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BiSH

 

「楽器を持たないパンクバンド

として日本中にBiSH旋風を巻き起こしているBiSHが2017年3月にニューシングル『プロミスザスター』をリリースする。昨年10月5日に発表されたメジャー1stアルバム『KiLLER BiSH』が多方面から評価され「Less than SEX TOUR」は軒並みソールドアウト、日比谷野外大音楽堂で行われたツアーファイナル「帝王切開」も大成功と、順風満帆に見えた彼女達だが12月にはアイナ・ジ・エンドが声帯結節の手術を受けるため一時活動休止を余儀なくされる。そして復帰後の全国ツアー「NEVERMiND TOUR」ではアイナだけでなくメンバー全員がパワーアップした無敵のBiSHとしてステージに戻ってきたのだ。そんな中リリースされる今作は「プロミスザスター」と「Help!!」といったBiSHの多面性を表すにはぴったりの2曲が収録されている。このシングルを引っ提げ4月からは全国20カ所を回る「NEVERMiND TOUR RELOADED

も始まる。2017年もBiSH旋風が巻き起こりそうだ。

 

Q.「Less Than SEX TOUR

は日比谷野外大音楽堂でのファイナルまで常にドラマの連続でしたよね。始まりは5人だった訳ですし。

チッチ:はい。最初は不安でした。

モモコ:ハグ・ミィが抜けて振り付けも全部変えなきゃいけなくなって。アイナが振り付けを考えてくれたんですけど1人抜けたことをステージで感じさせたくなかったので必死でした。

アイナ:20曲以上振り付けをし直したので結構変わったし、それと同時にアルバム『KiLLER BiSH』のレコーディングや歌詞を書く作業もしていたので5人の時期は本当に大変でしたね。

アツコ:6月2日の赤坂BLITZでハグ・ミィが脱退して2日後には5人でのツアーが始まったんですよ。だから気持ちの切り替えも出来てないままのツアー初日で。でも落ち込んでいる時間なんてなくて。リンリン:私はハグ・ミィの歌っているパートを歌うのが怖かったです。「BiSH-星が瞬く夜に

の「誰~でも~」っていうところはハグ・ミィの歌の印象が凄く強いじゃないですか。だからそこを自分で歌うことが本当に怖かった。「なんか違う」って思われたらどうしようって。

 

Q.そうやって不安を抱えながらも5人でBiSHを再構築しながら、新メンバーのオーディションも同時進行で行っていたのですよね。

アツコ:そうなんですよ。しかもその時点では1人増えるのか2人増えるのかも分からなかったのでとりあえず5人でやりながら「どうなるんだろうね」って言っていて。

チッチ:だからBiSHがどうなっちゃうか不安でした。でもツアー前半で5人の関係性は凄く強くなったなって。不安だけど5人で頑張ろうって全員が思っていたので。

 

Q.僕は8月の大阪梅田AKASOで5人のライブを観たのですが5人でBiSHを守らなきゃっていう意思は凄く感じましたからね。

チッチ:そういう気持ちは凄く強かったです。

 

Q.そうやって5人の結束力が強くなっていく中に新メンバーとしてアユニが入っていくのは勇気がいりますよね。

アユニ:途中から自分が入ってもいいのかなっていう気持ちは正直ありました。実際にBiSHに入っても最初のうちは全然ついていけなくて。完全に私が足を引っ張っていたので不安しかなかったです。

 

Q.アユニが加わり再び6人になった初ライブも観にいったのですがあの日の事は覚えていますか?

チッチ:凄く覚えてます。

モモコ:あの日の名古屋は絶対に忘れられないです。5人からまた6人になって振り付けや立ち居地を覚えるのに必死でしたし。

チッチ:全員が自分のことでいっぱいいっぱいだったからアユニのカバーも出来なくて。凄く反省したライブだったんですよ。

アツコ:リハーサルからずっと不安だったんですけどそれがライブでも出ちゃって。せっかく6人になってパワーアップしたBiSHを見せる筈がもっとやれることがあった筈だって。

 

Q.でもあの日のライブを観てこんな貴重なライブは二度と観れないって思いましたよ。言ってみれば生まれたばかりの子供を抱えながらのライブだった訳で。

アツコ:ライブ直前にアユニを帝王切開しちゃった感じでしたからね(笑)。

 

Q.BiSHのライブって同じライブが二度とないんですよ。結成から今日の今日まで常に進化しているから長いドキュメントを見ている感覚があるんです。「Less Than SEX TOUR」だけでいっても5人で迎えた初日とアユニが入ったときとファイナルの「帝王切開」では全然違いますからね。フリーザが変身していくみたいにどんどん進化していきましたから。

アイナ:分からない(笑)。

チッチ:でもあの4ヶ月は本当に濃かったです。どの時期のBiSHも過去のBiSHに負けたくないので。5人になって始まったツアーの途中でアユニが入ってきて全員刺激を受けたし確実に強くなったと思うんですよね。不安だったし大変だったけどずっと前は向いていたので。

 

Q.野音でのファイナルはどんな気持ちで迎えました?

チッチ:ただただ最高でした。反省しなきゃいけない面もあるけどあの時点では最高のライブが出来たと思います。あんな瞬間が来るなんて思っていなかったので嬉しかったですね。今は更に大きな会場でやらせてもらうこともあるのですがそうやって最高を更新していけたらもっと最高ですね。

 

Q.アユニは初めてのツアーを回ってどうでした?

アユニ:間違えちゃったり表情が真顔になっちゃったり、ツアーに参加した頃は駄目なことばかりだったのでファイナルの野音では駄目なとこを全部直したいって気持ちで挑みました。ファイナルではあの時点での自分が出来る最高のパフォーマンスが出来たと思います。

 

Q.僕はあの日の「オーケストラ」が何回見ても泣けるんですよ。

アツコ:一緒です!私も泣いちゃうんですよ!え、どこで泣けます?(一同爆笑)

アイナ:急に飲み会みたいになった(笑)。

アツコ:いや、泣けるんですよ。で、どこで泣けます?(一同爆笑)

 

Q.アイナがソロで歌ってリンリンがアイナの腕にしがみつくところです。その後アイナが少し苦しそうに「オーケストラー!』って歌うところで涙腺崩壊します。

アツコ:一緒ですぅ!毎回泣けちゃうから見ないようにしてますもん。(一同爆笑)

 

Q.あの時点でアイナの手術は決まっていたんですよね?

アイナ:そうですね。手術が決まったのが9月くらいなので。でも手術が決まったのがツアー真っ最中だったので野音まで喉がもつか心配でした。正直無理かもなって。

 

Q.そんな不安を抱えながら歌っているんだって思うと、あの「オーケストラ」は余計泣けます。アイナ、どんな気持ちで歌ってるんだろうって。

アイナ:嬉しいなあ。嬉しいけど好きすぎません?(笑)。

 

Q.アイナの手術を聞いたときはどう思いました?

チッチ:アイナから「喉が辛い」って聞いていたんですよ。その頃からきっといつか手術しなきゃいけないんだろうなって思っていたのでついにきたかって。それで12月に手術することになってBiSHとしての活動を休止することになったのですが、活動休止って発想が頭になかったからびっくりしました。ずっと休まず走ってきたからその間にみんな離れていくんじゃないかって不安もあって。

 

Q.凄いスピードで駆け抜けてきた分、間が開くことが不安だったと。アイナはどうでした?

アイナ:申し訳ない気持ちでいっぱいでした。あと病院の先生にも言われたんですけど、普通手術前はなるべく喉を使わないようにするじゃないですか。でも私は手術が決まった後もツアーがあったのでステロイドを飲みまくって歌い続けていたんですよ。だから喉のことも不安でした。また歌えなくなって最悪BiSHを脱退することになったらもっと迷惑をかけるし。

チッチ:アイナが治療している間はメンバーも個々でダンスやボイトレをやっていました。それぞれやっていたことは違うけどみんな必死でしたから。

モモコ:みんながみんな、個々で自分と向き合った期間でしたね。

 

Q.孫悟空がカプセルで治療している間、Z戦士達が各々技を磨いたり神様の元で修行していたような感覚ですね。アイナ復帰後の「NEVERMiND TOUR

の名古屋初日を観ましたが「どんな修行したの?」ってくらいみんな強くなっていましたもん。

アイナ:なにそれ(笑)。めっちゃ面白いけど全然分からない(笑)。

 

Q.「NEVERMiND TOUR」で見たみんなの成長が凄かったってことです。アユニなんて精神と時の部屋に入ったんじゃないかってくら成長していましたから。

アイナ:ちょっと次会うまでにドラゴンボール読んでおきます(笑)。

 

Q.さらに「NEVERMiND TOUR」は鬼バンドを迎えての迫力のあるライブで。

アツコ:バンドの演奏と一緒にやるのもだし、イヤモニを付けてのライブも初めてだったのでドキドキでしたけど面白かったです。生演奏だとハプニングもあるけど、そこも含めて凄く良いですよね。

 

Q.鬼バンドは所謂バックバンドではなく、メンバーにずっとBiSHに関わってきた松隈ケンタさんがいる安心感とステージから伝わる関係性があって、ピッコロとネイルが同化したくらい強くなったと思いました。

アイナ:また出た(笑)。でも鬼バンドとやるのは凄く楽しいです。

 

Q.今回のシングル「プロミスザスター」は松隈さん作曲ですが、「オーケストラ」に続いて「プロミスザスター」も本当に素晴らしい曲で。

モモコ:めちゃくちゃ良い曲ですよね。

チッチ:「オーケストラ」を聴いて「プロミスザスター」を聴くと歌詞が繋がっている訳じゃないけど繋がっているような気もして。何かが光ってるんですよ。

 

Q.メンバーの歌の個性がより強くなって気がしました。

アイナ:「オーケストラ」を歌ったときに身体から声を掘り起こすような歌い方をしたんですけどそれが自分の個性だと思ったので今回もそうやって歌いました。

チッチ:「プロミスザスター」のような熱い曲がチッチに合っている気がするので感情を込め易かったです。「チッチらしく歌って」って言われたので真っ直ぐぶつかるみたいに歌いました。

アイナ:あとアユニが変わったよね。

アユニ:「オーケストラ」のレコーディングはとにかく必死だったけど「プロミスザスター」は自分を出せるようになりました。

アツコ:私は凄く丁寧に歌いました。やっぱり「オーケストラ」で一気に注目された後のシングルなので大事だなって。そういう緊張感のあるレコーディングでしたね。

モモコ:私は歌詞的に少し重いなって感じたんですけど自分の声が軽いなって思いました。でもなんかその軽さが自分らしいなって。

アイナ:リンリンは松隈さんに褒められてたよね。「リンリンにサビを歌って欲しい」って言われてたし。

 

Q.サビのリンリンの「待って待って」で「全然待つ!」ってなりますから。

アイナ:そうそう。あの「待って」の言い方が可愛いんですよね。

リンリン:精一杯です。(一同爆笑)

 

Q.そうやって個性が際立っていくことで6人のピースがハマッていく感じが凄くあるんですよ。だからこそ2月6 日にTwitterの公式アカウントで「22時に発表があります」「辞めます」のツイートに震えたんですよ。「え!!誰か辞めちゃうの!!」って。

アイナ:オタクじゃないですか(笑)。

チッチ:辞めません(笑)。

 

Q.だって公式で「辞めます」ってツイートするから…。

アイナ:あははは。

アツコ:私も公式の「辞めます

ってツイートを見て「誰か辞めるの?」って思った(笑)。モモコ:ファンの人達はそういう心情なんですよね。

アイナ:みんな「Tシャツかよ」ってなったかな。(一同爆笑)

 

Q.いやTシャツの販売は嬉しいんですよ。嬉しいんですけど嫌な汗をかきました。マジで。

アイナ:めっちゃ面白い(笑)。

 

Q.カップリングの「Help!!」も秀逸です。BiSHって多面性があるじゃないですか。そのどれもがBiSHなんですけど「オーケストラ」や「プロミスザスター」で知った人はこういう面を知らない可能性もあって。そういう人達に「あれもBiSHだけどこれもBiSHだよ」って叩きつける曲が「Help!!」だなって。

チッチ:凄い。その通りかも。この曲はアイナとリンリンが歌詞を書いているんです。

リンリン:曲を聴いて走っている男の子が浮かんだんです。その子が嫌なことを親の言いなりでやらされていて好きなことが出来ないってことを歌詞に書きました。

アイナ:私のパートは、ちょうど友達と喧嘩してるときに書いたので意見を受け入れることの大事さを書きました。仏陀になって全てを受け入れようって。だからボツになりましたけど最初に書いたサビの歌詞は「誰でも仏陀になれるんだよ」だったんです。

 

Q.プッ。

アイナ:ちょっとなに笑ってるんですか。

 

Q.そりゃ笑いますよ。そのサビはやばい。

アイナ:だからボツになったのか(笑)。

 

Q.メンバーが書く歌詞を読んでいつも思うのですが、みなさん作詞の才能もありますよね。さらにその歌詞にリンクするような振り付けがある。そして全員のキャラクターも立っている。だから誰も辞めなくて本当に良かった(笑)。

アイナ:辞めない辞めない(笑)。もう誰も辞めないんじゃないかな。

 

Q.本当ですか?あの日タイムラインがどれだけざわついたと思ってるんですか。しかも22時に発表するって言ってるのに22時になっても全然発表されないから裏で「辞める!」「辞めないで!」って揉めてると思って心配してたんですから。

アイナ:あははは。どれだけ好きなの(笑)。

チッチ:しかも発表されたらTシャツっていう。

アツコ:Tシャツかよってやばいね。(一同爆笑)

 

アーティスト名:BiSH

タイトル:プロミスザスター

発売日:2017年3月22日

※BE@RBRICK盤

AVZD-83764/B

16,200円(税込)

AVZD-83764/B

※LIVE盤

AVCD-83765/B

4,104円(税込)

AVCD-83765/B

※CD盤

AVCD-83766

1,080円(税込)

 

 

※メンバー

アイナ・ジ・エンド

セントチヒロ・チッチ

モモコグミカンパニー

ハシヤスメ・アツコ

リンリン

アユニ・D

 

BiSH「NEVERMiND TOUR RELOADED

 

2017年4月1日(土)岩手県 宮古KLUB COUNTERACTION

2017年4月15日(土)沖縄県 Output

2017年4月16日(日)沖縄県 Output

2017年4月22日(土)石川県 Kanazawa AZ

2017年4月23日(日)岐阜県 CLUB ROOTS

2017年5月3日(水・祝)鹿児島県 SR HALL

2017年5月4日(木・祝)熊本県 熊本B.9 V1

2017年5月6日(土)長崎県 DRUM Be-7

2017年5月7日(日)山口県 周南RISING HALL

2017年5月13日(土)新潟県 NEXS Niigata

2017年5月14日(日)福島県 郡山HIP SHOT JAPAN

2017年5月21日(日)広島県 広島CLUB QUATTRO

2017年5月27日(土)茨城県 mito LIGHT HOUSE

2017年5月28日(日)群馬県 高崎club FLEEZ

2017年6月3日(土)愛媛県 WStudioRED

2017年6月4日(日)香川県 DIME

2017年6月10日(土)岩手県 Club Change WAVE

2017年6月17日(土)千葉県 KASHIWA PALOOZA

2017年6月18日(日)静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠

2017年6月24日(土)滋賀県 SHIGA U★STONE

2017年6月25日(日)兵庫県 Harbor Studio

 

 

http://www.bish.tokyo/

 

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