PICK UP INTERVIEW
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noodles
noodlesがオリジナルアルバムとしては約2年振りとなるアルバム「Loafers on the Japantown」を完成させた。アルバム全体像を意識して制作してきたこれまでの作品とは異なり、今作についてyokoは「全曲シングル曲を作るつもりで作った。それくらいハードルを上げて自分を追い込んで作った」と語る。バンドの持つオルタナティヴとポップが融合した楽曲や、英語詞と日本語詞の垣根を越え心に響く切ない詞世界は更に磨きをかけ、とにかく良い曲を作ることを追求したnoodlesの魅力が凝縮された1枚となっている。

Q.今回のアルバムは色んな時期のnoodlesが詰め込まれているような印象があります。

yoko:いつもはアルバム全体をイメージして曲作りをするんですけど、今回は全曲シングルでもいけるようなアルバムが作りたかったんですよ。これまではアルバムのバランスを考えて「1曲目はこういう曲にしよう」とか「この辺でアルバムならではの曲を入れよう」とか意図的に作っていたんですけど、最近ちょっと作り方を変えて、沢山作った曲の中から絶対的に良いと思える曲を選びたいなって。


Q.何かきっかけがあったのですか?

yoko:20周年のアニバーサリーを終えたくらいからちょっとの事では興奮しなかったり、緊張しなくなったんです。それが少し寂しくて。なのでもう一度自分を追い込むようにハードルを上げることにしたんです。


Q.それが良い曲を書く事だと。

yoko:そうですね。それでアルバムのバランスを気にせず全曲リード曲を作るくらいの気持ちで作ったんです。その分、曲と曲がぶつかり合うこともあるんですけどそれも全然構わないというか。それより自分のハードルをクリアした曲だけを選別してアルバムにしたかったんです。


Q.「良い曲を作りたい」という欲求が生まれたのはカバーアルバム「MAKE UP TO BREAK UP」を経たことでバンドのルーツに立ち返ったことも大きいのでは?

yoko:それはありますね。初めてカバーアルバムを作ってアレンジの面で勉強になったことも多かったですし。カバーアルバムからの影響は反映されていると思います。


Q.あのカバーアルバムでメンバー個々のルーツにばらばらな面もあることが分かったのですが、それでもnoodlesとしての3人のベクトルが同じなのが面白いですよね。

yoko:みんなばらばらなんだけどバンドでやりたいジャンルや方向性はブレていないんですよ。キーワードさえ合えば何をやってもnoodlesになることが長く続けていくうちに分かったんです。昔は頭でっかちな面もあったんだすけど柔軟になったのかも(笑)。


Q.noodlesは洋楽に日本人の持つわびさびを注入したようなバンドだと思っているのですが自身ではどう捉えていますか?

yoko:そこはずっと意識してきたことで、子供の頃から3人とも洋楽を聴いてきたし憧れもあったで曲を作る上で洋楽っぽさは外せない要素なんです。でもどれだけ頑張っても洋楽そのものにはなれないと思うんです。日本人ならではの洋楽というか。例えば、外国人が着物を着たら可愛いじゃないですか。あの感じです。


Q.なるほど。良い意味でのアンバランス感がありますよね。

yoko:そうなんです。そのアンバランス感が面白いし、それがnoodlesだと思うんです。今回のアルバムタイトルやCDのジャケットもそこを表しています。


Q.イントロのアルペジオが印象的なM-1「Bootleg」でアルバムが始まるのもこれまでとは少し違った雰囲気ですよね。

yoko:いつもアルバムを作るときは、アルバムの1曲目らしい曲を狙って作っていたんですけど今回は曲が全部揃ってから最後に曲順を決めたのでいつもとは違うアルバムの始まり方になったのかもしれないですね。


Q.M-2「Empty Room」は日本語詞と英語詞の混ざり方が凄くかっこいい。

yoko:この曲は最初全部英語だったんですよ。私が歌詞を書くときはメロディーに日本語が合えば日本語で歌うし英語が合えば英語で歌うんですけど、作っていくうちに日本語が合ってる気がしてレコーディング直前に急遽Aメロを日本語で書き直したんです。歌詞を書き直すことってあまりないし、珍しくマイナーキーなのもポイントです。


Q.M-4「雨の日は私の日」は初期のnoodlesっぽさも感じました。

yoko:昔のnoodlesっぽさはあるかも。日本語タイトルをつけるのも凄く久しぶりなんですよ。すごくnoodlesらしい曲になったと思います。


Q.アルバムタイトルにもなっているM-8「Loafers on the Japantown」は他の曲とタイプが違うというか、インタールード的な要素を感じました。

yoko:どうしてもアルバムに10曲入れたかったんですけど、9曲出来上がった時点でアルバムが良い感じに完成していたからどんな曲がアルバムに馴染むか考えて「インストをやってみよう」と思って作ったんです。でも結局少し歌ってるので、正確にはインストじゃないんですけど(笑)。


Q.アルバムのラストを飾るM-10「pocket show」は「Empty Room」に続きマイナーキーが新鮮でした。

yoko:実はこの曲はたまたまRadioheadの「High And Dry」を「コード進行がずっと一緒なのに凄く良い曲だな」って思いながらギターを弾いていて出来た曲なんです。ヒントをもらったりすることはあるんですけど、同じコード進行で作ったのは初めてですね。この曲は最初からアルバムのラストにするって決めていました。


Q.改めてどういうアルバムになりましたか?

yoko:今の時点で大満足するアルバムになりました。「ああすれば良かった、こうすれば良かった」っていうのは全然ないです。これでまた次のアルバムのモチベーションやハードルも上げられたと思います。


Q.20年以上noodlesをやってきて、yokoさんがバンドに対してモチベーションを保つ秘訣って何かあるのですか?

yoko:「私はもっともっと良い曲が作れるに違いない」って思っている気持ちですね。


【HPアドレス】
http://noodles.velvet.jp/

アルバムジャケット

noodles
NEW ALBUM
Loafers on the Japantown
BUMP-043

NOW ON SALE

2,500円(税込)

noodles Loafers on the Japantown tour

2月17日(火)下北沢SHELTER
2月27日(金)横浜Club Lizard
3月29日(日)大阪Live House Pangea
3月31日(火)広島 CAVE-BE 
4月01日(水)福岡Queblick 
4月11日(土)札幌SPIRITUAL LOUNGE
4月30日(木)名古屋・池下 CLUB UPSET
5月10日(日)下北沢CLUB Que

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