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SEBASTIAN X
SEBASTIAN Xがミニアルバム「イェーイ」でいよいよメジャーに進出する。バンドの自己紹介盤ともいえる今作はクラムボンのミトをプロデューサーとして迎えた表題曲「イェーイ」、ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」のカヴァー、盟友Wienners玉屋2060%によるリミックスなど、全6曲を収録。SEBASTIAN Xがどんなバンドなのか。今作を聴けば、これまで彼らを追ってきた人とは「ウンウン!そうだよね!」って共感したいし、このアルバムで初めてSEBASTIAN Xに触れた人には心の底から出会ったことに拍手したい。「これぞSEBASTIAN X」な作品を連れて、「イェーイ」の号令でメジャーシーンに躍り出た4人に音楽の可能性やパワー、希望を感じずにいられない。永原真夏、工藤歩里の女子チームにインタビュー。

Q.「イェーイ」を聴いて、改めてSEBASTIAN Xというバンドは音楽そのものだなって思いました。

永原:おお!嬉しい!


Q. SEBASTIAN Xは元気で陽気なバンドっていうパブリックイメージがあるかもしれないけど、生きる喜びも辛さも両方歌ってるし、痛みや寂しさや怒りがモチベーションになっているバンドだと思うんです。それでも夢を見ているからこそ、痛みや怒りに羽が生えて飛び立っていくんだと。

永原:はい。やっぱりそこを大切にしたいと思っているし、私の永遠のテーマは両極端なものを一緒に表現することなんですよ。「陰と陽」とか「男と女」とか「ハイとロウ」とか。その上で主人公が開かれていく感じのものを歌いたくて。


Q.色んなことを経て進化や変化をしつつも、結成の頃からずっと変わらないメッセージを歌い続けていますよね。

永原:そうなんですよ(笑)。「改めまして!初めまして!」っていう感覚はあるけど、基本的には何も変わってない(笑)。


Q.でも確実に経てるんですよ。経てきた上で変わっていない。言ってて泣きそうになっちゃう。

永原:あははは。でもそれはあるかも。普段は目線があっちこっち行っちゃうけど音楽には一途なんです。曲調は変わることもあるけど歌いたいことやメッセージはずっと変わってないです。それをメジャーというフィルターを通してスタイルとして伝えられたら嬉しいですね。

工藤:変わってないけど変わっていて、でもやっぱり変わっていない…。

永原:パラレル!?

工藤:そう。そのパラレルな部分をバンドが演奏で後押し出来たらいいなって作品を重ねる毎に思いますね。


Q.M-2「ラブレターフロム地球」は愛を探しているうちに規模が大きくなっちゃうのが凄くまなっちゃんらしい。

永原:そうそう!まさにそれ!よく「何でそんな宇宙規模になっちゃうの?」って言われるんだけど、親子愛でも男女の恋愛でも、生活に馴染んでいるような小さい愛から大きいとこまで行っちゃう感覚はずっと私の中にあって。誰かを好きになるのって確率論でいったら凄いことだし、もう日本を飛び越えて地球規模の話だと思うんですよ。無限のカップリングの中で出会って結ばれて理解しあえるなんてそれはもう宇宙ですよね。でも実はこの曲はその一歩手前で躓いている主人公の話なんです。「愛ってなんだろう?」っていう。


Q.M-3「スーダラ節」のカヴァーも最高です。

永原:学生時代に植木等さんに感覚が似てるって言われたことがあって。でも「無責任」ってことだろうし最初は「えー」って思っていて(笑)。だけど似てる感覚があるんだったらカヴァーしたら面白いかもって。歌ってみてこの曲のパワーは実感しました。この前も野外のイベントで「分かっちゃいるけどやめられない!」って歌っていたら、たまたま客席にいたおじいちゃんが…。

工藤:「そうだ!やめられないぞ!」って。(一同爆笑)

永原:でもそういう曲だよなって凄く思う。音楽の可能性を感じるんですよね。


Q.M-4「ぼくはおばけさ」はおばけをストーリーテラーにした「本当は怖いグリム童話」みたいだなって。

永原:「あれが嫌だ、これが嫌だ」って歌詞はあまり書かないんだけど、この曲はおばけっていうフィルターを通してかなり率直に出たなって。だから近しい友達からは「何かあった?心中お察ししまーす」みたいなことを言われる(笑)。フィルターを通したことで、ただの文句で終わらずにユーモアを含んだになってくれて良かったなって思います。


Q. M-5「ライダースは22世紀を目指す」はまなっちゃんの私生活?

永原:こんなじゃないですよ!あ、でもたまにこういう日があるかな(笑)。子供の頃海外のロックスターに憧れていたから、大人になったらみんな朝まで遊んで平気な顔して出社してるんだと思っていたんですよ。でもいざ大人になると全然そんなことなくて(笑)。


Q.あははは。

永原:でも音楽が好きな子やSEBASTIAN Xを聴いているような子はこういう日もあると思うんですよ。ライブハウスで朝まで遊んで、そこにはSNSでの名前しか知らない友達がいて。私はそこにリアリティーを感じるんです。本名も出身地も知らないけどライブハウスで出会った子とは仲良くなれたりするじゃないですか。


Q.同じものが好きっていう共通点があるだけで仲良くなれますからね。

永原:このパーティーで会う人はマイメンとか、このライブに来てる子は信用出来るとか。私はライブハウス育ちだから、その感覚を歌にしました。


Q.Wiennersの玉屋2060%君による「イェーイ」のリミックスもぶっ飛んでますよね。

永原:普通あそこまで壊さないですよね(笑)。あんなの玉ちゃんにしか出来ないと思う。Wiennersとは吉祥寺WARPでずっと一緒にやってきたし、メンバーが抜けるツアーも一緒に回ったし、色んなストーリーがあって。


Q.改めてメジャー進出で感じていることはありますか?

永原:前作「POWER OF NOSIE」でカウントがゼロになった感覚があって。だからここからまた始まって色んな道を行くと思うので「これからもよろしくね」って気持ちと、初めて知ってくれた人は「初めまして!これからよろしくね」って感じです!


Q.生きていれば色々あるけど、それでもいつでも音楽は最高だってことをSEBASTIAN Xにはこれからも伝えていって欲しいです。

永原:それですよね!それです!ガンガン伝えていきます!


SEBASTIAN X:
永原真夏(Vo) 工藤歩里(Key) 飯田裕(Ba) 沖山良太(Dr)

【HPアドレス】
http://sebastianx.info/

アルバムジャケット
【初回限定盤】


【通常盤】

SEBASTIAN X
NEW ALBUM
イェーイ

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SEBASTIAN X ワンマンツアー2014

2014年11月9日(日)福岡県 graf
2014年11月15日(土)愛知県 APOLLO BASE
2014年11月21日(金)大阪府 Music Club JANUS
2014年11月23日(日・祝)宮城県 PARK SQUARE
2014年11月28日(金)東京都 東京キネマ倶楽部

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