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Nothing’s Carved In Stone
Nothing's Carved In Stoneが6thアルバム「Strangers In Heaven」をリリース。前作「REVOLT」から約1年振り、シングル「ツバメクリムゾン」を含む全12曲が収録された今作はまるで長編映画を観ているような、様々なシーンが目に浮かぶ作品でありながら、メンバーの体温を感じるような人間味のある作品でもある。「Tour REVOLT」「Dive Into The Crimson Tour」を経て確かな手応えと希望を得たバンドは今作「Strangers In Heaven」でリスナーを更なる領域まで連れて行ってくれるだろう。

Q.前作「REVOLT」がバンドの内面をえぐるような作品だったじゃないですか。なので「Tour REVOLT」がどんなツアーになるかドキドキしていたのですが名古屋のライブを見て、バンドがまたひとつ先に進んだというか、凄く突き抜けた印象を受けたんです。振り返るとどのようなツアーでしたか?

村松:振り返ると。一言「希望」ですかね。色んな意味で凄く先を見たくなるツアーだった。自分たちの何年も後の未来も想像したし、まだ足を止めちゃいけないなと感じました。その思いは冬のツアーに引き継がれてます。


Q.「Tour REVOLT」で感じた「ナッシングス、今凄くバンドが良い状態なんだろうな」っていう印象が「ツバメクリムゾン」で確信に変わったんです。凄く拓けた曲に感じたんです。それはその後の「Dive Into The Crimson Tour」でも感じたのですが。改めて「ツバメクリムゾン」が出来た経緯を教えて下さい。 

村松:経緯は記憶が曖昧ですが、真一がざっくりコードとメロディを作ってきてそこからアレンジをガッツリして。最初はゆったりした気怠さを含んだ曲だったんですけどひなっちが「ここは8ビートだろ」って。うん。曲の良さを引き出す為にガラッと色を変えて。結果突き抜けたというか。今の自分達なら8ビートを聴かせてもいけるだろって自信があったんだと思う。歌詞は逆に情熱とか衝動とかいわゆるパッションとその裏にある物語を伝えたかった。そこにカップリングの「It means」も合わせて。


Q.その自信はアルバムにも表れていますよね。今作「Strangers In Heaven」を聴いてまず思ったのは言葉が凄く刺さるなって思ったんです。これまでの拓さんの歌詞は抽象的なものが多かったと思うんです。それをリスナーが考えて聴くのが面白さでもあったと思うんですけど。でも今作は拓さんの言葉…というかストレートな言葉で書かれている歌詞が多い気がするんですよ。だから聴いた瞬間に刺さるんです。

村松:僕は前作あたりから日本語を音楽的に捉えるという事を以前よりは少しだけ深く考える様になったと思います。視野が広がったと思うし感覚的に拒否してきたモノにも少し寛容になったというか。アレルギーだと思いつつ結局食わず嫌いで拒否してたモノの良さが少しずつ分かる様になってきたというか。とにかく日本語を歌うって事は「刺す」か「刺さないか」を明確に作り手からアプローチできる方法だと思う。そして言葉選びに関して以前より慎重になった部分もあるし、結構曖昧な意味のまま残してある部分もあって。もうひとつは言葉遊びはやっぱり好きですね。言葉の音からインスピレーションもわく事があるから。


Q.もうひとつ、今回のアルバムからは以前にも増して、歌詞からも楽曲からもメンバーの人間性を感じました。今作の楽曲制作はどのように行われたのですか?

村松:誰かがネタを持ってきてアレンジ。メロディをのせて音色とアレンジをつめてって具合ですね。すべてがこの形ではなかったですけど。リズム隊が主導権を握っている時間が多かった気がしますね。結果としてギターのアレンジや歌詞は一人の時間が多かった。人間性。前進しているってことですね。それと歌に気持ちをのせるって事、やっと少し理解した気がします。


Q.今作はどのような心情で制作に臨みましたか?

村松:とりあえずまだ今の自分たちに満足はしてないって事ですね。自分たちの音楽の追求も置かれている環境/状況も。まだまだ先があるので。俺達はまだ走ってる状態で。
それに立ち向かうという部分と好きな音楽を作り出して新しい刺激を生み出したかったって事だと思います。


Q.ライブの会場もどんどん大きくなって確実にナッシングスを求めている人の数は増えているじゃないですか。でも「Dive Into The Crimson Tour」や今作でも感じたのですが、対象が多くなっていることに反比例してバンドとリスナーがどんどん1対1になっている気がするんです。1対1が沢山同じ場に存在しているイメージというか。

村松:上から説法みたいな良い事や人生の教訓だけを歌って、MCで先生みたいになってみたいな事を僕はしたくなくて。柴山さん(インタビュアー)も知ってると思うけどそれはずっと言い続けている事なんだけど。俺達の音楽で寄り添っていたいから。ステージの上にいる俺達が人間で自分と何も変わらないって事をまずは伝えないといけないなと思ったりしていて。どうやらそれでがっかりする人もいる事はこの活動を通して知ったりしたんだけど。今は変えられない。そして、そんな俺達を必要としている人は必ずいると信じているんで。それが伝わったのかもしれませんね。


Q.では最後に、ここまでのナッシングス、今のナッシングス、未来のナッシングス、拓さんから見てどう思っているかリスナーへのメッセージも含め聞かせて下さい。

村松:全部通過点。そして今がすべてだ!!!ツアーで会いましょう。


Nothing's Carved In Stone:
日向 秀和(Ba)村松 拓(Vo、Gt)生形 真一(Gt)大喜多 崇規(Dr)

■ZIP FM「FIND OUT」
木曜日・週替わりでナビゲーターを担当

【HPアドレス】
http://www.ncis.jp/

アルバムジャケット

Nothing's Carved In Stone
NEW ALBUM
Strangers In Heaven
ESCL-4251

2014年8月6日発売

2,800円(+税)

Strangers In Heaven Tour

8/20(水)新代田 FEVER
8/26(火)奈良 NEVERLAND
8/27(水)福井 CHOP
9/10(水)石巻 BLUE RESISTANCE
9/12(金)青森 Quarter
9/14(日)札幌 ペニーレーン24
9/15(月祝)旭川 CASINO DRIVE
9/18(木)水戸 LIGHT HOUSE
9/19(金)仙台 Rensa
9/21(日)新潟 GOLDEN PIGS RED STAGE
9/22(月)長野 CLUB JUNK BOX
9/27(土)名古屋 DIAMOND HALL
9/28(日)浜松 Live House 窓枠
9/30(火)千葉 LOOK
10/01(水)HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1
10/08(水)周南 TIKI-TA
10/10(金)広島 CLUB QUATTRO
10/12(日)熊本 DRUM Be-9 V1
10/13(月祝)福岡 DRUM LOGOS
10/15(水)宮崎 SR BOX
10/18(土)高松 MONSTER
10/24(金)Zepp Tokyo
10/25(土)Zepp Namba

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