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小田和奏
アーティストとしての顔だけでなく、ときにはインディペンデント・レーベル「spiral-motion」のオーナー、ときには若手バンドのプロデューサー、ときにはライブバーcrossingの名物バーテンダーとして、活動の幅を積極的に拡げている小田和奏。2013年11月に発表した初のソロフルアルバム「旅人の奏でる体温」に続き、ソロとしては初となる全国流通音源「Gift」が2014年9月10日にリリースされる。今作はサポートミュージシャンに高橋レオ(TOY)、おかもとえみ(ホ?タン工場/ex.THE ラフ?人間、石川龍(サ?・チャレンシ?/ex.LUNKHEAD)を迎え、温かさと優しさで溢れた愛でいっぱいのアルバムとなっている。小田和奏に話を訊く。

Q.弾き語り、LOST IN TIME海北君とのユニット海ノ奏、レーベル運営、若手バンドのプロデュース、ライブバーcrossingの経営…と、もしかしたらまだ他にもあるかもしれませんが、どんな生活をしていたらこんなペースで作品が作れるのですか?

小田:どっちかっていうと忙しい時の方が思い切って仕事の割り振りを割り切れるというところもあって、それがいい感じに繋がったのかもしれないですね。忙しい時の方が曲が書けるっていうのもあるかもしれないです。なぜか…。


Q.前作「旅人の奏でる体温」はNo Regret Lifeとの差別化じゃないですけど、弾き語りで魅せる世界観を封じ込めたような作品だったじゃないですか。でも今作は形態じゃなく小田和奏としての音楽 に向き合った作品だと思いました。

小田:前作に関しては、弾き語りの延長上にあるような感覚で。今作は、曲作りの段階からバンドサウンドをけっこう意識して作りました。一回一人弾き語りのスタイルで作品を作ったからこそ、バンドのアレンジをあれこれするのはとても充実感がありました。


Q.今作は「愛」がアルバムの全体的なテーマとしてあると思うのですが、未来を見据えた恋人との愛、連れ添った夫婦の愛、子供への愛、と様々な形の愛を感じました。

小田:そこまで最初は意識もしてなかった所なんだけど、仕上がってみてそういう形になりましたね。「愛」っていうテーマが一番難しい気がしていて、だからこそ苦手なところもあったんだけど、何も考えずに作っていったら、そうなった、というか。友人の話を聞いたり、本を読んだり、映画を見たりと、そういうところからインスピレーションを受けて仕上げていった感じです。


Q.M-1「木洩れ陽」は母親から感じる大きな愛と似た優しさがありますよね。

小田:アルバムの導入部で、何かいい始まり方はないかなーと思って最後に書いた曲です。端的に今回のアルバムの温度感を纏っているような感じがしています。


Q.M-2「ミライノオト」M-3「確かなもの」M-7「色彩のメロディー」では大事な人、時間、未来を守りたいという揺るぎない気持ちを歌っている。

小田:そうでありたい、と願う気持ちなのかもしれないですね。揺るぎない気持ちを持っている、というよりも、持っていたい、なのかもしれない。


Q.M-5「眠らない夜」を聴いて、愛は無限でも時間は有限であって、だからこそ愛したいし愛されたいなって思いました。

小田:ちょっとした夜の出来事というか。ガットギターで1曲弾き語りを録りたいなと思ってて、そこから雰囲気先行で作っていきました。ちょっと背伸 びした大人の雰囲気ですかね。


Q.大人になる不安を感じながらも前に進もうとしているM-6「キャラバンの行方とその光」からは希望のようなものを感じました。

小田:これは去年の年末に書いた曲で、ちょうど、前作のツアーが一段落した頃で。いつもツアーが終わるとものすごい寂しくなってしまうと同時に、次は何をしていくんだろうな、っていうネガポジ両極端の気持ちで振り子のように揺れるんです。そんな中で書いた曲。これも希望でありたい、という願いからだなんだと思います。


Q.TOYの高橋レオ君によるM-4「チョコレイト」は歌ってみてどうでしたか?

小田:ある日のリハーサルでレオが「チョコレイト唄ってみてくださいよー。」って言って、それでスタジオでやってみて。いつもと違うコード進行や言葉並びで新鮮でした。自分は甘党ではない分、面白かったです(笑)。


Q.あははは。ソロで2作作ったことで次はどんな小田和奏の顔を見せてくれるか楽しみにしています。今後の目標などあれば教えて下さい。

小田:今回はどっちかというと、バンドライクな面が飛び出てきた作品だと思ってます。弾き語りは逆に違った一面を見せれたらなと。音源とライブとでまた違う楽しみ方ができる気がしてます。けっこうな勢いで無心で書いてきた曲なので、余計にストレートに詞も曲も仕上がった気がします。だから客観的に自分で聴いていても面白い。リリースから弾き語りの全国ツアー、そして11月に東京と大阪でバンド編成のライブと続いていくんですが、またツアーの中で思う事を来年以降の自分の活動に反映していけるように、アンテナを張って回っていきたいと思ってます。9月24日に名古屋でのライブもあるので、お楽しみに。あと、そのうちピアノでの作品を作ってみたいですね。それこそクラシックなアプローチみたいなものも。そして、ど真ん中にやっぱりバンドを置きたいと思っています。やっぱり根っからのバンドマンだなと今作を作ってまざまざと感じてしまったので。


【HPアドレス】
http://kazusouoda.com/

アルバムジャケット

小田和奏
NEW ALBUM
Gift
DDCZ-1978

NOW ON SALE

¥1,900(税込)

小田和奏 弾き語りツアー2014「唄うたいのギフト」

2014.09.15(月)大阪cafe Room
2014.09.19(金)下北沢風知空知
2014.09.24(水)名古屋HUCK FINN FACTORY
2014.10.05(日)京都SOLE CAFE
2014.10.07(火)大分club SPOT
2014.10.08(水)宮崎SR BOX
2014.10.09(木)鹿児島WALK INN STDUIO
2014.10.11(土)熊本ROLL CAFE
2014.10.12(日)福岡LIV LABO
2014.10.13(月)周南covo
2014.10.14(火)広島ヲルガン座
2014.11.02(日)仙台Tiki-Poto
2014.11.06(木)水戸90EAST
2014.11.08(土)川越トライシクルカフェ
2014.11.09(日)熊谷MORTAR RECORD STORE
小田和奏 バンドワンマンツアー 2014「未完成のギフト」
2014.11.23(日)心斎橋Music Club JANUS
2014.11.29(土)渋谷duo MUSIC EXCHANGE

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