楽しみですね。

青木: みんなモチベーション上がってますからね。なるべく早く次の作品を提示出来ればいいなって思います。


Q.今回のコミュニケーションの取り方で新しいグルーヴも生まれたのでは?

四本:はい。ちゃんとお酒以外で生まれましたね。(一同爆笑)


rega:
四本 晶(Gt) 三宅 隆文(Dr) 井出 竜二(Gt) 青木 昭信(Ba)


【HPアドレス】
http://rega.jp/

アルバムジャケット

rega
NEW ALBUM
DISCUSS
XQLC-1003

NOW ON SALE

¥1,700(tax in) 初回生産限定デジパック仕様

rega 2014 TOUR DISCUSS

2014.5.24 (sat) 浜松MESCALIN DRIVE
2014.5.29 (thu)福岡 THE VOODOO LOUNGE
2014.5.31 (sat) 広島CAVE-BE
2014.6.1 (sun) 松山SALON KITTY
2014.6.13 (fri)新潟GOLDEN PIGS BLACK
2014.6.15 (sun) 仙台MACANA
2014.6.28 (sat)名古屋UP SET
2014.6.29 (sun)梅田Shangri-La
2014.7.5 (sat)渋谷DUO MUSIC EXCHANGE

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