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FUZZKLAXON
愛知発ガレージロックバンド FUZZKLAXON。彼らが自身初となる音源「ROCK'N'ROLL GIG」を完成させた。60、70年代のサイケ、ガレージを軸にしているが、現代の邦楽ロック、ポストロックといったメンバーそれぞれのバックボーンを独自の解釈で楽曲に反映させたスタイルはジャンルで括ることのできない音楽を生みだしている。名古屋のライブハウスでも様々なバンドとの対バンを重ね、着実と成長してきているFUZZKLAXON。バンドの処女作である今作は「今」の彼らが詰め込まれた衝動溢れる作品となっている。メンバーに話を訊く。

Q.結成の経緯を教えて下さい。

福永:2010年に大学の軽音楽部で結成しました。それまで僕は4ピースのバンドをやっていたんですけど、そのバンドがお金が原因で解散しまして(笑)。仲が悪くなったんです(笑)。それで新しいバンドを組もうと思ってた矢先に入部してきた市川君を捕まえて。結成当時は違うベースを含めた3ピースでした。でも音楽性の違いで1年半で抜けたんです。それから半年くらい、ベースがいない宙ぶらりんな状態でした。そこに今度は村部君が加入して。

市川:僕ら軽音楽部の先輩後輩なんですよ。

福永:入学してきた後輩を無理矢理バンドに入れました(笑)。


Q. FUZZKLAXONの楽曲からはガレージやサイケの要素と、2000年以降のロックの要素を感じたのですが、みなさんのルーツはどういった音楽ですか?

福永:僕は60年代70年代のサイケガレージ、サイケロックが好きですね。ジミ・ヘンドリックスやサイケバンドのジェファーソン・エアプレインから影響を受けていますね。

市川:僕はナンバーガールからの影響が大きいです。洋楽だとレッド・ホット・チリ・ペッパーズは高校の頃から好きですね。

村部:俺はシューゲイザーやポストロックですね。

福永:メンバーそれぞれの要素を楽曲に混ぜたいんですよね。僕が好きな古い音楽の要素に違う観点から新しい音楽の要素を加えたのがFUZZKLAXONのスタイルなのかなって思います。


Q.ガレージという基盤に、あらゆる年代の音楽要素やメンバーの個性が加わることで振り幅が広くなっているように感じました。

福永:そこは凄く意識していますね。勿論僕はガレージが好きなのでそこからの影響は大きいんですけど、「絶対にガレージしかやらない!」っていう訳ではなくて。ひとつのジャンルを突き詰めることは勿論かっこいいと思うのですが、ジャンルを特定することでそこを目指すあまりにデフォルメされてしまうなって思うんです。バリバリなガレージやバリバリなパンクではなくて、色んな音楽をブレンドして、自然とその要素を出せたらなって。ジャンルの枠に捉われ過ぎないようにしたいですね。その方がきっと面白いですし。


Q.歌詞で伝えたいことはありますか?

福永:歌詞は全部僕が書いているんですけど、聴いてくれる人が僕と同じ気持ちになってくれたら良いなって思って書いています。共感して欲しいというか。僕、根が暗いんですよ(笑)。誰かにメッセージを訴えかけたり「こうあるべきだ」っていう主張がある訳ではなく、「悲しいね」「辛いね」っていう気持ちを共有したいんです。


Q.それは何に対する気持ちだったりするのですか?

福永:うーん、何だろう。例えば自分が経験したことって自分にしか分からないじゃないですか。だから何事も自分の周りで起こった状況だけで判断すると思うんです。でも僕は敢えて見えない部分や分からない部分を歌いたいんです。例えば、今から3年後にこのバンドがどうなってるかなんて誰にも分からないと思うし、そこに対する漠然とした不安があるとして、僕はそういう不確かな不安を歌いたいのかもしれません。


Q.なるほど。福永君の歌詞をメンバーはどう捉えていますか?

市川:時々ぶっ飛んでるなって思います。ストーカーっぽい歌詞もあるし。(一同爆笑)

村部:M-4「しましま」とかね(笑)。

市川:サイコパスの曲もあるし(笑)。取っ付きにくい歌詞ではあると思うけど、ツボったらこっちのもんっていう。

村部:決してキャッチーな歌詞ではないんですけど、そこが強みでもあると思うし。

市川:なんか癖になるんですよね。このバンドをやっていく中で段々サイケの世界観が好きになったように、不思議と歌詞も好きになっていくんですよ。

福永:僕も村部君と市川君の好きなものに引っ張られることはありますしね。


Q.お互い意識し合っているんですね。

村部:そうですね。

市川:僕ら、音楽的なバックボーンは全然違うけど仲はめちゃくちゃ良いんですよ(笑)。


Q.大事なことですよね。改めて今回のミニアルバムはどのような作品になりましたか?

福永:結成から4年目にして初の作品なんですけど、最初はフルアルバムを作る予定だったんですよ。でも色んな事情があってミニアルバムになって。今回の作品には6曲収録されているんですけど、バンドのやりたいことは全部詰め込むことが出来たと思っています。ガレージロックの色々な面を感じて欲しいです。ファズを効かせたロックも、ダンサブルなナンバーも、アコースティックもあって、バンドの可能性をこの1枚で表現することが出来たと思っています。

市川:演奏の詰めの甘さ含め処女作っぽさはあるなって思います(笑)。初期衝動というか。あと、このミニアルバムを作ったことで次のビジョンも見えたかなって思いますね。勿論今作も現段階でのFUZZKLAXONの全力を注いだアルバムになっています。

村部:確かに勢いはあるよね。バンドの勢いと3人の個性が凄く出てる。

福永:本当に今の僕らを詰め込んだ作品だと思うんですよ。沢山の人に聴いて欲しいです。

市川:CDも良い出来なんですけど僕らはライブバンドなんで、CDを聴いたら是非ライブにも来て欲しいですね。

福永:そうだね。それで僕らと気持ちを共有して欲しいです。


FUZZKLAXON:
福永(Vo、Gt)村部(Ba)市川(Dr)


【HPアドレス】
http://fuzzklaxon.fool.jp/

アルバムジャケット

FUZZKLAXON
NEW ALBUM
ROCK'N'ROLL GIG
LIVE会場&Amazonにて発売

NOW ON SALE

525円

LIVE SCHEDULE

3/2(日)新栄 club Rock'n'Roll

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