PICK UP INTERVIEW
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BLUE ENCOUNT
エモシーンを中心に着実に支持層を拡大中のBLUE ENCOUNTが初のフルアルバム「BAND OF DESTINATION」を完成させた。熊本の同級生で結成し、上京後に辻村が加入、音源のリリースや年間約150本ものライブを我武者羅に行ってきた彼らだが、悩みに悩み、壁にぶつかり、時にはバンド存続の危機に立たされたこともあったという。それでも前を向き活動を続けた彼らがこの1、2年で急激にその勢いを加速、ワンマンツアー全箇所ソールドアウト、SUMMER SONIC、COUNT DOWN JAPANといったフェスに出演するなど新世代ロックシーンを担うバンドとして注目を集めている。バンドの今までとこれからが詰め込まれた今作、是非聴いて欲しい。

Q.結成は熊本なんですよね。

田邊:はい。辻村以外は熊本の高等専門学校で結成しました。上京後、音楽専門学校で辻村と出会って今の形になりました。


Q.当時はどのような音楽性だったんですか?

高村:熊本の頃はミクスチャーやメロコアからバラードまで何でもありな感じでしたね。

田邊:色んな音楽を聴くんですけど4人が共通して影響を受けているのがELLEGARDENで。楽曲だけじゃなく、スタンスやメンタルの部分でELLEGARDENから影響を受けています。ジャンル関係なくやりたい音楽をとことんやる部分もそうですし。


Q.BLUE ENCOUNTの土台はエモやギターロックだと思うのですが、そこにラップやエレクトロを、計算というより何処か衝動的に取り入れている印象を受けました。

田邊:そうなんですよ。曲を作るときは僕が弾き語りで持っていったものをみんなで形にしていくんですけど、例えばサビしかない曲でもセッションすることでその場でAメロBメロが出来たりするんですよね。そういう衝動的な部分はどんどん濃くなってきていると思います。

江口:最近特にそうですね。

田邊:僕らに興味を持ってくれる人が増えたのも大きいですね。自分のカラーを好きなように出しても認めて貰えるんだなっていう。僕らライブをやりまくってきたんですけど、1本1本のライブに対する意識も変わってきたんですよ。


Q.常にライブをやっている印象はありますね。

江口:年間150本くらいやっていましたね。

田邊:とにかく我武者羅にライブをしていました。でも中々上手くいかなくて。

江口:きっかけが掴めそうで掴めない状況が続いていたんですよ。

辻村:ライブの本数はやってたけど真ん中がぽっかり空いている感覚でしたね。ただライブをやってるだけっていう。

田邊:2年前くらいにはバンドを辞めようと思ったこともあって。「このツアーで最後だな」って。

江口:みんな口には出さないけどそんな空気でしたね。

辻村:このツアーで状況が変わらなかったら終わりだなって思っていましたから。

田邊:でもそのツアーで少しずつお客さんが入るようになったりバンドの状況が変わっていくことを肌で感じるようになって。それで「このままじゃ終われない」って思ったんです。


Q.流れが変わった瞬間があったと。

田邊:はい。そこに辿り着くまで本当に色々ありましたけど(笑)。

江口:思い付くことは全部試しましたしね。

田邊:衣装やメンバーのキャラクター設定変えてみたり(笑)。迷走していました(笑)。

辻村:汗をかかずに演奏することに徹したこともあったんですけど、やっぱり性に合わなくて。逆に感情的にやったら「これが俺らだな」って思えるライブが出来るようになったんです。


Q.色んなことを試した結果、丸裸の状態が一番かっこいいと。

江口:そうやって最終的に行き着いたのが今の状態ですね。年に100本以上ライブをやってきたことが今に繋がったなって。


Q.歌詞からは一貫したメッセージを感じました。

田邊:結果的に自分に歌っているんですけど、僕は自分を強く見せたいんですよ。ある意味、虚勢を張るというか。じゃあ何で虚勢を張るかって、もっと強い人間になりたいんです。僕ら、4人ともネガティブな人間が集まっているんですけど、メンバー4人が同じような人間だったり同じような気持ちでいるからこそ歌うことも一貫しているんだと思います。


Q.弱い部分を共有しているからバンドのメッセージとして歌えると。

田邊:何年も付き合ってきたのでお互いの弱い部分を分かってるんですよね。でも、一人ひとりは弱くても、4人が集まったときに出せる強いパワーってあると思っているんです。その関係性をバンド内だけじゃなくお客さんとも出していきたいんですよね。


Q.そこを意識することでリスナーとの関係性や距離感は変わったんじゃないですか?

田邊:グッと近くなったと思います。だからこそ歌える言葉が見つかったというか。僕らもお客さんも、泣いたり叫んだり自由に感情を出せる場所が僕らのライブだと思っていて。一緒に成長したいし、お互いの弱い部分は助け合っていきたい。凄く良い関係だと思います。


Q.そういう部分も含め、バンドの集大成のようなアルバムになったのでは?

田邊:まさに。頑張った分だけ形になるってことをこのアルバムで証明出来たと思います。このアルバムには再録も新曲も入っているんですけど、昔の曲はライブで試行錯誤しながら一緒に成長してきた曲だし、新曲も今までの経験があったからこそ生まれたと思うんです。このアルバムが出来たことで僕らの今までの活動が肯定された気がするんですよ。物凄く血が通った作品なんです。ロックの生温かさを感じて貰えたら嬉しいです。このアルバムで初めてBLUE ENCOUNTを知る人も多いと思いますけど、まずは聴いて欲しいです。聴いてくれた人が辛いときの居場所になれたらなって思っています。

江口:僕らは基本的に熱苦しいライブしか出来ないんですけど、だからこそ気持ちを伝えられると思っています。音源を聴いたら是非ライブに遊びに来て欲しいです。

辻村:結局思っていることはメンバー全員一緒で。僕らを好きになってもらって、とにかくライブに来て欲しいっていう。今作はそのきっかけとなるアルバムだと思っています。

高村:僕らのライブには決まり事なんてないので気軽に遊びに来て自由に楽しんで欲しいですね。よろしくお願いします!


BLUE ENCOUNT:
辻村勇太(Ba) 田邊駿一(Vo.Gt) 江口雄也(Gt) 高村佳秀(Dr)


【HPアドレス】
http://blueencount.jp/

アルバムジャケット

BLUE ENCOUNT
NEW ALBUM
BAND OF DESTINATION
XQLS-1003

NOW ON SALE

¥2,300(税込)

“BLUE ENCOUNT TOUR 2014”

2014年6月1日 (日) 心斎橋 Music Club JANUS
2014年6月3日 (火) 広島 CAVE-BE
2014年6月6日 (金) 高松 DIME
2014年6月8日 (日) 福岡 DRUM SON
2014年6月13日(金) 名古屋 ell.FITSALL
2014年6月20日(金) 新潟 CLUB RIVERST
2014年6月22日(日) 仙台 HooK
2014年7月5日 (土) 渋谷 CLUB QUATTRO
and more

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