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ノムラセントラルステーション
2007年、名古屋に謎のバンドが生まれた。その名もノムラセントラルステーション。読んで字の如くノムラ氏(通称のむーん)を中心にしたこのバンド、実はのむーん以外のメンバーは流動的なのだ。これまでにボラデラックス、レジオキング、ブラウスミーポップ、紙コップス、不完全密室殺人、TWO FOUR、JONNY、i GO、nothingman 、palitextdestroy、Theキャンプ、シャビーボーイズ、Xero Fiction、WEENIE RADIO SHOP、theSing2YOU、ワッペリン、テレポテ、GRANCH、百長などのメンバーが入れ替わり立ち替わりバンドに参加。多いときは最大22人でライブを行ったという。入学しては卒業していく様はまさに学校。それを引率するのむーんはまるで先生。音源化不可能と思われていた彼らが初のレコーディングを敢行しnothingmanとタワーレコード主宰のコンピレーションアルバム「circle of life」に参加した。初となる流通音源を記念して普段は営業をやっているというのむーん先生に直撃。

Q.何でこんなことになったのですか?

のむーん:あははは。そんな切り出し方ありますか?(笑)。


Q.のむーんさんは一体何者なのでしょう?

のむーん:以前はレッサーホースっていうバンドをやっていました。あとFAKIE NOISE WATERっていうスカバンドもやっていました。基本的には音楽で楽しいことがしたいだけの人です(笑)。今は沢山のドラムに囲まれて歌っています。


Q.最初からドラムの多いバンドをやろうと思っていたのですか?

のむーん:いや。レッサーホースのライブにドラムのジュン君が出れない日があって、mixiでサポートを募ったら当時ハネウエルビッチで叩いていた忍さん(レジオキング)と上田セージ君(ボラデラックス)が連絡をくれて。それでツインドラム、ベースの3人で、せっかくだから名前を変えてやったのがノムラセントラルステーションの始まりです。


Q.じゃあ最初は単発の予定だったのですか?

のむーん:そうですね。でもその後もジュン君が叩けない日があったのでSNSでドラマーを募集したら沢山きちゃって(笑)。僕は断れない性格なので「じゃあみんなでやろう」と。その時はマッチ(紙コップス)とギターに倉田君(ブラウスミーポップ)が加わり5人でやりました。マッチがライブの最後に暴れたんですけど、それを蹴り倒して乱入してきたのが神田君(不完全密室殺人)で、そのまま加入しました(笑)。


Q.それが現在のノムラセントラルステーションの原形なんですね。

のむーん:そのライブを観に来ていた石井あきちゃん(TWO FOUR)が「うちも混ぜて〜」って加入、篠田君(JONNY、ヒトリエ)もギターで参加するようになって…。そこからはもう分かりません(笑)。


Q.最大で何人ですか?

のむーん:22人の時がありました。17ドラム、3ギター、ベース、キーボードです。


Q.学校じゃないですか(笑)。

のむーん:ちょっとしたクラスですよね。面白いのは色んな人が入っては出てを繰り返しているので、その時代によって違う面白さがあるんですよ。


Q.入学したり卒業したり転校したり。交換留学生みたいなメンバーもいて。

のむーん:いますね(笑)。そういうのが楽しいんですよ。


Q.まるで学校の先生みたいですね。

のむーん:辞めろ!(笑)。


Q.しかしあれだけのドラムが一斉に叩く迫力は凄いですよね。

のむーん:一斉に練習が出来ないから周りと同じことやっていればなんとかなるんでしょうね(笑)。独特な協調性はあると思います。


Q.その中でも個々のメンバーがせめぎ合っているのも面白い。

のむーん:それがですね…。全然分からないんですよ(笑)。


Q.あははは。

のむーん:DVDを見て「あいつ叩いてない!」とか「こんなことしてる!」って初めて気付きます。みんなめちゃくちゃです。まさに学級崩壊。


Q.ライブもドラムにしか目がいかないですからね。

のむーん:僕を見て下さいよ(笑)。ライブはのむーんVSドラム達なので。


Q.全然のむーんさんに目がいきません。

のむーん:あははは。現状負けてるのかあ(笑)。


Q.そんな中、初の流通音源が出る訳ですけど。

のむーん:僕史上初なので宮下(nothingman)がコンピに誘ってくれたときは滅茶苦茶嬉しかったですね。


Q.しっかりコンピのオチにもなっていて(笑)。

ノムラ:落としたつもりはないのですが(笑)。宮下が「いつもライブはトップしか無理だから音源くらいは最後飾って下さい」って言ってくれたんですよ。しっかり締めれたと思っています!


Q.「がんばれ!ニッポン!」は小学生が聴いても理解できる言葉でポリティカルなメッセージを歌った曲だと思いました。

ノムラ:そう言って頂けると実に有難いです。でも本来、もっと簡単なことを歌っていたんです。歌詞から右っぽいイメージを持たれることもあるんですけど、諦めない心を歌った曲で。それが震災があって少し意味合いが変わってきたのかもしれません。復興の意味でも、それを支えるためにも、みんなで国のために立ち上がるときだと。だって日本が好きですから。愛国っていうと重く捉えられがちですけど、自分の国を嫌いなんて嫌じゃないですか。自分の国を誇り、他の国を尊敬する。愛国って、他国を卑下するのではなくて自分も相手も理解することだと思うんですよ。最近、奇数派と偶数派が喧嘩しているのをインターネットで見たんですけど、そんなの面白くないじゃないですか。


Q.思想の違いで喧嘩するのは違うと。

ノムラ:そう思いますね。だから歌詞を通して色んなメッセージは発していきたいとは思っています。


Q.でもライブではドラムの騒音で歌が全然聴こえません(笑)。

ノムラ:あははは。そこは僕の照れ隠しだと思って下さい(笑)。


Q.今後はどうなっていくのですか?

ノムラ:どうなんでしょう。メンバーもむやみに増やしたい訳じゃないんですよね。そもそも何で増やしたかも分からないし、これ以上増えたら面倒臭い(笑)。でもその時その時のメンバーをセントラルで率いながら色んな人が出入り出来たりノムラセントラルステーションの卒業生や在校生の出会いとなるステーションでいたいですね。


Q.まるで学校の先生みたいですね。

ノムラ:辞めろ!普段は営業やってます!

アルバムジャケット

VA
NEW ALBUM
circle of life
価格758円(税別) UTLD-0012

NOW ON SALE

ノムラセントラルステーション「がんばれ!ニッポン!」収録

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