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内村イタル&musasaviband
内村イタルがその才能を魅せつけるデビューアルバムを完成させた。音源の完成時は19歳というから驚かされる。中学生の頃から音楽活動をスタートした内村は幼なじみと共に3人組バンド葡萄園を結成する。その後メンバーの進路の関係で活動休止、内村はソロ活動を開始する。17歳の時に出演した「閃光ライオット2012」では審査員特別賞を受賞。一躍話題となった彼は多くのデビューの誘いを受けながらもマイペースに活動を続け2013年には宅録作品「ヒカリ」を販売。そしてayU tokiOとの出会いをきっかけに新たなメンバーと「内村イタル&musasaviband」を結成。弾き語りとバンドの2形態での活動の中、デビューアルバム「内村イタル&musasaviband」をwe areからリリース。弱冠20歳のシンガーソングライター内村イタルにインタビュー。

Q.音楽との出会いは?

内村:僕の親が音楽好きなので子供の頃から家でロックのレコードが流れていて。なので僕も自然と小さな頃からロックが好きだったんです。音楽を始めたのは中学の頃です。4つ上の兄がいるんですけど、その兄が軽音楽部でギターを始めて僕も一緒にギターを弾くようになったのがきっかけですね。だから音楽は自然と傍にあった感じです。


Q.家ではどのような音楽が流れていたのですか?

内村:よく流れていたのはエレファントカシマシです。ザ・ビートルズのレコードもよく聴いていました。結構洋楽も邦楽も聴いていましたね。


Q.バンドを始めたのはいつ頃ですか?

内村:中学に入ってまず吹奏楽部に入ったんですよ。そこで出会った永井(永井秀和)といっちゃん(伊藤里文)と3人で葡萄園というバンドを組んだのが最初です。全員同じクラスでした。永井はmusasavibandでも一緒です。クラシックをやっていたり音楽が出来るメンバーだったので僕もそこに入れてもらってセッションしていたんです。


Q.どのような音楽をやっていたのですか?

内村:最初はくるりのカヴァーを遊びながらやっていましたね。僕がギターであとの2人がピアノとキーボードでした。高校になってライブをやるようになりオリジナルを作る様になりました。永井は吹奏楽部でパーカッションをやっていたからドラムになって、いっちゃんがキーボードで僕が歌とギターっていうベースレスの3ピースでした。


Q.ソロ活動をしたのは?

内村:メンバーの進路の関係で葡萄園が活動休止になったんです。しばらくはいっちゃんと宅録をしていたんですけど、高校3年生になったくらいにソロを始めました。


Q.ソロで出演した「閃光ライオット2012」では審査員特別賞も受賞されていますが反響もあったのでは?

内村:ありましたね。なるべく目立たないようにしていたんですけど(笑)。


Q. 2013年には宅録作品「ヒカリ」を発表していますがデビュー作となる今作は「内村イタル & musasaviband」というバンドスタイルでの作品ですよね。バンドで作ろうと思ったのは?

内村:やっぱりバンドをやりたかったんです。弾き語りよりバンドサウンドが本当にやりたいことなんですよね。それでレーベルの粟生田さん(we are)に相談したらayU tokiOさん(猪爪東風)を紹介してくれたんです。更にayUさんがメンバーを紹介してくれて内村イタル & musasavibandが生まれました。


Q.曲作りの段階からバンドを想定していたのですか?

内村:そうですね。でもいざやってみるとバンドにベースがいるのが初めてなので難しいことも多く、ayUさんに相談してアレンジを加えてもらって。


Q.作品としてのコンセプトはありますか?

内村:最初はなかったんですよ。バンドで動き出した段階でどういうものを作りたいかもぼんやりしていたし歌いたいことも見出せてなかったんです。ayUさんに相談したら「自分の気持ちに素直に、分からないことは分からないままでいい」って話してくれて。そこからは自然と自分を出せたと思います。


Q.パーソナルな部分はM-1「電話」によく表れていますよね。情景も浮かびます。ただ電話は携帯じゃ無くて家の電話のイメージですけど(笑)。

内村:あははは。それこそこの曲はayUさんに相談して引き出してもらった曲で。自分の気持ちを素直に歌うきっかけになった曲なんです。


Q.イタル君ひとりで始まってバンドが入ってくるアレンジが、バンドをやりたくてひとりで歌っていたイタル君とmusasabibandの関係性を表しているようでグッときます。

内村:僕も「バンドやってるな」って思います。


Q.M-5「ドライブ」のような拭いきれない感情の中に光が差し込み希望を見出す歌もイタル君らしさがよく出ていますよね。軽やかなリズムに不安と希望が同居しているというか。

内村:一筋の光を曲に入れておきたいんですよね。普段から前向きなことだけを考えている訳じゃないけど、分からないながらも希望を捨てずに、明るい部分を見ていたいんです。そういう願望が表れているんだと思います。


Q.カントリー要素を感じるM-4「光の男」はリバイバル感と最先端感を同時に感じます。

内村:ジェイク・バグのような古さと新しさが同居したかっこよさを意識して作りました。昔の音楽も好きなので自分でもやってみたかったんです。


Q.これから歌っていきたいことはありますか?

内村:明確に「これをやりたい」っていうのは正直自分でも分からないんですよ。あまり客観的に見れないというか。弾き語りもやっていきたいけどバンドもやりたいし、また葡萄園もやりたいと思っているので。でも今自分が出来ることをしっかりやっていきたいとは思っています。中学の頃から影響を受けているくるりも時期によって変わっていくじゃないですか。くるりの音楽はもちろん、そういう活動スタイルにも影響を受けているので。だからその時々で思い付いたことを、そのときに見えている景色をその都度歌っていければと思っています。そのためにも今を大切にしなきゃなって。自分の見ていることを素直に表現していきたいです。

アルバムジャケット

内村イタル & musasaviband
NEW ALBUM
内村イタル & musasaviband
PECF-3110

NOW ON SALE

1620円(税込)

【HPアドレス】
http://itruuchimura.jimdo.com/

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