最早説明不要の、大阪発メロディック・パンクの雄GOOD4NOTHINGが、自らのレーベル「L.M.N.O.P」(エレメノピー)を立ち上げ、ニュー・アルバム「BACK 4 GOOD」をリリース!メンバー・チェンジ後、初のフル・アルバムであり、前作より2年2ヶ月ぶりとなる今作は彼らにとっての最高傑作となった!自由で大らかで、それでいて真摯で誠実な彼らだからこそ出せる音が詰め込まれている。この作品は彼らにとって新たな起点となるであろう。そして聴いたアナタにとっても人生において重要な作品になるであろう。そんな作品だからこそ2YOUは彼らだけのための1冊を作る決意を固めたのだ。

 

Q.まずは自分たちでレーベルを立ち上げた理由を教えてください。

U-tan:自主レーベルっていうほど大したもんじゃないんですけど…前々から最終ジャッジを自分たちでしたいっていうのがあって。色んな面で…例えば自分たちを表現するちょっとしたコメントの打ち出しだったりも、全部自分たちのジャッジでやりたいなっていう。
で、Kickrockともその辺から話をしてKawajinが抜けてSUNEが入ったタイミングで、じゃあやろうということになって。
別にKickrockがイヤになったとかではなくて、Kickrockからも「好きなようにやっていいよ」って言ってもらって、今回自分たちの好きなようにやらせてもらったっていう感じですね。


Q.自分たちでやってみてどうですか?

U-tan:前からジャケットの構成であったりとかも自分らでやってきてたんで、今のところ特にそんなに変わったっていう感覚はないんですけど、やっぱり責任も前より重くなってるし、そういう意味では変わった部分もありますね。


Q.今回のアルバムはメンバーが変わって初のフル・アルバムになるわけじゃないですか。SUNEとしてはどうだった?

SUNE:今のところはトントンと良いステップで前に進めてて。RecもNO USE FOR NAMEのカバーで1曲やって、ALLiSTERとのスプリットで3曲やって、今回のフル・アルバムだったんでテンポ良く出来ました。これが、いきなりフル・アルバムとかだったら厳しかったかもしれない。自分としては良い感じに進めてますね。


Q.加入する前に外から見てたG4Nと加入してからでは見方が変わった?

SUNE:思ったより普通の人らでしたね(笑)。僕にとっては憧れの存在だったし、僕が入ってから対バンする人らも「G4Nは男前バンド」ってよく言うんですよね。この前KENさんもそう言ってましたし。僕もそういうイメージがあって。
それが入ってみたら、やたらと泥臭い…メッチャ人間臭い人らやったんですよね。もう完全にオッサンの塊(笑)。まぁ楽しくやらせてもらってます。

Makkin:シバくぞ!(一同爆笑)

Tanny:おお、メッチャLOW利いてるやん。(一同爆笑)


Q.逆にみんなはSUNEが加入してどうだった?

U-tan:やっぱりKawajinと12年間やってたわけやから、慣れてたっていうのもあるし、最初は戸惑ったんですけど…。
僕らが12年間バンドやってきて仲間になった他のバンドの人らに「お前らええドラム見つけたな」って言ってほしかったし、俺らが選んだSUNEっていう人間を認めてほしいっていうのもあった。
だから、俺らの意見が正しいとは限らないけど、SUNEに対して甘いなと思う部分があればどんどん言っていこうと思って。そのかわりSUNEにも「お前も何か思うことがあったら言ってこいよ」って。それが今までの12年間で得たグルーブに近付くために必要だと思ったんですよね。とにかく思ってることがあったら言い合いしようって。
そのためにとりあえずツアーを組もうって、今年の始めにやったんですけど、その時もやっぱりモメて(笑)。でもそういう大きな事件があったら、次のライブは良くなってて。そうやって徐々に硬かったものが柔らかくなっていって…そういう感じですね。

Tanny:苦労も多いんですけど、「新生GOOD4NOTHING」っていうものを再構築していける…今の4人での新しいサウンドを作っていけるっていうのは、逆にちょっと楽しい作業だったりするやないですか。だから、やれることのありがたみみたいなものを感じながらやってますね。
やっぱメンバー抜けて解散しちゃうバンドも多い中、流れ止めずに新しいメンバー迎えて…色々気を使うことも多いし、分からんことも多いんですけど、それはそれで新しい刺激っていう感じで面白いですね。

Makkin:今までKawajinと4人でやってる時は、なぁなぁなところがあったんですけど、コイツ(SUNE)が入ってからは僕の意識も変わりましたね。コイツに偉そうに言う分、自分もちゃんとやらなあかんとか、色々勉強になりました、自分にとっても。普段の練習の時でも、ライブの時でも、甘えてた部分があったんやなって思って。その時は甘えてるつもりもないし、自然やったんすけど。
SUNEが入って偉そうなこと言ってる分、自分が見えてきたというか(笑)。

U-tan:Kawajinとやってる時は、スタジオ入ったらいきなり音出して、バーッって練習して。そういうのが普通やったんですけど、SUNEに色々教えたりしててふっと思ったんですよね。そういやあ、Kawajinがおったころも昔はドラムとベースだけでスタジオ入ったり、歌だけで入ったりとかしてたなぁって。そこでもう一回見つめ直すことが出来たっていうのもありましたね。


Q.意図してるかどうかは分からないですけど、「BACK 4 GOOD」というアルバム・タイトルにも通ずる部分がありますね。

U-tan:いつもアルバム作る時に、倍ぐらい曲を作ってそこから選ぼうって言ってるんですけど、中々そうは行かず…。それが今回、色々気持ちの変化もあって、曲作りがすごくスムーズにいってホンマに20数曲作れたんですよ。で、そこから選んでいったんですけど。
今回ホンマに曲作りがすごい楽しくて…そうやって曲を作っていった時に、何かこう、昔の感じというか、俺らが影響受けた90年代のメロディックだったりパンクだったりの感じがすごい自然と出たんですよね。
昔は意識して「1stっぽいの作ろうや」とか言ってたんですけど、今回はホントに自然に染み出てきて。良い意味での原点回帰というか、ちゃんとGOOD4NOTHINGの歴史の中で一番前にいて、それを全部消化した上で、もう一回1からやろやっていう。


Q.1stが一番好きって言うお客さんが多いのは、どのバンドにもあるジレンマだと思うんですよね。そこに立ち返ろうとして失敗しちゃうバンドも多い中、ちゃんと消化してその上での原点回帰ってカッコイイです!

U-tan:(笑)今までやってきたこと全てがGOOD4NOTHINGやし、それを踏まえての今回やと思うんですよね。


Q.今回アメリカでのレコーディングってことですが。

Tanny:歌だけですけどね。


Q.あ、歌だけなんだ。でも4人で行ったんですよね?

SUNE:まぁ僕は全然やることなかったんですけど(笑)。

Tanny:こんがり焼けただけやろ?(一同爆笑)

U-tan:何か、ライブ中にステージで生まれるグルーブ感って普段の練習だけじゃ生まれへん部分もあるじゃないですか。
Kawajinと12年っていう時間をずっと一緒に過ごしたから…打ち上げでゲロ吐いて、裸になってバカ騒ぎして(笑)、そんな時間もあったから、生まれたグルーブ感っていうのもあると思うんですよね。だから、俺とTannyの2人で行くより、SUNEは何にもやることなくてもみんなで行ったほうがええんちゃうかって。


Q.アメリカでやろうってなったのは何故なの?

U-tan:「Kiss The World」の時に、友達のテイラーっていうヤツに日本に来てもらって、英語を教えてもらったんですけど…。俺らって英語の発音とか全然喋れるようなレベルじゃないんですけど、そこを「俺ら日本人やし」って言ってしまったら、それ以上先はないんちゃうかなと思うとこがあって。
最低限英語でやってるかぎり、できる努力はやろうと。それで喋れへんのはしゃあないけど、努力せえへんのは違うと思う。そういうのはずっと続けていきたいと思ってて。
結局「Kiss The World」の時は、発音を気にしながら、自分らの歌い方で歌うっていうのがなかなか出来なかったんですよ。「Swallowing Aliens」の時も同じように努力して、ちょっとずつ発音気にしながらでも自分の歌い方で歌うってことが出来るようになってきて。
今回も来てもらおうかと思ったんですけど、向こうにも色々都合もあるやろうしっていうのもあって、半ば経験を積みにいくっていうつもりで行ったっていうのがありますね。どうせ来てもらうんやったら自分らで行こうやって。


Q.実際行ってみてどうでした?

U-tan:向こうで家一軒借りて、そこのクローゼットの中にスポンジ貼って、マイク立てて。録る時はみんなで「シーッ」って(笑)。何か向こうの人ってON/OFFがハッキリしてて、この部屋はいけるってなったらバーッってスポンジ貼っていって、じゃあ録ろうみたいな感じで。

Tanny:合理的やからな。

Makkin:システムとかメッチャしょぼいっすよ。

U-tan:普段日本でやってること思ったら、メッチャしょぼいっす。

Tanny:もうスーツケースに入る程度の機材で。


Q.でもクオリティは全く落ちてないですよね。その環境でやれて良かったんじゃないですか?

Tanny:雰囲気がメッチャ良かったっていうのはありますね。そういうのが多分音に出てると思います。Bonus Truckのみんなでウェ〜ッってやってるあの感じと、アメリカのバカ陽気な感じは、アルバム全体のニュアンスに出てるんじゃないかと僕は思うんですよね。特に歌を向こうで録ってるんで色濃く出てるんじゃないかと。


Q.気持ちよく歌えたっていうのもあるんですかね?

Tanny:まぁせっかくアメリカにおるのに、ずっと狭いクローゼットの中で汗ブワーッてかきながら(笑)、「ハイ次」「ハイ次」みたいな感じでストレスもあったんですけど、その場の雰囲気とか…場所がオレゴンやったんで緑も多いし、向こうで知り合った友達が遊びに来てくれたりとか、そういうのが良かったんやと思いますね。


Q.向こうでコミュニケーション取るには英語がメインになってくるから発音にも生かされたんじゃないですか?

Tanny:メンバー間でも「Oh Yeah!」みたいな。(一同爆笑)今考えるとちょっとキモいんですけど(笑)。

Makkin:SUNEとかメッチャ気持ち悪かったし。何するにしても「Yeah!(ヤッ)」言ってたもんな。(一同爆笑)何が「ヤッ」やねん!(一同爆笑)

Tanny:平仮名の「やっ」やろ?(一同爆笑)


Q.(笑)そういう空気感がアルバム全体に出てるんでしょうね。

Tanny:そうですね、まさにその感じが。

U-tan:あとは景色が…(大阪の)アメ村とかで録ってたら、周りに何があるかとか分かってるじゃないですか。でも、初めて行く場所やし、クローゼットの中に閉じこもって歌ってるし、周りのことって想像できないんですよ。だから余計にこう曲の雰囲気だけが頭の中に浮かんできて、いつもより曲のことを想像できた気がしますね、今考えると。


Q.作品全体から「自由な感じ」が出てるのは意識したわけではないんだ。

U-tan:今回、ホンマに何も意識してなくて。自分らで「カッコエエかカッコ悪いか」っていうだけでふるいにかけていっただけなんですよね。


Q.特にM-3「Flying high」は自由で新しい一面だけど、G4Nらしさが詰まってる名曲だと思います。

U-tan:ちょうどこの部屋やったんで、Makkinの持ってきた曲をみんなで作ってたんですけど、あまりにも纏まらんくて。どうしよう?ってなってたときに、僕がサビをその場で作ってMakkinの曲に合体させて。で、俺らは「これでええんちゃうん?」って言ってたんですけど、Makkinが「何かな〜」って感じやったんで、「ほなAメロも作ろか」って。Aメロとサビ作って…


Q.ちょっと待って!Makkinの作ってきた曲は?

Makkin:全部なくなったんですよ!(一同爆笑)

U-tan:Makkinの持ってきたのがちょっとだけになってしまって(笑)。最終的にCメロだけとかになったんかな?

Makkin:何かちょっと残ってたけど。

U-tan:「こんなんやったらもう全部任すわ」って。(一同爆笑)

Makkin:もう無理やり僕の曲残してくっつけんでもええやろう!って。(一同爆笑)

U-tan:結果的には自然に出来たんですけど(笑)。


Q.(笑)まぁ一応Makkinが元ネタを持ってきたと。

Makkin:そうですよ!僕、そこ胸張っていかんと!

U-tan:一つも残ってないけど。(一同爆笑)


Q.あの曲ってAメロもサビも、もちろん秀逸なんですけど、イントロが特に好きなんですよね。4つ打ちっぽいイントロからAメロに入るところがすごく好きで。あれはMakkinの元ネタなの?

Makkin:いや、全然関係ないですけど。コードも何も全く残ってないです…。(一同爆笑)

Tanny:最早何も残ってないな(笑)。

U-tan:イントロに関しては雰囲気なんですね、多分。Aメロ出来て、サビ出来て、4人で合わせるじゃないですか。そこで「あ!」ってなって、最初ドラムから行ってくれへん?って。これ4つ打ちみたいな感じやなって。そこからリフを合わせていってって感じですね。

Makkin:僕の曲がなかったら、この曲は生まれてないって押しといてもらっていいですか?(一同爆笑)


Q.(笑)うん、分かった。で、結果残されたパーツたちは他の曲に使われたりしたの?

Makkin:いや、僕のパソコンの中に入ってます。(一同爆笑)


Q.そういうことも含めて今回の曲作りってどうでしたか?

U-tan:SUNEが入って最初のうちは、Kawajinのやってたものをコピーしようとしたんですよね、当然やけど。なかなか自分の引き出しっていうのを…たまに開けすぎて「お前ちょっとそれはないわ」とかなったりして、ちょっと臆病になってたと思うんですけど、徐々に開けれるようになってきて。途中から曲作りがすごい楽しくなってきたんですよ。
このメロディやったら、コイツはどんなん叩くんやろ?とか。ちょっとずつSUNEのルーツを垣間見れるような。まだ完全には任せられないですけど(笑)、段々任せられるようになってきて。

SUNE:このフル・アルバムを作り始めた1回目2回目ぐらいのスタジオの時は、ちょいちょい衝突とかもあったんですけど…何を一番大事にせなあかんか?とかで。でも、3回目ぐらいからは段々何が欲しいんかが分かってきて。今の俺にはどういうものを求められてるのかっていうのが。それが分かってからはスムーズに。
ただ、次からはもうちょっと引き出しを開けていきたいなとは思いますけど。意外とできることも多いなって分かったんですよ。パンクやからこうやとか、G4Nやからこうやとかっていうのを良い意味で壊してこいよってみんな言ってくれてるんで、次からはもっと自分にしか叩かれへんものを出していければなって。


Q.ある意味今回のフルアルバムを通じて、本当の意味でこのメンバーでのG4Nになったのかもしれないですね。

U-tan:そうですね。Kawajinが抜けた時に、俺らはアコースティックで出演っていう形でも止めんとやっていこうやって決めてたんですよ。ハッタリでも強気の姿勢っていうか…「止めへんねん!」っていう気持ちを大事にしてて。そういう気持ちがSUNEを呼び寄せたと思うし。
じゃなかったら、このタイミングでアルバムも出せてなかったなぁと思うんですよ。振り返ってみたら、まだ10ヶ月しか経ってないんですよね。その10ヶ月っていうのが、自分たちを見つめ直すこともできた良い期間だったんやと思いますね。


Q.その止めないっていう気持ちは、Tannyがインフルエンザで倒れた時に3人でもライブをやったっていうところにも表れてるんじゃないかと思います。

U-tan:ライブは飛ばしたことないんですよ、今までに1回も。その時できる100%が、その時のG4Nだと思うんですよね。「それやったら俺観いひんわ」っていうのも、それはそれでアリやと思うんですよ。でも、「それでも観たい」ってヤツラも絶対おるから。そういう人たちの気持ちにはちゃんと応えたいっていうのがあって。
4人の完璧なG4Nを観たいっていうは正しいことやと思うし、それをできへん俺らも間違ってるかもしれへんけど…。何が正しいかは分かんないっすけどね。俺らの姿勢としてはそうでありたいし、これからもそうしていきたいっていうのがあるんで。


Q.3人でのライブも予想以上に良かったですけどね。

Tanny:スイマセン!何かスイマセン!(一同爆笑)…観たかったなぁ。流石に客席に僕おったらヤバいですよね(笑)。

U-tan:何かリアルじゃないですか、風邪引いたとか、喉壊したとか…何か人間味があって。

Tanny:そのインフルエンザの時に、僕抜きで何本かライブをやったんですけど…予想より評判が良くて。(一同爆笑)「メッチャ良かった」みたいに言われることが多くて(笑)。…俺いらんのちゃうん?って。(一同爆笑)


Q.逆に言えば3人でそこまで出来るところにTannyが入ったらもっとすごいことが出来るっていう確認にもなったんじゃない?

Tanny:「良かった」って言われる都度、「俺って必要ないんかな?」って言うじゃないですか(笑)。ほんだら「でもやっぱりTannyがおったほうが絶対カッコエエ」って言ってもらえて。まぁ頑張るしかないと(笑)。


Q.Tanny以外の3人でやっても、ちゃんとカッコイイんだけど、やっぱり派手さに欠けるというか(笑)。

U-tan:そうなんですよ!あん時「G4Nってこんな男臭いバンドやったっけ?」とかよく言われましたもん(笑)。俺とMakkinは別に普段と一緒のことやってたんですけど…。何でやろう?って考えてみたら、やっぱりTannyが真ん中におるから、中和されてたんやなって気付いて。
そのTannyがパッておれへんようになったら、両脇の俺とMakkinに目が行くじゃないですか。ほんなら何か一人はメッチャ首振って汗ブワーッなってるし、俺もマイクにガーッてやって歌ってるし(笑)。っていうので男臭く見えたんちゃうかな(笑)。やっぱり真ん中にTannyがおってこそ、4人でやってこそ成立するもんなんやなって思いましたね。


Q.いい勉強にもなったのかもしれないですね。

U-tan:それは絶対ありますね。俺なんか特にギター1本でやることなんてないから、すごい意識しましたね、間違えたらあかんと思って(笑)。


Q.今回のアルバムを自分たちで聴いてみてどうですか?

U-tan:僕はホンマに今までで一番ええもんできたと思いましたね。

Tanny:泣くほどええとは正にこのことやろ。

U-tan:スタジオに来る道中に、MIX終わったばっかりのCDを聴きながら来たんですけど…ホントに泣けてきて。こんな感情になったこと今までなくて。ちょっとジーンとすることはあったんですけど…その時は僕、路肩に車止めて泣きましたからね(笑)。普通に本気で。もう、メッチャ良いわって。
曲の完成度がホンマにすごくて…これホンマに俺らが作ったんかな?ぐらいに(笑)。それぐらい良いものができたと思いますね。

Tanny:単純にメッチャ良いって思えますね。聴き応えもあるし。で、聴いてたら、色んな思い出の引き出しが開いてくるじゃないですか。やっぱりジーンと来るものはありますね。この曲のサビになった時は、この景色が見えてみたいな…そういう意味では色んな景色が見えるアルバムになったんやなって。

Makkin:大体クローゼットの中ちゃうん?(一同爆笑)

Tanny:いや、やっぱSUNEが入ってきて、最初の頃のこととか…。

U-tan:そうやな!そうやな!

Tanny:苦労も多かった分、気持ちの量も多いというか。

U-tan:やっぱKawajinが抜けて、アイツに自分が抜けてG4Nが勢いなくなってもうたなとか、自分が抜けたせいで迷惑かけたなとか、そういうのは絶対に思わせたらアカンと思ってて。アイツが観にきた時に「ムッチャカッコエエな、お前ら!」って言えるような…アイツはアイツで「じゃあ俺も仕事頑張らな」って思ってもらえるようなバンドにせなアカンっていう気持ちがすごいあった。そういう思いとかもあって泣けてきたんでしょうね、多分。


Q.初めての音源を出したときも感動したでしょうけど、それとはまた違った感動があるんですね。Makkinはどう?

Makkin:良いと思います!(一同爆笑)

Q.いや、それはその通りなんだけど…。苦労とかはなかったの?

Makkin:だから、僕の曲が…。

Tanny:苦労ちゃうやん!(一同爆笑)

Makkin:いや、あれはすごい屈辱的でもあったし。(一同爆笑)結果すごく良い曲になったのは素直に認められるんですけどね。

U-tan:SUNEが入ったことによって、今までよりみんなが柔軟になったっていうのはあるやろうな。今までやったら「これはこうやねん!」「ここはこうやないとアカンねん!」っていうのがあったんですけど、今回は誰かが「これはこっちのほうがええんちゃうん?」って言ったときに柔軟に考えれた。

Makkin:「そこは大事」って譲られへんところもあるけど、「何かもうちょいあるんちゃうか?」ってなった時に、みんなが柔軟に対応できたんやろうなぁ。

SUNE:僕にとってはホンマに1stフル・アルバムで。達成感はすごかったです。最初の頃とかは大分辛い時期も あったんで、そういう意味では感慨深いものがあるというか…ホンマによう叩いたなって自分自身を褒めてあげたいっていうか(笑)。
20曲…アルバムに入れたのは14曲ですけど、3日間で20曲録ったんですよ。それは今後の自信にもなるし…早くもう次が作りたいですね。


Q.創作意欲も沸いてきたわけですね。

U-tan:今回、20曲をちゃんと全部レコーディングしたんですよ。アルバムに入れへんかった曲も全然(アルバムに)入ってもおかしくない曲で。ただ曲の並びを見たときに、今回のアルバムには必要なかったっていう。その曲はまだ歌は入れてないんですよ。歌はその時に入れたいんで。とりあえずオケだけ録ってあって…まぁ使うかどうかは分からないですけど(笑)。でも、良い曲はあるんでそこにまた新曲作って早く出したいなって思ってますね。


Q.今回のツアーで中国(上海・北京)も組み込まれてますが、何故中国でやろうと思ったんですか?

U-tan:結構前から誘ってもらってて、タイミング的に丁度良かったんでツアーに組み込んだんです。中国は今回初めて行くんですけど、韓国は毎回行ってますね。


Q.韓国ってどうですか?

Tanny:うーーん。辛いですね。


Q.それは食べ物の話でしょ!(一同爆笑)

U-tan:初めて行った時は、ホンマに10年ぐらい前のインディーズ・シーン…俺らがキッズだった頃の日本のシーンみたいでしたね。色んなジャンルのバンドが同じクルーみたいな感じでみんなでやってて。
それが最近すごい急成長してる。日本ってやっぱり島国じゃないですか。日本の中でリリースして、日本の中をツアーしてっていうのが普通ですよね。中国とか韓国のバンドって、リリースしたらアジア圏をツアーで回ったりんですよ。それが普通の感覚らしくて、「日本のバンドも絶対やったほうがいい!」って言ってくれるヤツラがおって。それで今回も中国行ったり、9月には台湾行ったりするんですよ。


Q.勝手なイメージなんですけど、中国や韓国では日本人って嫌われてるんじゃないかなって思ってました。

U-tan:確かになくはないですよ。お婆ちゃんとかは日本人だって分かると、あんまりいい気はしないみたいで。ただ一緒にやってるクルーのヤツラは「そんなん関係ないやん!」って。音楽とかカルチャーで繋がれるんやったら、別にそれ以上のもんはいらんやんみたいな。そういう話して、酒飲んで、ウワーッてやってるんですけど。

Tanny:だからおるとこにはおるんやなっていう。
最初行った時は、「どんな国なんやろう?」っていう不安もあったし、音響の設備とか、人だとか、どんなんやろう?って思ってました。
いざ蓋を開けてみたら、おるとこにはおるなと。アホみたいなことやって、アホみたいに騒いで…僕らは日本の中ではその位置にいると思うんですけど、やっぱ韓国にもそうヤツラがいてて。やりたいことやりながら頑張ってるヤツラがおって。行ったらみんなで集まって飲みに行こう!ってなって、サムギョプサルと焼酎でベロベロになって(笑)。帰るときには「また来いよ!」って言ってくれて。


Q.今、日本人で「韓国嫌い」「中国嫌い」って言ってる人が多いし、中国や韓国の人たちも日本をすごく嫌ってたりするけど、こういうシーンから見たら馬鹿馬鹿しいことですね。

U-tan:ホントそうですよ。

Tanny:僕らの中にはそんな感情は一切ないですね。逆にそういう嫌いっていうのをネタにして笑ってるぐらいですよ。

U-tan:大阪って在日の人多いじゃないですか。韓国行ったら、大阪に住んでたっていう人がすごい多くて。街の雰囲気も大阪に似てるんですよ。オバチャンが紫色の髪の毛してたり(笑)。

Tanny:それ昨日テレビで東方神起も言うとったわ。「大阪は韓国に似てる」「オバチャンが似てる」って。まぁあの勢いのヴェーッいう感じが一緒なんですよ(笑)。

U-tan:全然違和感ないんですよ。

Tanny:焼肉屋とか行ったら大体あの手のオバチャン出てくるやん。パーマちょっと当てとって。

U-tan:で、ちょっと怒ってるんですよ。

Tanny:そうなんやって。ちょっと怒ってるんですよ(笑)。

U-tan:で、怒鳴った後に「ニコ」って笑うんですよ。(一同爆笑)


Q.イメージだけで好きとか嫌いとか言ってないで、ちゃんと交流したほうがいいですね。G4Nの中国ツアー観に行って、現地の人と交流するのも悪くないかもしれないし。

Tanny:そうですね。それもいいと思いますよ。

U-tan:で、海外って言葉通じへん分、全部音であったり、歌い方であったり、弾き方であったり、俺らのステージにあるグルーブで全部伝えなアカンわけじゃないですか。そこがすごい鍛えられるっていうのもありますね。
だから日本でライブする時に、たまにMCなしでやってみたりとか、曲順もその場で決めながらやってみたりとかしてるんです。
音楽の表現の仕方というか…この曲に対してこのMCをして、みんなの想像力を更に沸き立たせてっていう方法も良いことだとは思うんですけど、いざ自分たちのことを全然知らない人たちの前に立ったり、全く言葉が通じへん人たちの前に立ったときに、普段と同じだけのものを伝えられるかっていう時に、中国とか韓国に限らず海外でやるっていうのは色んな部分で成長できると思いますよ。


Q.そういう表現方法も今回のアルバムに出てるのかもしれないですね。

U-tan:あー、そうかもしれないです。いつもは英語をバーッとはめて「これがええねん」って固いまんま行くんですけど、今回は何人かに聴いてもらって、聞き取りにくいって言われたところは単語減らしたりとかして。より耳に入りやすいようにっていう風に考えましたね。


Q.ツアーに来てくれるお客さんにメッセージをお願いします!

Makkin:僕らライブがホンマに好きで。SUNEが入って初めてのロング・ツアーなんで、自分らにとっても勉強になるし、顔見せにも丁度ええし、新しいアルバム聴いてみんな来てねっていう感じですね。

U-tan:ライブって今日やった曲は明日はできへんし、明日やる曲は明後日はできへんし…っていう感じでよりリアルなライブをやりたいと思ってるんで、是非CD聴いてライブに遊びに来てほしいですね。

Tanny:何か今(海外)の話してて僕思ったんですけど、初めて来るお客さんでも初期衝動とか、来て良かったなぁって思えるようなライブをするっていうところに対しての努力は、僕らは今まで惜しまずやってきたんですよ。
それって海外行ったりとか、自分たちのことを知らない人たちの中に飛び込んでいくっていうところに如実に表れてて。だから、今までライブ行ったことないとか、もちろん僕らのこと知らんかったっていう人らも気軽に足運んでもらえると、そこには素敵な世界が待ってると思うんで。
もちろんそれが苦手やとか、しんどいって思う人も中にはおると思うけど、でも…それをも一生懸命掴もうとしてる…掴もうとしてるんやな僕らってって、さっきの海外の話し聞いてて思ったんですよ。とにかくちょっとでも引っかかってるんやったら、一回ライブに来て観てください。

SUNE:僕、まだ入って10ヶ月で。ここまで手探りの状態でやってきたんですけど、とりあえず今回のアルバムを皆さんに聴いていただいて、賛否両論いただけたらなと。ダメなところもどんどん言ってもらって…ホンマに聞きたいですね、実際どう思ってるんやろうって。今回のアルバムを聴いてくれた人がどんな反応を返してくれるのか見てみたいです。

Tanny:お前シメなのに自分のことかよ!俺!俺!か。(一同爆笑)

 

今回取材に使わせてもらったのはコチラ!
【Rehearsal Studio do-do】
〒591-8023 
大阪府堺市北区中百舌鳥町1-23-4
TEL:FAX 072-320-6674
mail@do-do.biz
HP:http://do-do.biz/index.html

【GOOD4NOTHING HPアドレス】
http://g4n.jp

 

GOOD4NOTHING
NEW ALBUM
BACK 4 GOOD
L.M.N.O.P. UPCH-1791

NOW ON SALE

2,500yen (tax in)


BACK 4 GOOD TOUR '10-'11

2010年
10/27(水)十三FANDANGO
10/29(金)名古屋APOLLO THEATER
10/31(日)新宿ACB HALL
11/03(水・祝)酒田MUSIC FACTORY
11/05(金)仙台CLUB JUNK BOX
11/06(土)秋田LIVE SPOT 2000
11/07(日)盛岡Change WAVE
11/09(火)八戸ROXX
11/11(木)釧路CLUB GREEN
11/13(土)旭川CASINO DRIVE
11/14(日)札幌BESSIE HALL
11/21(日)甲府KAZOO HALL
11/23(火・祝)横浜F.A.D
11/25(木)千葉LOOK
11/27(土)水戸LIGHT HOUSE
11/28(日)HEAVEN'S ROCK Kumagaya
12/04(土)金沢vanvan V4
12/05(日)富山Soul Power
12/11(土)滋賀U☆STONE
12/12(日)神戸KINGS CROSS
12/19(日)京都MUSE
12/25(土)MAO LIVE HOUSE上海
12/26(日)MAO LIVE HOUSE北京

2011年
1/08(土)福岡BEAT STATION
1/09(日)大分T.O.P.S Bitts HALL
1/10(月・祝)鹿児島SR HALL
1/12(水)長崎STUDIO DO!
1/14(金)周南LIVE rise
1/16(日)出雲APOLLO
1/21(金)横須賀かぼちゃ屋PUMPKIN
1/22(土)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya
1/23(日)高崎club FLEEZ
1/25(火)浜松MESCALIN DRIVE
1/26(水)松阪M'AXA
2/11(金・祝)岐阜BRAVO
2/12(土)長野CLUB JUNK BOX
2/13(日)福井CHOP
2/18(金)徳島club GRINDHOUSE
2/19(土)高松DIME
2/20(日)岡山CRAZYMAMA 2nd ROOM
3/04(金)高知X-pt.
3/05(土)松山SALON KITTY
3/06(日)広島Cave-Be
3/12(土)新潟CLUB JUNK BOX0
3/13(日)郡山CLUB #9
3/15(火)静岡Sunash
3/20(日)名古屋BOTTOM LINE
3/24(木)大阪BIG CAT
3/26(土)新木場STUDIO COAST

 



 

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