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Half moon spiral
Half moon spiral解散。その突然の発表はまさに青天の霹靂だった。2010年4月、尾張一宮市にて結成された彼ら。結成当時は弱冠15歳。その後、名古屋を中心に全国でライブ活動を開始。2012年にはSONY×TOKYO FM主催「閃光ライオット2012」にて準グランプリを受賞、一気にその名を全国に知らしめた彼らは一躍活動の幅を広げ、数々のデモ音源を発表しながら着実と活動を続けていた。そして突然の解散発表。彼らが最後に作り上げた1stアルバムにしてラストアルバム「Half moon spiral」は10代の彼らが封じ込められた貴重な作品だ。数年後、彼らが青春時代を振り返るとき、彼らを支えてきた者が振り返るとき、このアルバムは物凄く意味のあるものになっていると思う。Half moon spiralは解散した。それでもまた彼らに会いたいと思ったらこのアルバムを聴けばいい。Half moon spiralの音楽はいつまでも在るから。

Q.解散を決めたのはいつ頃ですか?

日置:「evergreen everblue e.p」のレコ発東名阪ツアーが終わった直後ですね。「これからバンドをどうしていこう」っていう話し合いから発展して解散することになりました。


Q.何が要因だったのですか?

日置:音楽性も含めリフレッシュしてゼロから始めたかったんですよね。このままHalf moon spiralとして続けるのではなくて解散してもう一度始めようと思って。


Q.なるほど。Half moon spiralを結成したのはいつ頃ですか?

山崎:2010年の4月、15歳の頃です。

日置:克太(武藤)が入ったのがその年の11月なのでこの3人が揃ってちょうど4年ですね。


Q.バンドの転期になったのはやはり「閃光ライオット2012」で準グランプリを受賞したことですか?

日置:そうですね。凄い反響でした。

武藤:特に東京での反応が凄かったんですよ。動員も一気に増えたし、CDの通販も沢山きて。一気に状況が変わりましたね。

日置:正直「このままバンドで生きていけるかも」って思いました(笑)。現実は違いましたけど(笑)。


Q.その頃のバンドの目標はどんなものだったのですか?

武藤:特に目標はなかったんですよ。漠然と「売れたいな」ってくらい。

日置:何よりライブが楽しかったんですよね。バンドでいる時間も好きで。とにかく楽しくて仕方なかった。更に応援してくれる人やサポートしてくれる仲間が出来て少しずつ責任感が出て来て。


Q.だからHalf moon spiralの解散は青天の霹靂というか、本当に驚きました。ライブで解散を発表したときの反応はどうでした?

日置:みんな驚いていました。もともと解散の発表はしないつもりだったんですよ。解散ライブが終わってから発表しようかなって。「解散が決まってるバンドのライブ」って思って観て欲しくないというか。最後まで現役のバンドとして観て欲しかったので。でもクラブロックンロールの本多さんに「お客さんには直接言ってあげた方がいい」ってアドバイスをもらって。それでライブのMCで発表したんです。それからは納得いく形でやりきることだけを考えていました。


Q.10代の全てを捧げてきたバンドを解散させることに不安や怖さはなかった?

日置:ずっと当たり前にあったものが無くなるので怖いというよりやることが無くなるなって思いました。でもまた新しいものが始まる予感がするので今はそれが楽しみです。


Q.改めてHalf moon spiralは自身にとってどういうバンドでした?

日置:青春でしかないです。

武藤:将来、10代の頃を思い出したらHalf moon spiralという名前が真っ先に出てくると思います。良くも悪くも全てをこのバンドに捧げてきたので。それによって犠牲にしたこともありましたし。

日置:高校の思い出は全部Half moon spiralですからね。間違いなく青春でした。


Q.最後に活動の軌跡を集めたアルバムのリリースもあります。

日置:ONE BY ONE RECORDSからリリース出来ることが凄く嬉しいです。新曲もレコーディングしたので僕らの全てをアルバムに詰め込むことが出来たと思います。改めて聴くと純粋に良い曲ばかりだなって思いました(笑)。

山崎:悩みながら作った曲も多いけどこうやって聴くとシンプルで良い曲ばかりだと思います。

日置:そこも見失ってたのかもしれません。アルバムになったことでやっと客観的に聴けた部分もあって。


Q.張り詰めていたものがフラットになったのかも。

日置:それはあるかも。考える暇もないくらいずっとライブをしていたので。でも解散を発表して、冷静に考えてみたら悩んでいたことも大したことじゃなかったんだなって思えたんですよね。


Q.でもそれに気付くためにはバンドを解散する必要があったと。

日置:はい。


Q.それぞれ次の動きは決まっているのですか?

日置:僕は新しいバンドをやろうと思っています。自分が納得いく音楽を追求していきたいです。

武藤:僕は今の時点では予定はないんですけど、生活や大切にしたい物や人と向き合いながら、縁があればバンドもやりたいと思っています。

山崎:高校の頃から音楽だけを我武者羅にやってきたので、その経験を無駄にしないように新しいバンドを始めれたらいいですね。新しい自分を探したいです。


Q.ではずっと応援してくれた方にメッセージをお願いします。

武藤:ライブハウスではHalf moon spiralの音楽は聴けなくなりますが、僕らの残した音源をふとしたときに聴いてもらえたら嬉しいです。

山崎:関わってくれた人全員にありがとうと伝えたいです。あと親には迷惑かけたので感謝しています。

日置:ありがとうという気持ちでいっぱいです。あと僕が言うのもおかしいのですが、バンドを続けることの難しさがよく分かったので、仲間のバンドには頑張って欲しいです。僕もまた頑張ります。


Half moon spiral:
武藤克太(Ba) 日置逸人(Vo、Gt) 山崎大輝(Dr、Cho)

アルバムジャケット

Half moon spiral
NEW ALBUM
Half moon spiral
OBOCD-025

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1500円(+税)

【HPアドレス】
http://45.xmbs.jp/halfmoonspiral/

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