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NOVELS
NOVELSが実に2年4ヶ月振りとなるメジャー2ndアルバム「PROTOCOL」をリリースした。デビューアルバム「cardioid」で彗星のごとくシーンに現れた彼らは、その後も立て続けに作品を発表、大人気アニメ「TIGER & BUNNY」のテーマ曲を手掛けるなど物凄いスピードで成長を重ねてきた。その成長の過程で様々な葛藤にぶつかったとメンバーは語る。そして辿りついた今作はシングル曲「Wiz」「ミッシングリンク」「アースダイバー」や新曲「息もできないほど」「ネメシス」、インディーズ時代に発表された楽曲の新録バージョンなど全12曲が収録されたベストアルバムとなっている。彼らの集大成であり、その先も感じさせる今作から最新型のNOVELSを体感して欲しい。

Q.2年4ヶ月振りのアルバムですが、バンドにとってどのような期間でしたか?

竹内:試練の期間でしたね。正直、メンバー各々悩んでいたと思います。

山田:「これからどうしていこう」みたいな空気はあったよね。

竹内:うん。「もしかしたら音楽じゃないのかな」って思ってしまった時期もあったんですよ。病んでたというか…。沈んでは浮上して、また沈んでの繰り返しでした。メンバーで結構話し合ったよね。

吉田:話したね。今まで絶え間なくリリースがあったので、こんなにもCDを出す期間があいたのは初めてだったんです。ずっとレコ発ツアーをやっていたので、リリースがない中でツアーをする違和感もあって。「どうやってモチベーションを保っていこう?」って悩んだりもしました。


Q.突破口となったのは?

竹内:やっぱりリリースが正式に決まったときですね。それまでは暗闇を這いずっていました(笑)。いつ発表出来るか分からない曲をひたすら作っていたので、先が見えなかったんです。それで自主企画をやって新曲を配信して。

吉田:配信という形でも新しい曲を聴いてもらえたのは嬉しかったですね。


Q.今回のアルバムは2ndアルバムでありながらベスト盤要素が強いじゃないですか。これは最初から決まっていたのですか?

山田:そうですね。実はメジャーに行ったときにベスト盤を出すっていう話があったんですよ。でもその時は新しい曲を出したかったので実現しなくて。でも今なら意味があるかなって思ったんです。それで2ndアルバムだけどベストアルバムを作ろうとなったんです。


Q.なるほど。ベストとは知らずに聴いたので、凄く派手なアルバムだなって思ったんです(笑)。常に必殺技を出しているような。

竹内:波動拳ばっかり撃ってる感じですよね(笑)。

山田:間違いなく弱パンチは使ってないです。(一同爆笑)


Q.新曲や再録もあるじゃないですか。だからなのか、NOVELSの集大成でありながら最新のNOVELSを聴いている感覚がありました。

竹内:嬉しいです。ライブ感を意識したんですよ。ライブを重ねることでバンドと一緒に曲も成長するじゃないですか。それを今回収録出来たのは良かったですね。


Q.M-1「息もできないほど」は今のNOVELSを象徴していますよね。悩んだ末の答えというか。

竹内:この曲を書いてるとき、僕は毎日戦争映画ばかり見ていたんですよ。そうやって「今の自分ってまだ幸せなんだよな」って思わないとライフサイクルがおかしくなっちゃうくらい落ちていて。とにかく手探りで書きだしたのが「息もできないほど」ですね。かなり時間もかかったし本当に大変でした。


Q.この曲が出来たことで前に進めたのではないですか?

竹内:そうですね。「あと少しで何か掴めそうなのに!」って毎日思っていたんですよ。でもその糸口が見えなくて焦っていて。でもこの曲が出来てスタジオで歌ったときに、何かを超えていたんですよね。明確に「超えた!」っていうのではなくて、知らないうちに超えていたというか。糸口を探している感じはもうなかったんです。


Q.意識的じゃなく結果的に超えていたと。

竹内:はい。でもNOVELSって大体のことがそうだったなって思ったんです。「ぶち破って超えて来たぜ!」っていうより後々考えたときに「そういえば何か変わったよね?」っていう。曲にはそれぞれ運命があると思うんですよ。「息もできないほど」は時間がかかった曲ですけど、きっとそれがこの曲の運命なんです。M-6「ミッシングリンク」や新曲のM-8「ネメシス」は書くのも早かったんですけど、「息もできないほど」は自分の中で制限をかけて、何かを運命的に越えなければ完成出来ない曲だというルールがあったんです。そして今はそれを運命的に超えることが出来たので新しいことが出来る気がしています。

山田:今回のアルバムには「息もできないほど」と「ネメシス」の2曲の新曲が入っているんですけど、表に出ていない新曲も出来ていて。NOVELSとしてやりたいこと、やろうとしてることもぼんやり見えているんですよね。


Q.楽しみにしています。では最後にメッセージをお願いします。

吉田:今回のアルバムはベストアルバムだけど、選曲の基準がセットリストっぽいんですよね。つまりライブなんです。ライブって”今”のものじゃないですか。曲は何年も前のものだし歌詞も若い頃に書いたものですけど、演奏している自分達が”今”なら今のNOVELSの楽曲になると思うんです。だから集大成のベストであったり、一区切りのベストではなくて、最新型のNOVELSを詰め込めた作品になったと思っています。

楠本: 結成したての頃の曲から最新の曲まで、その時その時のメンバーの思い入れもあって、そこに新たな気持ちも乗っているので、そこも意識して聴いてくれたら嬉しいです。

山田:背伸びをしているわけでも、過去を振り返っているわけでもなくて、等身大のNOVELSを感じてもらえるアルバムだと思っています。CDを聴いてくれたらライブも見て欲しいですね。そうすることで曲も生きると思います。是非ライブハウスで会いましょう。

竹内:これを聴いてライブに来たら絶対に楽しいです!


NOVELS:
竹内真央(Vo、Gt)
楠本正明(Gt)
山田裕起(Ba)
吉田翔人(Dr)

 

アルバムジャケット

NOVELS
NEW ALBUM
PROTOCOL
TFCC-86459

NOW ON SALE

¥2,667+税

【HPアドレス】
http://the-novels.jp/

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